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Yamareco

記録ID: 694644
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

屋久島縦断sea to sea(宮之浦港ー白谷雲水峡ー宮之浦岳ー尾之間歩道ー安房港)

2015年08月07日(金) 〜 2015年08月09日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
20:36
距離
62.2km
登り
3,979m
下り
3,980m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:18
休憩
0:12
合計
4:30
13:20
102
スタート地点
15:02
15:02
10
15:12
15:12
5
15:17
15:19
3
15:22
15:22
10
15:32
15:34
11
15:45
15:46
22
16:08
16:13
93
17:46
17:48
2
17:50
2日目
山行
6:14
休憩
1:25
合計
7:39
5:35
55
6:30
6:47
39
7:26
7:26
21
7:47
8:12
24
8:36
8:36
12
8:48
8:51
61
9:52
9:54
67
11:01
11:33
0
11:33
11:35
19
11:54
11:54
10
12:04
12:05
8
12:13
12:16
58
13:14
3日目
山行
8:20
休憩
0:02
合計
8:22
3:58
33
4:31
4:31
382
10:53
10:55
1
11:23
11:23
57
12:20
ゴール地点
◾️1日目
13時に宮之浦港に到着。近くの土産屋で最低限の食料と水を調達して。そのまま登山にかかる。
白谷林道をひたすら11キロ登り、雲水峡まで舗装路を走る。雲水峡着15時10分

その後は登山道をひたすら登る。明るいうちに新高塚小屋で先行メンバーに追いつくため時間の余裕はあまりない。
これが失敗の元で、時間の余裕がないことから気持ちの余裕がなくなり、苔むす石を見落とした。

楠川歩道に出たところでスコールが降ってきた。この先は線路に沿って移動できるので雨が降っていても安全に移動ができる。

大株歩道入口からの急登を一気に駆け上る。様々な杉を見ながら登って行く。ウィルソン株の中からハートの形に空が見えるのも見逃してしまった。

縄文杉を経て、高塚小屋に17時45分着。あと少しで新高塚小屋だと思っていたら、先行メンバー達はこの小屋で宿泊することにしたよう。時間も遅くなっていたし助かった。

◾️2日目
高塚小屋は建て直しがあったみたいでとても綺麗だった。3階建てで各階に5人は泊まれそう。その小屋の3階に3人でゆったりと使う。
4時起床し、5時30分出発。今日はのんびりと無理せず移動して体を休める予定。

急登はあまりないし、ペースも標準タイムを目安に進む。スタートしてから3時間半くらいで宮之浦岳山頂へ。昨日は曇りがちな天気だったが2日目は快晴。山頂からの眺めもとても良い。我々が到着した時点では山頂には誰もおらず、しばし山頂からの眺めを独占。

そのあと、岳参り用に持ってきた砂を祠に撒く。安全祈願をし、山頂からは島の南側のルートを下る。

下りも無理せず、13時過ぎには目的地の淀川小屋に到着。この小屋の周りには渓流があり、川遊びを楽しむことができた。sean隊員は準備周到に水着を持ってきており、水着で川遊びをしていた。

