鹿島槍ヶ岳 五竜岳 <早秋の八峰キレット> 赤岩尾根 遠見尾根


- GPS
- 32:43
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,964m
- 下り
- 2,502m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 9:06
天候 | 9/14 晴れ後ガス 9/15 晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
宿の方に ガス代程度で大谷原に送っていただきました。 (深謝です) JRで車回収予定でしたが 待ちが2時間近くあったので 相乗りタクシーで やなばまで戻りました |
コース状況/ 危険箇所等 |
<赤岩尾根> 階段多数の急登の比較的マイナーな一般登山道 高千穂平までは 激しい急登のためコースタイムはバラツクと思います。 (但し 大谷原からコースタイム6:20は 一般的なものよりかなり甘めと思います) <尾根分岐−鹿島槍南峰> メイジャー稜線一般登山道 <八峰キレット(鹿島槍南峰−キレット小屋−五竜岳山荘)> 石嶺中心の梯子、鎖多数の一般登山道では有数の難ルート ルートは比較的明瞭ですが 切れ落ち感のある所や崩れ気味の所も それなりにあり 場所によっては 過保護に鎖はありません。 難所部分が多いため 長時間の集中が必要と思います。 ※ヘルメット装着率は3割程度でしたが 個人的には 必須と感じます <遠見尾根> 一般登山道 |
写真
感想
2年前 種池山荘前で土砂降りになり ガスの中鹿島槍に登った
キレット方面が見たくて その時誰も行かなかった北峰に行ったが
全く何も見えなかった
昨年 遠見尾根から五竜、鹿島槍は素晴らしかったが
五竜山荘以降は ガスガスだった。
8月下旬から 休暇を変更しながら 機会を待ったが
秋雨と台風
最後の機会となった9/13早朝
車中泊ができない我々は 前泊で格安素泊の民宿に電話する
<赤岩尾根>
1日目のコースタイムは 10:40
まだ 真っ暗の中 晴れてくれと念じながら
林道をスタート
堰堤のトンネルを潜り 赤岩尾根に取り付く
雲も多いが 青空も見える
鉄と木の階段(梯子?)の嵐の噂の急登を
黙々と登るが 高千穂平は遠い
しかし 木々の間から 槍や爺が所何処で
見えだして 頑張ります。
やがてたどり着いた 高千穂平は 素晴らしかった
八方池や小遠見山に負けない景観
先を急ぐ事を忘れ 大撮影会
この後 ガスが上がっていることにあせりながら
なんとか 予定時間内で稜線の分岐に着くと
立山と剱が まだ待っていてくれました。
<鹿島槍>
冷池でトイレ休憩するも
まだ工程は長い
赤岩尾根を我々としては 飛ばしたせいか
ランチを予定した布引山までがきつかった
でも 長野側はガスだが富山側は青空
雷鳥や岩ひばりが励ましてくれ
登山口から休憩入れて6時間半弱
立山や剱が見え隠れする南峰になんとか到着
この先はガスが濃いが 何とかリベンジ
これで キレット越えに余裕ができました
<八峰キレット(鹿島槍ヶ岳−五竜岳区間)>
八峰キレットは 大した事はないみたいに書かれている記述も見ますが
個人的には 長いし それなりに厳しい道だと思います。
一般的に鎖のある所にない場所も多く
結構 崩れかかっている場もあり
長いせいか これ以上の整備は困難なんだろうし
集中を切らさないように歩きました
小屋手前のキレット核心部は 高度感もそれなりで
キレット小屋は やはりオアシスです。
2日目は 長野側は雲海ですが
最近では 最高の部類の天気?
