ビギナーにはガスがお似合いの赤岳

2015年09月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,418m
• 下り: 1,404m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:13
• 休憩: 1:32
• 合計: 9:45

5:55 八ヶ岳山荘
6:33 6:33 やまのこ村
6:33 6:33 赤岳山荘
6:42 6:42 美濃戸山荘
8:11 8:15 中ノ行者小屋跡
8:57 9:10 行者小屋
10:17 10:30 文三郎尾根分岐
11:01 11:20 赤岳
11:37 11:45 赤岳天望荘
11:51 11:51 地蔵の頭
11:51 12:26 行者小屋
14:46 14:46 美濃戸山荘
15:40 八ヶ岳山荘

天候

天候：ガス一時小雨
気温：9℃（山頂）
※山頂は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

駐車場：八ヶ岳山荘

コース状況／危険箇所等

■危険箇所：全体的にガレや・ザレている箇所があるので浮石などに注意しました。
■道迷箇所：南沢は道迷いしないように注意しました
「南沢コース」　：高低差はさほどですがガレ道で歩きにくかったです。
「文三郎尾根」　：ほとんど急な階段でした。
「赤岳まで」　　：岩稜地帯。気を付けて通れば問題なしでした
「地蔵の頭まで」：岩稜の稜線。下りはスリップしないように注意しました
「行者小屋まで」：前半は岩稜の下りなのでスリップしないように注意しました

