大雪渓〜白馬岳〜白馬大池。雷鳥もご来光も見れました♪

2015年09月12日(土) 〜 2015年09月13日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,862m
• 下り: 1,275m

コースタイム

1日目
猿倉6:43
7:40白馬尻
11:44頂上宿舎12:15
12:27稜線
13:03白馬岳13:15
14:35小蓮華山
15:40白馬大池山荘
2日目
小屋7：10
7:38白馬乗鞍
9：28自然園駅

天候

1日目晴れ
2日目曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

猿倉スタート
栂池高原エンド

コース状況／危険箇所等

大雪渓が終わりアイゼンを外すところに人が大勢いて落石などがあるのではないかと不安でした。
今回のコースで一番危険な個所でした。
大雪渓に石を落さないように慎重に行動してください。

写真

9/12 5:45

ムーンライト信州は途中、先行する貨物列車が小動物をはねたとのことで20分以上遅延したが、いつものように途中でリカバリーして白馬にはダイヤ通り5:40に到着。

9/12 5:45

猿倉行のバス乗り場。最新の天気予報で日曜日が朝から雨になったので予定変更を検討。白馬館で白馬大池山荘の予約状況を聞く。今のところ20人程度とのこと。やはり混んでいない。

9/12 6:30

猿倉に到着。登山届は変更する前の白馬〜天狗山荘〜唐松〜八方尾根で提出。歯磨き、トイレを済ませ6:44出発。天気は良い。

9/12 6:58

白馬尻に着く前に上の方が見え俄然やる気になる。
スマホでも写真を撮りFBにアップする。
これから登るど！

9/12 7:38

7:38白馬尻。
ここでもまだ大勢の人がいた。
何とか大勢の前に出ておきたい。

9/12 8:03

ここを越えると大雪渓になりアイゼンを装着します。
私は6本歯です。

9/12 8:44

既に大きなツアーの団体を追い抜きました。
この後に着くのだけは避けたい。

9/12 9:32

9:30大雪渓の終わったところでアイゼンを外していたら追いつかれました。混雑して危険なので速やかに上の方に移動します。

9/12 9:33

団体の後はまばら。アイゼンを着けていない登山客がいました。考えられません。

9/12 10:28

追われるように更に上部へ進み。
10:28漸く休憩にします。
正面に見える台形の山は飯縄山？

9/12 10:28

ここまで来て休憩する人が結構いました。
大雪渓の終了地点は石を落す可能性が高いので休憩はしないでアイゼンを外したら速やかに移動した方が良いと思います。

9/12 10:30

やる気が出て来ます。

9/12 10:50

10:50避難小屋。
ここまで来たらあと少し。
ここで休憩している人も沢山いました。

9/12 10:56

小屋が見えて来ました。
ラストスパート。

9/12 11:14

11:14お馴染みの大きな看板。
すべて大事なことだと思います。
でもでかい！

9/12 11:22

登って来た道。

9/12 11:45

11:44白馬岳頂上宿舎に到着。
レストランの前でパンを食べて昼食。
日射しに当たると暑いぐらいで日陰で休みました。

9/12 12:10

テント場はまだ10張りもありませんでした。
これからの到着なのでしょう。

9/12 12:24

12:24稜線に出ました。
素晴らしい景色です。
正面の山の奥に剱岳、その左に立山三山が見えています。伸びやかでうっとりする光景です。
予定ではここを歩いて天狗山荘で泊まる計画でした。
まだ行きたい気持ちがあります。でもさっき頂上宿舎の受付で既にキャンセル済みです。

9/12 12:24

杓子に鑓、今回は行きません（涙）。

9/12 12:24

いつも立派に見える隣の旭岳。
登ったことがありません。登れるのでしょうか？
左側にある道を進むと祖母谷温泉から欅平に行きます。

9/12 12:25

12:25さて白馬岳に登ります。

9/12 12:30

少し登って振り返ります。
剱岳などがさっきより明瞭に見えます。
風格があります。

9/12 12:41

12:41白馬山荘に到着。
あらためて白馬大池山荘の混み具合を受付の女性に尋ねますが「混んでると思う」とそっけない答え。
連携出来ないのでしょうか？

9/12 12:45

白馬大池の混み具合は分かりませんが仕方なく山荘を目指して進みます。

9/12 13:04

13:03白馬岳頂上に到着しました。
左側がスパッと切れ落ちています。

9/12 13:04

これから進む方向。
遠くに朝日小屋が見えています。
行きたーい！

9/12 13:07

みんな記念撮影しているので撮らないのも悔しいので撮って貰いました。

9/12 13:20

13:20さて大池を目指して出発します。
右側の切れ落ち方がカッコいい！
素晴らしい光景です。
これから歩く小蓮華への稜線が見えています。

9/12 13:21

その少し左側。
結構紅葉が始まっています。
夏は終わってしまった（涙）。

9/12 13:46

手前が鉢ヶ岳、右奥が雪倉岳。この前200名山にリーチの掛かっている佐々木さんをサポートして石井さんが登られたところです。今日、お二人は餓鬼岳に登っておられます。

9/12 13:49

13:49三国境。久し振りに来ました。
ここまでのイワイワを撮るのを忘れました。

9/12 14:32

14:32小蓮華山頂上。
この剣こんな立派だったか。

9/12 15:05

いよいよ「坂の上の雲」の世界に入りました。
NHKで放映されタイトルバックに使われましたが最初どこの山かあれこれ考えました。何故かここはガスが掛かります。
低体温症で何人も倒れた悲劇の場所でもあります。

