してやったり!権現岳-赤岳縦走で周回?


- GPS
- 10:03
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
天候 | ガス日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■概況 登山道の異状はありません。 天女山駐車場は自販機などはなく、トイレは天女山にある模様(現物未確認)。 今回は入山口と下山口が離れているのでマウンテンバイクをデポしつつ下山後の移動に使いました。 権現岳と赤岳を結ぶ稜線はものすごーくお花が咲いていました! ■天女山ー前三ツ頭 最初は緩やかですが徐々に傾斜がキツくなりなかなかツラい区間です。 この日は路面も乾いており歩きやすかったと思います。 ■前三ツ頭ー三ツ頭 開けた尾根を進むと樹林に入り、さほど急ではない道を粛々と歩けばまたも視界の開けた場所にでます。 少し進むと観音平への分岐、その先が三ツ頭です。 ■三ツ頭ー権現岳 眺望の開けた三ツ頭からは権現岳はイイ感じで望めます(この日は無理でしたが)。 そこから一旦樹林まで下り、あとは岩場の登り返しです。お花が沢山咲いていました。 短い鎖場を超えるとまもなく山頂です。 ■権現岳ー赤岳 山頂から権現小屋方面に進むと道標があります。 長い梯子を下り稜線へ。岩峰を巻くように赤茶けた岩稜帯を抜け高度を下げて行きます。2つほど小ピークを越え樹林に入ってしばらく下降するとキレット小屋です。ここまでおおよそ1時間前後でしょうか。 そのちょい先から450mほどの登り返しで赤岳です。 この登り返しはガレ場の急登と岩角を掴みながらの登攀を交えつつ「忍」の一文字。鎖が張られた箇所は意外に少なく、自らの手足のみを頼りにすることが多いです。岩質は非常にもろいのでぐらつかないか強度を確かめつつ進むことが必要でしょう。 ■赤岳から県境尾根の下り 2600m付近まで鎖や梯子の連続する急下降です。鎖は太くて握りやすいものがストレートなラインで張られているので、敢えて体重を預けながら(補助的な使用でなく)スルスルと下れば意外に楽かと思います。腕力に自信がない場合は手こずるかもしれませんが・・・。 その先はフツーの樹林の下りがやや長く続きます。小天狗で清里方面に進路を変えると急傾斜を下りほどなく開けた沢沿いに出、分かりやすい道を緩く下る形となります。 ■車道終点から先・・・ 通常はたかね荘の駐車場辺りまでの車道歩きですが、今回は異例の自転車利用。「美し森」交差点まで約2Kmの下りを3分ほどで一気に下りました。ブレーキ性能が必要なのでスポーツ仕様の自転車必須。 そこから先は微妙な登りもあり腿の筋肉がツラい坂もありますが基本は下り道なので爽快なダウンヒルといった感覚でした。 ■「天女山入口」交差点から天女山駐車場 この約70mくらいの登り返しは結構キツい。道は緩やかですが・・・。 |
写真
感想
今回はこれまで歩けていなかった権現岳ー赤岳の縦走路を制覇!
ってことなんですが、いろいろ思うところあり、、、また明日・・・。
気を取り直して追記しますっ!
このルートは赤岳か権現を踏んでからでないと歩けない訳であり、専ら「日帰りの周回or山頂ピストン」という制約のあるなかでは手を出し難いところでした。
しかし、ヤマレコで調べるに、ちゃんと日帰り&周回している方々がいらっしゃるんですね。
それらを参考にさせていただきつつ僕なりにアレンジしてみました。
で、選択したのは、
・天女山から権現へ
・赤岳からは県界尾根を下る
・スキー場から天女山までは自転車を使う
というもの。
朝にクルマで運んだ自転車を下山口にデポし、天女山駐車場に移動。下山後は下り基調の車道をダウンヒル!という発想ですが実際やってみないとエラい目に遭う可能性も・・・。なにせ7Kmくらいありますから。
結果的にはクルマに匹敵するスピードで天女山入口交差点まで戻れ一応正解。ただし!そこからの天女山へのごく短い登り返しが異常にツラかったですが・・・。
これが一つ目の「してやったり」。
で、もう一つですが、今回は結構余裕を持って歩けたのがその理由。
前回の山行として這々の体で歩いた甲斐駒・黒戸尾根では思いの外「達成感」は少なく(たぶん余りにも大変だったため)、悶々としていた面もありましたが今回余裕を持って歩けたことで「してやったり」という次第。これについてはまた追記します。。。
再度追記します。
今年の4月に権現岳を同じルートで登った際、前三ツ頭までが妙にツラく難儀した記憶が新しいこともあり、今回は焦らずペース配分を丁寧にやろうという主旨で臨みました。
このコースも結構キツいだろうと覚悟しておりましたが、終始無理のないペースを心がけたせいか、ツラすぎると感じることなく、しかも結果的にまずまずのペースで歩けたので単純に嬉しいですね。
我々のコースタイムがほぼ先行し、最後に天女山でラーメン食べているとき車道を自転車で登られた?。
清里ピクニックバスで美し森から天女山へ戻りました。
天女山駐車場 3:46
7:02 三ツ頭
7:58 権現岳 7:59
9:17 キレット小屋 9:24
11:03 赤岳 11:15
15:20 美し森展望台 16:14 バス
16:28 天女山登山口
16:49 天女山山頂東屋(食事) 17:15
17:20 天女山駐車場
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-72715.html
17:00ごろの天女山をゲート付近の登山道から登りました。短い登り返しで汗が噴出、さすがに疲弊しながらたどり着いた山頂の東屋に男女お二人が食事の片付けをしているような風情。
その横をタラタラと通過したのが僕でした!
同じ日にほぼ同じコース、ということその日のうちに記録を拝見しておりましたが最初は気づかず、コースタイムをじっくり見てから「!!」って感じで思い出されました。いやはやビックリです。
それにしても真っ暗なうちから歩いてそのコースをいいペースで進まれてますねえ。オドロキです。
パートナーの女性も記録をみる限り登山歴は短いご様子・・・。にもかかわらず権現から赤岳登り返し&真教寺尾根の下り。。。ナイスガッツでもあり、すごくタフでもあり、これまたビックリ記録でした!
世界は広い・・・ですね
ラーメン食べた後、「あ、人が居る」、と言ったのを覚えております。
自転車は登山口デポだったわけですね。
従姉弟姪は、西丹沢x2、瑞牆山後の4回目ですが、
ボルダリングやっております。
PS.私も甲斐駒・黒戸尾根日帰りは大変な戦いの登山でした。今回程度が楽しめます。
いやぁ、ご記憶にありましたか!
あの時間帯にあそこにいるのはちょっと「?」ってTPOですしね。。。
日曜のコースは僕も思いのほか楽しく歩けた感じで非常によかったです。天気が良いときにまた行きたいと思います。
ボルダーのpag-mamaさんにもよろしくお伝え下さいませ。
黒戸尾根の記録も拝見しました。これも同じような時期でした。奇遇です。
i_wata18さんほどの方でもあおのコースはキツかったということは、やはりかなりのコースなんだと再確認です。この夏中に今度は一泊で再訪予定ですが。。。
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