霞沢岳☆いにしえを偲ぶ古道の旅 [島々谷-徳本峠-霞沢岳-上高地]


- GPS
- 16:01
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 1,817m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:48
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 3:06
- 合計
- 11:12
*2日目はテント撤収時間および入浴&食事時間含む
■山と高原地図 標準CT
Day1:[島々-徳本峠] 7h30
Day2:[徳本峠-霞沢岳-徳本峠] 7h15
[徳本峠-上高地BT] 2h30
天候 | 9/4(金) 晴れのち曇り時々晴れ一時小雨 9/5(土) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
08:00 松本駅 ⇓ [松本電鉄上高地線 ¥700-] 08:30 新島々駅 08:40 ⇓ [アルピコバス 新島々-上高地線 ¥280-] 08:55 安曇野支所前BS ※徳本峠登山口の最寄りバス停だった島々バス停は2015年9月現在廃止。登山口から徒歩数分にある安曇野支所前バス停で下車してください。 *アルピコ交通 松本〜新島々〜上高地 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/ ※車で行かれる方は土日の場合は安曇支所に駐車するのを黙認してくれるようです。ただし駐車中の損害やトラブルについては当然自己責任です。 平日の場合は駐車はできませんので、沢渡に駐車し島々行きの始発バスで安曇支所バス停に戻れば9時頃には登山口に到着できると思います。 ◼︎復路--------------------------------------------------------------------- 15:00 上高地BT ⇓ [さわやか信州号 ¥9200-(3列シートグリーン車) / ¥7400-(4列シート)] 19:42 新宿西口BT *さわやか信州号 予約サイト https://www.highwaybus.com/rs-web01-prd-rel/gp/reservation/rsvPlanList?lineId=155 ネット割:2%割引(インターネットのクレジット決済限定) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◼︎登山ポスト--------------------------------------------------------------- なし ■トイレ------------------------------------------------------------------- 島々谷ルート上では徳本峠登山口、二俣に公衆トイレあり。他は岩魚留小屋と徳本峠小屋。 上高地側では明神、小梨平、河童橋、上高地BTに公衆トイレあり。 ◼︎登山道の状況------------------------------------------------------------ 【島々〜徳本峠】 基本なだらかな道ですが、島々と徳本峠の標高差は1400mありますので何気に体力を消耗します。 2年前に訪れた時よりも整備されてる気がしました。歩く人が増えたのか登山道も明瞭で迷う箇所はありませんでした。 ただし基本沢沿いの高巻道のため大小含めて崩落箇所が多く、また沢の渡渉も数回ありますので、大雨直後などの通行は危険極まりないかと思います。徳本峠小屋の方も島々谷の道は雨天時など通行自粛要請する場合ありと仰っていました。 大雨直後などは事前に徳本峠小屋に通行の可否を確認してください。 【徳本峠〜霞沢岳】 荒れてる道を想像していましたが整備状況は良好でした。ただ登山道は基本1人分の幅しかなく、普通に歩いている分には問題ありませんがバランスを崩せば滑落する可能性がある箇所もありますのでご注意を。 K1ピークに取り付くまでは樹林帯歩き。水捌けも悪くぬかるんでいる箇所も多くゲイターを装着した方がいいかもしれません。 K1ピークの登りは急登ですので、登りはともかく下りは浮き石や落石に注意してください。また雨の日はかなり滑ると思います。 徳本峠小屋の方によれば、島々谷と同じく霞沢岳も雨天時など登山自粛要請をする場合もあるとのこと。元々、初心者の入山は少ない玄人好みの山ではありますが、入山者も少ない山のため初心者のみでの入山の際は注意した方がよいかと思います。 【徳本峠〜明神】 前半は急登のつづら折り、後半は緩やかな幅広の林道。沢の渡渉もありますので増水時は注意が必要です。 ■テン場情報 ------------------------------------------------------------- *テン場ランキング(テン場写真付き) 新掲載はなし。全65箇所。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-391243.html 【徳本峠】総合評価☆2→☆3にランクアップ! 利用料¥700-(1名あたり) トイレ利用料込み / 水は1L=¥100- ・眺望 ★★★☆☆ 穂高連峰の眺めが良い。 ・快適度 ★★★★★ 砂利交じりの地面で水はけ良。ペグ打ち可。張り縄を固定する石はなし。 ・利便性 ★★★★☆ トイレ併設のトイレ棟でとても清潔。ペーパーあり。水場がないのが唯一のマイナス点。携帯(docomo・softbank)はテン場は×。テン場から数十秒の展望台まで行けばdocomoは不安定ながら圏内。SoftBankは圏外。 ・総合評価 ★★★☆☆ オススメ度の高いテン場 2013年に訪れた時は☆2評価でしたが、小屋の方のホスピタリティーもプラス評価とし☆3にランクアップ。 |
その他周辺情報 | ■飲食店情報-------------------------------------------------------------- *嘉門次小屋 08:30〜16:30 https://kamonjigoya.wordpress.com/ ☆おススメは岩魚の塩焼き定食¥1600- *小梨平食堂 07:00〜18:00(13:40〜16:00は昼休憩) http://www.nihonalpskankou.com/facility/cafeteria.php ☆生ビール¥450-と良心的価格。併設の売店には冷凍肉や野菜から歯ブラシまでヘタなコンビニより品ぞろえよし。山に登る前に買い忘れた物があればこちらがおススメ。 *河童食堂 10:00〜15:00頃 http://www.gosenjaku.co.jp/restaurant/kappa/ ☆おススメは松本塩尻名物の山賊焼き定食¥1700- *五千尺ホテル ティーラウンジ 5HORN 08:30〜16:30L.O. http://www.gosenjaku.co.jp/restaurant/5horn/ ☆こちらのケーキはかなりレベル高し。おススメです。 ■上高地日帰り入浴情報--------------------------------------------------- http://www.kamikochi.or.jp/facilities/bathe/ *小梨の湯 12:00〜19:00 ¥600- http://www.nihonalpskankou.com/facility/bathhouse.php |
写真
2年ぶりの島々谷。
以前は登山口に島々・徳本峠入口バス停があったのですが、バス停手前の橋の大型車通行不可により現在廃止。
登山口まで数分の安曇野支所前バス停で下車します。
写真の沢はかなりの急流。増水時に足を取られて転倒した場合、そのまま急斜面を滑落する可能性があり注意が必要です。
島々谷が通行可能かどうかは事前に徳本峠小屋に確認をしてください。場合によっては通行自粛勧告もでるようです。
泊まり客もはけ静寂が訪れた小屋。小屋の横には小屋番さん達の洗濯物。小屋番さん達も仕事をしながらも心なしか寛いでいるように見えます。
ちなみに写真上部の森の中に見えるオレンジ色の水タンク。徳本峠小屋は天水かと思っていましたが、小屋上部の森からわずかに滲みだした水滴を集め濾過し飲料水としているそうです。
そのなかで登山道整備の話になり、徳本峠小屋の担当範囲は、岩魚留〜徳本峠、徳本峠〜霞沢岳、徳本峠〜大滝山、徳本峠〜明神とかなり広範囲で、その整備は何の手当もなくボランティアでやっていらっしゃる事がわかりました。
島々谷、霞沢岳の道の様子を聞かれたので、島々谷の崩落箇所(*岩魚留小屋の担当範囲)の写真を見せたところ、「あと少しで休暇なので下山がてら石どかしちゃおうかなぁ」と仰る小屋番さん。
というのが僕の持論ですが今回改めてそれを確信しました。こうした小屋の方々の無償の奉仕で僕らは安全に山に登れる。心からの感謝を贈ります。
徳本峠小屋の小屋番さんはみなさんとても素敵な笑顔の人達でした。来年春にでもまたココに来よう!
お世話になりました!!
マジか…。(´・_・`)
そうだ、、、今日は平日じゃなかった…。
ケーキセットが。。。
並んでまで何かをするという性分は持ち合わせておりませんので最後のピークは断念(>_<)
「2時間前に岩魚食っただろっ!」という声は抹殺し、河童食堂で山賊焼定食を食らう。ビールは最後の良心(というより懐具合…)でなんとか自重。
ココの山賊焼はかなりレベル高し。うましっ!
