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Yamareco

記録ID: 690907
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山〜須走ルート日帰り 12時間越えの山行

2015年08月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
kanikosan その他13人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:50
距離
11.6km
登り
1,757m
下り
1,755m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:27
休憩
2:08
合計
12:35
全くの登山初心者もいたため、のぼり下りともゆっくり目のペースで計12時間半かかりました。
八合目の吉田ルートとの合流点は、混雑を心配しましたが、時間的に遅かったので渋滞もせず、自分のペースで登ることができました。
帰りは森に入ってから18時を回ってしまい少々暗かったので、ヘッドランプを点けました。
天候 おおむね快晴!
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
前日御殿場口付近で植樹ボランティアをしたため、御殿場の研修センターに宿泊して翌朝、タクシーで須走登山口へ。
帰りは須走口19:45発御殿場行きのバスにのり、20:30御殿場駅着。
コース状況/
危険箇所等
特になし。
八合目の吉田口合流点から混雑を心配していたが、御来光組はとっくに下山していたみたいで、人も少なくて自分のペースで登りやすかった。
その他周辺情報 須走登山口菊屋横公衆トイレはチップ200円。
7合目太陽館では500円⁉︎と高めでした。
その他は大体200円のよう。

菊屋さんでは登山に必要のない荷物を一つ500円で預かってくれます。大きさや重さに制限はないので、小さめな荷物は何人かでまとめて一つにするのがコツ!
菊屋さんは家族経営で皆親切です。登山前と下山時に何も買わなくてもあったかいしいたけ茶を振舞ってくれました。
コケモモソフトクリームは超美味なんで下山後にオススメ!
登山口にある菊屋さん。お店のおばあちゃんが登山前にあっついしいたけ茶を振舞ってくれました。美味しいー。
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登山口にある菊屋さん。お店のおばあちゃんが登山前にあっついしいたけ茶を振舞ってくれました。美味しいー。
これから登る憧れの富士さまの前でパチリ。
雪がないとやっぱり物足りないね。
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これから登る憧れの富士さまの前でパチリ。
雪がないとやっぱり物足りないね。
登山口近くはもっと暗い森でしたが、しばらく歩くと明るい広葉樹林に。
登山口近くはもっと暗い森でしたが、しばらく歩くと明るい広葉樹林に。
そしてそろそろ森林限界か?まだまだ頂上は遠いなー。
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そしてそろそろ森林限界か?まだまだ頂上は遠いなー。
ホタルブクロがたくさん咲いてました。
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ホタルブクロがたくさん咲いてました。
眼下に山中湖と雲海が見えます。
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眼下に山中湖と雲海が見えます。
森林限界かと思ったらまたちょっとした森。ピンクぽい色の幹はダケカンバかな?
森林限界かと思ったらまたちょっとした森。ピンクぽい色の幹はダケカンバかな?
六合目の小屋にある旗が見えてきた!
六合目の小屋にある旗が見えてきた!
蔓を地面に這わせて、小さな紫の花を咲かせる、ムラサキモメンヅル。マメ科のようです。
蔓を地面に這わせて、小さな紫の花を咲かせる、ムラサキモメンヅル。マメ科のようです。
六合目の小屋に到着!しばし休憩。
六合目の小屋に到着!しばし休憩。
雲海!本当に雲の上の山なんだなあ。
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雲海!本当に雲の上の山なんだなあ。
宝永山が近くに見えます。
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宝永山が近くに見えます。
やっと七合目かと思ったら本六合目?
なんだよーがっかりさせるなよ〜。
やっと七合目かと思ったら本六合目?
なんだよーがっかりさせるなよ〜。
遠くに砂走りしてる人達が!
遠くに砂走りしてる人達が!
クルマユリ
森林限界もとうに越え、見渡すかぎり溶岩砂礫ばかりの変わりばえのない景色。
森林限界もとうに越え、見渡すかぎり溶岩砂礫ばかりの変わりばえのない景色。
ミヤマオトコヨモギ
ミヤマオトコヨモギ
雪代のあと。
雪解け時、脆い砂状の土壌のため、地面ごとごっそりとふもとに流れ落ちるそうです。
雪代のあと。
雪解け時、脆い砂状の土壌のため、地面ごとごっそりとふもとに流れ落ちるそうです。
七合目到着。こちらの太陽館のトイレのチップは500円でした。
七合目到着。こちらの太陽館のトイレのチップは500円でした。
だいぶのぼってきたなー。
だいぶのぼってきたなー。
本七合目。
だから何なのさ「本」って。
本七合目。
だから何なのさ「本」って。
ここはトイレ200円。
ここはトイレ200円。
八合目。吉田ルートとの合流点です。
八合目。吉田ルートとの合流点です。
合流しても時間が遅かったので、そんなに混雑しませんでした。
合流しても時間が遅かったので、そんなに混雑しませんでした。
本八合目
こちらも本八合目。小屋がたくさんあります。
こちらも本八合目。小屋がたくさんあります。
九合目かと思いきや8.5合目だとー
九合目かと思いきや8.5合目だとー
砂走ってるねー!
砂走ってるねー!
かすかに雪が残ってます!
かすかに雪が残ってます!
黄金のテントウムシ。
75歳のベテランクライマーのおじいさんの足に留まったところを撮らせていただきました。
黄金のテントウムシ。
75歳のベテランクライマーのおじいさんの足に留まったところを撮らせていただきました。
ちょっとガスってきた。
ここら辺からちょっと頭痛がして、すぐ息切れするようになりました。
ちょっとガスってきた。
ここら辺からちょっと頭痛がして、すぐ息切れするようになりました。
九合目到着。こちらには小屋はないので休憩せずスルー。でも十数歩進んでは息が上がるので、本当にゆっくり休み休み登ります。
九合目到着。こちらには小屋はないので休憩せずスルー。でも十数歩進んでは息が上がるので、本当にゆっくり休み休み登ります。
ふと下を見るとかなりの傾斜。
ふと下を見るとかなりの傾斜。
赤い砂礫に残雪が映えます。
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赤い砂礫に残雪が映えます。
頂上の建物が見えてきた!
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頂上の建物が見えてきた!
山頂の浅間大社奥宮の鳥居!ここまできたらほとんど頂上。
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山頂の浅間大社奥宮の鳥居!ここまできたらほとんど頂上。
頂上到着ー!
疲れたけど、達成感はハンパない。
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頂上到着ー!
疲れたけど、達成感はハンパない。
下を見ると湧きあがる雲。
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下を見ると湧きあがる雲。
駿河湾の水平線が弧を描いてます。地球って丸いのね。
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駿河湾の水平線が弧を描いてます。地球って丸いのね。
御釜の万年雪と剣ヶ峰。ああ、お鉢巡りしたかったなあ。
御釜の万年雪と剣ヶ峰。ああ、お鉢巡りしたかったなあ。
帰りが遅くなるので下山開始。
砂走りルートが下まで続きます。
帰りが遅くなるので下山開始。
砂走りルートが下まで続きます。
砂走り開始!
前の人が上げる砂煙りが目に入らないよう、少し間隔を空けないとね。
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前の人が上げる砂煙りが目に入らないよう、少し間隔を空けないとね。
途中で影富士が見られました!ラッキー。
途中で影富士が見られました!ラッキー。
結構麓まで降りてきました。
結構麓まで降りてきました。
砂払五合目に到着。売店の看板犬ムサシくん。
かわいいのう。
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砂払五合目に到着。売店の看板犬ムサシくん。
かわいいのう。
久々の森に入ります。暗くならないうちに帰らなきゃ!
久々の森に入ります。暗くならないうちに帰らなきゃ!
須走口登山道との合流点。もうすぐゴール!
須走口登山道との合流点。もうすぐゴール!
そして須走口五合目登山口に到着ー。
お疲れ様でした!
そして須走口五合目登山口に到着ー。
お疲れ様でした!

