北海道遠征④日目…幌尻岳


- GPS
- 11:50
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,370m
- 下り
- 2,371m
コースタイム
- 山行
- 10:52
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 11:45
天候 | 天気予報…[晴れのちくもり/10%] 夕方から曇ってくる予定だったがほぼ最後まで晴れていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
飛行機
【 電車 】…(970円) 新今宮駅(5:17)→関空(5:58) 【 飛行機(ピーチMM101) 】…(往復 20,990円) 関空(6:45)→札幌国際空港(8:45) 【 電車 】…(1,820円) 新千歳(札幌)空港(9:06)→苫小牧(9:31) 【レンタカー】…(ガッツレンタカー苫小牧店、軽自動車(ムーブ)1週間(24,200円)) 苫小牧(10:30)→旭岳ロープウェイ駐車場(14:30)駐車場代(500円)→🚡ロープウェイ山上駅(往復3,200円) ………旭岳⛰登山……… 🚡ロープウェイ山上駅(16:15)→旭岳ロープウェイ駐車場(16:25)→望岳台(19:00)(車中泊) ………十勝岳⛰登山……… 望岳台(9:00)→美瑛町国民保養センター(日帰り銭湯※300円)→トムラウシ登山口(17:00)(車中泊) ………トムラウシ山⛰登山…… トムラウシ登山口(11:00)→道の駅樹海ロード日高(19:00)(車中泊) 《本来なら、道の駅樹海ロードまで2時間かからないが、一旦、羊蹄山を視野に千歳に向かい、洗濯、銭湯、サイゼリヤに行っていた→その時に羊蹄山の天気予報が雨で、幌尻岳が夕方までもつ、という事だったので、苦渋の選択で急遽、幌尻岳に行き先変更になった。 【今回の遠征で一番のポイントは3日晴れの後、晴れの幌尻岳へ行く事…理由は川の水の量を極限まで減らしたい=渡渉を出来るだけスムーズにしたい…だったので先に幌尻岳に雨が降られては困るので、ここで幌尻岳をぶち込むことにした、トムラウシの次の日だったので、正直体はきつかったが、これを逃すとチャンスは1年後かも知れないと思い、決心した】 ただし、一旦休みたかったので、ここで車中泊してから2時頃登山口に向かう作戦だ。》 道の駅樹海ロード日高(2:00)→二岐沢出合登山口(3:20) ……幌尻岳⛰登山…… 二岐沢出合登山口(15:40)→道の駅しかおい(17:00)(車中泊) 道の駅しかおい(10:30)→阿寒湖温泉登山口(12:30) ……雌阿寒岳⛰登山…… 野中温泉(15:30~16:30)→道の駅ピア21しほろ(18:00)(車中泊)→《本日移動のみ》→道の駅名水の郷きょうごく(17:00)(車中泊) 朝(4:00~9:00)まで粘るも霧晴れず😔 羊蹄山断念、残念‼️ 道の駅名水の郷京極きょうごく(9:00)→(苫小牧) なごみの湯・日帰り温泉(11:00~13:00)→道の駅ウトナイ湖 (13:10)(車中泊) 道の駅ウトナイ湖(7:30)→苫小牧・ガッツレンタカー返却(9:00) 【 電車 】…(660円) 苫小牧(9:29)→新千歳(札幌)空港(9:57) 【 飛行機(ピーチMM104)】…(往復 20,990円) 札幌国際空港(10:35)→関空(12:55) 【 電車 】…(970円) 関空(13:26)→新今宮(14:07) [遠征総費用…98,407円 (電車/4,420、飛行機/20,990、車/49,440《レンタカー/24,200、高速/10,290、ガソリン/14,950》、食費/(行動食、水含む)19,157、風呂/2,200、コインランドリー/2,200) ] |
コース状況/ 危険箇所等 |
[ 二岐沢出合登山口→ヌカビラ岳→北トッタベツ岳→トッタベツ岳→幌尻岳往復コース ] まずはウォーミングアップの林道歩きがあり、徐々に川に近づいて行く、直ぐに渡渉が始まるとおもいきや、一旦樹林歩きがあり、程なくして、渡渉が断続的に始まる、単に横切るものから、川と並行に行くもの、中洲を通るもの…さまざまなパターンをこなして進んで行く、ここではスリップして怪我をする事は絶対に避けたい、欲を言えば靴は出来るだけ濡らしたくない。 やや角度が上がっても渡渉は続く、いよいよ川から離れていき、今度は急登、それもまたしてもスリッピー…朝露も邪魔してくる、唯一ハッとする景色や湧水場がなごませてくれるが、尾根までがなかなかの距離で北トッタベツ岳まで行ってようやく頂上まての半分だ、 ここからは、徐々にハイマツ漕ぎが始まり、延々と続く…スネ攻撃、リック引っ張り、腕攻撃、ボディーアタック、今までの藪漕ぎの概念が崩壊する事は間違い有りません、 それともう一つ登山者を苦しめるのが、幾度となく繰り返される、下りと登り返しのセット。 やっとの思いでそれらをクリアして、ようやく栄光の登頂…普通の山行ならもう"お疲れ様"の距離だ、当然、同じだけの下りと登り返しのセット、さらに、ぬかるんだ土の急登下り…スピードが全く稼げない、渡渉エリアも、全くスピードーを稼げない、ようやくスピードのでる樹林帯を過ぎるあたりでは、今度は疲労でスピードが出ない。 行った人には分かるが、とにかく運よくチャレンジ出来て 、無事帰って来る事が出来れば、その人が勝者である… プラスα、絶えず頭の大部分に、🐻の存在❗️ なるほど、登れば、百名山最難関と言われる理由が体で分かるコースです。 |