感想
=いにしえの道を行く霞沢岳=
今から120年余前。近代登山の黎明期に日本の近代登山の父と呼ばれる英国人宣教師ウォルター・ウェストンが上高地に向かう際に通ったクラシックルートである島々谷。
そしてそんなクラシックルートである島々谷は、ウェストンよりさらに遡ること600年余前の鎌倉時代、飛騨の中尾を起点に中尾峠を越え信濃に入り上高地〜徳本峠そして島々谷と結んでいた古道・鎌倉街道に元を発するという側面も持ちます。
今回はそんな歴史あるいにしえの道を2年ぶりに歩いてきました。
北アルプスといえば森林限界を越えた美しく長大な稜線が連なるイメージですが、清らかな渓谷と深くそして美しい森が広がる島々谷の光景にそんな概念を覆されます。
瑞々しい苔の森。
牧草を思わせる草が縁取る明るい広葉樹の小径。
豊かな水の流れ。
そんな光景に肺の細胞ひとつひとつに届けとばかりに思いきり深呼吸。
そして霞沢岳へと続く初めて歩く道。ヘッデンを灯し1人暗闇の森へ。やがて空は徐々に明るくなり暁を迎えます。
3000m超の峰々から開幕したモルゲンロートがダケカンバの森を赤く染めるなか、朝露に裾を濡らしながら一歩また一歩と山頂へ。
やがて到着した霞沢岳。常念山脈の南の突端の山からは360°の大パノラマ。
黒部源流域の山のような外界と隔絶された深遠さはないものの、北アルプスの辺境に位置する山頂からは外の世界へと空間が広がります。
巨大なカールを囲むようにそびえる穂高の峰々。飛騨の名峰笠ヶ岳。上高地を守る衛兵、焼岳。優美かつ雄大な乗鞍岳。未だ噴煙をあげる御嶽山。
その東には水彩画のような中央と南の2つのアルプス。甲斐駒の肩から僅かに顔を出す富士。そして雲海に浮かぶ美ヶ原と浅間山。
島々谷の深い渓谷沿いの歴史の道。そして外に開かれた霞沢岳の山頂。趣きの違う2つの山旅を一度で味わえるそんな心に残る2日間でした。
そして今回の旅を語る上で忘れられないのは徳本峠小屋の小屋番さん達。
キビキビと働く姿。そしてその朗らかな笑顔。
「あぁ、来て良かった」
そんな気持ちにさせられました。
一期一会の出会いかもしれませんが「またこの小屋に来たいな」と思わせる方々でした。
今回歩いた道が一番輝くのはおそらく秋。島々谷はもとより霞沢岳も黄金色のダケカンバの紅葉が楽しめる山だと思います。
いにしえに想いを馳せる趣きある山旅。オススメです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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水晶のすれ違い者です。(笑)お邪魔いたします。
島々谷から徳本峠・霞沢岳は行きたい行きたいと思っているところです。
奥黒部と言い同じ志向なので重なるのでしょうか。
瑞々しい心象の写真と美しい言葉でつづられた記録は、zawadaさんの山旅への思いをなぞるような気持ちにさせてくれます。
自分は歩くのが精いっぱいでこのような写真を撮る余裕もなく腕もなく、想ったことを言葉にするのも稚拙で恥ずかしくなります。言葉を大事にされていますよね。
島々谷から徳本峠・上高地をつなぐと実は太平洋から日本海(親不知)までの徒歩繋ぎ完結になるので行かねば!と考えていたところ大変参考になりました。ありがとうございました。でもその前に読売新道から奥黒部行かねばですが。笑
また、美しい山旅の記録を期待しております。
55akiraさん、おはようございます。
奥黒部と島々谷。確かに2連続で北アの森を歩く旅になりました。
レコについてはお恥ずかしい限りですが、視聴済みの映画を二度目と気付かず結末まで見たり、読破済みの本なのにもう1冊購入したりするくらいの鳩並みの記憶力しかないもので
太平洋から日本海!
最後に残った島々谷の道。北アの他の森とは明らかに雰囲気が異なる森だと思います。それこそ700年以上前からある道ですからそこかしこに往時の残り香がある感じで、晴れていてもどことなく憂いを感じさせるような印象の道です。
太平洋と日本海を最後に繋ぐのが、遥か昔から歩かれてきた島々谷というのは、偶然かもしれませんが「とても相応しい」そんな気がします。
55akiraさんの旅が無事完遂されることを祈ってます。
zawadaさん、こんにちわ。
最近かすみが気になっている私です。あ、「目」の事です。
私は上高地側から入って島々谷へ下りるルートでしたが、
島々谷は歴史を感じる、雰囲気のいい道ですね。
霞沢岳も島々谷も
非力な私にはいろいろと怖い箇所満載でした
その分思い出深い山です。
五千尺ホテルの5 HORNのチーズケーキは極上でした
sakusakuさん、こんにちは!
最近僕も近くが見えにくくなってきまして
遠くはよ〜く見えるんですが。。。
視力だけは良かったのに
島々谷。歴史ある道のせいかやはり趣きがありますよね。
2度目の島々谷でしたが、この道は季節を変えてまた訪れたいと思います。
5HORNのケーキ!うまいですよね!!
山帰りの小汚い格好で行っても「どこに登られてきたんですか?」って話しかけてくれたり、とてもお気に入りな場所です。
今回一番の心残りは5HORN未踏かもです
zawadaさん、こんにちは
いつもの北ア北部かと思ったら上高地付近でしたか
中アきれいに見えてますね〜、その頃はまだロープウェイでしたが…
中アから槍穂あたりも10時くらいまでは見えてたみたいですが、やり残しちゃいました
霞沢岳かぁ、私には馴染みがないですが、蝶ヶ岳からの縦走なんてのもおもしろそうですね
あと、グルメ情報も楽しみ
北ア界隈フリークのzawadaさん(とむらおさん)のレコに出てくると、気になります
5HORN、( ..)φメモメモ、上高地は美味しそうなお店多いですよね
後、お二人のレコによく出てくる萬来だったかな?、いろんな部位の馬肉、めっちゃ気になってます
spicavegaさん、こんにちは!
