剱岳(別山尾根往復)昨年のリベンジ成功



- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
- 山行
- 0:450
- 休憩
- 0:210
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:120
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 4日(金)雨 5日(土)快晴 6日(日)曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
昨年、超混雑により撤退した剱岳に再挑戦。
私自身は鎖もハシゴも岩場も苦手だと自覚している。けれども、富山県民の友人の熱望により再挑戦することにした。苦手意識を少しでも小さくするために、今年もいろいろ歩いてきた。慎重に挑めば事故なくクリアできる程度の自信はできた。
一日目は剱沢小屋泊。小屋全体が清潔感あふれていて、トイレも布団もキレイだし、ご飯はおいしいし、朝日小屋と同じく私の中で最高の山小屋。部屋は女性部屋で、同じ上段の方々と談笑。源次郎谷を登る方、仙人池に向かう方。はー、レベルが違いすぎる!カッコいい!私にはできないけど!みなさん無事に目的を果たしただろうか。
二日目。前日の雨が信じられないくらいの秋晴れ。よかった。
【準備】
不要な荷物は剱沢小屋に置かせてもらい、ザックは小さく絞った。
ヘルメットは初めからきっちり被った。
手袋はしなかった。
ペットボトルホルダーなど、飛び出るようなものはザック内にしまった。
【登り】
昨年、苦手だと感じた前剱に至るガレ場。今年は歩き慣れたのか、特に不安なく通過できた。
未体験ゾーンは、岩に打たれた杭を足場にするパターンは初めてだったが、後ろから来たガイドのおじさんのアドバイスのおかげでクリアできた。
カニのタテバイは、ガイド本に書いてあるほど容易ではなかった。タテバイから頂上までも意外に遠くて気が抜けなかった。下りのことを考えると山頂で笑顔になりきれなかった。
【下り】
下りは、茨城県から来たグループの後ろにつかせてもらい、各所でアドバイスを頂きながらクリアできた。
カニのヨコバイは、鎖をつかんで座り込み、右足を足場に乗せたら、鎖と右足を支点に左足を回して壁に正対。あとはかに歩きだが、足場はツルツルに磨かれてしまっており、滑りそうで怖い。
昨年の撤退ポイントに戻るまでも、垂直なハシゴや鎖が連続し、僅かな足掛かり手掛かりをしっかり確保して登り下りする慣れが必要。
前剱のガレ場の下りは、やはり今年は大きな不安なく下れた、ただしとても、ゆっくりだが。
剱御前小屋に戻り、剱岳を改めて見たときに、ようやく緊張がほどけた。
【クーリングダウン?】
小屋の布団に座った途端、疲れて動けず。同部屋の方々とお話。ソロの方は、同じ石川県民!連絡先交換しとけばよかったー。二人連れは親子。お母さん曰く「富士山と剱は一度登れば十分」。激しく同意します!お母さんと来る娘さんもステキ。親孝行やなー。私もまだできるかな。
ホッとしたので、夕飯は豚汁を3杯おかわり。隣の夫婦が、今朝のご飯も隣だったらしく、「二人とも朝から大盛りのおかわりをしていたから」覚えていたとのこと。わー恥ずかしい(笑)剱岳もほぼ同じタイムスケジュールで登っていたようで、いろんな話をしていたら私たちが最後になっていた。ありがとうございました!
夕飯後、明日は帰るだけなので、のんびりティータイム。剱岳で見かけた山ボーイペアがいたので、しばし談笑。かたやカメラ片手に飄々と登って、かたやハーフパンツでなんとか登っていて、先の茨城県グループが応援(?)していたので覚えてしまった。彼らとは翌日も行動がほぼ同じになり、なんやかんやと楽しませてもらった。ありがとうございました!
三日目、雨が降るとの予報だが、山々がキレイに見えるので、のんびり朝食後、荷物は小屋に置いて別山へ。寒かったけど、最後に立山周辺の山々を見ることができて良かった。その後、思いがけずヘリの運搬現場に遭遇し、しばし小屋周りをうろうろ。ようやく下り始めた頃に雨がぱらつき、雷鳥沢につく頃には本降りに。面倒だったので折り畳み傘で室堂まで歩き、立山フェスティバルの各メーカーブースでいろいろ学んで、ようやく下山のバスに乗り込んだ。
夜、モツ煮込みうどん@糸庄を食べ終えたとき、ようやく今回の登山が無事に終わったことを実感した。
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