夜、小屋からの満天の星空が素敵だった。

◾️3日目
この日、安房港13時30分発の船で戻ることにしていたので、時間の制約があった。
3時起床、4時出発。

小屋からはしばらく登りが続く。その後もしばらくはアップダウンを繰り返し標高はあまり下がって行かない。乃木尾根を超えると一気に下ってゆく。

尾之間歩道は人が少なく、ほとんど出会わなかった。人が通ることの少ないルートのためか、荒れ気味でよく言えば自然がそのまま残されていた。

また、このルートはヒルが多く、靴下に何回もヒルがくっついた。

尾根の後は、一気に標高を下げ、尾之間温泉に出た。10時40分。

足湯に浸かったり、コーラを飲んで一息つく。そのあとメンバー二人は海に向かう。
僕は安房までランニング。残り15キロを70分で走った。

最終目的地にしていた寿司屋「いその香り」は、魚が獲れなかったためランチ営業はなしとのこと。夜から営業だと。泣く泣く船乗り場に向かう。

最後に課題が残る屋久島旅行となってしまった。

参考情報:ルートを決めるきっかけとなった記事
http://mag.onyourmark.jp/2015/05/fastpacking_yakushima/76622
天候 1日目雨、2日目快晴、3日目快晴
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
1日目:
羽田空港0640−0820鹿児島空港0830ー0930種子屋久高速船乗り場1040−1300屋久島(宮之浦港)
1330出発(詳細はルートを参照)

