記録ID: 6712479
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ハイキング
大峰山脈
弥山〜八経ヶ岳 弥山川双門の滝
2024年04月28日(日) [日帰り]
niko-
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:56
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,312m
- 下り
- 2,311m
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日帰り
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:57
15:47
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・道標以外は、寧ろよく整備されている印象（裏を返せば、整備されてないところを強引に進むと危険とも言える） ・全般に、河原からトレイルへの入口を探すのが難しく感じた。特にザンギ平を降りきった後から狼平までは、一部にコース自体が曖昧な事もあるかもしれない。只、それもこのコースのひとつの魅力なんだと思う。 |
| その他周辺情報 | 下山後に洞川温泉へ。ビジターセンターの駐車場を起点に温泉郷を散策した。名物の柿の葉寿司が美味也 |
写真
九州から700km運転して前日夕方に駐車スペースに到着。詰めれば7台位のスペースあり。到着時は登山中の車1台のみだったが、翌朝5時前には全て埋まった
1
4/28 4:49
九州から700km運転して前日夕方に駐車スペースに到着。詰めれば7台位のスペースあり。到着時は登山中の車1台のみだったが、翌朝5時前には全て埋まった
橋を過ぎて程なく、双門コースの案内板と入山届のポスト。届けは前日のうちに提出しておいた
釜滝。割と自由に歩けるのはここまで。この先は水流や岩崖が至る所で行く手を阻む。この弥山川コースは登攀装備が不要な一般登山道だ。しかし、整備されたルートを見出せなければ、苦労と危険が伴うことになる
1
4/28 5:40
釜滝。割と自由に歩けるのはここまで。この先は水流や岩崖が至る所で行く手を阻む。
この弥山川コースは登攀装備が不要な一般登山道だ。しかし、整備されたルートを見出せなければ、苦労と危険が伴うことになる
この弥山川コースは登攀装備が不要な一般登山道だ。しかし、整備されたルートを見出せなければ、苦労と危険が伴うことになる
釜滝を眼前にして広い河原が行き詰まったところで、左の斜面を見上げると鉄の橋が見えた。斜面を上がって初の橋渡り
見上げると、対岸のずっと上の方に朝日が当たり始めた。好天だが、じきに雲が湧く予報だ。青空が見えているうちに八経ヶ岳を登頂したくて、急ぎ足になってしまう
1
4/28 5:48
見上げると、対岸のずっと上の方に朝日が当たり始めた。
好天だが、じきに雲が湧く予報だ。青空が見えているうちに八経ヶ岳を登頂したくて、急ぎ足になってしまう
好天だが、じきに雲が湧く予報だ。青空が見えているうちに八経ヶ岳を登頂したくて、急ぎ足になってしまう
朽ちて緑にのまれゆく橋も。通行NGの橋には、ちゃんと迂回路もできている
右岸に道あり。これくらい大きな標識があると分かりやすいが。。。ここ以外、河原からトレイルへの入りは、大概分かりにくくて何度も迷った
1
4/28 6:14
右岸に道あり。これくらい大きな標識があると分かりやすいが。。。ここ以外、河原からトレイルへの入りは、大概分かりにくくて何度も迷った
他の方のレポートでも指摘されている要注意ポイント。画面左側から岩に進入して、岩の手間で右折して梯子を下るのが良い。（ちなみに、写真は岩の手前で右折した後に撮っている）
岩を巻いて左（写真奥）に進むと、写真手前の崖をトラバースしてUターンすることになる。岩慣れしている人でなければ危険を伴う
1
4/28 6:36
他の方のレポートでも指摘されている要注意ポイント。画面左側から岩に進入して、岩の手間で右折して梯子を下るのが良い。
（ちなみに、写真は岩の手前で右折した後に撮っている）
岩を巻いて左（写真奥）に進むと、写真手前の崖をトラバースしてUターンすることになる。岩慣れしている人でなければ危険を伴う
（ちなみに、写真は岩の手前で右折した後に撮っている）
岩を巻いて左（写真奥）に進むと、写真手前の崖をトラバースしてUターンすることになる。岩慣れしている人でなければ危険を伴う
