梅雨明けの妙義・裏妙義とヤマビル

2015年07月19日(日) 〜 2015年07月22日(水)

• GPS: --:--
• 距離: 17.5km
• 登り: 3,064m
• 下り: 3,294m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:25

11:25 中之嶽神社駐車場
13:00 13:00 中ノ岳
14:50 中之嶽神社駐車場

2日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:05

8:45 裏妙義国民宿舎
9:25 9:25 木戸
11:30 11:50 丁須の頭
13:50 裏妙義国民宿舎

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

裏妙義ヤマビル注意

写真

7/19 11:17

【初日】
夏休み前の鎖場トレーニング兼ねて、いつものメンバで妙義へ。
今日は表妙義を冷やかし、メインは明日の裏妙義で計画を立てている。

7/19 11:27

1125、登山開始。
金色の悪趣味な大黒様は無視して通過し、中之嶽神社への階段を登っていく。結構しんどい。

7/19 11:30

中之嶽神社。

7/19 11:30

神社の上は絶壁。

7/19 11:31

その脇の道を上っていく。

7/19 11:47

15分ほど歩くと、見晴台と中ノ岳への分岐に出る。

7/19 11:48

すぐに見晴台。
ここまでが昭文社の実線コース。

7/19 11:49

あいつを歩くのだろうと思っている。
たぶん左が中ノ岳で右が東岳。
前回はホッキリから稜線に出て、東岳の手前で断念したので、今回は逆から稜線を攻めて、前回のリベンジを狙っている。

7/19 11:49

奇岩。

7/19 11:49

あらためて、妙な山だなあと思う。

7/19 11:53

さて、破線のルートに入っていく。脅しが書いてある。

7/19 12:12

だんだん岩がちになってくる。

7/19 12:25

鎖場が出て来た。

7/19 12:35

稜線に出たか。
これは金洞山を見ているようだ。

7/19 12:38

稜線の道の右側(南側)は、すっぱり切れ落ちている。
眼下に駐車場が見える。

7/19 12:39

そして眼前にクサリが。

7/19 12:44

ここが一番怖かったと思う。
カミさんが登れないというので、一旦先に登って降りている。私の手袋の方がグリップ効くので、貸して何とかやっつけた。
あまり写真撮ってなかった。

7/19 13:02

1300、鎖場を登り切ってちょっと歩くと中ノ岳。
先行するソロの登山者が、東岳の頂点に気持ちよさそうに立っている。

7/19 13:06

東岳に向かって歩いている。
灌木が生えているのでわかりにくいが、ものすごい痩せ尾根。50〜100cm程度の足場の左右は本当にナイフのように切れ落ちている。右に落ちたら確実にお陀仏。

7/19 13:07

こわいです。吸い込まれそう。

7/19 13:07

松井田方面の眺めか。

7/19 13:09

軽くマヒしているが、両神の痩せ尾根よりは怖いはず。
ここが地図にある「こぶ岩」か。

7/19 13:10

左手には裏妙義と、奧に浅間山。

7/19 13:13

ちょっと降りて、

7/19 13:21

軽く登り返すと、

7/19 13:22

1320、たぶん東岳着。

7/19 13:23

これは来た道か。

7/19 13:31

蝶が交尾していた。
飛ぶ動物からすると、ここは安全な箇所なのだなあ。

7/19 13:34

これは鷹戻しの頭か。前回、下るのが怖かった箇所だと思う。
今日は行かない。

7/19 13:37

やがてエスケープルートの分岐に着き、

7/19 13:38

ちょっと怖い箇所を通って降りていく。

7/19 13:48

あとは多少おっかなくても死なない。

7/19 14:04

てくてく下って、

7/19 14:12

1410、大砲岩分岐着。

7/19 14:13

これは荒船山か。こいつも相当個性的。いつか行ってみたい。

7/19 14:14

Oさんとカミさんは大砲岩に向かった。私は留守番している。

7/19 14:34

20分ほど待って、下りにかかる。

7/19 14:36

大砲岩。行けば良かったかな。

7/19 14:49

1450、道路に出て、今日の登山終了。

7/19 15:03

駐車場から。前も思ったが、どこをどう歩いたのか、全く分からない。

7/19 17:40

夕方。裏妙義の国民宿舎に宿を取っている。
たまたま居合わせた群馬県警の立ち会いの下、新兵器、ドローンの初フライトを楽しんでいる。

関心のある方は下にリンク貼っておきますのでどうぞ。

7/19 18:03

夕食。そこそこうまい。
少年バスケチームが集団で来ていてやかましかったが、本当にやかましいのは、夜になって飲み始めた監督連中の方だった。
そこそこ飲んで就寝。

7/20 7:42

【2日目】
0730から朝食。こんな遅い時間に、宿でメシを食っているのは久しぶり。
裏妙義の縦走も考えていたが、それほど真面目にやる気も無く、丁須の頭までの往復で充分という気持ちが(たぶん)共有されている。
昨日、梅雨明け&関東猛暑のニュースを見て、若干ウンザリしている。