※ルートは記憶をたどり手入力のため、正確ではありません。

その他周辺情報

温泉くらい入りたかったけど、真っ直ぐ帰宅。

写真

9/13 5:52

自販機の横が登山ポスト。
体調が優れず1時間ほど出発を遅らせました

9/13 5:54

しかし長い林道歩きを短縮するため自転車持ってきました〜
問題：やまのこ村まで行けたでしょうか？（答えは最後）

9/13 15:31

やまのこ村までの道ははこんな感じ。他にはデコボコがあったりですが普通車なら行けるのでは。私のは普通車じゃないので無理 汗）

9/13 6:33

やまのこ村が見えてきました。

9/13 6:41

やまのこ村を過ぎるとほどなく美濃戸山荘

9/13 6:42

写真奥、右は自分が進む南沢ルート、左は北沢ルート

9/13 6:43

水の補給もできますね

9/13 6:50

06:50 この堰堤を越えて南沢ルートスタート。
体調は優れませんがとりあえず行者小屋まで行ってみました

9/13 6:56

おぉ、早速苔ワールド

9/13 6:59

それとガレワールドでもあります。行者小屋までは、ほぼガレ道。歩きにくい・・・

9/13 7:03

沢沿いを歩いたり

9/13 7:06

9/13 7:06

沢を何度か渡ります

9/13 7:08

苔の中にカワイイ葉っぱが。

9/13 7:20

一面苔だらけ

9/13 7:22

はい、注意します。山慣れしていれば問題ないでしょうが

9/13 7:32

ガレ道のため踏跡がつきにくいので

9/13 7:43

ボーッと歩いていると涸れた沢筋に引っ張られるのかなと思いました。

9/13 7:44

徒渉ポイントも目印少なめです

9/13 7:46

9/13 7:51

行者小屋まではまだまだ

9/13 7:53

ここは橋が要るほどでもない感じでした

9/13 8:11

少し広くなったここが、中ノ行者小屋跡かな？

9/13 8:26

それにしても、行者小屋まで遠いな〜

9/13 8:28

今度は涸れた沢を歩きます。

9/13 8:29

ようやく、八ヶ岳が見えて来ました

9/13 8:31

と、また山の中へ。うっかり見過ごす所でした

9/13 8:37

行者小屋まで長いから、歩くのも苔ワールドも飽きてきた

9/13 8:42

お、キノコ。

9/13 8:48

んで、また沢に出ます

9/13 8:51

で、また徒渉。これさっきの沢なら沢沿いをずっと上がってこれないのかな〜

9/13 8:54

かなり近づいてきましたね。八ヶ岳の主峰も良く見えます

9/13 8:57

美濃戸山荘から2時間かけて、ようやく行者小屋にとうちゃこ〜
ホンマここまで長いわ。え、オレが遅すぎる？？

9/13 9:09

赤岳。展望荘も見えるんですね。

9/13 9:13

体調も少しマシなので、行ってみることに

9/13 9:14

文三郎コースはここを左。看板ないから少し探しました

9/13 9:32

今までとは打って変わって、最初から急登

9/13 9:35

みんなが好きな階段もいっぱいですよ〜 笑）

9/13 9:36

振り返り。急登なので少し登るだけで高度を稼げます

9/13 9:37

ひぇ〜、これずっと登れってか〜

9/13 9:39

硫黄岳まで周回できるかな

9/13 9:43

階段の段差も急ですね〜

9/13 9:47

八ヶ岳が垂直の壁のように見えます

9/13 9:56

こっちは中岳と奥は阿弥陀岳すかね

9/13 9:57

ずっと階段。よくこれだけ階段を設置できたもんですね

9/13 10:01

もう階段地獄。おっさんは休み休み上がらないと無理だわw

9/13 10:03

あ〜あ、山頂はガスで覆われてしまいました

9/13 10:09

ザック降ろしてチャメります（休憩）。あ〜しんど・・・

9/13 10:09

頭の中は「天国への階段」がヘビロテしてました 汗）

9/13 10:15

おお、これですね象印。この階段お店行ったら売ってんの？ 笑）

9/13 10:17

で、なんとか文三郎分岐にとうちゃこ〜。

9/13 10:21

中岳と阿弥陀岳はこの有様・・・残念感でいっぱいです

9/13 10:22

朝の体調不良もあってバテバテ。踏ん張りが効きません。
小腹も減ったので休憩。今日も20円引。目指せ50円引！

9/13 10:32

さぁ、重い腰を上げて出発しよか〜

9/13 10:36

階段地獄は終わって、次は岩岩ステージに進みます

9/13 10:38

ほぉ、面白そう

9/13 10:41

イワギキョウみたいなのが一輪

9/13 10:41

おお！晴れたやん

9/13 10:43

と思ったらガスった

9/13 10:45

と思ったら、また晴れた。どっちや〜

9/13 10:48

注意して登れば問題ありませんよ

9/13 10:50

で、またガスるし・・・

9/13 10:53

稜線は風がキツそうです

9/13 10:54

なんの花？強風にあおられ耐えていました

9/13 10:58

この梯子を登れば

9/13 11:00

稜線に。風キツ〜

9/13 11:01

11:01 赤岳到着〜。で結局ガスってるし

9/13 11:01

春の事故を偲び合掌

9/13 11:02

あれが頂上山荘ですね

9/13 11:04

山荘とその眺望。でもガス

9/13 11:11

ガスの切れ間に、あれは展望荘かな

9/13 11:15

おっ、晴れ間がまた

9/13 11:17

このチャンスに一枚撮ってもらいました。ありがとうございます！

9/13 11:19

晴れ間もひと時。待ってても良くなりそうになかったので出発

9/13 11:23

9/13 11:27

グンと下ります。雨なら滑りそうで怖いですね

9/13 11:35

強風に煽られよろめきそうになりながら

9/13 11:37

展望荘です
業務連絡：隊長はこの県界尾根から登ってきたの？

9/13 11:38

ガスと風が一段と濃く・・・

9/13 11:43

でも一瞬のスキを狙い東方面。どこの何が写っているかさっぱりですが・・・

9/13 11:51

強風に煽られながら黙々と

9/13 11:51

「地蔵の頭」に到着。硫黄岳まで・・・はもういいです。降ります

9/13 11:52

奇岩がありますね

9/13 11:53

こういうのも良く地蔵とか言われますね。それもあって地蔵の頭なのかと勝手に解釈

9/13 11:54

ガスで先が見えにくい・・・

9/13 11:56

初めてなんで、ガスと強風の中恐る恐る降ります。こんな時に限って先行者がいない・・・

9/13 12:03

結構急坂でしたよ。

9/13 12:04

振り返り稜線を仰ぎ見る

9/13 12:22

樹林帯に入るとザレてるのでスリップ注意でした

9/13 12:26

12:26 行者小屋に戻ってきました

9/13 12:28

お昼に。朝よりガスって八ヶ岳はいっそう何も見えない

9/13 13:12

行者小屋で30分ほどお昼して下山です。

9/13 13:21

写真でも撮りながらノンビリ帰ることにします

9/13 13:28

この辺りまでガスが

9/13 13:31

もののけ的で良いですね〜

9/13 13:58

苔。ちょっと暗いか。でも回りもガスってて薄暗かったです

9/13 14:37

と思ってたら、晴れてきた・・・下山時に良くあるパターン

9/13 14:46

14:46 1時間半もかかって美濃戸山荘まで帰ってきました。でもまだ歩かないといけない・・・

9/13 15:34

で、自転車回収。自転車を放置した場所は美濃戸登山口から川を渡って100メートルほどの場所。やっぱ自転車は無理でした

9/13 15:43

ということで、正解は「ほとんど用をなさなかった」でした。
お疲れさんでした〜

撮影機器：

EOS Kiss X4 CANON

感想

tamu-chan

ゴツゴツの岩稜や硫黄岳の爆裂火口を見たくて
以前から行ってみたかった八ヶ岳に。
でも、問題は「やまのこ村」まで入れない自分の車の車高。
ダラダラ林道を歩くのは好きではないし、
歩いている時間も勿体ないしと思案しながら地形図を眺めていると
やまのこ村まで等高線が緩いのに気がつきました。
「！」もしかして自転車でやまのこ村まで行けるのでは？
ダメやったら、途中で乗り捨てて、下山時に回収したら終いのことだしと
善は急げで行ってまいりました。