3日目:
屋久島(安房港)1330−1530種子屋久高速船乗り場1800ー1900鹿児島空港1940−2130羽田空港
コース状況/
危険箇所等
尾之間歩道は倒木で荒れている。その他は危険個所無し。
高塚小屋は新しくなっていて、快適だった。
その他周辺情報 尾之間温泉200円。足湯はタダ。
13時30分宮之浦港を出発。
2015年08月07日 13:30撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
8/7 13:30
13時30分宮之浦港を出発。
白谷雲水峡。ここまでは林道を11キロ程駆け上がる。
2015年08月07日 15:05撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
1
8/7 15:05
白谷雲水峡。ここまでは林道を11キロ程駆け上がる。
隊長の写真を拝借。私が通った時はスコールが降っていた。
隊長の写真を拝借。私が通った時はスコールが降っていた。
翁杉。いくつかの屋久杉の中でもこの杉は印象的だった。
2015年08月07日 16:57撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
2
8/7 16:57
翁杉。いくつかの屋久杉の中でもこの杉は印象的だった。
縄文杉。初めて見たが圧巻の存在感。到着時刻が遅かったこともあり、この杉の周りは誰もいなかった。
2015年08月07日 17:41撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
3
8/7 17:41
縄文杉。初めて見たが圧巻の存在感。到着時刻が遅かったこともあり、この杉の周りは誰もいなかった。
高塚小屋。綺麗な小屋だった。
高塚小屋。綺麗な小屋だった。
小屋で夕飯のパンに取り掛かる私
小屋で夕飯のパンに取り掛かる私
高塚小屋にて。先行するメンバーに無事合流できた。
本来の予定では新高塚小屋での合流予定だったがお互い疲れてきていたので予定を変更。これは正解だった。
2015年08月07日 19:05撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
8/7 19:05
高塚小屋にて。先行するメンバーに無事合流できた。
本来の予定では新高塚小屋での合流予定だったがお互い疲れてきていたので予定を変更。これは正解だった。
二日目の夜明け。太陽が昇るのを見てから出発
2015年08月08日 05:42撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
2
8/8 5:42
二日目の夜明け。太陽が昇るのを見てから出発
出発時のSEAN隊員。奥には体調の姿も。オレンジのウェアが決まってるな!
2015年08月08日 05:43撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 5:43
出発時のSEAN隊員。奥には体調の姿も。オレンジのウェアが決まってるな!
第一展望台のあたりから、二日目の目標、宮之浦岳を望む体調
2015年08月08日 07:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 7:04
第一展望台のあたりから、二日目の目標、宮之浦岳を望む体調
まだまだ元気な二人。
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まだまだ元気な二人。
2015年08月08日 07:51撮影 by  iPhone 6, Apple
8/8 7:51
最後の登りを駆け上がる私
2015年08月08日 07:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/8 7:52
最後の登りを駆け上がる私
平石のあたりから宮之浦岳を望む。
2015年08月08日 07:57撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 7:57
平石のあたりから宮之浦岳を望む。
宮之浦岳登頂!
2015年08月08日 08:52撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 8:52
宮之浦岳登頂!
山頂からの眺め。快晴で気持ちの良い天候
2015年08月08日 08:52撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 8:52
山頂からの眺め。快晴で気持ちの良い天候
山頂からの眺め。
2015年08月08日 08:53撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 8:53
山頂からの眺め。
山頂でポーズをとる私。
2015年08月08日 08:56撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 8:56
山頂でポーズをとる私。
山頂でポーズをとる私2。
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山頂でポーズをとる私2。
山頂でおどける私。
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山頂でおどける私。
岳参りをするため、山頂から少し降りたところの祠の前で。隊長と。
2015年08月08日 09:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 9:04
岳参りをするため、山頂から少し降りたところの祠の前で。隊長と。
海で拾ってきた砂をまく隊長。
2015年08月08日 09:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 9:04
海で拾ってきた砂をまく隊長。
私もそれに倣う。
2015年08月08日 09:05撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 9:05
私もそれに倣う。
山頂での集合写真。
2015年08月08日 09:29撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/8 9:29
山頂での集合写真。
南側から宮之浦岳を望む
2015年08月08日 09:44撮影 by  iPhone 6, Apple
8/8 9:44
南側から宮之浦岳を望む
花之江河あたり
2015年08月08日 12:06撮影 by  iPhone 6, Apple
8/8 12:06
花之江河あたり
淀川小屋近くの渓流。ここでの水浴びは最高だった。
2015年08月08日 13:30撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/8 13:30
淀川小屋近くの渓流。ここでの水浴びは最高だった。
水浴び後。このまったりする時間が小屋泊の醍醐味だ。
2015年08月08日 14:25撮影 by  iPhone 6, Apple
8/8 14:25
水浴び後。このまったりする時間が小屋泊の醍醐味だ。
三日目。
2015年08月09日 05:54撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/9 5:54
三日目。
尾之間歩道にて。渡渉箇所が何箇所かあり、増水時は確かに渡れなくなりそうだ。他には倒木が多く、跨いだりするのが少し大変だった。
2015年08月09日 06:27撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
8/9 6:27
尾之間歩道にて。渡渉箇所が何箇所かあり、増水時は確かに渡れなくなりそうだ。他には倒木が多く、跨いだりするのが少し大変だった。
ハゲ散らかしているおでこを隠す隊長。
2015年08月09日 06:27撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
8/9 6:27
ハゲ散らかしているおでこを隠す隊長。
苔むす石を降りてゆく
2015年08月09日 06:34撮影 by  iPhone 6, Apple
8/9 6:34
苔むす石を降りてゆく
膝を怪我した隊長。
2015年08月09日 08:01撮影 by  iPhone 6, Apple
8/9 8:01
膝を怪我した隊長。
尾之間温泉が見えてきた!
2015年08月09日 10:40撮影 by  iPhone 6, Apple
8/9 10:40
尾之間温泉が見えてきた!
尾之間到着。三日目10時40分。
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尾之間到着。三日目10時40分。
sea to sea のゴール地点(隊長とsean隊員の)
2015年08月09日 11:08撮影 by  iPhone 6, Apple
8/9 11:08
sea to sea のゴール地点(隊長とsean隊員の)
sea to sea のゴール地点。尾之間から私はランニングで。
隊長とSEAN隊員は、尾之間で海に出たのち、バスで安房まで。
安房港での記念写真。さらば屋久島!
2015年08月09日 13:13撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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8/9 13:13
sea to sea のゴール地点。尾之間から私はランニングで。
隊長とSEAN隊員は、尾之間で海に出たのち、バスで安房まで。
安房港での記念写真。さらば屋久島!

装備

共同装備
焼酎
備考 小屋に泊まるときに飲む酒

感想

急遽参加をすることに決めた今回の山行。
前日に参加を決めたため、装備が貧弱であったが同行メンバーに助けられた。
悪くない三日間だった。

唯一の心残りは下山後楽しみにしていた寿司屋「いその香り」がランチ営業しておらず、寄れなかったこと。心残りが残ってしまった。

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