燕岳〜大天井岳〜常念岳

2015年07月24日(金) 〜 2015年07月25日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.0km
• 登り: 2,131m
• 下り: 2,308m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 7:24
• 合計: 13:04

6:18 中房温泉登山口
6:45 6:50 第１ベンチ
7:06 7:08 第２ベンチ
7:34 7:35 第３ベンチ
8:07 8:10 富士見ベンチ
8:33 8:55 合戦小屋
9:23 合戦山(合戦沢ノ頭)
9:51 10:43 燕山荘
10:59 11:00 蛙岩
11:10 11:12 大下りの頭
12:39 12:40 小林喜作レリーフ
12:46 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
13:15 18:37 大天荘
18:44 19:17 大天井岳
19:22 大天荘
19:22 宿泊地

2日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:40

6:10 宿泊地
7:04 東天井岳(巻道)
7:37 7:40 横通岳(巻道)
7:57 8:15 常念小屋
9:14 9:47 常念岳
10:18 10:43 常念乗越
11:19 11:22 最終水場
12:35 12:47 烏帽子沢
13:12 13:15 王滝ベンチ
13:42 山ノ神
13:50 一ノ沢登山口
13:50 ゴール地点

天候

1日目：曇り　2日目：曇り/快晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

■行き
穂高駐車場(無料)に駐車し、4:48発の中房温泉行の定期バスに乗車しました。(片道1,700円)
時期により運行時間が違うようなので事前にチェックした方が良さそうです。
■帰り
常念岳登山口となる一の沢登山口からタクシーで穂高駐車場へ。
常念小屋でタクシー会社へ連絡し、下山予定時刻に一の沢登山口へ来てもらいました。予定より20分程早く着きましたが、既に待機しており待たないで直ぐに乗車できました。

コース状況／危険箇所等

■中房温泉登山口〜燕山荘
人気コースということもあり、全体で整備されており危険な箇所もありません。
30〜45分間隔程に休憩ポイント有り。
■燕山荘〜大天井岳
表銀座縦走コースとなり、素晴らしい稜線歩きで絶景を見ながらの行程です。
所々狭い箇所がありますが、足場はしっかりあるので焦らず通行すれば問題ありません。切通岩で鎖・ハシゴありますが、難しくないでしょう。
■大天井岳〜常念岳
こちらも絶景を見ながらの稜線歩きです。アップダウンはあるもののコースは安定しているので問題ないでしょう。危険と感じる箇所はありませんでした。
■常念乗越〜一の沢登山口
大滝ベンチまで結構な急登でした。途中岩場や沢を渡る箇所が何度かありました。ただ、お花畑が多くリフレッシュできる箇所もあります。