そうです。こちらに出没してました
霞沢岳。馴染みないですよね〜。
百名山じゃない山の方が少ないんじゃないかと思われる北ア南部山域においては、あまりに地味すぎますかね…。でも一応 (って一応って
蝶ヶ岳〜徳本峠間は僕も来年歩こうと思ってます。ココだけ未踏区間なので。
グルメ情報。。。
今回こそはしっとりとした潤いのあるレコで締めくくろうと思ったのですが、、、結局暴飲暴食〆…。
5HORNの
あと萬来も。
馬刺しはどこで食べても一緒でしょ?って思うかもしれませんが、やっぱ店によって美味さが違うんですよ。松本にお立ちよりの際はぜひぜひ〜
って結局このコメントも暴飲暴食で〆…
ちわ、zawa氏
深く静かな森の中をゆったりと歩く…。
そんなイメージを勝手に持っていたんだけどね。
グラフを開いてみてびっくり。
累積登り3000mもあるんじゃないの。水平距離も30km超…。
これは私向きのコースではないようだねえ。レコご馳走様でした
>「2時間前に岩魚食っただろっ!」という声は抹殺し…
こらこら、せっかくのツッコミどころを自分で処理するんじゃないっ
写真も何やら色々な工夫を凝らした撮り方しているみたいだし、写真コメントも丁寧に言葉を選んで綺麗にまとまってるし。
うーん、ズバリ岳や七葛岳が懐かしいなあ…
おは、mus氏
>累積登り3000mもあるんじゃないの。水平距離も30km超…。
そうなんだよ。自分でも歩いてて「あれ?
島々谷はホント一定の緩い斜度が延々続くので、鼻歌まじりに登ってたらいつの間にか疲れちゃってるパターンな感じ。
霞沢岳はほぼ空身みたいなもんだったから「テン泊装備に比べりゃ超楽勝〜
>こらこら、せっかくのツッコミどころを自分で処理するんじゃないっ
ここ最近はレコ書きあげてから丸1日かけて校正してからアップしてるのでー
しかし我ながら、ケーキ食べるはずだったのになぜか肉食ってる自分を肯定するのは大変だった…。
ちーす^^
随分前に、徳本峠越えで奥穂の方に行ってたような気がしますが、ザワさんだったような、違う人だったかー
このコース渋い。いいですわ!
霞沢と餓鬼がどうも気になる
やはりテント泊はいいなぁー、山行った感バリバリ。
オツでした
どもーー ブルスカさん〜
>ザワさんだったような、違う人だったかー
そうです。わたしがそのザワです。
最初は上高地から霞沢岳ピストンするつもりだったんですけど、なんしろピストン嫌いのワタクシ
島々谷から徳本峠に至り霞沢岳へというルートは、かなりの大正義なルートだと思います
現に下山日にちょうどBS TBSで放映された霞沢岳のTVは全く同じ行程でしたので
餓鬼。常念山脈の北の端。ここも未踏なので来年か再来年にはと狙ってます。
>やはりテント泊はいいなぁー、山行った感バリバリ
北ア偏愛主義かつテン泊偏愛主義者ですが、やっぱテン泊はいいです。外の世界と薄皮1枚でつながってる感がたまりません。
どもでした
ざわしー、こんばんはー
北アルプスって華やかなイメージあるけど、こんなしっとりした場所もあったのですねー(o^^o)
地図を見て『釣りできそうだ!』とチェックしてた場所だけに、どんなところかわかって、しかもこんな素敵な場所だとわかって嬉しくなってしまいました
あの苔の斜面!この目で見てみたい!ヽ(o'ω'o)ノ
ふふっと笑みがこぼれてしまうような登山道でしたねー
小屋もとてもいいかんじで訪れてみたいです
霞沢岳も惹かれますー
輝くような秋に間に合うといいな♪
p.s.あの生ビールの写真は小屋じゃなかったのねw
でわでわ
アルガさん、こんばんは〜
そうなんだよね。北アの概念変わる道っしょ?この道。
700年以上の歴史もあいまって、しっとりモイスチャー成分たっぷりな道でございます。
>地図を見て『釣りできそうだ!』とチェックしてた場所だけにー
さすがです。僕は釣りのことはサッパリわからないけど、岩魚留小屋には釣り人さんへの注意書きが書いてあったので、釣りスポットなのは間違いないでしょう。
あの一面の苔斜面。「あー、これアルガさん、ここから動かなそう」って思ったのは内緒です
でも岩の隙間まで苔にびっしりでしたからホントすごかったですよ
霞沢岳は日帰りするにはかなりハードですし、かといってその先に道がつながっているわけではなくピストンオンリーの山なので、訪れる人も少なくかなりの穴場の山だと思います。
北アもまだまだいろんなとこあるっしょ?
