越百山〜空木岳日帰り周回~帰りの林道はご縁あって~

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 10:38
• 距離: 27.6km
• 登り: 2,807m
• 下り: 2,791m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:37
• 休憩: 1:57
• 合計: 10:34

4:48 伊奈川ダム上駐車場
5:15 5:15 福栃平(南駒-越百分岐)
5:42 5:45 下のコル(四合目)
5:54 5:54 上のコル
7:07 7:24 越百小屋
7:56 8:09 越百山
9:00 9:11 仙涯嶺
10:04 10:30 南駒ヶ岳
10:50 10:52 赤梛岳
11:36 11:43 空木岳
12:24 12:31 木曽殿山荘
12:38 12:40 木曽義仲の力水
13:04 13:04 見晴台
13:09 13:09 空木岳 八合目
13:45 13:46 仙人の泉
14:02 14:05 北沢 吊り橋
14:34 14:57 うさぎ平
15:02 15:02 金沢土場
15:20 15:22 伊奈川ダム上駐車場
15:22 ゴール地点

※うさぎ平から駐車場までは、登山道の笹を刈ってくれてたおじさんの車にのせていただいたので1時間半くらい時間短縮出来てしまった。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊那川ダム上の駐車場を利用
登山ポストは駐車場の入口にありました。トイレは見当たらず。
国道19号線から駐車場まで舗装された道が続く、渓谷沿いの道は車1台分の幅しかないのでカーブでの対向車に注意が必要。
前日の夜に国道19号沿いの道の駅大桑に入り車中泊、夜中の3時半に起きて身支度を整えて登山口の駐車場に向かう。約2，30分ほど

コース状況／危険箇所等

コース上に残雪は無し。
クサリ場箇所
・仙涯嶺直下（南駒ヶ岳方向）
・空木岳から木曽殿山荘への下り始め
その他危険箇所なし。
木曽殿山荘から北沢の吊り橋までの間のルート上に倒木多数。
登山道を完全に塞いでいるものも数本あり通行が困難。
※登山道の笹刈りをされていたおじさんの情報では、後日撤去予定とのこと。

