記録ID: 6825321
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
中芝新道（堅炭尾根）から一ノ倉岳、オキ、トマ ↓巌剛新道
2024年05月18日(土) [日帰り]
えっちゃん
- GPS
- 10:52
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,491m
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日帰り
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:52
14:20
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
無料 キレイな洋式水洗トイレ、センサーライト |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●中芝新道（堅炭尾根） ※数年程前から整備されず廃道。 旧国道は芝倉沢出合までは歩きやすい。 出合から序盤は流れのある沢を岩伝いで遡上。すぐに雪渓に乗り、尾根取付きまではチェンスパで少々滑るものの斜度は緩め。 雪渓はまだシュルンド等なく、雪の厚みもあり安定していましたが、今後は至るところで崩落してくると思うので、雪渓歩きの危険性を認識していないと危険です。 堅炭尾根の取付きはマーク等見当たらなかったものの（雪で隠れてた？）ここしかないでしょうという感じでわかりました。 始めは踏み跡もありますが、笹薮の所では不明瞭なところもあり、たまに見失います。時々古いテープや岩にペンキ印があるのでよく観察しながら。 後半意外と踏み跡あるなと安心していると、最後一ノ倉山頂への尾根が広がったあたりで完全に踏み跡が消失（ルートから外れてしまった）背丈程の割と大変な藪漕ぎが30分程続きました。傾斜がさほどキツくないのが救い。因みに私の身長は157センチで途中の一部と最後は笹しか前が見えません。身長高い人は有利でしょう。 ●巌剛新道 一般道ですが、利用する人はかなり少ない様子。道は整備されているのでわかりやすい。一箇所雪渓を渡った先の道が崩落気味の所があり、慎重に通過。すぐ横にあるマチガ沢を眺めながら歩けてとても良いルート。 |
写真
初めて西黒登山口から先の国道291号線のその先を歩いた。
マチガ沢から谷川岳。
マチガ沢から谷川岳。
一ノ倉沢出合のキレイな水洗トイレ。この辺りまでは日中、結構多くの人が来ていたということを今まで知らなかった。
一ノ倉沢と見比べる。
この壁にどれほどの人が情熱を燃やしたかと思うと、言葉がない。
この壁にどれほどの人が情熱を燃やしたかと思うと、言葉がない。
旧道沿いの岩壁にある沢山の慰霊プレート。その一つひとつの背景を思うと…重い。けれどしっかり自分の心に刻んで歩き出した。プレートはその先の幽ノ沢まで続いていた。
9
5/18 4:34
旧道沿いの岩壁にある沢山の慰霊プレート。その一つひとつの背景を思うと…重い。けれどしっかり自分の心に刻んで歩き出した。
プレートはその先の幽ノ沢まで続いていた。
プレートはその先の幽ノ沢まで続いていた。
右端に堅炭岩。はじめ一つの岩の名称かと思ったら、K峰.K��.��.��.�己�と5つのピークの総称らしい。
雪渓はしっかりあるように見えるけど。。どうなんだろうとまだ不安。
中芝新道入口の岩に刻まれた案内図。
この左から沢を岩伝いで遡上。
この左から沢を岩伝いで遡上。
岩の隙間から覗くとゴーゴーと水流が凄い。雪の厚みもあって大丈夫そう。
途中クラックも無く快適に歩ける。
今日来て良かった〜！と思った瞬間。
今日来て良かった〜！と思った瞬間。
右が芝倉沢。そろそろ尾根に上がる道を見つけなきゃと観察。
目印があるのかなと思ったけどテープとかは見当たらなかった。
目印があるのかなと思ったけどテープとかは見当たらなかった。
どこから雪渓を離れたんだか忘れたけど、この画像のどこか。割と普通に上がれた。
尾根に乗った！
ん？と思ったけど、これ武能岳。見る角度でだいぶ違う。
ん？と思ったけど、これ武能岳。見る角度でだいぶ違う。
芝倉沢。ここの雪渓を登っても茂倉岳へ行けるらしい。ここはもう少し雪のある早い時期でないと無理っぽい。
残雪はその見極めが難しい。
8
5/18 7:09
芝倉沢。ここの雪渓を登っても茂倉岳へ行けるらしい。
ここはもう少し雪のある早い時期でないと無理っぽい。
残雪はその見極めが難しい。
ここはもう少し雪のある早い時期でないと無理っぽい。
残雪はその見極めが難しい。
紫陽花みたいなオオカメノキ（ムシカリ）をよく見かけた。なんかこれも似たような植物があるみたいだけど。。
大好きなごま団子。