写真
この距離(150m以上)だと恐怖感はないが、どちらに向かうのかしばらく観察→どうやら下って行くようだ→🐻たまに顔をこちらに向けて立ち止まる、自分はあわててゆっくり上がる、しばらくしてまた確認すると、🐻はさらに下って行くが、またこちらを向く、自分は顔をそらしゆっくり上がる…それを2、3回すると、もうこちらを向かなくなった…後方の人(5人ほど)が心配だ、自分よりもう少し近づく可能性はある(多分大丈夫な動きだった)
感想
今回の登山を振り返って、一番のポイントは何かを考えた時にやはり、それは天候だと思う…
天気は選べるというところが大事で、いかに、天気続きで、さらに登山する日も天気であるか、それをチョイスする意識が大事だと思います…とにかく渡渉をいかにスムーズにやり過ごすかが大事だと思いますし、出来るだけ雨風を避ける事が、全体の流れのなかで大事だと思います。
🐻に関しては、ある意味落石注意と同じで、すでに、落ちている石には、当然避けながら進むし、いかにも落ちてきそうな場所は慎重に進む…
と同じ要領で、遠目に見えている熊がもしいたとしたら、近づかずやり過ごす、あるいは静かに後退りする、いかにも🐻が出そうなところは笛を口に咥えてふく準備をする、ストックや傘を手に持って防御に備える、あるいはクマスプレーを持っておく…のような防御の姿勢をとる…
あとは、自分の経験やさまざまな情報で🐻が出そうな場所の精度を上げていく事が重要ではないでしょうか⁉︎
登山中ずっと防御の姿勢をとり続けるのは大変なので、メリハリをつける用に心掛けていました。
正直、ハイマツに関してはほとんどノーマークだったので相当くらってしまいました、
最初短パンでしたが、傷だらけになり、すぐにレインウェアのズボンを履きましたか、程なく穴があき、さらに穴が広がり、ぼろぼろになって登山後捨てました…
ゲイターの下にゴールキーパー用のプロテクターをしている人もいましたが、全然大げさではない準備です…
とにかく単なる藪漕ぎではない事だけは理解して、スネやひざにサポーターをしておくのも一つの方法かも知れません。
それから今回水は3L近く持っていきましたが、ギリギリギリでした、これはやはり山行の長さに比例して準備が必要です、
行き帰りで"トッタの泉(湧水)"を利用するのも手です(心配なら浄水器を準備していってください…自分は基本湧水は飲みます)
後は体調管理というか、自分が最後までやり切るだけの体力があるかどうかの判断は、言うまでもなく大事です…途中リタイヤが許されないスポーツなので、自信が無ければまずはレベルを下げて十分な練習をしてから行くべきでしょう…
いろいろ書きましたが、少しでも何か参考になればと
思います😌
コメント
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山頂でお会いしたパーカーです。
ご健脚、恐れ入りました。
帰りの戸蔦別岳前の七つ沼カール側斜面にヒグマがいたとは😱
わたしが通過した時はガスが掛かっていたこともあり姿は見えませんでした🐻
登り返し地獄、ヌカビラ岳から沢までのぬかるみ急登、ハイマツ地帯‥
チロロ林道日帰りコースのスゴみ、経験したものだけが知ることですね。
お疲れさまでした♪
お互い、無事車までたどり着けて、本当に良かったです。
山行履歴を拝見しましたが、厳しいとこ攻めてますね…てっきり80位百名山行ってる方やと思ってました、
何より、あそこを1人であの時間にスタートできるメンタルや、山行に対して細かい準備をされているのには恐れいりました🤲
ちなみに🐻さんは、向かって左手でした…振り返って5、6人の人に合図しようとしたんですが、誰も見えませんでしたし、かなり左手に下って行ったので大丈夫だと、判断して先を進みました。
確かに、運にも恵まれたけど、それを掴みに行ったチャレンジが良かったんでしょうね…
あの日、あのコースを選んだのは2人だけなので、これから先、時々思い出すと思いますョ
お互い、良く頑張ったよ❗️…(基本、誰にもほめられへんけど…)
無事百名山⛰たどり着ければいいですね。
お疲れ様でした(^^)
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