写真

7/24 6:45

中房温泉登山口からスタートしいきなり急登です。
登り始めて30分程で広いエリアの第一ベンチです。
5分程下ると水場もあります。

7/24 7:06

続いて第二ベンチ。

7/24 7:34

第三ベンチ。

7/24 8:07

富士見ベンチ。晴れてれば富士山見えるのでしょうか。

7/24 8:19

ここまで、小雨パラパラの状態でしたが、だんだん空も明るくなりこれから向かう表銀座の稜線が見えて来ました。

7/24 8:21

ふと、木々の間を見るときれいな虹が出ていました。

7/24 8:33

合戦小屋到着です。

7/24 8:37

定番のスイカ頂いちゃいました。
ここまでの疲れた体を癒してくれて最高においしいです。

7/24 9:50

燕山荘が見えて来ました。しかし、一面ガスの中です。

7/24 9:51

燕山荘装着。これで3年連続の燕山荘です。
本当ならここから裏銀座の水晶岳、鷲羽岳など裏銀座の山々が見えるのですが今日は・・・。

7/24 10:58

天気が微妙だったため今回は燕岳は諦め、次なる目的地の大天井岳へ向かいまし。

7/24 11:00

この辺りはコマクサの群集地帯であちこちで可愛らしく咲いておりました。

7/24 11:09

大下りの頭まで来ました。
うっすらとガスの中に裏銀座の稜線が見えて来ました。

7/24 11:13

お、青空も。

7/24 11:15

大下りの頭から見た、表銀座縦走コースの稜線です。

7/24 11:26

振り返って燕山荘。

7/24 11:39

更に進むんで振り返ると燕山荘と燕岳が見えました。

7/24 11:57

大天井岳がはっきり確認出来るほど晴れて来ました。

7/24 12:01

そして、ついに槍の穂先が！

7/24 12:39

切通岩の鎖とハシゴです。
そんなに危険度はないですが、岩場なので濡れている時など注意が必要です。

7/24 12:46

大天荘と大天井ヒュッテへの分岐。
槍ヶ岳へは右へ向かうのですな。いつかこっちへ行きたいな。

7/24 13:09

大天荘への登りの途中でこれまで歩いてきた稜線を振り返って。
なんて素晴らしい稜線でしょうか。

7/24 13:11

いよいよ本日の目的地の大天井岳が近づきます。

7/24 13:18

大天荘到着です。穂高の涸沢カールがはっきり見えます。
まだ雪が多いですね。

7/24 13:18

穂高から槍ヶ岳までの遠望。
この時はまだ頂きを見る事は出来ませんが。

7/24 18:37

夕食を終え、日が沈むのに合わせて大天井岳へ登ります。
本日の宿泊地、大天荘です。

7/24 18:41

途中これまで何度も振り返った燕岳までの稜線。
何度見ても素晴らしいです。立ち止まって見てしまいますね。

7/24 19:11

大天井岳頂上から。
赤く染まる空に穂先を天に突き刺す槍ヶ岳。

7/24 19:14

先ほどまで全景を出していなかった穂高〜槍までの遠望。
やっと全ての頂きを見られました。しかもこんな美しい空と共に。

7/25 4:41

明朝、再び穂高〜槍です。
今日は朝から快晴です。

7/25 4:44

剱、立山。

7/25 4:57

槍ヶ岳。

7/25 4:57

穂高連峰。

7/25 5:26

残念ながらご来光は拝めませんでしたが、雲の切れ間から朝日がきれいです。

7/25 6:10

準備を整え、常念岳へ出発です。
大天井岳と大天荘。お世話になりました。

7/25 6:11

今日歩く常念岳えの縦走路。こちらも表銀座同様最高の縦走路です。

7/25 6:12

早速、前穂の脇から乗鞍岳が見えました。

7/25 6:12

正面にはこんなにはっきり富士山も。天気も最高です。

7/25 6:12

富士山と八ヶ岳。

7/25 7:25

何度も撮ってしまう穂高〜槍。

7/25 7:25

乗鞍岳の奥には御嶽山も。
歩みを進めるだけでどんどん新しい絶景が現れます。

7/25 7:25

奥穂、前穂に涸沢カール。
涸沢ヒュッテも確認出来ます。

7/25 7:37

横通岳の巻道を進むと常念岳が大きく現れました。
鞍部には常念小屋です。

7/25 7:40

ここから見る槍ヶ岳は何だか細く見え、尖がりが鋭く見えます。

7/25 7:48

常念岳頂上が見えます。しかしまだまだ遠いです。

7/25 8:54

常念岳への登りは大小さまざまな岩のある登山道をジグザグに登って行きます。結構しんどいです。

7/25 9:25

常念岳登頂です。
頂上は360°の絶景でした。

7/25 9:11

まずは、穂高連峰。

7/25 9:11

槍ヶ岳から南岳。

7/25 9:11

穂高〜槍ヶ岳。大キレットの角度がやばいです。

7/25 9:11

今日歩いて来た。大天井岳からの稜線。

7/25 9:11

その先に剱・立山。

7/25 9:17

富士山、南アルプス＆八ヶ岳。

7/25 9:17

槍ヶ岳望遠。なんと美しい。

7/25 11:21

一の沢登山口へ下山です。
コース上は岩場あり沢渡り有りで注意が必要です。

7/25 11:30

常念岳を振り返って。
最高の登山ありがとう。お疲れ様でした。

撮影機器：

Canon EOS 70D Canon

感想

akiyy

今回初めて北アルプスの縦走にチャレンジしました。
常念岳の登山計画をたてる中でピストンだけではと思い、過去2回経験のある合戦尾根から登り燕岳、大天井岳と縦走を計画しました。
燕岳までは天気が悪く、今回は燕岳登頂は諦めてしまいましたが、そこからの稜線歩きでは天気に恵まれ最高の景観の中で山行を楽しむ事が出来ました。