甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳(長野県・山梨県)



- GPS
- 16:33
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,791m
- 下り
- 2,704m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:20
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:11
歩行距離:11.5km、標高:甲斐駒ヶ岳(2965.5m)、累積標高差:1250m
9月9日(月)2日目
歩行距離:13km、標高:仙丈ヶ岳(3032.9m)、累積標高差:1100m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バスで南アルプス林道を通り、大平山荘で2泊する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8日(甲斐駒が岳) 大平山荘〜北沢峠〜仙水峠〜駒津峰〜甲斐駒ヶ岳〜双児山〜北沢峠〜大平山荘 仙水峠〜駒津峰は、急登が続く。適度に休憩をはさみながら登り切りたい。双児山からは、壮大な甲斐駒が見ることができる。 駒津峰〜甲斐駒ヶ岳は、ヤセ尾根を過ぎると直登コースと摩利支天の方へ巻いて登るコースに分かれる。直登コースが混んでいたのでマキコースへ。(こちらの方が早かった。) 山頂は、360°の大パノラマ。西に仙丈ヶ岳、南に北岳、南東に富士山、北に蓼科山などきれいに見渡せる。 9日(仙丈ヶ岳) 大平山荘〜馬ノ背ヒュッテ〜仙丈ヶ岳〜小仙丈ヶ岳〜北沢峠 大平山荘〜馬ノ背ヒュッテは、谷沿いを進む。途中、急登となり、沢にたどり着くと沢沿いの道を進む。 馬ノ背ヒュッテからは、楽に歩ける。すぐに、視界が開けて巨大なカールを見ることができる。 仙丈小屋からひと踏ん張りして、山頂にたどり着くとこちらも360°の大パノラマ。 小仙丈尾根には花はなかったが、登りの沢コースにはまだ花が残っていた。 |
その他周辺情報 | 起点とした仙流荘には食堂と温泉施設(600円)があるので、バスの時間があったので食事をして、風呂に入った。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
仙流荘に到着し、名物のローメン(蒸した太めの中華麺を加えた長野県伊那地方の特有の麺料理)をいただく。焼うどんのような焼きそばのような。。。
南アルプス林道バスに乗り、宿泊場所の大平山山荘へ。
こじんまりとした家族経営の山小屋のようだ。夕食は2日間よく似たメニューだったが、ごはん、味噌汁を含めておいしかった。
1日目。甲斐駒ケ岳
山小屋のご主人から午後になると天気が悪くなるので、早めに出発した方がよいといわれ、4:15夜が明けないうちに出発する。
谷沿いの道を進み、仙水峠までは、それほどきつくはなかった。地図に書かれてあるとおりここから急坂が1時間以上続く。
途中、三重高校の登山部の生徒たちに抜きつ抜かれながら(高校生が休憩しているときに抜いただけだが。)、駒津峰へ到着。甲斐駒ヶ岳の雄大な姿が目の前に現れる。岩場が見え、人が登っているのが見える。
直登コースは少々危険なのか大渋滞になっていたので、おじさん5人組は無理をせず「マキコース」を選択する。(地図ではこちらのコースを奨励しているようだ)
山頂近くになると深田久弥に「日本アルプスで一番綺麗な山頂」と言わしめた白い砂礫に脚をとられながら、山頂を目指す。駒ヶ岳神社が見えてくるともうすぐだ。
山頂は思ったよりもこじんまりとした所だった。
沸き立つ雲が眼下に見え、3000m級の山に登ったのだと実感がわいてくる。山頂で大パノラマを見ながら山小屋でもらった昼食をとり、下山に入る。
下山するコースは、駒津峰から双児山を経て北沢峠へ下るコース。駒津峰ではたくさんの人が休憩していた。若い人が多い。
つづら折りの登山道を下り北沢峠へ到着する。
2日目。仙丈ヶ岳
朝4:20に出発した時は、まだ暗かったので天候が分からなかったが、空気が澄んでいて、1日目よりさらにクリアに山々が見える。
最初、緩やかな川沿いの道だが、すぐに急坂となる。なんとか登りきると沢沿いの登山道になり、歩きにくい所があるが、涼しく気持ちがいい。
山小屋の夕食時に隣り合わせた登山者から「もう花は終わったよ」と聞かされていたが、それは小仙丈尾根コースのことで、このコースにはきれいな花が残っていて、花好きの人にはこの時期でも楽しめるだろう。
馬の背ヒュッテを過ぎるといよいよ藪沢カールの上の仙丈ヶ岳の山頂がそびえたつのが見える。ここからの登りも少々きついが、左右の日本アルプスの景色見ながら、ゆっくり進めばいい。
仙丈ヶ岳の山頂は、カールの先端なので当然ながら狭い。ここからも360°の大パノラマ。
山頂付近でライチョウの親子がいた。天気が悪い時に姿を現すと聞いていたが、こんなにいい天気の時も見ることができて、ラッキーだった。
小仙丈尾根コースは雄大な景色が見られるので、人気のコースになるのは当然か。
昨日の甲斐駒ケ岳よりは、楽に登れるためか家族ずれが多い。花が多く、山頂からの展望が素晴らしく「南アルプスの女王」と呼ばれるだけある。
北沢峠げ下山すると11:35分。13:00発のバスまで時間があるので昼食をとろうかと思っていると、臨時便が出るとのこと。またまたラッキー。ぎりぎりバスに滑り込み予定より1時間以上早く仙流荘へ着くことができた。
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