お山に復帰。晴れの日の平ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,906m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 11:05
水分、塩分をこまめに補給。
自分にしては珍しく暑くて食欲が無く(普段は暑い時ほど食欲がある)後半バテた。
天候 | 晴れ!(梅雨の合間の素晴らしいお天気でした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奥只見シルバーラインを利用。 長〜いトンネルです。道は悪路と言われているけど、個人的には綺麗に舗装されてて走りやすかった。もっと酷い林道はいっぱいある。 鷹ノ巣登山口には駐車場(無料15〜20台程) トイレ、登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に良く整備されており危険個所と言うようなところはありません。 <登山口〜戸倉清水、白沢清水> ポストのある登山口からしばらくは林道のような広い登山道。 沢を渡ると一気に急な登りに変貌。 細い尾根を通るが特に危険と感じるようなところは無い。 下台倉山からは稜線歩き。アップダウンがいくつかあり、所々木道も出てくる。 戸倉清水は、標識から少し下に下りる。 白沢清水は湧水?少ない。 <白沢清水〜山頂〜玉子石> 白沢清水から少し木道を歩くと笹原の広がる池ノ岳の登り。 池の岳に上がるとすぐに姫ノ池が姿を現し素晴らしい眺めが広がる。 山頂までは木道中心の整備された登山道。 水場は雪渓の脇が沢のようになっている。 雪渓で道が埋もれており、トレースも無いので下から登って来ると玉子石方面の分岐が分かりにくい。上から見ると雪渓の対岸に木道の続きが見える。 |
その他周辺情報 | 携帯等は山頂付近で少しだけ電波のあるところがあった程度で基本的にシルバーラインの銀山平付近以降は道路も登山道も繋がりません(途中携帯繋がりますというポイントが一カ所あった)。お店等も無いです(釣りのお店が一軒あった。バッジ購入飲み物売り切れ)。御池側に行けば少し状況は良くなると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
エマージェンシーセット
行動食
非常食
水(4L)
ヘッドランプ
雨具
シャツと靴下の替え
手袋
地図とコンパス
雑記帳
軽アイゼン
地図
コンパス
カメラ
携帯
スリング
カラビナ
トイレットペーパー
ゴミ袋
バーナー
コッヘル
|
---|---|
備考 | 水は切れたら心配なのと、当日かなり暑かったので4L持って行った。 事前に水場の確認ができていればもう少し軽量化できたが、夏はこのぐらいの準備は必要かと思う。 |
感想
3月の前半以来一日も休みが無く、山に行く時間が作れません。
仕事の前なんかにちょこっと地元の里山なんかを歩いたりしたけど、実際のところ2月の蔵王以来まともに山に行けてません。
ようやく行けそうかなぁと思ったけどサッカーの試合で肉離れという・・・。
どうしても山に行きたくて周りの方々に無理言って休日をねじ込みました。
4か月ぶり&足は完治していない・・・。
復帰戦は大好きな南アルプスでと思っていたけど歩き通す自信が無いのでもう少し緩めのところ、とは言ってもやっぱりそこそこ歩き応えが無いと納得しない。
梅雨の今お天気と行きたい山、行ける山の候補をいくつか考えて、ここだっ!って言う山を選びました。
平ヶ岳。
日帰りの山の最難関なんて言われるけど、普段一泊、二泊の日程を日帰で歩いてる身としてはCTも標高差もそれ程ではない。ロングコースである事は間違いないけど、怪我の部分はテーピングしてカバー。山から離れてた部分の体力低下は気合と根性で(あっ、ちゃんと体は動かしてましたよずっと)
谷川の馬蹄形なんかも考えたけど2000m越えないと暑さがねぇ・・・。
まず一番大変なのはアクセス。
奥只見自体が秘境なので辿り着くのが大変。自宅からはだいたい500kmぐらい。
