3連休山行その3 恵那山 南アルプスの初冠雪
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道を約2km歩いたのち登山口に入る。 3.1kmで標高約1200mを上げる急登の登山道である。 標準コースタイムは往復7時間20分(ヤマケイオンラインより) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から4合目まで。 岩と木の根と階段でできている急登りの道。けっこうきつい。 4合目から7合目まで。 尾根歩き、振り返ると南アルプスオールスターズが。 7合目から山頂。 緩い尾根歩き。緩いといってもそれまでとの比較であって、楽ちんという意味ではない。 |
その他周辺情報 | 愛知県に出て、鳳来寺山近くから高速道路に入る。 新東名は 御殿場で降り(事故渋滞)、あとは箱根を越えて帰宅。 21:30頃帰宅した。 |
写真
感想
3連休最終日、私は恵那山に登ることとしていた。前の日までの記録である。
3連休山行その1 伊吹山 安心してください、咲いていますよ。
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-740520.html)
3連休山行その2 御在所岳山頂周遊(索道使用) 霧の遊園地
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-741444.html)
で、前日に道の駅に到着して、仮眠の準備を始めていた。そして、6時ごと登山口駐車場に行くと・・・なんと、出遅れである。駐車場には止められずに下のスペースの駐車、そして皆さんはもう登り始めた後だ・・・。この山は駐車場確保が困難という視点から朝早く活動を開始する人が多いということが分かった。
準備を整えて、登山口まで約2kmもの林道を歩み続ける。そして、それは快調であった。
橋を渡ってからは本格的なトレイルである。4合目まではいきなり出てくる核心部という感じであろうか。慎重に通過する。こんなところで足なんてひねりたくない。2合目付近で下山者と遭遇「もう行って来たのか?」と思い話しかけるが、「あまりにもきついので撤退するのだ」とのこと、「まじっすか・・・これは慎重に登らなければ・・・」
2合目、4合目と給水も兼ねて休憩、4合目でおにぎりひとつ。朝食は食べそびれている、お握り3つの行動食をどのようにして消化するのか、気を配りながら計画する。特に4合目は広場のようになっており、椅子のような気もあるので休憩しやすい。そして、ここまでが核心部である。そして、下りがきつそうであったと先が思いやられる。
5合目からは、南アルプスどっかーんです。それを楽しみに歩みます。
私は下調べをしていたときに「恵那山は眺望はない山」という情報しか無かった、途中で南アルプスの眺望に優れているという情報にたどり着いていなかったのである。ですから、拍子抜けであった。「おお、すごい!!」南アルプスのすべてが見えている。そして、昨日富士山が初冠雪したというニュースがあったのだが、南アルプスも冠雪している。きっと初冠雪であろう。
飯田から駒ケ根までは36kmという青看板が出ていた。少々無理をすれば本日甲斐駒という可能性もあったのだ、でも行かなくてよかった。私は今回は冬の装備を持ってきていない、初冠雪ということを知らずに夏装備で登り始めていれば、撤退か遭難の2択であったろう。
ちなみに、てんきとくらすでは、甲斐駒も恵那山も堂々のC判定である。冬型で強風であるそうだ。なので、恵那山にしても北西の風を避け、神坂峠からの尾根道でなく広河原登山口からにしたのであり、基本的に森林の中を歩くこの山にしたのである。実際歩いてみると恵那山は堂々のA判定であった。てんきとくらすには騙されることもあるが、今回は良い意味でだまされた。
7合目からは再び眺望はなくなる。そして基本的には緩みない登りで山頂を迎える。山頂からの眺望はない。ご丁寧にも展望台があるがそこからも展望はない。私はおにぎりを一つ食べ休憩。近くの人の話を聞く。「百名山自慢話」をしている人が数人いた。まあ、この山を好んで登るのは地元の人を除けば「百名山制覇」を目指している人が多いのだろうな、ということは容易に想像できる。
