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Yamareco

記録ID: 722236
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳 上松Aコース

2015年09月20日(日) 〜 2015年09月21日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:14
距離
16.3km
登り
2,403m
下り
866m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:17
休憩
0:21
合計
6:38
9:42
20
スタート地点
10:02
10:03
63
11:06
11:06
22
11:28
11:29
92
13:01
13:20
180
2日目
山行
3:31
休憩
2:05
合計
5:36
6:38
30
7:08
7:11
7
7:18
7:34
17
8:21
8:30
15
8:45
9:42
27
10:09
10:46
6
10:52
10:52
9
11:01
11:02
21
11:23
11:24
48
12:12
12:12
2
12:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き
JR飯田線 上松駅 
タクシーで上松Aコース登山口(約2000円)
帰り
千畳敷〜しらび平(駒ヶ岳ロープウェイ)
しらび平〜駒ヶ根駅(バス)
コース状況/
危険箇所等
二合目の登山口から敬神の滝までの道が工事中で、う回路から敬神の滝の交わり点が分かりにくかったです。ここで迷って1時間以上ロスしました。
8合目からの出発点が少々見つかりにくかったように思います。(疲労からかもしれません)
その他周辺情報 玉乃窪山荘 広々として布団は柔らか、トイレも男女合計4つ、シャワー室もあります。
炊き込みご飯と肉じゃがなどの夕飯は美味でした。お代わりできます。
上松駅からタクシーでここまで来ました。
当日は木曽福島駅からの利用者多く、50分待ちでした。
2015年09月20日 09:42撮影 by  SH-02F, SHARP
1
9/20 9:42
上松駅からタクシーでここまで来ました。
当日は木曽福島駅からの利用者多く、50分待ちでした。
敬神の滝の滝までの道が通行止めになってう回路を通ったらこんなところに出てしまいました。
この辺をうろうろ大幅な時間ロスです。
2015年09月20日 10:07撮影 by  SH-02F, SHARP
2
9/20 10:07
敬神の滝の滝までの道が通行止めになってう回路を通ったらこんなところに出てしまいました。
この辺をうろうろ大幅な時間ロスです。
ようやく登山道に入りました。
整備された樹林道です。
2015年09月20日 11:45撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 11:45
ようやく登山道に入りました。
整備された樹林道です。
ところどころ危ない箇所もありますが、案内がはっきりして分かりやすいです。
2015年09月20日 12:57撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 12:57
ところどころ危ない箇所もありますが、案内がはっきりして分かりやすいです。
素晴らしい好天で上からの眺めも良さそうだと思ってました。
2015年09月20日 13:13撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 13:13
素晴らしい好天で上からの眺めも良さそうだと思ってました。
伊達ではありません。
ここまでも疲れましたが、ここからが本番でした。
2015年09月20日 13:27撮影 by  SH-02F, SHARP
2
9/20 13:27
伊達ではありません。
ここまでも疲れましたが、ここからが本番でした。
ここも名前通りの険しい道が続きます。
2015年09月20日 13:43撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 13:43
ここも名前通りの険しい道が続きます。
開いたら山荘が、という幻想を抱かせる岩でした。
2015年09月20日 14:25撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 14:25
開いたら山荘が、という幻想を抱かせる岩でした。
樹木が低くなり、視界が開けてきたのですが、下から霧が上がってきました。
2015年09月20日 14:34撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 14:34
樹木が低くなり、視界が開けてきたのですが、下から霧が上がってきました。
そして霧で山系が見えなくなりました。
2015年09月20日 15:07撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 15:07
そして霧で山系が見えなくなりました。
8合目すでにバテバテです。
息も絶え絶えでしたが、あと少しと気合いを入れました。
2015年09月20日 15:14撮影 by  SH-02F, SHARP
1
9/20 15:14
8合目すでにバテバテです。
息も絶え絶えでしたが、あと少しと気合いを入れました。
紅葉がきれいなんですが、霧が残念です。
2015年09月20日 15:29撮影 by  SH-02F, SHARP
1
9/20 15:29
紅葉がきれいなんですが、霧が残念です。
ここまで来て岩場は本当に辛ろうございました。
2015年09月20日 15:32撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/20 15:32
ここまで来て岩場は本当に辛ろうございました。
