仙人池・水平歩道 で拾ってきました。

2015年09月14日(月) 〜 2015年09月16日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.0km
• 登り: 2,476m
• 下り: 4,305m

天候

はれ。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

帰路：黒部宇奈月温泉→北陸新幹線

コース状況／危険箇所等

【剣沢雪渓（剱沢〜真砂沢ロッジ）】
アイゼンは必須と思われます（私は6本刃で安心して歩くことができました-ピッケルはなし。あれば安心感↑）。日中でも雪面は硬く、途中から斜度も増します。今シーズン、クレバスに落ち、行方がわからなくなってしまっている人がいるとのことでした。

【真砂沢ロッジ→仙人池】
真砂沢ロッジを下ってすぐの『三ノ沢』に『雪渓上危険。巻き道を』の看板が立っていました。指示通りに巻き道を通りました。

【仙人池→仙人温泉】
小屋の方が『雪渓は左、右、左と下って下さい』と教えてくれました。雪渓上の目印はテープを巻いた小石が数箇所程度でした。ここも斜度があり、雪面も締まっていたのでアイゼンを付けました。（でも距離は短かったのです…）なんとなく道は分かり、迷うことはありませんでしたが、濃霧の際は要注意だと思います。

【雲切新道】
仙人温泉小屋は、すぐ近くの雪渓をまたいだところにある源泉から導管を通じてお湯を引いています。その雪渓の源泉側は『雪渓と対岸の間』に50〜80センチほどの、雪渓の端が融解したことによる『スキマ』ができています。数メートル上流にロープがかかっているので見逃さずに。飛び越えて失敗すると雪渓下に落ちてしまいます。下流側に道を探そうとすると雪渓が崩れる恐れがあります。丸太が置いてあったので、今後ルートを作ってくれるのかもしれません。

写真

剱沢から劔岳。この後、山頂でヘリが長時間ホバリングをし始めました。

剣沢から真砂沢ロッジへ向けて剣沢雪渓を下る。

真砂沢ロッジでテント泊。
大将が気さくで親切な方でした。お茶、美味しかったです。お世話になりました。

2日目。
真砂沢ロッジ下の雪渓。迂回路を通りました。

仙人池への登り途中。

紅葉にはまだやや早し。

仙人池。小屋の方が入れてくれたお茶がとても美味しかったです。ごちそうさまでした。

仙人温泉小屋下の雪渓。雪渓上で先に進めずに途方に暮れる登山者×1名。

『スキマ』のある雪渓を渡り終え、上から見る。丸太が数本あったので、これでルートを作ってくれるのかもしれません。

仙人谷ダム管理所を通り阿曽原温泉へ。高熱隧道を読むと、このルートの感慨が一層深まる。ひ〜、この雰囲気、垂涎もの。

阿曽原温泉小屋でテント泊。
「今のところ、女性がいないので」とのことで2時間ほど湯泉を楽しむ。むひょ〜っ。

3日目。
水平歩道へ。

ふいーっ、たまらん！ちょべっリグっ！

ヘッドライトを装着し、トンネルへ。

ひー、ひー。たまらんっ！

帰りは北陸新幹線、はくたかを利用して帰路につく。

拾ったゴミ。

感想

Chiroro-pok

〜阿曽原温泉小屋にて〜
・「今年はまだ旧日電歩道が開通しないから、連休も例年ほどは混まない予定です。」と、阿曽原温泉小屋の方がおっしゃっていました。
・小屋番の方は大将以外にも小屋周辺にお詳しい方ばかりで、お仕事中のお忙しい中、高熱隧道やこの地にあった宿舎の事故のことなどなど、関係者しか知らない貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。



・欅平のビジターセンターと、欅平駅のコインロッカーの近くに靴洗い用の水道があります。
・欅平駅の近くに日帰り温泉、欅平温泉猿飛山荘があります。
・黒部峡谷鉄道のトロッコ終点、宇奈月駅から富山地方鉄道の宇奈月温泉駅に乗り換える間にある『フィール宇奈月』に日帰り温泉があります。





〜今回拾ったゴミ〜
・片っぽ手袋×1
・タバコの吸殻×3
・アルミ片×3
・ビニール片×18

でした。