嬉しくて 暗い中 先頭で小屋を出ました
別山尾根にも ヘッデンの光が見えます
小屋以北の方 厳しいとの事ですが
展望があれば 気合いも違います
はしょった足運びに注意しながら
この場に来れた事を感謝です
何度も何度も 振り返ります
途中 対行者にこの先は危険と脅された
G4G5などの核心部も 逆方向や悪天候時はわかりませんが
よく探せば 適当な足場は見つけられ
怖い感覚は あまり持たずに
変化ある石嶺稜線歩きに没頭でした。
<五竜岳>
剱も立山も
槍穂や白馬もみんな見えました
そして 八峰キレットと鹿島槍
同宿だった方達と笑顔であいさつです。
これで テレキャビンの最終を気にしないで済み
五竜山荘のカップ麺を美味しくいただき
ゆっくり 下山できました。
整備された方々、小屋の方々、素敵な会話をしてくれた皆さま
そして とてもお世話になった民宿の女将さん、ご主人
本当にありがとうございました。
※八峰キレットは 一般にはキレット小屋当りから
鹿島槍北峰分岐区間の事らしいが
本レコでは 便宜上 鹿島槍と五竜区間を八峰キレットとしています。
ご了承願います。
コメント
この記録に関連する登山ルート

キレット小屋同宿で、エスカルプラザからタクシーの相乗りをさせてもらった者です。
ヤマレコは以前に登録だけしていまして、このコメントが初投稿です。
素敵な思い出をありがとうございました!
今晩は boroPと申します !!
長い間 前をブロックして歩いて 御免ね
こちらこそ 短い?間でしたが お会いできて
また あの素敵な空間
とても楽しかったですよ!!
また どこかで お会いできたらいいですね
笑顔がとっても素敵な彼女に宜しく
on-boroP
前日に民宿入り、身体の準備ができて
いいですね。夜中に運転して弾丸とか
車中泊とかより、万全で。
鹿島槍ヶ岳 五竜岳ともに
全く登ったことがなく
遠くの山から、かっこいい山だなと
見てるだけでしたが、岩場が
厳しいながらも楽しそうです。
見える景色は、絶景ばかりで。
14日の午後のお天気残念でしたね。
はるか南のエリアにいましたが
同じく、天気予報外れました。
でも、翌日朝の風景が素敵です。
泊まり登山ならではの景色
レコで楽しませて頂きました。
komakiさん おはようございます!!
我々には 車中泊、夜中発また夜行が辛いので
場所にもよりますが
探すと格安(2000〜3500ぐらい)素泊りが結構あるので
今まで 6,7回は 遠くの山は前泊して登っています
鹿島槍 五竜どっちも遠くから見るだけでは
もったいない いい山ですよ!!
後立山の山は
単独でも素晴らしいし
それらを繋ぐ稜線も 変化ありで感激します
それにいたる所で 剱が見守ってくれますよ
今回 ガスで残念だった遠見尾根も
展望が凄く良いアプローチ?尾根で お気に入りです
ぜひぜひぜひ〜 素晴らしい写真をアップしてください
on-boroP
今夏は精力的に3000m級の上級コースに挑まれていますネ。
天候にも恵まれ、最高の初秋の山を満喫されましたね
天邪鬼な小生にとって、北アはほとんどが空白地帯ですが、唯一、後立縦走路は針ノ木から三国境まで繋がっています。歩く度移り変わる剣の姿、鹿島槍のシルエットの優美さ、白馬周辺の人の多さが印象に残っています。ところが、八峰キレット、なんか記憶に全くないのです(不帰は微かにあるのですが・・・・)。訪れた20代の頃は体重も今より20んkg軽く、身軽だったので普通の岩場を苦にしなかったせいもありますが・・・・・。
氷河候補に浮上したカクネ里も見たいし、記憶をデバックするためにも行きたいな〜(まあ、その前にまず目標に挙げ続けている南アかな)。
今晩は!!
ウチのレコは 空いているので激遅でも問題ありませんよ!!
我々にとって 今年は石嶺の厳しい所歩いたので
今回は 南ア南部や双六黒部五郎辺りも候補でありましたが
御存知? 寒くなっての夜中の外トイレやアプローチの問題が
我々(主に私)にとって非常に高いので
行けるうちにと思い後立山に行ってきました
確かに 八峰の難所は 個々で見れば
さほどではないかもしれませんが
全然記憶にないんですか?
きっとガスの中歩いたんじゃないですか?
それとも 心は 別の所(人)にあったとか??
夢の中で行ったとか??
変化あるし 比較的人少ないし 立山剱はリアルだし
ぜひ いつか 20んkgの余分な荷物を乗り越え歩いてくださいね
(ちなみに 私も20kg近く重くなりました
P.S.65番目の 小窓雪渓のアップは 連れて行って貰うため撮ったのですが
気が付きませんでしたか??
on-boroP
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