しかし、この山は天照大神の胞衣が埋められたという伝説を持ち、日本武尊が伊吹山に向かう前に立ち寄ったとされ、江戸時代中期には毎年修験道者が礼拝に訪れ、明治時代にはウェストンにより海外にも名山として紹介されるという、歴史的にも価値がある山である。そして、意外と遠くから見て目立つ山なのだ、私も日出ヶ岳からこの山を見て「いい山だ」と思ったこともあり、中央アルプスの南端のこの山はれっきとした名山だという認識を持っていた。
「がっかり百名山」「百名山の価値がない山」と言われることが多い山であるが、いいやしっかりとした名山である。
あとは下り、そしていよいよ神奈川に帰るのだ。2時間ほどかけて来た道を下る。そして、名残の南アルプスを撮影する。「ああ、3連休終わっちゃったなあ・・・」急下りをしながら思う、「次の遠征はいつになるかな・・・」
安全に下山口にたどり着き、車を走らせる、温泉と昼食、そして帰宅・・・。カーナビは諏訪湖経由中央道を指しているが、私は浜松引佐経由新東名で帰宅することとした、東栄町で昼食と温泉、そして東名道で事故のため御殿場近くからは渋滞、したがって御殿場で高速を降り箱根一般道経由で帰宅した。
充実の3連休山行、最初は「熊伏山、甲斐駒ケ岳、恵那山」の予定が、天気予報の変化により結局「伊吹山、御在所、恵那山」となった。これはこれでよかったのだろうと思う。そして、伊吹山では夏の花がたくさん残り、恵那山では初冠雪した南アルプスを見る、季節が一気に夏から冬へと変化したようだ。そんな面白さも感じた3連休だった。
登山、温泉、グルメ。それに徹した3連休でした。
aideieiさん、こん○×は(^o^)/
3連休最終日は天候に恵まれ、それ見越しての恵那山、見事南アの に出会えましたね やはり2日目の御在所でゆったりしたことがよかったのかもしれませんね
南ア、自分が見ている東からのものと違った雰囲気に見えますね。もっと聖岳側が高く見えるような… 位置的なモノでしょうが、反対から見ると印象が変わりますね
mamepapa
mamepapaさん、こんにちは。5合目から7合目までですが、南アルプスオールスターズが見えました。大迫力でした。そして、本文にも書きましたが最初は「眺望はなし」と思っていたこともあり、大感動しました。
mamepapaさんが言われているようにいつも山梨方面から見る南アルプスの裏側なんです。ですと、甲斐駒が岳よりも仙丈が大きく見えたり、白根三山の存在感が薄かったり、鳳凰三山は見えなかったり・・・。山の間から富士山も見えるはずなのですが、私のカメラではうつりませんでした。
今年は、白山から北アルプスの裏側を見たり、恵那山から南アルプスの裏側を見たり、面白い風景に出会った年でした。
急→緩→急、はいいですね。そして下山後も足の痛みはありませんでした。よい3連休でした。
aideieiさん
最終日晴れて良かったですね。
1、2日目とは違うルンルンとした気分が伝わってきます。
明日も休みなら・・と思い、帰ってこられたのでは
ロングドライブ、3連続の山めぐり、楽しく読ませて頂きました。
hamburg
hamburgさん、こんにちは。
今回行った3つの山のうち、実は累積標高差が大きかったのは伊吹山なんです。そして、緩みない登りが続くという点に関しても伊吹山は馬鹿にできない山でした。
路面の凹凸や滑りやすさなどは恵那山でしたけれども・・・。
3連休、よい山旅ができました。大きい山は、今年はあと1回程度(11月初旬)、それからは縦走スタイルに変化していくと思います。奥多摩、奥武蔵、箱根、丹沢、冬にどんな山やコースに出会えるか、どんな気持ちで山と向き合えるか楽しみです。
春から秋の名山歩き、これからの縦走スタイル、両方とも楽しいです。
楽しい山歩きは、体力に応じてまだまだ続けたいですね。
13番写真
その通り
隊長
遅レス失礼いたします。
私としては、「半袖第一種正装」→プラ系などの軽い衣装で半袖
「半袖第二種正装」、木綿などの素材での半袖
「半袖第三種正装」、本来長袖なのをまくっての半袖。
そして、私はいろいろな山で「半袖第一種正装」をしているなあと思います。
18日〜20日まで職場の宿泊研修に参加していたこともあり、返信が遅くなっておりますがご容赦ください。私は、持って行った長袖を全く使わずに半袖で過ごしました・・・・。
また、楽しい記録を読ませてください。
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