木曽駒ヶ岳 上松Aコース
- GPS
- 12:14
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 866m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
JR飯田線 上松駅 タクシーで上松Aコース登山口(約2000円) 帰り 千畳敷〜しらび平(駒ヶ岳ロープウェイ) しらび平〜駒ヶ根駅(バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
二合目の登山口から敬神の滝までの道が工事中で、う回路から敬神の滝の交わり点が分かりにくかったです。ここで迷って1時間以上ロスしました。 8合目からの出発点が少々見つかりにくかったように思います。(疲労からかもしれません) |
その他周辺情報 | 玉乃窪山荘 広々として布団は柔らか、トイレも男女合計4つ、シャワー室もあります。 炊き込みご飯と肉じゃがなどの夕飯は美味でした。お代わりできます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 防寒用の厚手のフリース |
感想
登山口を間違えるという痛恨のミスで始まりました。
1時間のロス、体力を消費しました。
敬神の滝小屋の管理人さんらしき人にこれから玉乃窪山荘に日没まで間に合うか確認し、気を取り直して再出発しました。このあと気が急いていたのが、良くなかったのかもしれません。
金懸小屋まで数名の下山者とすれ違いました。小屋に着いた時点で疲れを感じていました。休憩していた人にその後の道の助言をいただきました。
胸突き八丁からラクダ背といよいよ険しい道になりました。この二カ所の名前は伊達ではありません。天ノ岩戸の辺りから樹木が低くなり展望が開けてきたかなと思っていたら谷から霧が上がってきました。この時点ではかなりのペースダウン、手ごろ枝があったので杖代わりに使いました。(けっこう助かりました)
八合目で最後の休憩を取り、息も絶え絶えの身体を励ましました。当初は木曽前岳越えも考えていましたが、そんな余裕はなく巻き道を選びました。しかし、こちらも岩場やトラバースがあり、疲れ切った身体には応えました。
山荘を見つけたときには駆け出したくなる安堵感がありました。
すぐに温かいお茶と梅菓子を出してくれたのが、本当にありがたかったです。
当日は、数名の集団登山者と夫婦連れが何組か、女の子2人を連れた4人家族などでほぼ満員でしたが、布団は1人1枚ありました。
炊き込みご飯と肉じゃがの夕食は美味でしたが、なぜか食欲不振、おかわりもしませんでした。その後、頭痛を感じ、悪寒も感じました。布団を敷いたら早々に横になりました。頭痛はどんどんひどくなり、たびたび目を覚ましては水を飲んだり、顔洗ったりしました。そんなことを朝まで何度か続けていました。おそらく高山病だと思います。
翌朝、僕が床を離れたのは4時、他の人たちは皆起きていました。
幾分か頭痛も収まり、軽い吐き気を感じながらもなんとか朝食を取り、しばらくぼーっとしていたら体調が落ち着いてきたので、6時半に出発、体調はすぐれませんでしたが、快適な良い山荘でした。
出だしからの急こう配を登った山頂からの眺めは360度爽快でした。苦労した甲斐があります。神社や銅像などから古くから信仰のある神聖な場所だということがうかがえます。
頂上山荘前には沢山のカラフルなテントが並んでいました。重い荷物を背負って登ってあの寒さの中、テントで過ごすのも本格的な登山者にはだいご味なんでしょうね。
宝剣岳への登り口は険しくそのスリルが魅力で混雑していました。山頂からは戻る人が多かったのですが、僕はそのまま南側へこちらも結構楽しませていただきました。
危ない鎖場もあり、しっかりした装備をしないと危険です。ヘルメットをかぶっている家族連れが斜面を降りてくる姿は見ていて微笑ましいです。
辛い思いもしましたが、しっかりと準備をしてまた来たいと引き寄せる魅力がある山には間違いありません。
コメント
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かなりの劇登りでしたね。標高差1600mはかなりの登りだったのでは?
登りごたえのあるルートだったと思いますが、充実感もそれなにりはあるのではないでしょうか?
天候も恵まれて何よりです。素晴らしい景色に恵まれて良かったですね〜!
こんばんは。
確かに登りごたえ、やり甲斐はありましたが、初めての本格的な登山としては事前の準備不足はあったかも知れません。軽い高山病にもなりました。
山頂からの眺めは360度爽快でしたが、登っていくに従って、樹木がだんだん低くなっていく様子も興味深いです。
次回は福島からのコースをやってみようと思います。
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