シルバーラインのなが〜いトンネルを抜け、その後のクネクネした林道を走り5:30頃鷹ノ巣平ヶ岳登山口に到着。
支度を済ませ、届を出して出発。
穏やかな森の中をスタートし、90Lクラスの大きな荷物を背負ったパーティーが先発しており、遅れて出発した自分は途中で追い付き、追い越す。
尾根に取りつくと一気に傾斜が強くなり道は整備されてしっかりしているが決して楽な登りではない。同じような感じの痩せ尾根の急な登りで小ピークをいくつか越える。お天気が良いのは嬉しいんだけどとにかく暑い。
水をかなり多めに担いで来たので重い。
久々なのと、この暑さと、怪我の足を庇うように歩くので思うように歩けないのがちょっと悔しいが、このキツさも山の楽しさの一つ。頑張って登ろう。
下台倉山〜大倉山間は燧ケ岳が格好良く見えていて、その反対側にようやく平ヶ岳の山頂が見えた。
戸倉清水で某TV番組のクルーと出会いちょっとお話し。
朝、追い抜いてきたパーティーもこの方たちの仲間のようだ。
この方達90Lとか100Lのザックを担いで2往復してました。すごいね(^_^;)
水は少し下ったところにあるが、細い。
雪渓が無くなって雨が少なければ枯れるだろうな・・・。
もう少し先の白沢清水もほんの少し水が溜まってる程度でした(後で詳しい方から聞いたが、溜まってるところから流れてる方を辿って行くと綺麗な水が取れるらしい)
この辺りは木道が敷かれ、平坦に近い緩い傾斜のアップダウンを繰り返しながらコメヅカの樹林帯を進みます。樹林を抜けると笹が広がる池ノ岳への急登。
登りきると姫の池。
この辺りは高層湿原が広がります。
素晴しい眺め。
思わずうわぁ〜って声が出ちゃいます。
ここで少し写真撮ったり眺めたりしながら休憩。
ここまで雲一つない快晴で、暑くて暑くてたまらなかったけど、ここまで来ると少し風があって気持ちいい♪
休憩の後は一旦少し下って最後の山頂への登りです。
木道が敷かれているぐらいなのでそれ程苦も無くサッと山頂へ。
ピークハント目当てに山に登ってる訳じゃないけどやっぱり山頂に辿り着くと嬉しいですね。貸切の山頂付近で食事を作り、少し横になってお昼寝。
前日から一睡もできてなかったので少し回復しました。
山頂の景色や開放感を味わった後は名残惜しいですが下ります。
登りで使ったルートと少し変えて水場を経由して玉子石を見に行きます。
雪渓がまだまだ結構残っていて、水場は雪解け水がじゃんじゃん流れてました。
手がしびれるほどの冷たいお水を飲み、担いで来た生暖かくなった水も入れ替えます。雪渓でルートが消えてしまっていたので玉子石の方に向かうところに気付かず、姫ノ池付近まで戻ってしまいましたが、地図を見て戻り過ぎてる事がわかったので振り返って行き先を見てみると雪渓の反対側に木道が見えたので雪渓の上を直進しました。
15分程で玉子石。少し雲が出てきました。
しかし玉子石なんでこんな形になったんだろ?
面白い容です。そしてその下に広がる湿原。
緑と池糖に写った空の青が美しいです。
ここもとっても素敵な場所。何をするわけでもなくぼけ〜っと景色を眺めてました。
姫ノ池まで戻ると撮影隊の方が到着していました。
休憩しながら少しお話したりして過ごし、いよいよ下山開始です。
長い長い下りです。
登山口はかなり暑いだろうから夕方に降りた方がイイだろうななんて思ってかなり上の方でのんびり過ごしましたが、功を奏し少しガスって来で涼しくなりそうです。
距離にして片道10キロ下りは思った以上に長かったです。
こんな登ったっけ??とか、また登り返しかよ・・とかね。
途中同じぐらいのペースで歩いてる方がいたので少しご挨拶。
最後に途中の沢で汗を流し駐車場に帰還。
帰宅もこれまた眠くてキツかったけど久びさの山行で綺麗な景色とキツイ登り下りを味わってやっぱ山楽しいなって思いました。
ホント楽しかった(^_-)
翌日筋肉痛はなしだったけど、日焼けの後が酷い・・・。
細目に塗り直ししたんだけどな。
思うようには歩け無かったけどそれ程低下もしてないなってのが感想。
来月はいっぱい登るぞぉ〜
さすがですね!