夜8時に大阪を出発し、八ヶ岳山荘の駐車場で車中泊。
ところが朝起きると、ちょっと頭がフラつくようでした。
実は持病というか、メヌエルの気があり、この週は仕事が少々忙しくて
耳鳴りも大きかったのでヤバいかな〜なんて気にしていましたが・・・
でも、ボーっと休んでいると思ったほどでは無さげだったので自転車で出発。
最初は下り坂、速い速い！　で橋を渡ると登り坂。
最初の内は何とかクリアしてましたが・・・徐々にペダルが重く・・・
一番軽いギアにして必死に漕ぎますが・・・とうとうアウト。
その後、自転車を押しながら坂道を上がりますが、ハァハァゼィゼィ。
「もう無理っ」と自転車を放置。

これが一気に体調を悪くさせました。
頭はフラつくし、気分は悪くなって吐きそうに。
この時点で、赤岳から硫黄岳周回は諦めムード。
もう帰ろうかと思案しましたがせっかく来たんだし、
行けるとこまで行こうと、ゆっくり歩きました。

南沢コースって行者小屋まで本当長いですね。
道もほぼガレてるので歩きにくいわ時間がかかるわで
2時間もかけて行者小屋に到着。
でもこの長い林道というか登山道が逆に幸いして気分は少しマシに。
そこから無理しない程度で。という条件で文三郎尾根から赤岳に。
結局、赤岳に登れましたがガスガスの上、強風で寒い寒い。
こんな天候で硫黄岳まで行っても仕方ないし、体調も悪かったので
地蔵尾根から素直に降りて下山。
なんか消化試合のように気合いが入らない上、どっと疲れた山行でした。

コメント

memechan

大丈夫でしたか？
体調が悪い中お疲れ様でした💦
私は11日に赤岳〜横岳〜硫黄岳 周回しました。友達の車で赤岳山荘まで行きましたが、もうあの道は行きたくないって💦自転車でも厳しいですよね(^_^;)
横岳〜硫黄岳稜線は楽しいですよぉ！またリベンジ報告待ってますね🎵

tamu-chan

Re: 大丈夫でしたか？
memechanさん、コメントありがとうございます。

レコ拝見しましたよ！周回されたんですね
良いな〜。
レコ見ていると自分と似たとこで写真とってらっしゃって
やっぱみんな写真撮るスポットって似てくるのかな〜なんて
面白く拝見させていただきました。
そう、この日は体調が良くなくて・・・
そのうち、またリベンジさせてもらいますよ
でも行者小屋まで、本当遠いすね〜

かこღmido

お疲れ〜（＾＾）
せっかく遠くまできたのにガスってしまったのね
私も赤岳は1勝2敗。
横岳、硫黄もガスってたから　まだ晴れた眺望を見た事が無い。
でも、結構しんどいから　次行くか？って言うとなかなか・・
なんでこー八つはガスる事が多いのかなぁ〜。

チャリ作戦はダメだったのねー。
あの林道は冬に歩いた事があったけど、ホント長くって・・。

ところで、眺望はダメだったけど登った感じは？
やっぱり関西の山とは違うって感じ？
（関東だって山によって色々だから違うの当たり前か〜 ）

tamu-chan

Re: お疲れ〜（＾＾）
ねえさん、コメントありがとうございます。

＞横岳、硫黄もガスってたから　まだ晴れた眺望を見た事が無い。
そうなんや、よし！じゃあ先に晴れた日に登ってやる〜
でも、林道歩きは長いし、ガスってる日は多いし、大阪からは遠いし・・・
お手軽感は感じなかったわ
なのに、何であんなに人気なのかな？

チャリもね、もう後2〜300mほど行けば楽になるかもだったけど
それまでにヘトヘトになって山登りどころじゃなくなってると思うわw
登った感じは独特やね。裾野が長いとこから見て分かるように
行者小屋まで長い林道歩きで、最後一気に上り詰める。
あんななだらかで長い裾野は関西には無いんじゃないかな。
あったとしても関西は人の手が入ってて道路や畑、民家があったりするから。
後、しらびその木かな？針葉樹の植生が良いね

okr

またも勝手に単独！
そうけ、、オレっちはもう用済みだと？　

このコースまだ行ったことないのでバッリチ参考にするぜよ。
赤岳行っといて消化試合だと〜　ゆるさん！　
でも、、体調が悪いのによく頑張ったのだ。
そこだけは、褒めてあげよ〜〜　