zawadaさん、こんにちは
クラッシックルートって、何故かときめいちゃいます。
ウェストンさんも、最近の私の山行でも良くお会いしてます。
静かで、歴史ある、緑豊かな道、しかも良い天気、
あーーーー私も歩きたい
>「登山道の状態を見ればこの先の小屋がイイ小屋がどうかわかる」
素敵な登山道には素敵な方々の
それにしても、鹿島槍縦走の予定だったのに、
zawadaさんの引き出しの多さにも感服いたします
常念山脈、故郷の山、北から南まで歩いたね、やったね
こんにちは!ネギまさん
この道はクラシックルート+古道という『はらたいらに2000点』(古っ
結局のところ、昔から歩かれていたってことは、そのルートじゃなきゃいけない理由がそこにあった訳ですよね。つまりそこを歩くのは必然。
ということでネギまさんもレッツらGO!
>素敵な登山道には素敵な方々の
今まで北アを歩いてきて一番
七倉から船窪小屋への七倉尾根。あそこがNO.1!
2013年の8月に登ったんだけど、1kmあたり360m標高を上げる胸突八丁どころか鼻突八丁な個人的には北ア急登NO.1な道で(ちなみにあの笠新道は1kmあたり300m)、歩くというよりも両手両足つかって壁を登っている感覚になるほどきついんだけど、登山道の整備具合がホント素晴らしくて「これは小屋の人にホント感謝だなぁ」って思いながら登り切ったら、船窪小屋の方々は本当に素晴らしい人達でもう泣けてきちゃうレベル。
あそこは景色も本当に素晴らしいし、頑張れば日帰りもできるのでネギまさんにもおススメだよ〜
前回の雲ノ平の時も、雲ノ平小屋の人達が小屋の周りの木道整備してくれてたし、5月の合戦尾根の下りの時も燕山荘の人達が雪切りして階段作ってくれたし、ほんとそういう感謝のシーンばかりです。
>常念山脈、故郷の山、北から南まで…
いや、実は北の突端が残ってるのですよ。餓鬼と唐沢が…
ざっちゃん
って最近なんかレコが迫力あるし
言い回しがすごく流麗って言うの?詩人みたいだしぃ♪
なんかすごいなぁって感心してたんよ
したら、1日かけて校正!ってなんやねん
男らしく予習もしないでズドドーンってアップせいや!!!
しかし今回もまた、いい旅やったねぇ
オイラも真似したんよ
悔しいけどチョット言っちゃおうかな
zawadaバンザーイ
なかなかいい旅して、いいレコ書いてるね
beeさん、こんちは〜
ってbeeさん、今回は来るの早かったですね〜。いつもは亀レスの帝王なのに
ちょっと最近ポエマーモードで書いております〜
>男らしく予習もしないでズドドーンってアップせいや!!!
こういうのに男も女も関係ないっちゅうの
ったく前時代的な
>オイラも真似したんよ
>zawadaバンザーイ
なかなかいい旅して、いいレコ書いてるね
うむ。もっと言ってくれたまえ。苦しゅうない
こんにちは!
霞沢岳、北アの歩きたい山の中で割と上位にランクしています
そして、zawaさんにしては珍しく森歩きだなぁ、、、と思いながら拝見しました♪
先日も笠ヶ岳から見えていましたが「歩きたいんですよー」とか話をしていたところでして。
タイムリーすぎてビックリでした
やっぱり島々谷のクラシックルートは外せないですね。
往路か復路か…その時のアクセス次第になりそうですが、是非とも歩きたいです
来年あたり、チャレンジしてみようかな。。。
joeさん、こんばんは!
joeさん達が笠ヶ岳登ってるの見えましたよ〜(大嘘
ホント我ながら「縦走中の9割が森の中なんて超久々〜」なんて思いながら歩いてました
それにしてもさすがマニアック・ジョーだけあって、霞沢岳はチェック済みでしたか
霞沢岳に登るなら、島々谷のクラシックルートは絶対外せないと思います。
できれば往路がおススメではあります。ウェストンが島々谷を登りつめて徳本峠から穂高岳を眺めて感動したように。
ま、僕は2回目ですけど、登りつめて一度もドーンとそびえる穂高岳を見れたことないんですけどねっ
ここんとこzawa氏に行きたいとこ先越されっぱなり
ってか全然山に行けてないから仕方ないか
北ア最南端の登山道(乗鞍岳除く)島々谷
常念山脈の蝶ヶ岳〜霞沢岳の稜線繋げたい!餓鬼もね
地味なイメージだけどなかなかよさげな感じで、黄金色のダケカンバの紅葉の時期歩いてみたいなぁ
何か妙に
無理!絶対無理!!