復帰戦で、こちらはCTに怯えている平ヶ岳とは!
今現在、最も行きたい山のひとつです♪(予定はないですが…)
寝ずの500kmからの平、んでまた500kmとはすさまじい体力と精神力です。
自分だと三連休でもないと無理だな〜て感じですね(汗)
真っ青な空も、たまご石と相棒のツーショットもww
最高な復帰戦、お疲れ様でした♪
nosterさんこんにちは〜
ありがとうございます。
ようやくお山に復帰です
平ヶ岳行こう行こうと思いながらも遠くて、脆弱林道の為なかなかチャレンジしにくいところでもありましたが、今回タイミングも合ったのでtryしました。
(復帰戦はココって決めてたトコがあったけど歩ける自信が無くて見送りました)
CTは長めですが良く整備されていて歩きやすいルートです。
自分はどちらかというと体力自慢の類なのであまりロングコースでもそれ程CTの心配などはしないですが、ある程度歩かれている方なら日が長いこの時期ならなるべく早く出発してCT通り歩けば問題ないのでは?と思います。
ただ・・・クソ暑いです
この辺りの山は紅葉もすごくいいので涼しい秋にまた歩きたいなと思います。
奥只見と尾瀬はほんと素敵な山が多いです。
アクセスさえもうちょっと良ければ・・・。
山におかえりなさい。
帰ってきましたね、マメさんらしい山。
あの日は暑かったですね。
馬蹄形ならコラボでした。残念。
平ヶ岳。良い山ですね♪
肉離れとは!しらなんだ。
でも、もう復活でしょ?笑
ただいま〜
いや〜3月から一日も休みが無くてねぇ・・・なかなか山に行けなくってようやく行けそうだと思ったら怪我しちゃって・・・
ちょっと遠いとこだけど晴れ間を上手く捕まえられて良かった
谷川行ってたらバッタリあってそれはそれで面白かったかも(笑)
馬蹄+主脈なんかもそのうちやろうかな。
足は完全ではないけど歩くだけなら怪我の影響はほぼなしで行けそう
登攀要素があるとちょっと怖いけどこれぐらい歩ければほぼ問題なしでしょう
こんにちは!
まめぴょんさんもお山あんまり行けてないんだね〜。( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
でもお山復帰がこんなに素敵な梅雨の中休みでサイコーじゃん♪
平ヶ岳、我が家も行きたい行きたいと思いつつ、行程が半端ないのでどうしようかと思案中。。。
以前ならたぶん「よっしゃ!」って気合いで行けてたと思うけど今は自信がありません。なので、もう1つのズルルートで行こうかななんて思ったり(笑)(小屋に泊まらなきゃならないけどね。)
34番のたまご石のショット、私の持ってる日本百名山地図帳に載ってる写真と同じアングルで「おお〜♪」と思いました。
私も晴れの日に同じアングルで撮りたいっ。
あと、35番はできればぺんちゃん後ろ向きでの写真もお願いしたかったwww
私もぼちぼちーとお山に登って行きます。
またいろいろとご指導くださーい。
mizutamariさん♪
4カ月も一日も休みなしだったのでお山どころか何もできずって感じでした
が、周りにもちょっとわがまま言って一日お休みいただいて登りたい山に登りました。
天気は最高!でも暑かった
ズルルートから登って来てる団体さんもいました(稜線に上がった頃に下山してる姿が見えました)けど、ある程度続けて歩いて足が出来上がってればこっちのルートでも充分だと思います。長いけど危ないようなところは無いしね。
ぺんちゃん逆向きの方が良かったかぁ・・・そこまで頭が回らなかった(笑)
mizitamariさんも最近はちょっと控えめみたいだけどそれぞれのペースで楽しみましょ
平ヶ岳は秋の金色の草紅葉に池糖なんてのもすごく良さそうですよ〜
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