立山・剱岳


- GPS
- 11:23
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,005m
- 下り
- 2,025m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:29
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 7:42
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
夏山シーズンの北アルプス登山の第二弾として、立山縦走〜剱岳に行ってきました。
以前、立山の雄山だけ登ったことがあるのですが、立山三山を縦走してみたかったのと、去年 天候不良で行けなかった剱岳にリベンジしたかったこともあり、とても充実した登山になりました。
ただ、道中は一筋縄ではいかなかったのと、連日の午前3時起き〜出発 であり、テント装備を背負っての山行はタフな部分もありました。その一方で2日連続で雷鳥に出会えるなど幸運なこともあり、色々ありましたが楽しい登山でした。剱岳の登山自体は適度なスリルで楽しめたし、2日目朝の天気の良さが1日目の不運も吹き飛ばしてくれるほど満足できる登山になったかと思います。
次回は秋に南アルプスの縦走に行く予定です(8月は仕事の影響で少し登山をお休み)
(ルート、ペース)
1日目:室堂〜一の越〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜別山南峰〜剱沢キャンプ場
長野側(扇沢)からアルペンルートで室堂まで移動牛手からのスタートです。
標高差はあまり無い(600mくらい)ので楽勝かと思っていたのですが、夏休みの小学生の団体登山の影響で一の越〜雄山が大渋滞となっており、超スローペース(止まっている時間のほうが長い)になってしまいました。
ただ、ほとんどの人は雄山で折り返すため、それ以降は人は空いており、富士ノ折立までは快適な縦走でした。
それと、富士ノ折立以降 徐々に天候が悪化して、別山南峰の手前で1時間近く大雨の中を進むことになり
久々の雨天登山となりました(レインコートは着ていますが、ザックの一部と靴はずぶ濡れです)
剱沢キャンプ場に到着する頃には雨はやみましたが、テントを張ったところで寒さと眠気で力尽きて夕方までひと眠りしてしまいました。。
2日目:剱沢キャンプ場〜剱岳〜剱沢キャンプ場〜雷鳥沢〜室堂
事前調査では剱岳の難所(鎖場)で渋滞が起きやすいため、早め(午前3時30分頃)の暗い中 出発しました。
ただ、暗かったせいか、剱沢キャンプ場〜剣山荘の間の雪渓の通り道がよくみえず、踏み跡がない滑りやすい箇所を進んでしまい、スタートから滑り落ちないかドキドキでした。
ただ、剱岳自体は比較的登山者も少なくて(たまに遅いパーティも追い越しができる範囲)、荷物の大半はキャンプ場に置いていけたので、登り/下りとも快適でしたし、鎖場も適度なスリルでとても楽しめました(多分、2週間前のジャンダルム登頂の影響で恐怖心が若干麻痺していたかと)
剱沢キャンプ場に戻ってきてから朝食&荷造りをして雷鳥沢経由でのんびり室堂に戻りました。
室堂手前のみくりが温泉付近の硫黄臭がかなりキツくて、風向きが悪いと咳き込むほどだったのですが、普段からこんな感じなのか気になりました。
(景観)
天気がいいときは、ルート上のどの場所からでもいい景観が楽しめるいい登山ルートでした。
室堂付近:雪渓が残る立山三山やみくりが池
立山縦走:室堂一帯は勿論、後立山連峰の山並みや黒部湖もキレイに見えます
剱沢キャンプ場:なんといっても剱岳がキレイにみえます
剱岳:立山三山だけでなく、北アルプスの山々や 遠くは八ヶ岳、富士山、南アルプスまで見えました
あと景観とは少しずれますが、2回(1日目・2日目) 雷鳥の親子をすごく近くで見かけて、とてもほっこりしました。
(天候)
1日目:一の越以降はとても風がすずしくて、半そで・短パンだと少し寒いくらいでしたが、日が出ていればちょうどいい感じです。ただ、午後は突然の大雨で散々でした。。。
2日目:早朝〜朝にかけては快晴でとてもいい天気でしたが、剱岳から室堂にむかう途中でガスがおおくなってきており、立山周辺は午前中に行動するに限る というのが今回の教訓です。
<登山データ>
立山(標高3,015m)、剱岳(標高2,999m)
走行距離:17.0km
高低差 :2,005km
時間 :11時間23分(2日分:休憩込み)
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