美味そうなものもいっぱい食べてるし
やっぱり北アはいいなぁ
Maieさん、こんばんは〜
やっぱ雲ノ平無理だったかぁ。あの天気じゃサスガのMaieさんもね。
僕も常念山脈細切れ状態なので今年はつなげたいと思いまして。
5月にホントは燕→霞沢で狙ってたんだけど天気が×で常念⇔大天井区間のみになっちゃったので、とりあえず今年中にせめて霞沢岳だけはなんとかしとくかと思いまして〜
蝶〜徳本峠間&餓鬼は来年に持ち越しです。
レコはとりあえず写真だけアップしたら、あとは通勤中に電車のなかでスマホでいじってるので、文字の打ち間違いとか多くてですね…
霞沢岳は空身みたいなもんだったので、想定よりかなり早くピストンできたので、テント撤収しながら岩魚→風呂→ケーキの流れはできてたりして
Maieさんは雪降る前にまだ登れそうなのかな?
ってよくよく考えたら、今夏Maieさん北アは白馬だけじゃん
ずーっと前にいくつかコメント残した者です。
登山始めたての頃から霞沢岳行きたいなぁと思ってたのですが、なかなか行けず。
でもzawadaさんの記録見てまた行きたい気持ちがフツフツと湧いてきました!
写真どれも素敵です(≧∇≦)
やっぱ上高地からではなく、いにしえの道を歩かなきゃですね!
紅葉の時期とかキレイそうですね(^^)
ヤマレコフォローさせてください(^^)
ruonickさん、こんにちは!
ご無沙汰しております。
まずはご結婚おめでとうございます!
お二人のはじける笑顔にこちらまで幸せな気持ちになりました。
重い荷物も二人で持てば軽くなる。
ホンのわずかな出来事も二人ならば感動は倍になる。
きっと人生も山歩きと同じですね。
小さな歩みも重ねれば万里になる。一歩一歩着実に歩んでいってください。
末永くお幸せに!
さて山の話。
霞沢岳、ruonickさんもチェックされてましたか。
霞沢岳に登るなら、やはり島々谷は絶対にはずせません。どちらかと言うと、霞沢岳はスルーしても島々谷はスルーするなというレベルです。
mo-manさんと是非ご一緒に歩いてみてください。
夏はこのルートは暑くて死ぬと思いますので、やはり秋がおススメな気がします
それはそうと、ruonickさんも今夏は北ア満喫だったんですね!
僕も北アに入りっぱなしでしたが、薬師に五色に剱沢に太郎平に双六などなどruonickさんと同じ山域に入っていたのにも関わらず、入れ替わり立ち替わりといった感じでしたね!
来年あたりどこかでバッタリなんてこともあるかもしれませんね!
ヤマレコフォローありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
zawaさん、こんばんは。
1600km日記の「上高地をほっつき歩いてくる」は、上高地散策という意味と思っていましたが、、、ほっつき歩くのレベルが想定と違いすぎでした。。。
ずっと昔は、便利なトンネルとか無くて、ひたすら登り降りだった筈なんですよね。
その歴史が実際に形として残っているのは、なんだか感慨深いですね。
この道があること自体、私は初めて知りました。zawaさんの北アルプス愛は山だけでは無く、その生い立ちを含めた歴史にも及んでいるのですね。探求の方向は絶えること無い!そしてzawaさんの松本愛も計り知れない!
taisさん、こんばんは!!
翌日太ももが筋肉痛だったので、どうやらほっつき歩いてなかった模様
北アルプスというと、華やかで賑わっていて人が入り出したのは近代登山が始まってからっていうイメージがありますが、戦国時代末期には加賀藩が"奥山廻り"という黒部源流域の調査をしたり、ザラ峠にまつわる佐々成政のさらさら越えなど、案外と歴史深い地だったりするのです。
今回はただ単に歩くのだけじゃなく歴史に着目して歩いたので、一段深い山歩きが出来た気がします
僕が北アルプスに拘るのは故郷の山だからっつうのは否定できないー
しっとり静寂な大人の山旅
この度も、しっかり脳内登山させていただきました
こんばんは☆zawadaさん
激・遅コメすみません
"最高の穂高を眺めに「霞沢岳」に登るのも渋いね!"
