阿弥陀岳南稜〜赤岳〜阿弥陀岳中央稜「ガイドツアー参加」
silver-wolf
その他5人 
体力度について
- GPS
- 18:52
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,260m
- 下り
- 2,249m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:26
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:19
| 天候 | 2日間とも快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
189号を八ヶ岳美術館方面に進み、別荘地を暫く進むと舟山十字路に行き着く。 11日の0時頃駐車場に着いた時は駐車1台のみ。12日4時30分頃は10台程になった。 12日下山14時頃は9台の駐車だった。いずれも、まだ駐車可能な状況。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
舟山十字路〜阿弥陀岳南稜線 バリエーションルートなので事前の調査が必須。踏み後があり、道迷いが少なそうだが、知っ ているのと知らないのでは対応方法が違う。 阿弥陀岳〜赤岳（往復） とても鮮明なルート。阿弥陀の下山を注意すれば問題なし。 阿弥陀岳中央稜 バリエーションルートなので。南稜線と同じ。ある程度の下調べが必要。急勾配の降りもあるので滑落は注意。 ※途中でログが南の方に飛んでます。 |
| その他周辺情報 | 近くの「もみの湯｣にて汗を流す。大人500円。 http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=3807 |
写真
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お互い動かず、暫く見つめ合う。
装備
| 個人装備 |
ハーネス
カラビナ×2
環付カラビナ×2
スリング１２０mm×２
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
ヘッドランプ
GPS
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ヘルメット
|
|---|
感想
槍ヶ岳、北鎌尾根の練習登山として阿弥陀岳南稜に行きました。
ガイドさん含め6人の小パーティ。北鎌は8月初旬に挑戦する予定。
事前に阿弥陀岳南稜、中央稜のレコを調べ、地図ロイドにルート保存。ただガイドツアーだったので、単独登山の時より安易に考えていた。
ガイドさん先導で舟山十字路を南稜に向け進む。暫くすると分岐が現れるので、右側に進む。30分間隔で休憩をはさみながら進んでいたので疲労は全くない。バリエーションルートだが登山者が多く、何人も出会った。赤リボン、四区、穴山の印を確認しながら立場山、青ナギと進む。
青ナギはレコで良く見ていたが、実際に見ると開放感が素晴らしく、30分以上休憩し景色を眺めていた。今から越えるP1〜P4、阿弥陀岳が良く見える。権現岳、編笠山、北アルプス、槍ヶ岳など遥か遠くまで見通せた。
青ナギからは北鎌の練習として、ハーネス、ヘルメットを装備し、カラビナ、スリングを準備した。
P1、P2と越し。P3。
何度も言うが北鎌の練習なので、ガイドさんが先行しザイルを垂らす。ザイルがなくてもクリア出来るが、ザイル、スリングなど使用しP3ガリーを攻める。P3からの眺めは最高。高度感もあり、途中で何回も振り返って景色を眺めた。スリングの使い方、ザイルの繋ぎ方、色々とレクチャーしてもらった。
P3クリア後、下から単独でP3を登ってくる人がいた。今日の南稜は登山者多い。
P4を直登したい気分になるが、左から巻いて阿弥陀岳山頂を目指す。山頂まではショートロープで繋がれ、北鎌アタックの練習登山になった。
そして、阿弥陀岳南稜制覇ヽ(´▽｀)/
梅雨の晴れ間で、今日の山行きは最高。阿弥陀岳の違う一面が見れた！！
阿弥陀岳登頂後は赤岳頂上山荘を目指し進む。ここから先は登山者も多く、一般ルートなので軽快に進みつつ、景色を堪能した。
ビールとつまみを持参したが、予想以上の天候に恵まれ、ビールが生暖かい(>_<)。山荘に着いて飲もうと思っていたが夕食後にした。とは言ってもビールが欲しいので、山荘で購入し疲れた身体を癒す。夕食時は生ビールがあったので迷わず注文。山で生ビールが飲めるとは、凄い環境だ。
翌朝、御来光を浴び、1日の活力を得る。今日は阿弥陀岳まで戻り、中央稜を下山する。
阿弥陀岳まではピストンなので、和気藹々と進み、阿弥陀岳の麓まで辿り着く。
今までスローペースで進んできたので、阿弥陀岳は最速で登ろうと挑んだ。
通常コースタイムは25分らしいが、10分で登頂したヽ(´▽｀)/この瞬間は息が上がって全力出し切った感あり、満足。
阿弥陀岳からは中央稜を行く。南稜はガイドさんが先行し、ルート確認しながら進んだが、中央稜はガイドさん最後尾で、参加者がルートファインディングして進む。
事前に調べていたが、ガイドツアーと鷹をくくっていたので記憶は薄かった。が、今はスマホやロガーがあるので調べながら地図と地形、ルートを照らし合わせ下山していった。途中岩稜がいくつかあり、テープ、白タオルを発見しながら、最終は四区の印を辿り林道に辿りついた。
沢に出た後、周囲を探索していた際、岩の向こうにカモシカ発見！！10秒くらい互いに見つめ合ってしまった。まさかこの時間帯に野生動物に遭遇するとは思ってもいなかった。あまり動かないようにして、スマホで撮影。ちょっと動いたらカモシカは去って行ってしまった。
沢から少し進むと林道に入り、2キロくらいで舟山十字路に着いた。
槍ヶ岳、北鎌尾根の練習として阿弥陀岳南稜、中央稜を挑戦したが、このツアーで得たものは多い。日頃の単独登山では考えもしないし、気づかない事を学べた。地図の見方と地形や周りの景色から得る情報を照らし合わせ、自分のいる位置を特定する。今はGPSがあるので自分の場所はある程度特定出来るが、使えない状況では地図を頼るしかない。また、地図を見ながら自分の歩行スピードを計算し、予想と実際の違いを検証する。一般ルートでは道迷いは少ないが、バリエーションの場合、予想と違う地形の場合、早く気づく事が重要になる。出来れば後戻りや、道間違いをする事なく、最短最安全なルートを見つける能力を身に付けたい。それには地図読みの能力や、自分の体力、近くの山や地形を把握する事が必要。
色々と学べた有意義な山行きになった。
次回の山行きは槍ヶ岳、北鎌ルートになるだろう。その前に富士登山競走五合目コースが待っているが。
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