三峰山表参道から雲取山&石尾根縦走
- GPS
- 11:30
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,541m
- 下り
- 2,569m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 11:28
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
装備
個人装備 |
熊対策特別装備:熊鈴
クマ撃退スプレー
|
---|---|
共同装備 |
熊対策特別装備:電子ホイッスル
|
感想
1979年12歳の夏、父親に連れられ、ハイキングの域を脱し初めて本格的な登山を経験したのが三峯神社からの雲取山で、1泊2日雲取山荘泊、鴨沢下山というものでした。
そして時は流れ、成人となった後もテントを担いで1泊2日の石尾根縦走、4泊5日の奥秩父全山縦走など実施してきましたが、雲取山を取り巻くコースでは、1泊以上というのが一般的であり、この時期まで日帰りという考えはありませんでした。
更に数年が経ち、自身の体力試しの気持ちが芽生えはじめると、日帰りで行けるのでは?と気持ちに変化が…。初めての日帰り計画で「三峰→雲取→鴨沢」のコースをヘッデン覚悟で臨み、18時に鴨沢下山。その2年後ぐらいに友人を連れ、同ルートを日帰りで16時前後に下山。
ん?これは雲取から石尾根縦走も日帰りで行けるのでは?と更に気持ちがエスカレート。
その頃「トレイルラン」のスタイル名は出始めたばかりで「山岳マラソン」の名の方がまだまだ浸透していた時代。走ること自体に興味はありません。しかし時間短縮のためにハイペースとなること必然で、気づけば登りを除いたところでは自然と走っていました。ただ、その後においてもトレイルラン始めたという認識はありません。
いつぞや「三峰→雲取→石尾根→奥多摩駅」を日帰りで実践。翌年、調子に乗ったその先のステップとしてロープウェイを使わず大輪バス停スタート。更にその翌年は秩父線の三峰口駅スタート、と今日まで繰り返してきました………。
というのが申し訳なくも長い前置きです。この前置きを踏まえ、肝心な後輩メンバーが怪我を負ったことに関し、特に計画上の反省点は何かといえば、略々明確です。コースが長過ぎたとか、夜間も構わず実践したとかではありません。そうではなくもっと細かい配慮。一言でいえば計画が雑で冷静さを欠いたことだと思っています。
自分好みのルートを以前となるべく同じ計画内容で経験させたい気持ちと、冷静にそれを抑える気持ちとの葛藤は今後も続くことでしょう。
ハセツネに向けて30km程度の練習をしたいと志願し、大先輩の企画(おすすめルート案)に乗りました。当初、三峰側・大輪からの1,700mの登りは不安もありましたが、南の鴨沢から三峰口駅までは、昨年のカモシカ(夜間)山行にて経験をしていたことから、逆方向で石尾根を経て奥多摩駅まで歩き通したいと野心が芽生えてきました。
奥秩父の苔に覆われた尾根は気持ちよく、走れるところがたくさんあります。手で翼のようにバランスを取るうちに、空を飛んでいるかのような感覚になったことも。しかし、石尾根の水根分岐のあとに路肩を踏み外して数メートル転落したのは、重大なヒヤリハットです。先輩にご心配をおかけしました汗。幸いにも大怪我はなく、足首のテーピング処置とヘッデン歩行でなんとか下山できましたが、木につかまれなければさらに谷に向かって転落していました。トレランの練習自体はまだ2回目で慣れていないのに、「走るのが楽しい」「体力がついてきた」と、無意識のうちに油断や過信があったようです。怪我はしっかり治して、今後も適度に楽しめたらと思います。
いいねした人