絶景を見ながら食べるのを楽しみにしていた♪ 美味すぎる〜！
絶景を見ながら食べるのを楽しみにしていた♪ 美味すぎる〜！
おっ、もう少しで稜線じゃん♪と思ったけどここからが大変だった。。
このあと、踏み跡消失で本格藪漕ぎ。。気づくと進む方向がズレてきてた。。
人がすぐ近くに見えた。声も聞こえる。ここから出てきたら驚かしちゃうな💦 少し様子見たけど、山頂だからこの時期は常に人がいるのかな。もういいやって出て行ったら案の定、熊かと思ったと驚かせちゃいました😅すみません！
12
5/18 9:42
人がすぐ近くに見えた。声も聞こえる。ここから出てきたら驚かしちゃうな💦 少し様子見たけど、山頂だからこの時期は常に人がいるのかな。もういいやって出て行ったら案の定、熊かと思ったと驚かせちゃいました😅すみません！
一ノ倉岳。無雪期は5年ぶりか、あまり覚えてない。
冬は何もない山頂だったけど、この標識は雪の中だったのね。
冬は何もない山頂だったけど、この標識は雪の中だったのね。
うわっ！少しずれたとこに踏み跡あるじゃん💦（笹が低くなってるところ）これ辿れたらもっと楽に来れたのに。。でも予定より1時間早く着いた。
9
5/18 9:50
うわっ！少しずれたとこに踏み跡あるじゃん💦（笹が低くなってるところ）これ辿れたらもっと楽に来れたのに。。でも予定より1時間早く着いた。
トマへの道。最後で体力尽きて気が抜けた。フラフラで危なっかしい足取り。。
オジカ沢ノ頭〜万太郎山〜仙ノ倉山
オジカの後ろにマナイタグラが顔を出してる。
オジカの後ろにマナイタグラが顔を出してる。
キジムシロ？なんとかキンバイ？
この手の黄色はほんとわからん。。
この手の黄色はほんとわからん。。
ラクダのコル。ここから西黒尾根の隣、巌剛新道へ。ちょうど単独男性が登って来られた。
一箇所だけ雪渓トラバース。
さっきすれ違った方の足跡があって助かった。
渡ってから振り返り。
さっきすれ違った方の足跡があって助かった。
渡ってから振り返り。
何気なく撮ったのがフキノトウの綿毛だということに驚いた。あの地面から出てたちっこいのがこんなに大きくなって綿毛になるなんて！しかも雄、雌があって綿毛は雌だって。知らなかった〜
6
5/18 13:38
何気なく撮ったのがフキノトウの綿毛だということに驚いた。あの地面から出てたちっこいのがこんなに大きくなって綿毛になるなんて！しかも雄、雌があって綿毛は雌だって。知らなかった〜
メタリックな虫見っけ。調べたらヒメツチハンミョウ。毒があるので要注意だと。
国道へ出たところにひっそり建ってた。「決して山で遭難してはならない」
感想
谷川岳の廃道巡りとして、日帰りを2日に分けて行ってきました。
1日目は数年前に廃道となった中芝新道。
ここのところ笹薮の耐性は出来つつあるのですが、気がかりだったのは芝倉沢の雪渓。
融雪状況はもちろん毎年変わるし、どの程度で危険な状況になるのか私にはまだ予測がつかない。直近でもG.Wの情報なので、雪渓の崩落が進んでいたらコワイなぁと。。
不安定な雪渓歩きは慣れてないので危険と思ったら無理せず撤退して国道をぐるっと回るだけでもいいやと思って行ってました。
蓋を開けたらあら意外。尾根取付きまでの雪渓はしっかりしていて、チェンスパとストックで特に危険を感じずに歩けました。が、これはたまたま。
この時期はしっかり状況判断出来ないとソロで沢の雪渓歩きは危険。上から見ても雪の厚みはわからないし、いつ崩落するかもわからない。
なので今回はあらゆる状況を考慮し、念の為ピッケルとロープ一式持参。それでも撤退になってしまったら雪渓の無くなる秋に再訪するつもりでした。
私は調べた上でダメ元で行った方のが良い結果となる。何とかなるだろうと準備不足だと何とかならず撤退する羽目になるのはまだまだ経験不足の証拠だろう。。
そして雪渓は無事クリアし、次の気がかりは笹薮の程度。
感覚的に昨年の北アの中崎尾根よりはだいぶ楽でした。
距離も程よく、きっつーと思ったのは最後一ノ倉直下の1時間弱。
それより何より廃道になってもこの堅炭尾根は景色が開放的で素晴らしい。
辛くなったら振り向けばすぐに元気復活！
下山の巌剛新道は一般道だけど人はいなくて静かで快適。道は特に荒れてるわけでもなく、樹林の間からちょくちょくマチガ沢を眺められて飽きない。途中小さな沢を交えた登山道で変化もあり。正直西黒尾根よりこっちのがいいじゃんと思いました。
下山後、谷川岳インフォメーションセンターで車中泊し、翌日は谷川温泉近くの登山口へ。
谷川の廃道第二弾です。
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Taisa1219 さん
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