2015年09月20日 15:37撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/20 15:37
疲労困憊していたので木曽前岳はパス、しかし巻き道にはトラバースがありました。
2015年09月20日 15:51撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 15:51
疲労困憊していたので木曽前岳はパス、しかし巻き道にはトラバースがありました。
2015年09月20日 16:09撮影 by  SH-02F, SHARP
9/20 16:09
やっと玉乃窪山荘到着。
しっかりとしたたたずまいです。
2015年09月20日 16:18撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/20 16:18
やっと玉乃窪山荘到着。
しっかりとしたたたずまいです。
小屋到着後、しばらくすると霧が晴れてきて山並みと霧のすばらしい風景が広がりました。
寒さに震えながらもここまで来た達成感に浸りました。
2015年09月20日 17:24撮影 by  SH-02F, SHARP
2
9/20 17:24
小屋到着後、しばらくすると霧が晴れてきて山並みと霧のすばらしい風景が広がりました。
寒さに震えながらもここまで来た達成感に浸りました。
木曽駒ケ岳山頂側に少し登ったところから見た玉乃窪山荘と奥が木曽前岳です。
2015年09月21日 06:41撮影 by  SH-02F, SHARP
2
9/21 6:41
木曽駒ケ岳山頂側に少し登ったところから見た玉乃窪山荘と奥が木曽前岳です。
登山靴もウェアもない時代、大変な苦労だったでしょう。
2015年09月21日 06:41撮影 by  SH-02F, SHARP
2
9/21 6:41
登山靴もウェアもない時代、大変な苦労だったでしょう。
御嶽山だと思います。
2015年09月21日 07:20撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/21 7:20
御嶽山だと思います。
2015年09月21日 07:23撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/21 7:23
南アルプスの向こう側に頭だけ覗いている富士山。
2015年09月21日 07:26撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/21 7:26
南アルプスの向こう側に頭だけ覗いている富士山。
2015年09月21日 07:34撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/21 7:34
2015年09月21日 07:35撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/21 7:35
駒ケ岳頂上山荘のトイレはなんと洋式水栓です。
ありがたいことです。
覚えておきましょう。
2015年09月21日 07:50撮影 by  SH-02F, SHARP
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9/21 7:50
駒ケ岳頂上山荘のトイレはなんと洋式水栓です。
ありがたいことです。
覚えておきましょう。
昨晩と今朝の寒さの中で、テント泊とは…、それがだいご味なんでしょうね。
2015年09月21日 08:00撮影 by  SH-02F, SHARP
3
9/21 8:00
昨晩と今朝の寒さの中で、テント泊とは…、それがだいご味なんでしょうね。
中岳ではなく、トラバースルートを選びました。
2015年09月21日 08:08撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 8:08
中岳ではなく、トラバースルートを選びました。
天狗岩
2015年09月21日 08:27撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 8:27
天狗岩
宝剣岳に連なる登山者
2015年09月21日 08:36撮影 by  SH-02F, SHARP
1
9/21 8:36
宝剣岳に連なる登山者
宝剣岳の頂上付近は道が非常に狭く険しいので渋滞が発生してました。
山頂に立って記念撮影して戻ってくる人が多いのです。
2015年09月21日 08:46撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 8:46
宝剣岳の頂上付近は道が非常に狭く険しいので渋滞が発生してました。
山頂に立って記念撮影して戻ってくる人が多いのです。
家族連れの登山者。
下の子はまだ小学生だと思います。
逞しいですね。
2015年09月21日 09:50撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 9:50
家族連れの登山者。
下の子はまだ小学生だと思います。
逞しいですね。
鎖も必要な個所はありましたが、つかみやすい出っ張りのほうが安定します。
2015年09月21日 09:55撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 9:55
鎖も必要な個所はありましたが、つかみやすい出っ張りのほうが安定します。
南側から見た宝剣岳。
背後の青空がさえます。
2015年09月21日 10:01撮影 by  SH-02F, SHARP
4
9/21 10:01
南側から見た宝剣岳。
背後の青空がさえます。
2015年09月21日 10:01撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 10:01
2015年09月21日 11:09撮影 by  SH-02F, SHARP
9/21 11:09