…と、以前から相方からの提案もあったり
北ア好きな人々は、この山は、気になっておられる方が多いようで…
数多くのメジャールートすら、未踏が多い私からしたら
zawadaさんのなさる大人旅はまだまだはるか遠くに…
というのが現実 (´_`。)
まずは王道ルートを地道に制覇しなければ…(^_^;) 話にならん…ですね
W・ウェストンが感動し涙を流した穂高の風景
島々から延々とず〜っと歩を進め、漸く峠に立ってそこで初めて見た時に感じたもの
…あードラマチック過ぎですね
やはり島々から徳本峠を越えて…というのがベストルートのようですね
beelineさんも、書いておられたように、zawadaさんの描く麗しい文章
昨今の品格のあるレコには益々心惹きつけられています(*´∀`)
あ、お食事シーン除く…w 今回も
冗談はともかくzawadaさん、語彙が豊富でほんと羨ましいですゎ(.› ₃ ‹.)♡
zawadaさんもチェック済の
『日本の名峰・絶景探訪』の番組で霞沢岳を先週放送していまして…
その時の感動が、zawadaさんのこのレコと共に湧いてきました
あれから録画を何回も見ています
*日本の名峰・絶景探訪*
BS-TBSで毎週土曜22:00〜
【憧憬溢るる峠道 霞沢岳】
http://www.bs-tbs.co.jp/meihou/archive/20150905.shtml
見逃した方には
★9/26にアンコール放映があります
TV局のまわしものではありません(笑)
どんどん深まる北アの秋
いよいよ私も常念山脈、トライのときが…
北アに身をおける幸せを存分に味わってまいります
次、zawadaさんは鹿島槍からの縦走旅?でしょうか
移りゆく季節を感じて…
食欲の秋…も、楽しみですね
yukinomieさん、おはようございます。
静寂な大人の山旅。。。
仰る通りこの道にワイワイガヤガヤは似合わないかもですね。
森の静寂を乱さない範囲の人数で、ゆったり静かな山旅が似合う道だと思います。
yukinomieさんも霞沢岳チェックしてらしたんですね
今回レコにしてみて思いのほかこの山に興味を示す方が多くて驚いています。
やはり様々な歴史が刻み込まれた道というのは多くの人を魅きつけるのかもしれないですね。
>まずは王道ルートを地道に制覇しなければ…(^_^;) 話にならん…ですね
そんな話にならん…だなんて
それにこのルートは言わば北アルプスが生まれた道。ウェストンがこの道から北アルプスを歩き始めたように、この道を登りそして未だ歩いた事のない山々に想いを馳せる。もしかしたらそれがこのルートの王道なのかもしれません。
そしてやはり何度も言いますが、このルートは島々谷ありきだと思います。
さらに言えば、島々から登りつめ眼前にそびえる穂高岳と対面する。ほんとドラマティックですよね〜
逆ルートでももちろんいいんですが、島々谷を遡行する方が物語性が山旅に加わるような感じがします。
yukinomieさんが島々谷を登りつめた時、いったいどんな言葉を紡ぎ出すのか、いやはや楽しみです
おっ!霞沢岳、再放送やるんですね!!
旅した海洋冒険家の白石さんも、島々谷の道を「今まで歩いたなかで一番良かった」と仰ってましたよね。白石さんもこの道に物語性を感じたのかもしれないですね。
yukinomieさん、いよいよ念願のルートを歩けますね!
今年は紅葉の進みも早いようですし本当に楽しみですね
僕は16、17と北ア某所を歩く予定だったのですが、あいにくの空模様のため今回はパスしました。鹿島槍は来月頭あたりに行けたらいいなぁなんて思ってます。
yukinomieさんの旅が素晴らしいものになりますように。
東京の雑踏から祈ってます
zawaさま、こんばんは!
パソコンの不調で少々遅なりましたが
またまたじっくり見させていただきましたよ
(でも、まだ無線LANがどうにもダメなんですが・・・
で、霞沢岳のレコはつい最近、
私の師匠のレコ(上高地から)でじっくり見たのですが、
zawaさまは逆側、島々谷からでしたか
いにしえの道、クラシックルート・・・
歴史に想いを馳せながら、そして独り静かに深い樹林の中を
じっくり歩くのも、また良いものですよね
自分もソロの南ア登山などでは、いつもそんな感じで
稜線からの絶景などはなくとも、無心になって黙々と、
南アの大自然を身体いっぱいに感じて歩いていますよ
それと小屋番さんの登山道整備も素晴らしい
自分もいつも感じるのですが、これって無雪期だけの話ではなく、
残雪期なども最新の融雪状態を判断して、
安全でかつ合理的なルートにトレースを切ってくれる
そのお陰で私のような一般登山者でも安全に歩くことが出来る
弛まぬ努力に本当に頭が下がる思いです
山行だけでなく、いつもながらの美しい写真にも
趣が感じられて中々良かったです
山登り=ただ絶景眺めて歩くだけじゃない・・・
そんなところがイイですね
次回も楽しみにしています
リフターさん、おこんにちは!
