剱岳(別山尾根)


- GPS
- 09:37
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,874m
- 下り
- 1,898m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:21
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 7:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行きは扇沢から、帰りは立山へ、アルペンルートを利用しました。 アルペンルートの予約は平日だったからかもしれませんが、WEBから余裕でした。 天候を見て前日にとりましたが、WEB予約は前日の何時までと決まっているようなのでご注意ください。 なお、室堂からの片道はないため、扇沢→富山までのチケットを買っておいて、5日間有効、ということのようです。 私はよく知らなかったので、扇沢→室堂の片道をとりあえずおさえてしまいました。 結果的には、上に泊まる人は繁忙期のチケット上限の対象等にならない?というようなことがホームページに書いてありました。 帰りに当日券売り場で、普通にチケットを獲得。 富山側に向かうこちらのバスも予約制ではないので、いつでも乗れます。 バスの中では観光案内が入っていましたが、疲労と満腹感と乗る前に飲んだビールのおかげで熟睡してしまいました。 行きの扇沢までのアクセスですが、アルペンルートのチケット購入時、オプションで信濃大町〜扇沢のバスチケットもつけられるようです。 私は付け忘れてしまったので、ロータリーの売り場で購入しましたが、すぐ買えます。 チケット売り場はバス出発の15分前くらいにオープンしました。 バスは予約制ではないので、片道か往復かを伝えてあげると、スムーズに購入できるので、そのように言ってほしいそうです。 お盆前の平日で、バスは空席余裕ありでした。 扇沢から先は乗り継ぎでどんどん上がっていきますが、どこの駅でも時刻表に乗っていない臨時便が出ていたので、焦って乗り継ぐ必要はなさそうです。 高地順応もあるし、次のでいいやと思い黒部ダムをゆっくりまわっていましたが、臨時便にサッと乗れました。 黒部ダムは展望台からぐるっとまわってダム上を歩くルートにつながっているので、こちらでケーブルカーの方に向かいました。 黒部ダムにつくと、展望台へいくか、乗り継ぐかのルート選択を迫られますが、展望台に寄っていっても全然余裕ありますので、ぜひ行かれてください。 階段の途中に湧き水ポイントがあります。 室堂の天気が持つなら、大観峰テラスもとても良さそうでした(寄ればよかった…) 臨時にしろそうでないにしろ、次のが来ますので、焦らずそのあたりも堪能するのがよかったかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行きは新室堂乗越から、下山時は雷鳥坂を通っています。 新室堂乗越を登った時はあまり感じませんでしたが、雷鳥坂をくだったときに、これ登ってたらきつかったなぁと思いました。 残雪はないよ、と案内されていったものの、剣山荘手前のところで、少し残雪を渡ります。 まあ、数歩歩くだけなのでアイゼン等も確かに不要かという程度ですけれど。 別山尾根ルートは、剱の頂上までさすが、よく、整備されてますね。 |
その他周辺情報 | 前泊した信濃大町駅すぐ近くに安い旅館があります。 ルートインは満室でした。 コンビニ、スーパーもあるので、買い出しできます。 (ただ夜のお惣菜、菓子パンは結構売り切れてました) |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
初めての立山、劔岳。
想像以上に高山植物が盛りだくさんの山でした。
最初から2000m以上に行けますし、この時期にはいいですね。
ただし急激に上がりますし、高地順応はゆっくりしたほうがいい気がします。
標高が高い分、室堂周辺もアップダウン結構きつかったです。
周辺だけでもかなり高山植物が咲いているので、ゆっくり見て回りながら時間を過ごしました。
室堂のターミナルの横に自然館がありますが、3Fに案内の方がいます。
3Fでライチョウの出現情報もあるので、まず立ち寄ってみるのがいいかと思います。
剣山荘はシャワーもできて快適でした。
ヘリコプターが来るときは窓を閉めて外に出ることはできないそうで、そのときは我慢ですね。
各種食事やワイン、日本酒、ビールあります。
ご飯は、お米とお味噌汁はお代わりし放題です。
消灯は20:30くらい?だったと思います。
星は、山荘の上に出ると北極星まで見えます。
暗さ的には射手座と天の川まで肉眼でしっかり見えるくらいの綺麗な星空で視界も広いです。
下山してから知りましたが、剣山荘のすぐ近くでライチョウのヒナ3羽の目撃情報があったばかりだったみたいです。見れなくて残念。
ぜひ自然館で情報とってからおでかけください(3Fまで行こうとなかなか思わないんですよね)
日の出は4:50くらいだったと思いますが、4時頃に出ていく感じの方が多かったですね。
もう少しゆっくり出ようかと思っていましたが、渋滞になる前に急いで出発しました。
鎖場は13個?くらいあるようですが、ほとんどの所は鎖を使わず普通に岩を掴んでいったほうが楽な気がします。
カニのタテバイも同様ですが、鎖をつないでるハーケン等々が足場になってくれるので助かります。
カニのヨコバイは最初の一歩が見えないので怖いとのことですが、薬を掴んで行けば見えますので特に怖くないです。
一番怖かったのは前情報通り、鎖場に辿り着く前の橋?です。
が、ここも橋の横が普通に道になっているので、しゃがんで道を歩きつつ橋を掴んで行きました。笑
これで怖くないです。
頂上直前のガレ場は非常に分かりづらいですが、黄色のマーキングが2通りなされています。
だいたいが左側からすすんでいましたが、恐らく右側から進んだほうが近いです。
GPSマップで見ると、早月からのルートに手前で合流してしまっている感じだったので遠回りしてしまった感。
一服剱でご来光もありかと思いますが、ちょっとてっぺんが狭いです。
前剱は広いですが、行くまでに少し時間がかかりますね。
山頂からは、御嶽山まで見えていました。
小屋の方いわく、天気が良ければ富士山まで見えるとのこと。
残念ながらそこまでは見えませんでしたが、この猛暑、悪天続きのなかの一番天気の良い日に行けましたので、そこまでは望みません。
北アルプスも大変綺麗でした。
土日の混雑はわかりませんが、下山ルートが分けられているところも多かったので、そこまで下山すれ違いに苦労しなくて済むような気がします。
自然館で聞いたところ、剱からの下山ルートにだけある花があるようです。
朝は暗くて気づきませんでしたが、剣山荘〜山頂の間も高山植物がたくさん咲いていて、本当に美しい山でした。
あるある話ですが、日が昇ったあとだと直射日光がキツく、山頂アタックもそこそこ距離があるのでキツそうでした。
全体的には人気の山だけあって、よく整備されているなという感じです。
ガレガレで歩きづらいのは確かですが、大人のアスレチックという感じで楽しく、サクサクと歩けます。
楽しい花とアスレチックの山、好きになりました。
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