その他周辺情報

国道19号線沿いの日帰り温泉施設
・フォレスパ木曽あてら荘
・駒の湯

写真

7/11 4:47

出発予定の4時半を20分オーバーで出発。
駐車場入口にある登山届のポスト

7/11 4:47

出発時の駐車場の様子。
朝5前の時点でほぼ満車です。

7/11 4:48

駐車場からすぐ上のゲート
登山者は、右側のガードレールとのすきまから抜けられる。

7/11 4:49

ゲートの先の橋を渡って突き当りで最初の分岐
右側が越百山、南駒ケ岳方向、左側が空木岳方向

7/11 4:57

次の分岐まで林道歩き
早歩きぎみで時間稼ぎ

7/11 5:16

越百山方向と南駒ケ岳方向の分岐点
地図上のコースタイムは80分ですが30分ほどで到着

7/11 5:16

写真中央から越百山の登山道が始まる
最初から急な登りの始まり

7/11 5:35

下のコルの手前にある最初の水場
ペットボトルを満たすのに十分な水量

7/11 5:41

登山道から見える右手の山の山頂部に日が射し始める

7/11 5:43

下のコル

7/11 6:08

木々の間から太陽も顔を出し始める
予報どうりサイコーのお天気になりそう

7/11 6:21

展望台、いうほど展望もなく
引き続きつづら折りの登りが続く

7/11 6:35

展望台の先にある水場、登山道から少し下ったところ

7/11 6:53

御嶽山に乗鞍岳がよく見えます。

7/11 7:08

越百小屋に到着
越百山のバッジ（\300）をゲットしてトイレを借りる
トイレの使用料は無料でした。

7/11 7:23

目指す越百山

7/11 7:51

越百山山頂直下、森林限界になってきて一気に展望も開ける。

7/11 7:52

御嶽山からは少し噴煙が見えるくらい

7/11 8:03

越百山到着

7/11 8:06

南越百山をバックに記念撮影

7/11 8:08

伊那谷側、南アルプスの山並みの向こうに富士山の先っちょも見えます。

7/11 8:08

中央アルプスの南側、南越百山〜安平路山方向
藪こぎ祭りがなければ歩いてみたいルートなんだけど・・

7/11 8:08

登ってきた山を見下ろす、越百小屋の赤が映えます。

7/11 8:08

これから向かう方向

7/11 8:15

仙涯嶺に南駒ケ岳の縦走ルート
けっこう登りごたえありそう

7/11 8:58

登山道のあちこちで花が咲き誇ってました。

7/11 9:06

仙涯嶺の標識のある広場を見下ろす岩場にて、南駒ケ岳を眺める

7/11 9:16

仙涯嶺直下の岩下りのクサリ場、とりあえずここの1カ所のみ

7/11 9:18

クサリ場下りてすぐに岩場のトラバース道、一部崩落カ所があるものの土嚢で補強してくれているので慎重に行けば問題なし。

7/11 9:18

それにしてもすごい岩塊

7/11 9:20

ハクサンイチゲ

7/11 9:20

仙涯嶺〜南駒ケ岳までいったん急降下します。

7/11 9:25

これがミネウスユキソウかな？

7/11 9:40

伊那谷の街を見下ろしながら縦走

7/11 9:42

バターカップかな

7/11 9:43

ツガザクラ

7/11 9:44

南駒ケ岳への登りから仙涯嶺方向

7/11 9:52

南アルプスをバックにチングルマ

7/11 9:58

ここまで歩いてきた縦走ルート

7/11 9:58

南駒ケ岳山頂までもう少し

7/11 10:17

南駒ケ岳山頂から空木岳の眺め
中央に木曽殿山荘も見える。

7/11 10:17

南駒ケ岳山頂から御嶽、乗鞍方向の眺め
風向きが変わったのか御嶽の噴煙が見えやすくなる

7/11 10:18

記念写真を山頂にいたお兄さんに撮ってもらう
他の登山者の方も含めて、ここから北沢尾根で下って行かれた。

7/11 10:30

この時10時半、この時間なら空木まわりでも夕方には駐車場に戻れると判断して先に進む事に決定。

7/11 10:40

縦走路から摺鉢窪避難小屋を見下ろす。
名前のとおり摺鉢の底に小屋がある感じ。

7/11 10:50

赤なぎ岳の山頂
他の山頂見たく山頂の標識は見当たらず。

7/11 10:50

いよいよ最後のピーク空木岳へ

7/11 10:50

南駒ケ岳を振り返る

7/11 11:08

素晴らしい縦走路

7/11 11:38

さすが百名山、山頂は賑やか

7/11 11:38

池山尾根の方から登ってくる方がちらほらと

7/11 11:39

こうみるとけっこうな距離歩いてきたようにみえる

7/11 11:51

今度はこっちも縦走してみたいなとおもいつつ

7/11 11:53

下り始め最初の奇岩、岩のアーチ

7/11 11:57

急峻な岩場の下り、緊張感を持って下ります。

7/11 12:04

岩場を抜けて一安心ですが油断せず、小屋はまだまだ下

7/11 12:13

下ってきた道、空が青いとすべてが映える

7/11 12:13

帰り道の樹林帯と林道の長さに不安をおぼえつつ

7/11 12:24

まずは小屋を

7/11 12:27

ヘリポート脇のベンチはペンキ塗りたてでした。

7/11 12:27

名前のとうりなんか歴史のあるノッコシのよう

7/11 12:27

すべてがペンキ塗りたてのように見えて近づけなかった。
とりあえず南駒と空木のバッジを2こゲット。

7/11 12:27

次回は東川岳方向からどういうルートでまわるか思案のしどころ。

7/11 12:39

小屋下山を始めて数分で義仲の力水に到着。
顔や腕を洗って体を少し冷やす。

7/11 13:02

若干木の先っぽが邪魔だけど見晴台

7/11 13:09

事前情報どうり倒木が登山道を塞いでる。

7/11 13:17

八合目、この先も倒木で登山道が塞がれてて不明瞭に

7/11 13:24

北沢のつり橋に向けて樹林帯を下る下る

7/11 13:35

仙人の泉

7/11 13:35

倒木で水が出てるとこに近づけず

7/11 13:41

その先の登山道も倒木で完全に塞がれてるし倒れた木の枝と枝の間をかき分けてなんとか脱出

7/11 14:00

やっとこさつり橋まで到着

7/11 14:01

落っこちないように慎重に

7/11 14:05

吊り橋渡ったら心が折れる登り

7/11 14:11

笹が登山道を覆いぎみな道が続き初めてテンションが下がり始めたところ

7/11 14:28

ウサギ平までの最後の下りが始まったくらいでちょうど今日笹を刈ってくれてるようで道が明瞭に

7/11 14:34

ウサギ平まで一気にかけ下りたら、笹刈りをしてくれたおじさんもちょうど今日の作業を終えたタイミングで駐車場まで乗せていただける事に

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

ザック20ℓ トレランシューズ レインウェア（上下） 飲料水1.5l 行動食 帽子 手袋 スマホ（GPS) エイドキット 地図 熊鈴

感想

idetti

次に日帰りでぜひ行ってみたいと狙ってた中央アルプス南部の周回ルート、前回の南アルプスから2週間でそのタイミングがやってきた。1週間前の天気は、土日とも雨だったのでまたまた大ハズレ。でもこれはこれで大歓迎な大ハズレ。結局土曜の天気は、快晴に。登山口の駐車場にはトイレがないという情報から寝床は最寄りの道の駅大桑で睡眠をとり夜明け前に身支度を済ませて、登山口の駐車場に移動。
朝の4時半にもかかわらず20台ほどの駐車場はほぼ満車状態、これには少し一安心、あまりにも人がいないのもさびしすぎるから。
ただし、ここの駐車場からは、3つのルートを選択できるから登りはじめればほとんど人と出くわす事もなく静かな山登りを楽しむ事が出来た。
空木岳までであった人は4人ほど、天気はサイコーで縦走ルートを独り占め状態で満喫する事が出来た。残雪期だと危険そうな仙涯嶺から南駒ケ岳のルートも明瞭でそれほど危険度は高くなかった。
木曽殿小屋からの下山ルートには倒木が多く、登山道を塞いでいてルートが不明瞭になっている部分が数カ所あった。
ウサギ平でちょうどお会いしたおじさん、登山道の笹刈りを木曽殿山荘のご主人から依頼されて毎年行ってくれているそうで倒木の件も話を聞いているようで規模によっては営林署に依頼をして対応する事になるだろうとおっしゃていた。
ウサギ平から先は、結局おじさんのご厚意に甘えさせていただき車で駐車場まで送っていただいた。いろいろとこの山域の裏話を聞かせていただいて別の意味で良い時間を過ごす事が出来た。
登山道を管理してくれている方がいるからこそ自分たちは安全に登山を楽しめている事をこの登山で改めて実感し感謝しなければと思った。