十勝岳〜美瑛岳 -望岳台登山口-

2010年07月08日(木) [日帰り]

• GPS: 06:17
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,522m
• 下り: 1,525m

コースタイム

望岳台　　　　　7:20
十勝岳避難小屋　7:47
昭和噴火口　　　8:18
十勝岳　　　　　8:52-9:30
美瑛岳　　　　　10:50-11:05
望岳台　　　　　13:37

天候

曇りのち雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

望岳台Pは駐車スペース40強

コース状況／危険箇所等

望岳台は登山ポスト、トイレ有り
周辺には白金温泉、吹上温泉etcがある
途中の十勝岳避難小屋はトイレ、水なし　20名程収容可
山頂直下のザレ場はルート看板はあるが濃霧、悪天時は迷いやすいため注意!

写真

8/9 21:50

望岳台。曇りです・・・

8/9 21:50

十勝岳避難小屋

8/9 21:51

振り返る

8/9 21:52

ザレ場の急登。ジグザグ道

8/9 21:52

急登を登りきり昭和噴火口

8/9 21:53

霞の先に鋸岳が

8/9 21:53

残雪ではなく白色の岩帯

8/9 21:54

山頂まで間近だ!

8/9 21:55

十勝岳踏破!

8/9 22:03

ガスが開ける時も!右下の方が(自称)晴れ男さん

8/9 22:05

美瑛岳へ続く道。濃霧の日は要注意!

8/9 22:05

平ヶ岳(右)と鋸岳(左)

8/9 22:06

美瑛岳のお花畑

8/9 22:07

メアカンキンバイ

8/9 22:07

イワブクロ

8/9 22:07

エゾノツガザクラ

8/9 22:09

切れ落ちた南斜面

8/9 22:10

美瑛岳?三角点はありますが・・・

8/9 22:10

十勝岳はガスの中

8/9 22:11

雷雨につき雨宿り

8/9 22:12

十勝は晴れわたってる様だ

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z80 カシオ

感想

isaburou

北海道の百名山、残る一座は十勝岳。
なんやかんやで順番が大幅に変わったこの車中泊の旅。
天気には恵まれなかったが最後の最後ぐらいはデデンと大パノラマをお届けしたいなー。

と祈る気持ちも虚しく空をきる。
どうやら今日も濃霧を連れての登山になりそう。涙
さて、落ち込んでもいられんね。
今日で最後なのでこれまでの集大成、旅で鍛え抜いた足をおみせしましょう。


のっけの望岳台からフルスピードで駆け上がる。
今ここから見える人全てを抜かすぐらいの勢いというか気合いというか。
十勝岳は活火山というだけあり火山礫が登山道を埋め尽くす。
生命を感じさせないその風体は今まで登った山とは明らかに異質だ。

十勝岳避難小屋からの急登を過ぎ、昭和噴火口を進む頃には瓦礫帯はいつしかザレ場に変わっている。とここで前方からあの方々が現る!
そう、羅臼、斜里、トムラウシ、そして雌阿寒岳で行き会ったおじさま2人組。
9山中5山も一緒になるとは驚きだ。むこうも呆れて笑ってます。笑
お互いの無事を願いつつ別れ、先を急ぎます。

ようやく登りきった十勝岳の山頂はガスと強風の中。
とはいえ所要時間は1:32!コースタイムの4割を切りましたー!
と、すでに山頂にいた方の中に斜里岳で行き会った3人組がいました。
その中の1人、(自称)晴れ男さんはその通り名のとおり晴れ男らしい。
ややもすると山頂一帯はガスがとれ陽の光も差し始めた!(一時的だけど)
おおおー!さすが晴れ男!これからは一緒に山に登ってほしーっす!


小1時間山頂で休憩し美瑛岳へと向かいました。
当初は十勝岳だけ登る予定でしたが、行き会う人々が美瑛岳を勧めてくれたので足を伸ばしてみましょう!
先程みえた鋸岳を横目に砂場の様なザクザクの道を進む。
この辺りは特に悪天時は注意しないとルートから外れてしまうだろう。

噂の美瑛岳周辺は活火山帯とは思えない一面のお花畑!
北東斜面は見事に高山植物が咲き誇っていました。
逆に南斜面は荒々しく切れ落ちていてまさに天国と地獄。
これは1度訪れてみる価値はありますよ。


美瑛岳も楽しめ帰路についたころ遠く西方向から遠雷が聞こえ始めた。
(やばいかなー)と思う間もなく土砂降りに見舞われる。
避難小屋はまだまだ遠いのでハイマツ帯まで下ってしばしの雨宿り。雷も何度か。
山での夕立(?)との遭遇は初めてだったのでけっこー怖かった。
30分程留まってたら雷は止んだみたいなので急いで下りました。

望岳台に着く頃には雨も上がり晴れ間もさしてきた。
いやーやっぱ山の天気は難しいね。あっという間に変わるでなー。
とにかく無事北海道の百名山9座を制覇できました。