長い長い梯子。元気な方が快調に追い抜いていった。この辺りはずっと梯子の連続だ
鎖場もあり。
撮り方がちょっと大袈裟だね😅画面を45度左回転して見ていただきたい。垂直の崖に見えるが、実際はそれほどでもない
撮り方がちょっと大袈裟だね😅画面を45度左回転して見ていただきたい。垂直の崖に見えるが、実際はそれほどでもない
テラスから双門滝を眺める。大きな落差だ。自分自身、ここまでのぼって来たのだ。。。と、感慨もひとしお
テラスの崖っぷちには薄黄色のシャクナゲ。キバナシャクナゲ？小ぶりの花が清楚な感じ
テラスは思ってたより広い。朝日を浴びて新芽が輝いていたのが印象的
この辺りで弥山川コースから外れて巌双門へ向かうのだが、それらしい分岐を見つけられなかった。もっと奥なのかな？
ひとまず、GPSと方位を確認しつつ進むと、踏み跡とテープを発見。あとは踏み跡に沿っていく
ザンギ平にて。見晴らしを得るため、上の方まで登ってみた。右の方は稲村ヶ岳か
青い水面がプリズムのように働いて、底の石が虹色に瞬くのには感動した。晴れていて良かった〜
リボンが見えるが、ここが最適解の道かどうか？良くわからない。まあ、先に進めればいいか
川の奥に見える山は？いずれにしても、まだまだ登らなければならない
左岸から降りてきた。この先、進路が判然としない。上流に向かって歩けるところを臨機に進んだ
テープもあるが100%信じることはできない。GPSも大まかな指針にはなるが、細かいルートチョイスは現場の状況で判断する必要があった
1
4/28 9:37
テープもあるが100%信じることはできない。GPSも大まかな指針にはなるが、細かいルートチョイスは現場の状況で判断する必要があった
流れが深く河原を進めなくなって、右岸に見つけた踏み跡を暫く進んでみたが。。。この先で岩崖に行き当たって危険と判断。引き返した
2
4/28 9:46
流れが深く河原を進めなくなって、右岸に見つけた踏み跡を暫く進んでみたが。。。この先で岩崖に行き当たって危険と判断。引き返した
引き返したところから反対の左岸に道を発見。やはり、危険なところは深入りしないのが鉄則だろう
渡渉を繰り返しつつ上流へ。乾いた岩は基本的にグリップ良好。茶色く濡れた岩は油を塗ったように滑りやすいから要注意だ
ルートが間違ってないか疑心暗鬼になっていたところで、鉄筋の足場を発見。人工物を見ると安堵する😚
左岸の斜面を登ってみたが。。。違う。結局ここは沢をそのまま上がれば良かった
やはり道が判然としない。右岸の斜面はどうにでも歩ける感じだったので斜面を適当に進んだが。。。河原を歩く方が良かったのかも
ここから先は普通の登山路だ。疲れた体には嬉しい反面、ちょっと退屈にも思う
いつか歩いてみたい大峯奥駈道を通って、最高峰の八経ヶ岳へ向かう
カナビキ尾根分岐。この鞍部で右折。はじめ道が分かりにくいが、右折した先の方に見えるテープを目印にすれば良い
この辺りは踏み跡が薄い。地形もはっきりしないから、暗くなると道が分かりづらいと思う
木の根っこにたくさんのテープ。ここから左折して尾根筋を離れる
撮影機器：
感想
近畿最高峰の八経ヶ岳。どうせ登るなら、荒々しくも美しい自然を堪能できる双門コースだと決めたのは三年前。
その直後から、コロナの流行や林道の工事、膝の故障、はたまた行こうとする時に限って天気が悪かったりで。。。なかなか決行に至らず。
2024年に入って、あらためて本気のトレーニングを再開。やっと念願の双門コースに挑む日を迎えることができた。
☆
川筋に沿って進むコースは、急峻な岩崖や深い流れが点在している。基本的にはよく整備されているが、先人たちのレポの通り所々でルートロスしやすい。
特に実感としては一旦河原に出るポイント（複数回あり）。踏み跡が消滅するから、その先どこを歩くか？河原？岸辺？それとも斜面を上がるか？渡渉は？？？
でも、そうやって一つ一つ謎解きをしながら前進するのが楽しくて、このコースの大きな魅力なんだと思った。
☆
景色はそりゃもう最高だった。広い河原に始まり、険しい岩崖迫る急流。朽ちた橋が緑にのまれていく情景、巨大な岩崖を流れ落ちる双門滝、紀伊山地の山々を従える八経ヶ岳の幾何学的な姿。。。挙げればキリがない。
そして何より、青く澄んだ弥山川の流れ。波立つ水面がプリズムになって、川底の小石が虹色に瞬いていた。緊張感の中で見たあの煌めきを忘れることはないだろう。
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