【船窪小屋（長野・2450m）】扇沢〜針ノ木谷〜船窪小屋連泊〜蓮華岳〜扇沢、好天に恵まれて山岳リゾートを満喫

2015年09月21日(月) 〜 2015年09月23日(水)

• GPS: 13:40
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,566m
• 下り: 2,884m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:30

7:30 スタート地点
9:44 10:00 針ノ木小屋
11:19 11:19 針ノ木谷出合
11:34 11:52 船窪岳分岐
12:45 12:50 船窪乗越
13:27 13:27 船窪乗越天場
13:38 13:51 七倉岳
14:00 船窪小屋

2日目

• 山行: 0:30
• 休憩: 0:43
• 合計: 1:13

9:21 船窪小屋
9:30 9:30 七倉岳
9:37 10:20 船窪乗越天場
10:34 10:34 船窪小屋
10:34 宿泊地

3日目

• 山行: 5:37
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:49

6:29 七倉岳
7:33 7:34 北葛岳
9:28 9:33 蓮華岳
10:14 10:20 針ノ木小屋
11:46 11:46 大沢小屋
12:18 ゴール地点

天候

21日　晴れ時々曇り
22日　晴れ
23日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢
　市営有料駐車場、無料駐車場共に満車のため、
　関係者用の道路に誘導されて路上駐車
　大沢作業道の入り口付近に駐車できました

コース状況／危険箇所等

扇沢〜針ノ木峠
　針ノ木雪渓は200mほどを残して夏道に
　傾斜も緩やかなので、アイゼンは不要かと思われます

針ノ木峠〜針ノ木谷〜船窪乗越〜水場
　針ノ木谷下部が渡渉の繰り返し、マーキングが不明瞭な箇所あるが、
　沢筋に添って行けば特に問題はないと思われます

水場〜船窪小屋〜七倉岳〜蓮華岳〜針ノ木峠
　危険箇所なし、起伏が激しいながらよく整備された道です

その他周辺情報

七倉山荘
　日帰り入浴　モンベル会員証提示で６００円

写真

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駐車場は軒並み満杯
扇沢駅脇の関西電力工事用道路を誘導されて
辿りついた場所は、大沢作業道入り口の目と鼻の先
これがホントの「災い転じて福となす」ってやつですね！

02
7月に来た時にはなかった梯子
しっかり架けられていました

03
渡渉点の木橋
ここを渡って5分もしないうちに、
登山道と合流です

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大沢小屋手前
ここで登山道と作業道が合流します

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針ノ木雪渓下部から
向こうで雪渓を歩いている登山者が見えます

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朝休憩の食事メニューは治部煮

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息を切らして登って振り返る

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水場で針ノ木の恵みをいただきます

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針ノ木岳

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スバリ、赤沢でしょうか

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針ノ木峠までもうすぐ

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針ノ木峠に着いた
思っていた時間通りだったのでホッとした

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針ノ木峠から蓮華岳を望む

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針ノ木小屋
雲が多くなってきた？

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針ノ木谷へ向けて

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針ノ木谷は色づき始めといったところ
あと1週間もすれば見ごろでしょうか

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やがて沢伝いの歩きになります

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2年前初めて訪れた時は、
一瞬ターザンでもするのかと思った

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なかなか面白味のあるロープじゃありませんか

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針ノ木谷出合
ここを右に折れると船窪出合へ行きます

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船窪出合
最初の急登は緩やかな道に付け替えられていました
道しるべの会の皆さんに感謝！

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船窪乗越
標柱にクマのひっかき痕

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水場への途中にある
小さなお地蔵さんは健在

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奈落の底のような不動沢の崩落地

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すっかり紅葉
ゴールも近いので気分も高揚

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丸太の梯子だったのが、
立派なアルミ製の階段に！
日本山岳遺産基金により費用が賄われました

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七倉岳
ガスガスなので山頂標識だけ〜

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帰ってきたぜ船窪小屋

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まずはかけつけ一杯のお茶

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小屋の前で山談義という名の宴会はいいね！
赤ワインに白ワイン、ウイスキーをいただきました

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日本海に沈む夕日で
空が赤く照らされています

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おなじみのランプ
は小樽の北一硝子さんのものだそうです

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今夜も豪華でおいしい山小屋の夕食

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夕食風景
酔いが回っていて、その後の記憶がない

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明けて朝
槍ヶ岳がクッキリと見えました

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一日の始まりです

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船窪小屋からのご来光

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朝焼けに染まる不動岳
七倉岳の山容の影がクッキリと見えます