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル カメラ
備考 防寒用の厚手のフリース

感想

登山口を間違えるという痛恨のミスで始まりました。
1時間のロス、体力を消費しました。
敬神の滝小屋の管理人さんらしき人にこれから玉乃窪山荘に日没まで間に合うか確認し、気を取り直して再出発しました。このあと気が急いていたのが、良くなかったのかもしれません。
金懸小屋まで数名の下山者とすれ違いました。小屋に着いた時点で疲れを感じていました。休憩していた人にその後の道の助言をいただきました。
胸突き八丁からラクダ背といよいよ険しい道になりました。この二カ所の名前は伊達ではありません。天ノ岩戸の辺りから樹木が低くなり展望が開けてきたかなと思っていたら谷から霧が上がってきました。この時点ではかなりのペースダウン、手ごろ枝があったので杖代わりに使いました。(けっこう助かりました)
八合目で最後の休憩を取り、息も絶え絶えの身体を励ましました。当初は木曽前岳越えも考えていましたが、そんな余裕はなく巻き道を選びました。しかし、こちらも岩場やトラバースがあり、疲れ切った身体には応えました。
山荘を見つけたときには駆け出したくなる安堵感がありました。
すぐに温かいお茶と梅菓子を出してくれたのが、本当にありがたかったです。
当日は、数名の集団登山者と夫婦連れが何組か、女の子2人を連れた4人家族などでほぼ満員でしたが、布団は1人1枚ありました。
炊き込みご飯と肉じゃがの夕食は美味でしたが、なぜか食欲不振、おかわりもしませんでした。その後、頭痛を感じ、悪寒も感じました。布団を敷いたら早々に横になりました。頭痛はどんどんひどくなり、たびたび目を覚ましては水を飲んだり、顔洗ったりしました。そんなことを朝まで何度か続けていました。おそらく高山病だと思います。
翌朝、僕が床を離れたのは4時、他の人たちは皆起きていました。
幾分か頭痛も収まり、軽い吐き気を感じながらもなんとか朝食を取り、しばらくぼーっとしていたら体調が落ち着いてきたので、6時半に出発、体調はすぐれませんでしたが、快適な良い山荘でした。
出だしからの急こう配を登った山頂からの眺めは360度爽快でした。苦労した甲斐があります。神社や銅像などから古くから信仰のある神聖な場所だということがうかがえます。
頂上山荘前には沢山のカラフルなテントが並んでいました。重い荷物を背負って登ってあの寒さの中、テントで過ごすのも本格的な登山者にはだいご味なんでしょうね。
宝剣岳への登り口は険しくそのスリルが魅力で混雑していました。山頂からは戻る人が多かったのですが、僕はそのまま南側へこちらも結構楽しませていただきました。
危ない鎖場もあり、しっかりした装備をしないと危険です。ヘルメットをかぶっている家族連れが斜面を降りてくる姿は見ていて微笑ましいです。
辛い思いもしましたが、しっかりと準備をしてまた来たいと引き寄せる魅力がある山には間違いありません。

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コメント

お疲れ様でした!
かなりの劇登りでしたね。標高差1600mはかなりの登りだったのでは?
登りごたえのあるルートだったと思いますが、充実感もそれなにりはあるのではないでしょうか?
天候も恵まれて何よりです。素晴らしい景色に恵まれて良かったですね〜!
2015/9/22 21:19
Re: お疲れ様でした!
こんばんは。
確かに登りごたえ、やり甲斐はありましたが、初めての本格的な登山としては事前の準備不足はあったかも知れません。軽い高山病にもなりました。
山頂からの眺めは360度爽快でしたが、登っていくに従って、樹木がだんだん低くなっていく様子も興味深いです。
次回は福島からのコースをやってみようと思います。
2015/9/22 22:11
プロフィール画像
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