乗鞍岳「乗鞍縦走2日目」
- GPS
- 12:25
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 927m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 12:26
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
4/28(快晴)
明るく成る頃、自然の目覚めで起きる。今日は快晴だ。食事をして、早々スタート。御嶽が、平原から一際綺麗に聳えている。ダイヤモンド乗鞍を楽しみながら、千町ヶ原の平原を登って行く。雪が硬いのでアイゼンを着装した。相変わらず縞模様残雪が芸術的で美しい。樹林限界を超え、太陽の光線を反射す雪面は、高山の気分を味わえる。左から岩井谷の源頭部が迫ると中洞権現へと出て、暫くで千町尾根が消滅する。屏風岳、大日岳の山体を巻くよう進み、剣ヶ峰と大日岳のコルへと向かう。此処で初めて単独登山者と擦れ違う。中洞権現から下山らしい。剣ヶ峰の社には、大勢の登山者が居る。約二週間振りの剣ヶ峰だ。雪が結構減ったのが分かる。権現池は、ドラゴンアイが出来始めて居た。今日はスキーヤーより登山者が多いようだ。肩の小屋から位ヶ原まで、蟻のように登山者が歩いて居る。先ずは肩の小屋まで下り、作戦会議だ。計画時には、全てのピークを踏む予定であったが、次回の楽しみに残す事とした。車道を歩き、県境広場に出る。鶴ヶ池が溶けだし微妙なコバルトブルーを呈していた。畳平は除雪されている。数台の除雪車(ブルドーザー)が置かれている。畳平後ろに聳える魔王岳が迫力ある。此れより乗鞍スカイラインを歩き桔梗ヶ原へ入る。烏帽子岳がアルペン的で迫力ある。スカイライン平湯十石山登山道から再び山道に入る。柔らかい泥状の土が続く。平湯大滝から続く大滝川源頭を左に見ながら歩く。岳樺と這松の鬩ぎ合いがハッキリとして、見事に続く。四ッ岳下部には、兜のような岩ピークが有り目を引く。硫黄岳を巻き乗鞍権現社に到着する。此処は絶好の乗鞍展望場となって居た。社後ろには、特徴的な岩峰が有る。此処から十石山に向かうが、一般道ではないらしい。でも道標看板はあった。岩峰を左から巻き上がり尾根へと出る。複雑な地形だ。でも迷路を探し出す楽しみもある。急な尾根を登り切ると金山岩だ。瓦礫が積み重なったような頂上で展望は良い。頂上から十石山までの高低差は無いが、最初は少し厄介な藪漕ぎの這松帯だ。その後は崩壊進む這松と岩場帯となる。注意は必要だ。疲れた体なので、慎重に進んだ。右手が開けると十石山を踏んで、十石峠小屋へと出た。此方も手入れの行き届いた立派な小屋だった。有志で築いた小屋らしく、頭が下がる。今日も軽くお酒を窘め、夕食を食べて寝た。
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