ちなみに、、オレっちが行ったコースは硫黄岳の手前に横岳アルやん、
そこから右に伸びてる登山道。樹林帯のコース・・

八ツの小屋は北アより空いていて、しかも安い！
個室も多いし、、テン泊もイイけど小屋泊も視野に入れて
是非、是非・・・もち一緒だぜ！！　
　
でた！　チャリンコ。オレっちの記憶が正しければ・・
ヤマレコ3回目の登場！　今後も沢山の登場期待しております。
メヌエル知ってるよ〜　家の妻もそんな感じです。
無理しちゃダメよ。。

お疲れ様でした〜。

tamu-chan

Re: またも勝手に単独！
隊長コメントありがとうございます。

はい！勝手な行動を取りたがる隊員です。
が、実は隊長の安全確保のための下見であります！
次は是非一緒に、あ、是非お供させていただきたくあります！
なるほど、横岳の横からですね。参考になるのであります！
隊長の奥方もメヌエルでありますか？
自分は今までフラつくのは数える程しかないんだけど
大変な人は本当辛いと聞くからね。
目が回ってまともに歩けないんだから、山になんてとても危なくて登れないわ。
この日も耳鳴りが大きかったから、ヤバいかな〜って思ってた

ブラック

やまのこ村までの林道ヤバイですよねｗ
tamuちゃん　こんにちは〜

なんとなんと私前日まで登ってたんですよ〜
memeちゃんと同じ日に登ってたのも知らなくて会えなかったんですがtamuちゃんともすれ違いでしたね〜

あのやまのこ村までの林道は私もスタックして夜中に震えながら八ヶ岳山荘の美濃戸口まで戻りました。あのデコボコは自転車でもダメなんですね・・・　手ごわ杉ｗｗｗ　

体調も良くない中赤岳登頂されてスゴイですよ〜 　私は体調バッチシでも行者小屋まで2時間15分くらいかかってるｗｗｗ　あの文三郎のマムート階段は苦行だったし・・・
私は南沢より北沢の方が林道ひたすら長く感じたよ・・・

横岳と硫黄岳はまた次回のお楽しみってことで！
本当にお疲れさまでした〜

tamu-chan

Re: やまのこ村までの林道ヤバイですよねｗ
ブラックさんコメントありがとうございます。

レコみました。ホンマやね。ブラックさんもmemeさんも！
なのに三人とも誰一人会えていない
真っ暗な林道で車がスタックしたんですか。そりゃ焦ったでしょうね
自転車はデコボコ道が問題ではなく、坂道を登れないという理由です。
軽いギアで全速で漕ぎ続けなければいけません。
それができたとしても、山を登る体力なんて尽き果ててしまいますよ。
比良で一度経験しているので、今回はあっさり放置しました
そう、メヌエルという難病らしいですが、その気があるんです。
目が回ってしまって、真っ直ぐ歩けないどころか立っていられない。
自分はそんなとこまではなったことは無いですがね。
この日は立ちくらみのようにフラ〜としながら、恐る恐る登ってました

ビタロ

良かった生きてたか！！
タムちゃん　遅コメ大王のビタロです

えらいシンドそうやね
大丈夫？？？
ワタシらおっさんはもう無理がきかんで
気を付けんと・・・・
って歳は関係ないのかな？？？
まあ、ゆっくり家でチャメって
次回の山行に備えてよ

しかし・・・・
タム号はクルマもチャリも都会派やね
サスガ跳ね馬フェラーリや！！

ワイルドな田舎もん専用ビタロ号と大違いや
こんどビタロ号に乗ることあったら驚で絶対！！
暴れウシやもん
と、いってもランボルギーニとちゃうで・・・。

tamu-chan

Re: 良かった生きてたか！！
ビタロ兄さん、コメントありがとうございます！

そうスね。メヌエルね。
自分は幸いメヌエルとはっきり診断された訳ではないですが
このままやったら、ヤバイとと言われ10年ほど。
その間、軽い症状が何度か・・・
なんかね、本当酔っぱらったみたいに目がグルグル。
今回は、自分の中では軽い方だったので良かったですが
それと、朝初っぱなから自転車漕いだのが悪かったですね

しかし、自転車は良いのに人間の体力がないのか、
やまのこ村まで到達できませんでした・・・
やっぱ、ビタロさんのジムニー借りて行った方が良かったな
次回からヨロシク〜