五竜岳日帰り★黒菱平〜八方尾根ピストン...唐松岳は行かず。


- GPS
- 10:45
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,312m
- 下り
- 2,309m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:36
天候 | 八方尾根を登っている時は、雲の切れ間から山並みが観えていましたが、唐松岳山荘に到着時は展望なく真っ白け(*_*;に 山麓は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
黒菱林道は、道幅が狭いので離合注意。 夜間到着時、牛が道路のまん中で寝ていました。糞も道路上に盛りだくさんあり、進めない(汗)。 気長に待っていると、道路脇に移動してくれました。 http://www.happo-one.jp/green/trekking/kurobishi.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
★唐松岳〜五竜岳間は、岩場、鎖場で緊張を強いられます。 当日、岩場で恐らく数メートル滑落、頭部負傷、ヘリ救助ありました。 岩場に、鮮血が生々しくありましたが復路時は清掃されて跡かたもなくなっていた。 下山時、八方尾根でツアー客らしき中高年女性が頭部負傷し、介抱されていました。 ★ヘルメット着用をおススメします★ |
その他周辺情報 | 大町温泉 |
写真
感想
この日、行き先を迷った。
1.早月尾根からの剣岳
2.新穂高〜槍が岳
3.八方尾根からの唐松、五竜岳
やはり未踏の五竜岳に行ってみたい。
先にヤマレコで何人かの方が、黒菱〜八方尾根〜唐松〜五竜岳をピストンされていたので、参考にさせて頂いた。
しかし、この山域は関西から遠い。
片道約420kmもある。
山での遭難より、高速道路での事故の方が危険度が高い。
居眠りすることなく、現地に到着。
黒菱林道で、牛にビビった。道路の真ん中を塞いでいる。
クラクションで、脅かしたらびっくりしてしまうので気長に待つ。
ハイビームと、アイドリング音に気付き、どけてくれたのでホッとした。
19:30に自宅を出発し、1:20に到着した。約6時間、遠かった〜。
しばし仮眠。
4時頃起床、今日は胚芽ロールパンを食べる。
普段、スーパー糖質制限食をしているが、登山時は糖質を摂る事にした。
ドリンクはセブンのノンスィートラテ。
コンビニ各社の中でセブンのドリンクが、一番安心。
添加物が少ないから。
糖質制限3パターン-江部医師のブログ参照-
スーパー糖質制限食:三食糖質抜き
スタンダード糖質制限食:朝か昼のどちらかで糖質を摂る
プチ糖質制限食:夕食のみ糖質制限
糖尿病ではありませんが、健康のために糖質制限しています。
今まで、糖質過剰摂取でした。糖の害を知ってからは、控えています。
話が脱線しました。
4:30黒菱駐車場から出発。いきなりの急登でしんどぉ〜。
足首硬かったら後ろにひっくり返りそう。
ほどなく、八方池山荘到着。
ここで2月、心に残る出会いがあった。出会いは素晴らしい。
先を急ぐ。天気予報では晴れのはずだが、雲が多く展望が...。
まあ、外れることもあるわなと、諦める。でも、これから晴れて欲しいな。
唐松岳山荘までは、楽に到着。唐松岳は、ガスで真っ白。
先に、五竜岳を目指そう。ここから未踏の地。
ヘルメット装着、ストックをザックにしまう。
暫くして、岩場、鎖場が現れる。慣れていれば楽しい。
慣れない前の方は、岩にしがみついている。
「ゆっくり慎重にどうぞ」と、声を掛ける。
途中で、人が集まり、ツェルト?で包まってしゃがみこんでいる方がいた。ガイドらしき方が、深呼吸して〜とか声掛けしている。
岩場で転倒、頭を受傷したらしい。
岩場の鮮血が生々しい。
私が関わってもこれ以上、無力なので先を急ぐ。
暫くしてヘリで救助されていたので、一安心。
唐松岳山荘から五竜岳山荘まで、意外と岩場があった。
岩が鋭利なので、少しの転倒でも切創してしまうだろう。頭の皮膚なんて、すぐに割れる。
五竜岳山荘までもアップダウンが多く、既に心が折れそうになる。
行き先も、近くに見えて遠い。
毎年、毎年、体力アップを誓うが、一向にアップ出来ていないと感じる。
月一回はアルプスに来ないと身体が鈍ってしまうのか。
山頂近くは、ゴツゴツの岩場をよじ登るかんじで、五竜岳初登頂!
2月の唐松岳からの展望で、次はあそこに立ちたいと思っていた。
辺りは真っ白で展望無し、また来ようと誓う。
山頂で記念写真を撮る係になってしまった。頼み易いのか?
長居は無用なので、すぐに下山開始する。
岩場の下りも楽しい。
五竜岳山荘で、禁断のコカコーラ350mlを購入してしまった。
余りにもの疲労で...。
飲むと、視界に黒いチカチカしたものが浮かんだ。
普段、高血糖を避けているので、急な血糖上昇の影響かもしれない。
赤コーラは、うまい。
さて、唐松岳山荘に向けて気を引き締める。
岩場、鎖場は易しいが油断禁物である。
登り返しが、キツイ。
トレランの御夫婦は、あっという間に視界から消えた。
仕事疲れで、トレーニング出来ていなかった。仕事が本業だから仕方ない。
唐松岳山荘に到着。
また、記念撮影を頼まれた。
おばさんが、山ガールならぬ、ガマガールですと((笑))
思わず、周囲も((笑))
唐松岳は、真っ白で展望が無い。
2月にも登っているので今回はパスする。
あとは、八方池山荘までなんで、比較的楽かな。
途中で京都同志社中学の団体に追いつく。
ついて歩けば、大幅な時間ロスになる。
先生らしき方に、声掛けして先に行かせてもらう。
声が届かなかった学生には、「左に避けて下さい」と声掛けしながら進んだ。
追い越し完了で、ホッとする。
展望が望めないので、高山植物を眺めながら進む。
木道を進むと、横たわっている中年女性がいた。頭に手当てを受けている。転倒したのだろう。
添乗員らしき方が、携帯で連絡を取っていた。
大丈夫ですか?
声掛けして、先を進む。
八方池山荘では、またまた禁断のソフトクリーム。
キンキンに冷えていて、メチャうまでした。
また、視界にチカチカと黒いものが点在...。
猛スピードで糖分が、全身に吸収されているのだろう。
こんなの今回が初めてである。
はぁ〜気が抜けたので、リフトで下りよう。
本当は黒菱駐車場まで歩きの予定だったので、少し、自分に負けた感じ。
でも、ま、いいか。
下山後、両耳が腫れてパンパン。
ブヨにやられたのか?
気が付かなかった。
この記録中(二日後)、水泡形成している。
昨日からセレスタミン配合薬の服用で腫れはかなり軽減した。
虫除けネット持っていたのに使えば良かったと後悔。
糖質制限を登山に適用するのは、今の自分にはまだ無理がある。
登山の時は、身体が要求するがままに、何でも食べて楽しもうと思う。
山は、苦行?修業?楽園?何なのだろう。
目まぐるしく、変化する心中だった。
こんばんは♪
このルートをワンディで。すごいですねー^^
前回の糖質制限山行を興味深く拝見しましたが、今回は・・
ソフトクリーム❤笑
FEELさん、こんにちは
このルート、意外と厳しかったです。
事故にも二件遭遇で、山は全行程が危険個所だと、再認識でした。
ソフトクリーム
あはは、これは火照って、疲れた身体には最高の御褒美ですね
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