錦秋の信州探訪2(八ヶ岳ー赤岳)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,439m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
天候 | 1日目:晴れ 2日目:ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 八ヶ岳温泉 もみの湯 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/ |
写真
感想
前日の乗鞍岳登山に続いて、どこへ行こうかなと思っていた。最初は焼岳の紅葉を見ようかなと思っていたけど、せっかく月曜日も休みをもらっていたので、泊まりで登れるところを考えていたら、まだ登ったことのない八ヶ岳へ行きたくなった。
もちろん紅葉を楽しみに。
前日は、車中泊したが、なかなか眠れず、よく寝たと思って目を開けたらまだ暗い、そんなことの繰り返しで気が付いたら、もう7時!寝過ごした!
美濃戸口に着いたのは8時前。駐車場は、土曜から泊まりで来ている人が多いのかかなり多いが、止めれない程ではなかった。遅いスタートだが、赤岳までまっすぐ行けば大丈夫か。
と思って歩き始める。美濃戸までは車が通れる道だ。時々車が抜いていく。プリウスは車の底をこすりながら進んでいく。所々待避所があるが、基本1台しか通れない。美濃戸山荘までは、車道がある(美濃戸以降は一般車は通行止め)。そこで南沢と北沢の分岐がある。今回は南沢を通り、行者小屋へ向かう。登山道は、マークもよく付いており、所々迷いやすいところにはロープで通せんぼしている。でも、沢と林の間は少しわかりにくいと思った。特に下山時、沢から林に入る部分を間違うと、そのまま沢に迷い込むかも知れない。
今回は単独行動だったし、季節が秋なので、熊ベルを鳴らしながら歩いた。音がうるさいぐらい…
ところどころ、木の表皮が削れているところがあった。鹿の食害か、はたまた熊か?
行者小屋からは横岳から赤岳、阿弥陀岳までを望める。迫力のある絶壁だ。なんと素晴らしい眺めだろう。来てよかった。行者小屋から地蔵尾根は急登だ。はしごが見えてきたらストックを片付けて両手を開けたほうがいい。鎖やはしごの連続だ。でも急な分、距離はそんなに感じなかった。右手に赤岳、左手に横岳を望む。初めてなので、すべての景色が新鮮で、感動的だ。赤岳天望荘には13時前に着いた。今日は小屋泊まりをするつもりだったが、赤岳頂上山荘にするか赤岳天望荘にするか決めていなかった。だから荷物は全て持って赤岳頂上へ向かった。途中岩場に鎖場があり、雨の日は、滑りやすいかも知れない。左手の麓は黄葉の紅葉が輝き、見ていて飽きない。そうするうちに赤岳頂上山荘に到着だ。この山荘は、本当に頂上にあった。よく作ったものだ。頂上からは360度の大展望。富士山はもとより、南アルプス、中央アルプス、北アルプスなどが見渡せる。横浜から来られていた御夫婦に写真を撮っていただいた。御夫婦は、私と同じ頃に登山口を出発して、行者小屋からは文三郎尾根を登ってこられたようだ、同じぐらいの時間で登れるみたいだ。大展望を楽しんだあと、どこで泊まるか悩んだ。
赤岳頂上山荘に宿泊すると、モンベル会員は山バッジをもらえるようで(期間限定)、子供のお土産にいいと思い、本当に迷った。しかし、まだ時間が早いこと、明日、早く下山して四国まで帰らなければいけないこと、天気予報ももう一つであることを総合的に考え、赤岳天望荘で泊まることにした。登るときに少し苦労した鎖場は、意外と下りでは苦にならなかった。赤岳天望荘には15時には到着した。日曜の夜ということで、余裕があった。15人ぐらい寝られるところにわずか3人だった。夕食まで時間があり、仮眠したり、少し稜線を散歩したりしてゆっくり過ごした。贅沢な時間だった。
夕食、朝食ともバイキングで美味しくいただいた。お風呂も入れるようであったが、湯冷めで風邪をひくのが心配だったので、今回は見送った。
夕日や夜景はとても綺麗だった。星も綺麗で、久しぶりに満天の星を楽しんだ。天の川も北から南にまっすぐ伸びており、銀河の広さをイメージして、感慨に浸り、満足して眠りについた。
翌朝は朝からガスで何も見えない。赤岳が赤く染まるのを楽しみにしていたが、叶わなかった。次回の楽しみにとっておこう。下りも上りと同じルートを通った。今回は、時間の都合で、赤岳だけへの山行となったが、今後は縦走もしたいと思った。ルートは色々あるので、いろんなバリエーションで登れる山ではないか。また是非来たい。
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