あこがれの大雪渓から白馬岳、小蓮華、白馬乗鞍 1泊


- GPS
- 12:28
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
天候 | 晴れ時々霧、のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは栂池ロープウェイ乗り場からタクシーにて猿倉まで。5400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に難しい場所はなし。ルートもわかりやすい。 大雪渓では要アイゼン。落石の音が響いており少し怖い。 |
写真
感想
(UPしてませんが)前回の北岳から2年ぶりの山行です。
転職後、まとまった休みを取りずらく山は諦めていましたが、一念発起4連休をGET。
父が一番好きだった白馬の表参道に行ってきました。
とは言え、台風も接近し不安定な予報。しかも体力は衰えた今回の山行。
当日の明け方まで、様子を見ていましたが、なんとかるとの予想からいざ、白馬へ。
当初、八方第五Pに駐車の予定でしたが、予定の駐車場はガラガラ。
ならば…猿倉に行ってみるとなんと、7台しが止まっていませんでした。
シーズン終了なのか、台風接近のためなのか。。。
誰もいない猿倉山荘を出発し、およそ1時間で白馬尻へ。
一服後にいよいよあこがれの大雪渓に到着。
「大」がつくから大きいんだろうと思っていましたが、想定外の大きさ(笑)
いざ、10本歯のアイゼン(4本でよかったんだろうけど、予算の都合上持っていません)を装着し大雪渓登攀開始。
…が、登っても登っても続く雪道。時折響く落石の音。
びくびくしながら周囲にほとんど人のいない雪渓を2時間近くかけて上り詰めると、上部で秋道へと誘導され、そこでアイゼンをはずします。
そこから先は、急登路が続きます。
小雪渓を横目に、信じられない位のお花畑の中を歩くこと1時間半あまり。
いよいよ今宵のお宿、白馬山荘に到着しました。
800人あまりを収容するという白馬山荘。
どれだけの人波が待ち受けていると思いきや、今夜の宿泊者はざっと40人あまり。
台風接近もあって、少なかったのかもしれませんがビックリするくらいの閑散ぶりでした。
深夜には小屋が揺れるほどの暴風雨になり「明日は下山できないかも?」と心配しましたが、翌朝はなんとか晴れ間がのぞく陽気。
気を良くして予定通り、小蓮華から大池を経由して栂池に向かうことにします。
白馬岳山頂をGETして、稜線へ。
時折、体ごと持って行かれそうになる強風も吹く中、小蓮華へ。
やっぱり人気のコースだけあって、初縦走の私たちには感動の風景が続きます。
小蓮華を越え、三国境を越えるころから雲行きがあやしくなり。。。。
すると、出ました!雷鳥さま。
自分たちの行く1mほど先を、道案内のようにずっと歩いてくれます。
疲れた体に思わぬ癒しを与えていただきました。
その後、白馬大池から白馬乗鞍〜栂池までずーっと雨。
それにつれ、写真を撮る余裕もなくなるほどの疲れが全身を襲いました。
とにかく、怪我はしないように。。と、コースタイムを大幅に下回るゆっくりペースで何とか下山することができました。
下山後、栂池から猿倉へはタクシーにて。
地元の運転手さんと話していると「猿倉は大雨になると土砂崩れとかなくても通行止めになる。八方に止めてバスかタクシーを使ったほうがいいよ」と教えてもらいました。
ハイシーズンには行列を作って歩く今回のコースでしたが、お盆明けの平日、台風接近の予報もあって、ほとんど人と会わないという奇跡の山行になりました。
これってかなり貴重な体験ですよね〜(笑)
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