装備

備考 八合目くらいまでは、長袖シャツではなく、半袖にアームカバーで充分だった。
八合目以降は風除けに薄手のドライ仕様パーカーを羽織っただけで特に寒さは感じなかった。

感想

死ぬ前に一度は登ろうと決めていた富士山!会社のCSR活動である植樹ボランティアとの抱き合わせ企画の参加募集に飛びつきました!
登山初心者も含めた14人の大所帯なので、とにかく皆無事下山することを目標に無理のないよう、登り8時間下り4.5時間のスローペースの山行でした。
私は前週までの特訓の成果が出たのか
8合目までは楽勝だなーなんて思っておりましたが、9合目以降流石に酸素も薄く、10数歩登るだけで息切れするようになりました。
やはり富士山は簡単には登らせてくれない偉大な山でした。
登頂後、帰りの時間もあるのでお鉢巡りなどはせず、剣ヶ峰も行かなかったので結局最高点の3776mには到達できませんでしたが、登り切ったという達成感はひとしおでした!
下りの砂走りは、動く砂の波に乗るというか滑るというか、初めての感覚で結構楽しかったなあ。
でもなにぶん距離が長いんで足も疲れるし、最後のほうはまだ続くんか⁉︎
と、飽き飽きしてました。
慣れないと砂の中に隠れている大き目の石に乗ってしまい、私も含め何度かコケた人もいましたが、大きな怪我もなく乗り切りました。
砂走りが終わって森の中に再突入した際にはもうすでに暗くなりかけていましたが、ヘッドランプを点けてなんとかゴールの須走口登山口に到着!計12.5時間かかりました。
朝に来たばっかりなのに、なんだか遠い昔のことのようでした!
とりあえず、グループのだれも大きな怪我をせず全員無事帰還できたのが何よりでした。

富士山に一度も登らぬバカ、二度登るバカと言われるように、ひたすら登りひたすら下るメンタルくじけまくりの富士登山、しばらく二度目はないかなあ。

でもいつか、御来光とお鉢巡りはいつかチャレンジしてみたいと思います!
あ、あと他のルートを使ってないから分かりませんが、須走ルート意外にバラエティーに富んだ景色だったので、心のくじけが最小限で済んだかも!

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