鷲羽岳〜高天原〜雲ノ平


- GPS
- 68:47
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 3,747m
- 下り
- 3,747m
コースタイム
新穂高温泉13:03 - 14:00わさび平14:06 - 14:53秩父沢15:00 - 15:35シシウドヶ原15:45 - 16:20鏡平山荘
○8/9 鏡平山荘⇒高天原山荘
鏡平山荘05:00 - 05:35弓折乗越05:41 - 06:28双六小屋06:50 - 07:38双六岳07:50 - 08:45三俣蓮華岳08:55 - 09:30三俣山荘09:55 - 10:52鷲羽岳11:18 - 12:02岩苔乗越12:15 - 13:22水晶池13:40 - 14:15高天原山荘 〜高天原温泉往復〜
○8/10 高天原山荘⇒双六小屋
高天原山荘05:25 - 06:02高天原峠06:10 - 07:30雲ノ平山荘 〜散策〜 雲ノ平キャンプ場分岐09:10 - 09:48祖父岳分岐 〜祖父岳往復〜 10:27祖父岳分岐10:35 - 11:40黒部源流12:05 - 12:30三俣山荘入口 - 14:30双六小屋着
○8/11 双六小屋⇒新穂高温泉
双六小屋05:35 - 06:17弓折岳分岐06:20 - 06:45鏡平山荘06:52 - 07:16シシウドヶ原着07:20 - 08:42わさび平09:00 - 09:50新穂高温泉
天候 | 8/8:曇, 8/9:晴, 8/10:晴のち雨, 8/11:曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1. 八王子(7:29) ⇒ 松本(9:39) <スーパーあずさ> 2. 松本BT(10:35)⇒新穂高温泉(12:35) <松本新穂高温泉線(バス)> 【復路】 1. 新穂高温泉(10:55) ⇒ 平湯温泉(10:20) <バス> 2. 平湯温泉(11:40) ⇒ 松本BT(13:05) <松本新穂高温泉線(バス)> 3. 松本(13:48) ⇒ 八王子(16:01) <あずさ> |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にありませんでした。 しいて言えば、 ・ワリモ岳付近で、若干ルートがわかりずらい個所あり ・高天原峠から雲ノ平への急登に長いハシゴあり 高天原山荘から高天原温泉へは、思いのほか時間がかかります。 (帰りは登りになるので疲れます…) |
写真
感想
昨年、田部井淳子さんと内多アナが、立山からジャンダルムまで縦走したドキュメンタリーがNHKで放送されましたが、
それを見て、来年の夏は高天原や雲ノ平へ!と決めていました。
裏銀座への登山は今回が初めてでしたが、槍穂高の表銀座に比べたら危険個所も少なく歩きやすい印象。
鎖場や切り立った尾根歩きはありません。
比較的ハードだと思ったところは以下。
・鏡平山荘手前の登り
・三俣から鷲羽岳への登り
・高天原峠から雲ノ平への登り
・雲ノ平日本庭園付近から黒部川源流への下り
○8/8
夜行での移動が嫌なので、朝一のスーパーあずさに乗って松本へ。
松本BTから新穂高温泉に向かい、到着したのが13時20分前。
[新穂高温泉 ⇒ 鏡平山荘]
コースタイム通りに登ると鏡平山荘に着くのが18時を過ぎててしまうが、実際歩いてみると16:00過ぎに到着。
登山路は途中からごろごろした岩場が多くなって歩きずらい個所もあるが、ルートはわかりやすく確保されている。
今日の鏡平山荘はだいぶ混雑しているらしく、夕食は4回目で18:45からとのこと。それでも布団は一人一枚は確保できてよかった。
夕食はメニュー豊富でボリュームたっぷり。これだけのものが山小屋で食べられるのはありがたい。
雲が多く星空は見られず。残念。
○8/9
昨晩台風4号が発生したとのニュースが!
岐阜県高山市の週間予報が大きく変わってしまっている。
夏山はこれがあるから怖い。
ともかく、大きく崩れないことを願うばかり。今日は行程が長いので朝食はお弁当にしてもらい出発。
[鏡平山荘 ⇒ 双六小屋]
雲は多いながらも槍穂高の稜線はくっきり見えて眺めは最高。
弓折岳稜線をたどって双六小屋に到着。眼前には雄大な鷲羽岳が。
この山は本当にかっこいい。
[双六小屋 ⇒ 三俣山荘]
ここから双六岳登るか巻道をいくか迷ったが、天気もいいので思い切って直登コースへ。
一時の急登を過ぎ、なだらかな稜線上をしばらく行くと頂上へ到着。
槍、黒部五郎、鷲羽・・・。最高の眺めです。
その先の三俣蓮華岳からは雲ノ平が一望できました。
[三俣山荘 ⇒ 鷲羽岳]
三俣山荘に到着し、展望レストランで昼食。ビーフカレーを注文しました。
味は良かったがご飯が少なめ。山なんだからがっつり食べたかったのに。。
案の定、すぐ腹が減ってしまった。
鷲羽岳へは長い急登が1時間ほど続きます。頂上に近づくにつれ勾配がきつい。
頂上に着いたのは昼前。だいぶ雲もわいてきて残念ながら槍は見えず。
[鷲羽岳 ⇒ 高天原]
鷲羽岳からはワリモ岳、岩苔乗越を越えて高天原方面へ。
せっかく稼いだ標高を800mほど下ります。
途中水晶池に立ち寄りお花畑とともにコーヒータイム。
ここからしばらく歩いて高天原山荘へ。
まだ14時過ぎにも関わらずすでに混雑していました。連泊している人もいる模様。
高天原温泉へは15分ほど歩いてやっと到着。硫黄成分のお湯のため若干臭います。。でも湯加減は最高!!
夜は満天の星空。月のない絶好の星空観測でした。
宿の布団は3人で2枚。もっとすし詰めを予想したが案外スペースは確保できた。
○8/10
[高天原⇒雲ノ平]
朝もやが立ち込める幻想的な高天原湿原を後にして出発。
高天原峠を経由して急登を登りきると今回の目的地のひとつ、雲ノ平に到着。
雲が多めながらも広大な溶岩台地が目の前に! (縦走ドキュメンタリーのBGMが頭の中で流れました♪)
生で体感する雲ノ平は最高。
雲ノ平山荘は本日オープンとのこと。小屋の中はまだまだ慌ただしそうでした。
何か軽食を注文しようとしたが準備ができてないとのことで、断念。。
記念にバッチを買いました。
[雲ノ平⇒三俣]
アルプス庭園周辺を散策後、スイス庭園、祖父岳、日本庭園を経由して黒部川源流へ。
源流の水でコーヒータイム。
[三俣⇒双六小屋]
三俣、双六岳巻道をたどって双六小屋へ。
双六岳巻道に差し掛かるあたりから本降りの雨。
台風の影響が出てきたようです。
1時間ちょっと雨の中を歩いて、双六小屋に到着すると、団体の受付で大混雑。。
下着までびっしょりになっていたので、すぐに着替え。
双六小屋は立派な乾燥室がついていて助かった。
それに、スタッフの対応がとっても親切。
部屋もきれいだし、食事もおいしいし、いままで泊った小屋の中でも指折りの良さ。また来たい。
○8/11
[双六小屋⇒新穂高]
小雨が降る中下山。
途中のわさび平で食べたそうめんとリンゴは格別のおいしさ。
下山後は、『中崎温泉奥飛騨の湯』で締めくくり。いい山旅でした。
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