針ノ木岳 GWなのに山貸し切り!?

2024年04月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,527m
• 下り: 1,556m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:59

6:51 スタート地点
8:29 8:30 高巻き入口
10:53 11:33 針ノ木岳
12:23 12:35 針ノ木峠
12:54 12:54 高巻き入口
13:50 扇沢駅

天候

どんよりな曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢第二無料駐車場
夜中2時着時点で、第一駐車場は満車。
第二は10台程でしたが、7時前にはほぼ満車になりました。
有料駐車場は3割程の駐車でした。

コース状況／危険箇所等

登山口にGW中は指導センター開設しています。
登山道は、雪渓下部は大規模な雪崩と豪雨の影響で、雪渓は崩壊しています。
右岸へ渡る場所が分かり辛いです。

その他周辺情報

上原の湯　￥５００　
市営の温泉、源泉かけ流しで熱めです。

写真

4/27 6:45

登山口

4/27 6:45

GW恒例の指導センター開設中

4/27 6:47

すぐに雪が出て来ます

4/27 6:55

一旦車道へ

4/27 7:01

ここから沢沿いに

4/27 7:04

沢の水量が多いので、ここの橋から渡ります。

4/27 7:19

沢はデブリと瓦礫で埋もれてます。

4/27 7:27

大沢小屋

4/27 7:34

針ノ木雪渓は何度か来てますが、4月に沢がここまで荒れてるのは初めて見ました。

4/27 8:02

ここの沢から雪崩と豪雨での土砂崩れでしょうか。
雪渓がこれほど削られる規模だったようです。

4/27 8:04

凄まじい自然のパワーです。

4/27 8:09

ここからはいつもの針ノ木雪渓。
しかし誰も居ません・・

4/27 8:25

雪は既にグズグズ
5〜6月位な感じ。
季節が1か月ほど進んでる感じです。

4/27 8:38

暑いですが沢風が抜けて気持ち良い

4/27 9:02

ノドを過ぎてマヤクボ沢分岐

4/27 9:02

マヤクボ沢から行きます。
それにしても誰〜も居ません・・
ここはそんなに不人気だったのか？

4/27 9:11

ひたすら急登を登ります。
ここはまだアイゼンが良く効きます

4/27 9:35

ここはいつも割れてる

4/27 9:47

雪質はこんな具合

4/27 9:53

後続者も来る様子無し・・
今日の針ノ木岳は自分だけの貸し切りだー！（笑）

4/27 10:07

と、気付くとガスってきた

4/27 10:13

あと少しでコル
こりゃ眺望は期待できないなあ

4/27 10:28

コルに乗っ越す

4/27 10:28

おー！
辛うじて立山、剱が見えた！
ガンバって登って来たご褒美です！

4/27 10:28

立山

4/27 10:29

ドーンと剱

4/27 10:29

良いですね〜

4/27 10:32

山頂まではほぼ夏道

4/27 10:33

スバリ方面

4/27 10:37

見えてるうちに写真を撮りまくる

4/27 10:37

4/27 10:37

剱山頂は雪タップリ

4/27 10:37

4/27 10:37

立山もまだまだ雪山

4/27 10:37

4/27 10:38

雄山は登山者も見えます

4/27 10:38

雲が低くなってくる

4/27 10:39

4/27 10:46

さて山頂へ

4/27 11:05

ここの残雪がクラストしてて嫌らしい
アイゼン装着
この先の残雪は避けて、岩場を登りました。

4/27 11:16

登頂！

4/27 11:18

自撮り

4/27 11:20

エメラルドグリーンの黒部湖

4/27 11:22

マヤクボのコルと登って来た登山道

4/27 11:29

山頂からようやく、本日の第一山人発見！
ボーダーのお2人。
このあと針ノ木小屋の所でお話ししました。

4/27 11:29

雪渓を上から
ここから見ると雪渓下部の荒れ具合が良く分かります

4/27 11:32

さて下山。
小腹が空いたので今日は紅白すあま

4/27 11:36

すると目の前に雷鳥！
どうやらツガイのようです！

4/27 11:36

まだ真っ白なメス

4/27 11:36

オスは夏毛に変わり始め

4/27 11:36

こんちわ！

4/27 11:38