7/20 8:43

0845、登山開始。
いきなり暑い。これは丁須の頭を見ているか。自信無し。

7/20 8:46

例の脅し。

7/20 8:51

樹林帯に入っていく。たぶん既に汗が噴き出ているのではないか。

7/20 8:52

最初の徒渉。この後、幾度となく徒渉することになる。

7/20 8:56

たぶんこれを登るのだろう。

7/20 9:15

ちょっとした岩場も出て来た。

7/20 9:21

樹林帯のスポットライトのような木漏れ日部分に、ブナだろうか、一本の若木。

7/20 9:27

0925、木戸という箇所についた。
たぶん、この頃には、汗でタオルが絞れる状態になっている。

7/20 9:38

クサリ。

7/20 9:56

天気は晴れだが、ブレているところをみると、かなり暗い樹林帯を歩いている。ずっと沢歩き。

7/20 10:01

これは何だろう。炭焼き場なのかシェルターなのか。

7/20 10:15

ひたすら沢を詰めている。沢登りというのはこんな感じなのだろうか。
まだ水は出ていたか。水があるたび、タオルを浸して絞っていた。

7/20 10:27

小休止。とにかく暑い。

7/20 10:49

延々、足場の悪い沢登り。先は見えない。

7/20 10:58

やがてクサリが出て来た。

7/20 11:04

とにかく沢を詰める。

7/20 11:06

このあたりは落石の巣。沢底目指して石が降ってくる。
ヘルメットかぶるならここだった。帰りにはかぶった。

7/20 11:08

もうちょっとだ、と、上で待つOさん。
写真には撮ってないが、左手には巨大な壁がちらちらしていた。

7/20 11:11

1110。
尾根筋、というかコルに出た。右を巻く。

7/20 11:11

左手の岩峰。

7/20 11:13

巻いている。

7/20 11:14

これは、だいたい巻き終わって、丁須の頭中心に180度くらいのところにいるのでは無いか。

7/20 11:17

鎖場をよじ登って、

7/20 11:22

トラバースして、

7/20 11:27

お、丁須の頭が見えました。
昭文社の地図では、このあたりが全妙義中一番デンジャラス、と脅していた。
が、それほどでも無い。クサリ無ければかなり怖いかも知れないが、来れないほどでも無いと思う。

7/20 11:30

1130、頂上着。
これは浅間山。

7/20 11:30

対面に見える、「無名岩峰」か。あそこからこっちをみたら最高だろう。

7/20 11:31

表妙義かな。

7/20 11:31

妙義湖も見えた。

人心地ついてお互いの顔を見合わせると、私の首が血だらけとのこと。ヤマビルにやられたらしい。
痛くも痒くも無く、汗まみれなので、言われなければなんともないが、ティッシュで拭うとたしかに血だらけ。
ヒルにやられたのは登山始めて初めて。

7/20 11:34

丁須の頭の、トンカチの柄の部分に登ってきた。
何やら石碑があった。

7/20 11:34

カミさんも登ってきている。

7/20 11:35

さて、トンカチのてっぺんに登るかちょっと考えたが、いきなりオーバーハングで、初手と、下りの最後は宙づりになりそうなので、ビビってやめた。

7/20 11:36

風が涼しいのでここで数分休憩。かなり気分良い。空いてるし、一人ならちょっと寝たいほど。

7/20 11:42

下からみるとこんな感じ。
テラスまではクサリなしで行けて、下れる。

7/20 11:52

1150。
堪能したので下りにかかる。
縦走することも出来るが、全会一致でピストンで下ることにしている。

7/20 11:52

後から来たペア。
一旦降りてザックデポしたら、あの上に登ると言っていた。すごい。
今日出会ったのは、この1組だけだった。

7/20 11:58

来た道を引き返している。

7/20 12:07

横川方面への分岐。左の道も破線ルート。
あ、今日の道もずっと破線ルート。

7/20 12:07

さっきのコルから降り始めています。
落石注意です。

7/20 12:57

50分後。難所は過ぎたか。
感想は、歩きにくい、というのはあるけど、とにかく暑い。

7/20 13:02

水が出て来た。でも暑い。

7/20 13:08

木戸の手前の鎖場か。
木戸はいつの間にか通過していた。

7/20 13:22

これは登りには気づかなかった風景。
地形図をちゃんと眺めたいなあと思ったりしていたが、見てない。

7/20 13:30

変な蛾がいた。

7/20 13:38

いつか針葉樹林になって、

7/20 13:44

徒渉何度繰り返したか、見覚えのある木の階段に出た。

7/20 13:47

最後に、朽ちた橋を徒渉して、

7/20 13:49

林道に出て、

7/20 13:53

1350、登山終了。
感想は、
・エアコン恋しい
・風呂入りたい
・炭酸飲みたい
以上。ここで全部クリアしました。
風呂で気づいたのですが、足もヒルにやられていて、計4箇所から出血、風呂から出ても血が止まらず、せっかく着替えたTシャツにも血が。
フロントで絆創膏もらいました。
私のと傷口の雰囲気がが違うのでどっちがヒルのせいか定かでは無いですが、Oさんの足にもキスマーク状のアザが数カ所。
家に着いて絆創膏剥がしてもまだ首の血は止まらず。ヒル恐るべし。

7/20 16:19

帰りの関越は超渋滞。これは上里のSA、水澤うどんをいただく。
なんやかやで、家に着いたのは21時ごろか。
暑い山歩きと渋滞で、必要以上に疲れました。
お疲れさまでした！

撮影機器：

FinePix X100 富士フイルム

感想

aiki

裏妙義が暑かった。あと、ヒルにはじめてやられた。
夏の低山は行っちゃダメだな、と思いました。

初日のログが途中からなのはご愛敬。

あと、裏妙義で飛ばしたドローンの画像はこちら。