高原温泉→緑岳→小泉岳→白雲岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,154m
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
日曜日は2週間ぶりの大雪山へ行ってきた。
前回はお花の少なさに閉口したが、少しは増えているかな?と期待した。
層雲峡から登山バスにのって赤岳から黒岳へプチ縦走しようと考えていたので、早朝札幌を出発して層雲峡へ向かったが、6:00発のバスを6:30分と勘違いして間に合わなかった・・・。
そんなことで、日帰りで登れるとことなると、下山後の温泉が楽しみなので高原温泉から緑岳へ登り小泉岳経由で白雲岳へ行くことにした。
お花、目当てだから曇予報でもいいかなと思っていたら、雲ひとつ無い快晴だった。
高原温泉に到着すると、またまたyahさんとしずさんにお会いした。
yahさんとは今年、3度目とよくお会いするので、そういうシーズンなんですね(笑)
お二人は三笠新道のほうへ出発していきました。
我々は、緑岳へ向かうことにしてスタート。
最初の急登を頑張って、見晴台で一息つく。
登る途中にエゾイソツツジが木漏れ日を浴びて輝いていた。
見晴台からはきれいな青空と、まだ雪が残る高根ヶ原直下の斜面が綺麗に見えていた。
第一花畑までの登山道はすでに雪が解けていて、歩きやすかった。
花畑が近づくと、先行の団体さんの歓声が近くなってきた。
いままでの、大雪山お花見登山シーズンはここの第一、第二花畑ともほとんど雪に覆われていることが多いが、今年はずいぶん雪がすくなく、チングルマ、アオノツガザクラ、エゾノツガザクラ、エゾコザクラなどが見事な群生を作っていた。
第二花畑へ進むと、こちらはまだ花は咲いていないが木道周辺は雪が溶けているので、一気に開花するのではないだろうか?
第二花畑途中からエイコノ沢までは、いつものように雪渓歩きが続いた。
ハイマツのトンネルを抜けて緑岳のガレ場の急登を登り、しばらくするとトムラウシ山の特徴的なピークが見え始めた。
2週間前に歩いた、三笠新道と高根ヶ原を眺めながら高度を上げた。
途中、高原温泉で会ったyahさんとしずさんが三笠新道を登るのが見えるんじゃないかと目を凝らしたが、その姿を捉えることは出来なかった。
風が強くて冷たいなか、ガレ場を登ると、極稀にナキウサギの声が聞こえるが姿は見えなかった。
先行のグループを追い抜きながら、2時間ちょっとで緑岳に到着。
天気はいいが、風が強いのでジャケットを一枚重ね着した。
緑岳からは反時計回りで小泉岳→白雲岳→白雲岳避難小屋→緑岳の順に進む。
緑岳から進むと、例年であればホソバウルップソウ、コマクサなどが見えるが、ミヤマキンバイがちらほらという程度だ。
板垣新道分岐から先にあるホソバイワベンケイも小さかった。
数株見つけたタカネオミナエシもまだ蕾、チョウノスケソウの花はほんの数輪、キバナシオガマも花を開いているものはなかった。
イワウメの花は小さく群生はあまり見られない、エゾオヤマノエンドウは花が傷んでるものが多いような気がする。
例年であれば、写真撮影の屈伸運動で立ちくらみがするようになって、嬉しい悲鳴なのだが今年は殆ど立ち止まらず進むほど花が少ない。
これは、もうしばらくしたら咲くという感じでなく、今年はもう咲かないと言ったほうが良いのではないだろうか?
そんなことを考えながら、小泉岳を通過して白雲岳へ向かった。
花は少ないけど、景色は素晴らしい。
少し雲が出てきたけど、久々の表大雪の景色を堪能しながら進む。
白雲岳の登りでは一面のイワウメの群生があるはずだが、こちらも不発だった・・・。
頂上直下に残る雪渓を登りきり、満員の白雲岳頂上に立った。
毎年恒例のゼブラ模様が美しい。
白雲岳で食事休憩していると、知り合いが登ってきた、黒岳経由できたハルコさん達だった。
軽く挨拶をして、先に下山を開始した。
白雲岳避難小屋へ向かう途中、再びyahさん達にあって、少し話をして別れた。
避難小屋の周辺は雪が溶けて、テントが張られていた。
小屋で高根ヶ原を眺めながらコーヒーを飲んで休憩して、緑岳へ向けて板垣新道を進んだ。
下山途中は、撮り残した花の写真を撮影ししながら下山した。
下山後は高原温泉で汗を流して、札幌に帰ったのでした。
7月の道内の山はしばらくお休みして、今週末からイタリアへ行ってハイキングを楽しんでくる予定です。
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