4/27 11:39

山頂直下の雪がかなり危ない！

4/27 11:42

ここはバックステップで降りた

4/27 11:54

赤沢、鳴沢、岩小屋沢〜爺ヶ岳

4/27 11:56

蓮華のガスが抜けて、山頂が見えて来る

4/27 12:06

この斜面は雪がヤバかった
雪がずれ落ちてアイゼンも効かない
ずっとバックステップで降りてきた

4/27 12:10

山頂下の斜面はかなり雪が緩んでて、下山時は要注意です！

4/27 12:10

だんだん雲が上がって来て、白馬方面も見えて来る

4/27 12:11

高瀬ダムも見えて来た
奥には槍ヶ岳と大天井も

4/27 12:12

水晶も見えた

4/27 12:12

燕岳から大天井

4/27 12:12

大天井

4/27 12:18

真下に針ノ木小屋

4/27 12:21

槍ヶ岳も見えて来る

4/27 12:21

槍ヶ岳

4/27 12:22

穂高までは見えない

4/27 12:25

針ノ木小屋到着
ここでようやく「人」に出合いました（笑）
山頂から見えたボーダーさん達
今日はここからエントリーするようです

4/27 12:26

さて、景色を見納めて雪渓を下ります

4/27 12:36

さあここからは一気に行きますよー！

4/27 12:40

走ります（笑）

4/27 12:45

マヤクボ沢

4/27 12:47

爺ヶ岳もガスが抜けました

4/27 12:55

怒涛の雪渓下り
ここでテン泊の方2名と行き合う
今日は結局4名と行き合っただけでした

4/27 12:57

あっと言う間にここまで降りました

4/27 12:58

この先はデブリーランド

4/27 13:01

相当な大雨だったのでしょうか・・

4/27 13:03

4/27 13:08

ここの雪渓もいつ抜けてもおかしくないですね

4/27 13:20

あっと言う間に雪渓終了

4/27 13:50

扇沢駅到着

4/27 13:51

いや〜、今日は不人気の針ノ木岳でした〜

撮影機器：

FinePix S1 富士フイルム

感想

yu-ban

2年振りの針ノ木雪渓。
GWスタートで、駐車場の混雑考えて2時に扇沢到着。
無料駐車場は、第二がまだゆとりがあって無事に駐車。
スタートはのんびり7時目安でしたが、やはり周りの音で目が覚めて6時半に出発。
出発時には第二駐車場もほぼ満車になってました。
登山口には恒例の指導センター設置されていて、ここで計画書記入。
登山道は入って残雪が豊富な時は、直ぐに右岸へ渡れるのですが、今年は既に沢が流れてるので、少しだけ夏道歩いて途中の橋から右岸へ渡りました。
雪渓下部は、大規模な雪崩と豪雨などの影響で、今まで見た事も無い程の荒れよう。
大沢小屋から更に先まで雪渓はそっくり削られてしまってました。
夏場通常の雪渓取り付き地点から先はいつもの針ノ木雪渓の姿。
雪はかなり緩めですがマヤクボ沢分岐くらいまではツボ足でも行けました。
と、ここまで来たものの、そう言えば人っ子一人居ない・・
上にも下にも、誰〜も居る様子が有りません。
毎年GW辺りは、バックカントリー、登山者で賑わうのですが、今年はどうしたものか・・
恐らくバックカントリーの方達は、ヤマレコ、ヤマップで下調べして、あのデブリを見て来るのを止めたのかな〜と。
余りの静けさに調子狂いますが、気を取り直して急登なマヤクボ沢を登ります。
相変わらず急な斜面、登っていると途中からガスって来て山頂は見えなくなりました。
今日はこれは眺望無しで終わりかな〜と思いながらコルに出ると、ここでご褒美！
目の前の立山、剱は綺麗に見えてました！
しかしこっちもだんだんガスも入って来てるので、今のうちに写真撮りまくり！
山頂手前はほぼ夏道ですが、一部危険な残雪ヶ所があり、アイゼン着けないと危ないです。
山頂は、雪が針ノ木小屋側に向かってまだまだ残ってます。
眺望がガスってて余りないので、小腹を満たしてぐるっと一回り景色眺めて下山します。
下山は針ノ木峠から降りますが、山頂直下の斜面をトラバースするのに雪が緩み過ぎててアイゼンも効かず、ずっとバックステップで降りましたが、ここはちょっとシビレましたね。
小屋まで降りると、ここでようやく今日の第一山人さんに出会いました（笑）
2人のボーダーさんでしたが、アイゼンが無いとの事だったので、山頂まではアイゼンないと無理と伝えると、ここからドロップするとの事でした。
下山は一気に、雪渓をほぼ走って下りました。
結局今日は、下山時に4人に行き合っただけで、何とも寂しい針ノ木岳でした。
雪渓も下部があの状況なので、早いうちから夏道になりそうですね。