リフターさんのお師匠さんとはもしやtekutekugoさんですか?
僕も霞沢岳に登る前に参考にさせて頂いたんです。
>歴史に想いを馳せながら、そして独り静かに深い樹林の中を…
僕はご存知の通り樹林帯歩きは1秒でも短ければ短いほどイイという人間なので、森の中をなが〜く歩くことなんてめったにないんですけど、この森に関しては「なにかが違う」んです。歴史の残り香なのかなんなのかわかりませんが、歩いているとなんだかス〜っと無心になってく感じがするんですよね。
なので島々谷は季節を変えてまた歩きたいと思っています。
今回の最大の収穫は小屋番さんと話せたことかもしれません。小規模な小屋ならではの時間が過ごせた感じです。
北アを歩いていると、「登山道が整備されていて当然」だとか「小屋で水が買えるのは当然」だとか、とかく勘違いしまいがちになりますけどそれは違いますよね。
僕は大雪山を歩いた時、小屋のありがたさをホント痛感しました。雨風をしのぐ小屋もない。トイレもない。水は自分で見つけ出せ。などなど。
リフターさんもシーズン前の池山吊尾根を毎年歩いてるから小屋のありがたみは痛感されているのではないかと思います。
これからも感謝の気持ちを忘れずに山を歩いて行きたいと思います。
久々の森歩き。ホント歩いてヨカッタなぁと思います。
ということで来月は初の東北進出な5日間の森歩きをしてくる予定です〜
そこまで樹林帯苦手だったっけ?
そんなイメージはなかったけど…( ? _ ? )
行ってないから出てこないだけか、その表現が。
前回のシマシマの時、すごくオススメされたから、樹林帯は意外と好きな人と思ってたよ。
いにしえの道ってやっぱりイイよね。
物語性抜群。
そこには良い話も悪い話も楽しい話も哀しい話も詰まっているに違いない。
そういうのの定点観測的本があっても面白いかもなぁ…
というのは、山とは関係ない話だけど。
登山道の整備具合と山小屋の関係性は全くもって同意です。
道って、ホントに手を入れなければ数年で消えて無くなってしまう。
山登りを始めて、なんで高度成長期時代の人間がじゃんじゃん無造作に自然破壊をしていったのかがわかった気がしたよ。
よもや消えて無くなることがあるなんて思えないほど圧倒的なんだもん。
重機の入らない山道は未だ自然の威力の方が強いわけで。
コツコツとそんなところの道を守ってくださるのは、やはり並大抵の努力ではないと思うのです。
そういう丁寧な気持ちの詰まった道。
いつか歩きに行ってみたいなぁ。
累積標高差3000mはかなりキツイけど、それをやってみる価値は十分にあると思いました。
今回もステキな道紹介をありがとう(^_^)
えー、樹林帯は苦手というイメージを皆さまに植え付けまくってると思うんだけど。。。
樹林帯メインの山歩きなんて、それこそ年1くらいだよ。
そのくらいのペースだからなんとかシナプス全開で歩けるのかも。
そんな樹林帯苦手な奴だけど、この道はね〜、また歩きたいなって思うんだよね。
いにしえの道ってmuniさんが言う通り、ぜ〜んぶ積もり積もっている道だから、決して「あー、なんて、気持ちのイイ道だろう!」って心から解放されるような道ではないんだよね。ココは足早に通り過ぎたいなってとこもあったりする。でもだからこそ深みがあるのかなぁなんて歩きながら思ってた。
自然の力。あの黒部の山賊の伊藤さんだって、当初は黒部ダムに光を見出してたんだもんね。だけど巨大なダムは自然の力を完全に凌駕して黒部の山々を壊してしまった。
それに比べれば人の歩む幅しかない登山道はささやかなものかも。なんて考えるのは登山者の驕りか。
日本人の自然観は里山に象徴される気がするんだよね。山や森の端に住まわせてもらっている感覚。北アルプスだってそう。曖昧な人と森の境界からシームレスに3000mの頂に繋がっている感覚。だからこそ戦後の高度成長期にはそのシームレスさも相まって開発のベクトルに一気に進んでしまったのかもしれない。
って何書いてるんだか訳分からなくなってきた。また今度ね〜。なんじゃそりゃ。
というわけで(って無理矢理すぎっ)、mmにはこの道を歩いて欲しい訳ですよ。
なんでって?そんなん分からんわ。
標高差3000mっていっても霞沢岳のピストンは空身だし、そんな大変じゃないよ。だから歩きに行ってこーい
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