【重太郎新道からの奥穂】上高地〜奥穂高〜穂高岳山荘〜涸沢岳〜涸沢〜横尾〜上高地穂高キャンプ

2015年08月14日(金) 〜 2015年08月16日(日)

• GPS: 31:48
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,245m
• 下り: 2,235m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:13
• 合計: 8:03

5:29 上高地バスターミナル
5:35 5:35 河童橋
5:46 5:46 岳沢湿原・岳沢登山口
7:15 7:21 岳沢小屋
10:05 10:40 紀美子平
12:31 13:03 穂高岳
13:32 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:50

5:28 穂高岳山荘
5:39 5:43 涸沢岳
6:05 7:01 穂高岳山荘
8:20 8:20 涸沢ヒュッテ
9:50 9:52 本谷橋
10:37 10:38 横尾 (横尾山荘)
11:09 11:09 新村橋(パノラマ分岐)
11:18 11:19 徳澤園
11:51 11:51 徳本口(徳本峠分岐)
11:56 11:56 明神館
12:23 13:00 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
13:11 13:11 河童橋
13:18 ゴール地点

小梨平でお風呂

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：2230 新宿〜(さわやか信州号 上高地行：9000円)〜上高地
帰り：1330 上高地〜(バス、電車：2450円)〜松本〜(高速バス：3430円)〜新宿

コース状況／危険箇所等

大変良く整備されています。ただし、重太郎新道・吊尾根のクサリ場・ハシゴは、少々高度感がありますので、慎重に。

その他周辺情報

・ドコモはほぼ圏内、所々LTE
・穂高岳山荘のテン場はワンセグ視聴可
・穂高岳山荘は水あり(天水)
・小梨平キャンプ場に風呂あり(600円)

写真

行きは2230 新宿発上高地行 さわやか信州号を使います。しかし東京は山へのアクセス手段が豊富ですね。特にバス。楽だし駐車場の心配もないし。

いつもの4列シートではなく、リッチな3列のグリーンカー。予約取れなかったから仕方なく、ですが。4列と比べれば、横幅が広く座席が倒せるのですが、それでもあまり眠れませんでした。

予定では0530上高地到着予でしたが0510頃には到着しました。トイレ(100円)と登山届、給水を済ませ出発します。ここのトイレは混むので、河童橋のトイレがオススメです。

いい感じにモヤってます。

0546 程なくして登山口。

0612 天然クーラー。まあまあのペース。スルーします。

0715 岳沢小屋。ペースが落ちます。でもまだCTより早い。

テン場もあり。

岳沢小屋からの上高地。

こんなハシゴが何ヶ所かあります。

分かりづらいですが、クサリ場も何ヶ所か。クサリは使わなくても登れます。高度感はありますが、ゆっくり登れば問題ありません。

重太郎新道は効率よく高度を上げます。

雷鳥広場。雷鳥はいませんでした。

1015 紀美子平。みなザックをここにデポして空身で前穂に登っていきます。片道30分。

自分も迷いましたが、これから奥穂登らなければならないし、テン場の空き状況も気になるので、またの機会にします。

紀美子平から上高地の眺め。

吊尾根。ここから奥穂までが体力的にきつかった。2百メートル程度しか登りませんが、テン泊道具・ビール1.5リットル・水3リットルが体力を奪います。特に最後の急登。

しばらくこんな平坦な道が続きます。

南稜の頭

1220 奥穂高岳。ついにCTを10分オーバー。

ジャンダルム。てっぺんに人が見える。

先週、槍から下りた新穂高(鍋平)。

1330 テン場到着。既にほぼ一杯。

No.1をゲット。1番ではなく、ランダムに配布されてるようです。

景色を見ながら、

これをぐいっと。2本で十分でした。1本は深夜に無理して飲みました。

一眠りすると、ヘリポートがテントで一杯になっていました。ヘリ利用時は退避することが条件とのこと。これでも秋の紅葉シーズンに比べればまだ少ない方だとか。

小屋前もこの賑わい。今日は1布団に2人だそうです。

ありがたい事に、ゴミ箱があります。

景色とワンセグ見ながらウトウト

諏訪湖の花火は見れないだろうな。

夜明け。

トイレで日の出の瞬間は見れず。

テン場から20分の涸沢岳山頂からの薬師・水晶・鷲羽・立山連峰・槍・後立山連峰。素晴らしい景色。

うっすら富士山

奥穂とジャン。今回のルートで小屋手前が一番危険だったような気がします。

7時撤収ですが、6時には3張しか残ってませんでした。皆さん早い。自分はのんびり。

涸沢に下ります。静かだと思ったら、発電機は向こう側にあるようです。

おぉ、これぞ涸沢！

涸沢のパノラマコース。とても良く整備され、歩きやすいです。

涸沢ヒュッテに到着。

涸沢からの下りもパノラマコースを予定していましたが、残雪のため通行止めだそうです。9月にならないとダメかな。

本谷橋。人がいっぱい。スルーします。この川の水を飲んでる人いましたが、大丈夫かな。上流に小屋あるけど。

屏風岩

横尾大橋

小梨平のキャンプ場でお風呂(600円)。

ここ登ったんだよな。

風呂上がりのビール＆バス。思ったほどは混んでおらず、サクッと乗れました。

松本駅名物?の唐揚げセンターにて遅い昼食。から揚げ定食(大)で満腹。普通盛りで十分でした。

高速バスで帰ります。

感想

shibak

お盆真っ只中の金曜日、夏休みで出社する人は疎ら。仕事が忙しいわけではなく、他のメンバがお休みをとっているので、とりあえず出社してます、という状況。つまりヒマってこと。天気予報のサイトを見ると、関東は天気悪し。一方、北アルプス方面は今日まで雨で週末晴れとの予報。北アルプスは先週も行ったけれど、これは行くしかありません。ところが今はお盆＆夏休み真っ盛り。バスはどこも満席。とりあえず今日中に電車で松本入りして朝イチの新島々行の電車で行く計画を立てました。念のため、いつものhighwaybus.comをリロードしまくってたら、1830頃に空席が見つかり、速攻予約。急いで家に帰り、準備して出ました。

朝の上高地は前日までの雨で曇っていましたが、すぐに青空がでてきました。
重太郎新道は3000mまで一気に高度を上げます。ザックのテン泊道具・ビール1.5リットル・水3リットルが体にこたえましたが、なんとか奥穂に到着。ジャンが間近で見られることと達成感はありましたが、個人的にはあまり面白みを感じれない山頂でした。30分ほど景色を眺め、13時頃には穂高岳山荘に到着します。

テントを張り、爆睡。目がさめると16時。目の前のヘリポートがテントでいっぱいになっていました。食事をとって、また寝ます。目が覚めたのは1時頃。満天の星空、そして無風。来て良かった。早い人は2時頃には出発してましたが、自分はのんびり4時頃まで寝て、涸沢岳に登りました。涸沢岳からの景色は素晴らしく、遠くに立山連峰、後立山連峰、裏銀座、表銀座、白山、富士山、八ヶ岳、近くに奥穂高、前穂、槍、常念…と大パノラマを見ることができました。

下りは涸沢。引き続きパノラマコースを予定していましたが、残雪の為通行止め、横尾に下ります。非常に良く整備された登山道。途中からトレランシューズに履き替え、少し早足でバスターミナルに向かいました。明日から天気が下り坂だからか、観光客はいつもより少な目。バスもサクッと乗れました。