中ノ岳ノ沢



- GPS
- 20:49
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:13
- 山行
- 11:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:11
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 8:22
8/12 バッテリー残量心配なのでログは途中から。
天候 | 8/10 曇り→夜は雨 8/11 曇り→霧雨 8/12 霧雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ひたすらにゴルジュ。 それ抜けたら滝。 |
その他周辺情報 | ♨大樹町公衆浴場 🍚龍月 |
写真
装備
個人装備 |
上下フラッドラッシュ
モンベルの薄い方のネオプレン長袖
|
---|---|
共同装備 |
50m(?)のロープ
カム
トライカム
ハーケン
|
感想
前の山行から2日休養日をもらって、いざ入山。
リーダーの思い入れある山行に声をかけてもらってありがたいが、私でいいんかという思いにもかられ、でもワクワクでよくわからん感情になりながら興奮だか緊張だかに震えながらパッキングを終えた。9日はのんびり下道で神威山荘まで向かって集合し1台車デポ。大樹町まで行ってC0。
8/10
林道が荒れ始めてすぐの所に車置いてデッパ。2,3時間林道歩き。降りやすい所から下りて入渓。林道はもう少し先まで続いていた。その後も降りれるところはありそう。しばらく河原歩き、釣り餌のバッタ取りして、釣りして昼寝してのーんびり歩いてた。
最初のいかついゴルジュは左岸に明瞭な踏み跡あった。
十字峡は泳ぎ。その先の滝は右岸捲き。
中ノ岳ノ沢出合を過ぎ、2,3小滝超えて521にテンバ入り。
流木豊富で集めなくてもその辺のを積むだけでファイヤー。
リーダーの新メニューというイワナのバター焼きがめちゃうまだった。
夜中は雨降った。タープに逃げ込むが適当な場所にタープ張ったので下がガタガタ(笑)でもうまいこと岩の間に挟まったらよく寝れた。
8/11
朝増水はしてないのでそのまま進む。フラッドラッシュ+ウェットスーツ+レインを着込んで突入。もう少しはテンバ取れそうな所を進み、いよいよゴルジュ帯へ。
ゴルジュの中にかかる小滝を突っ張ったり、這い上がったり。直登不能なものは捲いたり。次々現れる滝たちを処理して進む。
直登系のちょくちょく難しいのは空身にしたり、私は釣り上げてもらったりしてた。
捲きも良くはない。ロープ出してリーダーリードで行ったものがいくつか。
懸垂で降りたのは2回…だったかな。1回は50mでギリギリ。
色々滝があったのでどこに何があったかもう忘れてしまった。
ちょくちょくマジ顔になりながら登ってた。
ただ雪渓は皆無だし、全体的に光は入るので暗い感じのゴルジュではなかった。
途中少し開けた所でガス焚いて作ったせんべい入り味噌汁とハムが体に沁みた。
うまー。
しばらくまた進み、今回の核心となった滝へ。リーダーが色々試行錯誤するも厳しく、残置ハーケンがグラグラしだし、今度は2人で格闘してみる。人間脚立でハーケン打ちこみなおそうとするもなかなか決まらず重くてごめんなさーいと思いながらなんとか決めるもアブミかけて全体重かけるとグニャリ。曲がった。ヒエー。なんとか耐えてくれたので足支えてもらいながらぬめるスタンスを必死でタワシ。足開いて左へ抜けて小テラスへ。そのまま上を私リードは厳しそうだったのでテラスでハーケン打ってアブミ出して上がってもらってからリード交代。リーダー吠えながら上段突破。私は釣り上げてもらった。敗退かめちゃめちゃ悪い捲きもよぎったが、激アツの突破ができた。これは私も貢献できたかな。
さらに続くゴルジュを進み、デッパから8時間で820二股へたどりついた。時間あるし翌日の雨予報もだるいのでもう少し登る。
核心は抜けた感あるがもう少しゴルジュ続き、その後開けてきたら滝ゾーン。テンバ探しながら歩き、1100二股左岸にテンバ入り。
ちょっとした高台だがツェルト1張ギリギリで狭い。傾きありすぎて2人横になれないのであーこれがお座りビバークってやつかなーとか思いながら半分座り寝。寒いのでツェルト完全に閉じて火器ガン炊きしてから就寝。
夜ずっと雨か霧雨でどんどん天井が下がってきて極かった。たまにガス焚いてお湯飲んだりはしたが疲れてたからか比較的寝られた。
たまにはこんな夜も面白い。連泊は嫌だけど…
8/12
雨は止んだ。朝から滝ゾーンが続く。多分先人たちがフリーで行ってる所をロープ出しまくってたらそこそこ時間かかった。
が、安全にいきたい。簡単てわけではないと思った。
最後の詰めはほとんど漕がず鹿道で中ノ岳肩に出て中ノ岳At.。稜線上踏み跡結構明瞭。Peakにたどり着けて感激。
下りは肩から1372岩峰基部経由。そこまで踏み跡あり。風が結構強かった。
北に少し深めにコンパス切って笹滑り台に乗ってニシュオマナイの方への沢に合流。
ひたすらにガレガレの沢を下り最後は神威岳の登山道に乗り、神威山荘へ。
大樹町側に置いた車を回収中に土砂降りになった。間に合って良かった。
大樹町の温泉で汗を流し、龍月で祝杯を上げた。なにもかもがうまかった。
無事に完走できて非常に嬉しいです。
緊張しっぱなしだったがワクワクして楽しかった!
連れていってくれたリーダー様様です。
ありがとうございます。
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