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剣岳、立山三山も赤く染まって

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蓮華、北葛も赤く染まりました

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小屋の人たちも朝ごはん
腹が減っては戦ができぬ

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朝ごはーん

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ラジオ体操を光景
それを撮っている小屋番のしのぶさん

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明かり取りの窓越しに映る山

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今日も良い天気だ！

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テラスからも立山、剱がクッキリと

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お客さんを送り出して、掃除をした後の
ティータイム

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立山を眺めながら水場へGO

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振りかえると槍ヶ岳

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正面は針ノ木岳

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水場へはここを下りていきます

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いったい誰が見つけたんだ

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こんなところにある水場を

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雲が出てきたけど、
七倉ダムが見えます

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船窪小屋へ戻ってきました

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続々とお客さんが入ってきました

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元気いっぱいの団体さんも

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安曇野市街も見渡せます

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秋晴れののどかなひととき

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クロマメの実をつまんではパクッ

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テラスでのお食事
しのぶさんが料理の説明

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立山、剱の夕焼けシルエットも見納め

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槍ヶ岳が雲海から浮かんでいます

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タルチョ越しに不動岳、幻想的です

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今日の夕ごはーん
山ニンジンは自分が採ってきた

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出発の朝

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朝ごはん、美味しくいただきました

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今日も良い天気になりそう
立山、剱がクッキリと！

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お父さんとお母さんとの3ショット

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小屋の皆さんに見送られて

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見えなくなっても聞こえる鐘の音

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七倉岳山頂
これから歩く北葛岳と蓮華岳

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ここでもクロマメの実をついばんで
甘酸っぱさが良いんだなっ！

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北葛岳への登り

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北葛岳山頂からの槍ヶ岳

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これから登る蓮華の大下り

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富士山も見えます

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蓮華岳からの槍ヶ岳、船窪小屋
ああ、名残惜しい！

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後立山連邦が見渡せます

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気持のよい稜線歩き

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若王子奥宮

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槍ヶ岳と船窪小屋はこの辺りで見納め

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針ノ木峠と小屋と針ノ木岳

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針ノ木小屋
ジュースが完売してました

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ここを下って行きます

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雪渓歩きも楽ちんでした

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大沢小屋、ここから作業道を経て下山

感想

shirayama

船窪小屋で連泊
という何とも贅沢な、山岳リゾートを楽しんできました。

当初の予定では、
いつものように、クルマを七倉にデポしておき、
チャリで信濃大町駅まで下りて、
予めデポしておいたザックを持って信濃大町駅からバスで扇沢へ
という目論みは、七倉ダム駐車場がまさかの満杯で、
砕け散ってしまいました。

急きょ予定を変更し、
ダメ元で扇沢へ向かったところやはり満車。
関西電力の工事用道路が駐車スペースとしてあてがわれ、
大沢作業道入口とは目と鼻の先に
たまたま誘導されラッキーでした。

行きは、針ノ木谷を下りて船窪乗越経由で、
帰りは、蓮華の大下り経由で歩きました。

さすが、シルバーウイークですね。
てっきり貸し切りかと思われた針ノ木谷にも、
何人もの登山者の方々と行き会いました。

小屋は二晩とも定員オーバーの大盛況。
小屋や道しるべの会の皆さんはもちろん、
2年前に船窪小屋でご一緒したTさん、
山談義してよくよく聞けば同郷だった方、
学生時代に過ごした町の近くだった方などなど、
多くのいろいろな人たちに会え、
元気をいただきましたっ！

下界では飲まないお酒を、
出会った方々からたくさんご相伴に預かり、
初日の夜は、夕食後何をしていたのかはっきりと覚えていません。
（囲炉裏で爆睡していたとのことです。笑）

とにかく五感で山岳リゾートを楽しみ、
癒された二晩でした。

コメント

hamahako

「山岳リゾート」を使っていただいてありがとうございます！
ご無沙汰しています。
また船窪小屋に通えるようになってよかったですね

このところ、山岳リゾートのようなゆったり山行でなく、
毎日黙々と歩き続ける山行ばかりしてるので、
久々にこの言葉を見て、ちょっとうれしくなりました
またどこかで！

shirayama

Re: 「山岳リゾート」を使っていただいてありがとうございま...
こんにちは！

仕事と天気との兼ね合いで、ゆったりとした山行はできずじまい、
今回の山行のテーマは、「山岳リゾートで行こう！」と決め込んでいました。
”ここで使わなければどこで使う？”というくらいの山行でした。

またどこかの「山岳リゾート」でお会いしましょう！

京のスター

shirayamaさん、こんにちは。
またしても船窪小屋へ・・・羨ましい!!!

来年こそは何とか時間を取って行かせていただきます。そう言って何年経ったことか・・・(笑)。

針ノ木からでも行けるんですね。ほんとにいいルートに山小屋ですね。

絶対行くぞ 。

shirayama

Re: shirayamaさん、こんにちは。
ＨＩＤＥＮＯＲＩさん、こんにちは！

HIDENORIさんはレコを見ていると、
あまりにも健脚だから物足りなさがあるのかも知れませんね(笑)
ブナ立て尾根上がって、不動岳、船窪岳縦走してくるくらいだと丁度良いのかも。

針ノ木からも行けます！
針ノ木谷経由は若干コースタイムが短め、蓮華岳経由は眺望が素晴らしいですよ！
船窪小屋〜扇沢まで。
もの足りなければ、針ノ木岳に立ち寄っても良いかもしれません。

自分は絶対にしませんが(笑)