9/12 15:14

15:14大池が見えました♪
でもまだ距離はあります。

9/12 15:15

15:15船腰の頭に雷鳥がいました。4羽います。

9/12 15:26

15:24白馬大池が近くなってきました。
この景色も好きです。
最初大池を通りかかった時こんな別天地があるのかと感動しました。

9/12 17:34

15:40白馬大池山荘に到着。
白馬駅で聞いた20名が正解でした。
おじさんと二人でゆったり♪
夕食のカレー。ハンバーグも入っていてとても美味しかった♪
食べ過ぎとは思いましたがお替りしました（笑）。

9/13 5:22

翌朝。
夕方はガスと風で寒くて夕焼けもなしだったが、夜中に起きると何と満天の星。天の川まで見れてこれはご来光が見えるぞと期待しました。
ところが寝坊して起きたのが5時！
慌てて着替えてカメラと飲み物だけ持って坂を走るように登ります。
5:22東の空が明るくなってきました。

9/13 5:25

5:25
見れるかも・・

9/13 5:26

5:26
少し出て来ました。

9/13 5:26

下も出て来ました♪

9/13 5:28

でも周りには誰も居ない。

9/13 5:33

山に来てこういうのを見ないでどうするの（笑）。

9/13 5:36

モルゲンロートは微かでした。

9/13 5:37

昨日テント場で豪勢な焼肉を焼いていたグループが白馬に向かって行きました。
頑張れ！焼肉隊。

9/13 5:37

暫くしてこの上の雲に隠れてしまいました。
最高の瞬間でした♪

9/13 7:10

雨が降る前に出発する予定だったので朝食はお願いしていませんでした。
外来用の食堂でコーヒーとパンで朝食。
インスタントコーヒーで1杯100円。

9/13 7:10

テント場もだいぶ少なくなってきました。
昨日お話しした女性も出発してしまったか？
「何もしない」をしに来たと言っていました。
山スキーもするそうです。

9/13 7:13

7:10結局一番最後の出発になりました（笑）。

9/13 7:13

9/13 7:38

7：38白馬乗鞍。
高村光太郎の詩のレリーフです。
智恵子を本当に好きだったのですね。

9/13 7:45

少し進んだところでまた雷鳥を見ました。
今回これで10羽目です。

9/13 7:46

じっと動きません。
食べられちゃうぞ！

9/13 7:56

7:56
雪渓を越えますが、ここでビビッてストックを出そうか思案していたら向こう側にいたグループの女性から「こっちから渡るのよ」と声がかかる。

9/13 7:56

この右上から簡単に渡れました。
ありがとうございました。

9/13 8:31

木道の周りは草紅葉。

9/13 9:24

9:24栂池ビジターセンターに着きました。
9：28ここから5分でロープウェイの自然園駅に到着。
9:40のロープウェイで下りました。

9/13 14:36

14時台のあずさを予約していましたが、白馬駅に早く着いたので12：26発の各停で松本まで行き松本14：26発のスーパーあずさで帰途につきました。
塩尻から隣に駅そばを持ち込んだ楽しい女性が乗って来てずっと話をしながら楽しく帰りました。

撮影機器：

SIGMA DP2X SIGMA

装備

個人装備

ヘルメット

感想

hakkutu

今度こそは大雪渓から天狗山荘に泊まり不帰の嶮をやる予定でした。
ところがムーンライト信州で塩尻を過ぎてから最新の天気予報を見ると白馬村の日曜日の天気は朝9時から雨！
ガーン！
電車で朝飯のおにぎりを食べながらそれほど天気の悪くない穂高に変更するかなどあれこれ考え始めます。
大雪渓を登り始めても稜線から右に行くか左に行くかずっと思案していました。
大雪渓では50人を超えるような大きなツアー客が先行していてまずこの人たちの前に出る作戦を展開します。大雪渓の手前までに相当数に追いつきアイゼンを装着するところで先に出発し、さらに大雪渓に入って暫くで先頭グループを追い抜きます。大雪渓は久しぶりですが人が多くて苦手です。大雪渓が終わってアイゼンを外すところで人が固まっていて落石が起こりそうで危険でした。今回の行程で最も危険な個所でした。ここは休憩してはいけない場所です。もう少し移動して休憩した方が良いです。
アイゼンを外して速やかに上部に移動しますが休むところがなく小一時間歩いたところで初めて休憩しました。

コメント

fukusia

不帰の嶮惜しかったですね。
不帰の嶮はかなり前に歩きましたが、良いルートですよね。９月末から１０月にかけての三日間でしたが、この年は雪解けがとても遅く、上の方は黄葉、下の方は花が多く、良い山歩きが出来ました。
リベンジは今年ですか？

hakkutu

Re: 不帰の嶮惜しかったですね。
今年はもう諦めました。
大キレットも間ノ岳も（涙）。
間ノ岳などはもう行けないような気がして予定リストから外そうかとも・・（笑）。