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Yamareco

記録ID: 743638
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

草紅葉の尾瀬・紅葉の三条ノ滝・苦難の至仏山

2015年10月16日(金) 〜 2015年10月17日(土)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
Alzhiker その他1人
GPS
32:00
距離
29.2km
登り
1,106m
下り
1,101m

コースタイム

1日目
山行
5:41
休憩
0:38
合計
6:19
8:11
49
9:00
9:11
39
9:50
35
10:25
40
11:05
11:07
24
11:31
17
11:48
47
平滑ノ滝
12:35
13:00
48
13:48
17
平滑ノ滝
14:05
25
2日目
山行
6:31
休憩
0:40
合計
7:11
5:45
29
6:14
34
6:48
7:06
157
9:43
9:58
48
10:46
10:53
28
11:21
70
12:31
ゴール地点
天候 1日目 曇り
2日目 曇り・雨・晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
○駐車場
 尾瀬第一駐車場(1日 1,000円)
 ※鳩待峠の駐車場は工事中なのでほとんど止めることが出来ません。平日でもすぐに満車になってしまいます。
○バス・タクシー共通乗車券(片道 930円)
コース状況/
危険箇所等
○尾瀬ヶ原
 危険箇所はありません。
○三条ノ滝
 階段、鎖、泥濘があります。平滑ノ滝から先はハイキングコースというより登山道です。
○至仏山
 登山道の岩が濡れていると滑るので注意!
 至仏山〜小至仏山の先までの間は岩も登山道も泥まみれで滑りやすく注意が必要です。
 雨の日は汚れることを覚悟して登った方が良いと思います。
 木道も濡れているととても滑りやすくなっています。
 (私はオヤマ沢田代の木道で大転倒、しこたま腰を打って痛い思いをしました。)
 
(1日目)
行って来ます!
2
(1日目)
行って来ます!
登山道脇の紅葉
綺麗に紅葉しています。
2
登山道脇の紅葉
綺麗に紅葉しています。
登山道から至仏山の優しい姿も見えます。
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登山道から至仏山の優しい姿も見えます。
爽やかな山の鼻への登山道
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爽やかな山の鼻への登山道
赤い実
ツリバナかな?
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赤い実
ツリバナかな?
川上川を渡ると・・・
川上川を渡ると・・・
すぐに山の鼻に着きます。
マユミの実のピンク色が鮮やかですね!
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すぐに山の鼻に着きます。
マユミの実のピンク色が鮮やかですね!
もう一度マユミさんです。
山の鼻ではこの木が目立ちました。
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もう一度マユミさんです。
山の鼻ではこの木が目立ちました。
休憩後、尾瀬ヶ原に向かいます。
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休憩後、尾瀬ヶ原に向かいます。
湿原の池塘
燧ケ岳
今日は顔が隠れています
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燧ケ岳
今日は顔が隠れています
湿原の池塘
この道は昨日から通行止め
この道は昨日から通行止め
湿原のカラマツも綺麗に色付いてます!
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湿原のカラマツも綺麗に色付いてます!
景色が綺麗なので写真ばかり撮っているのでなかなか進みません。
嫁さんは遥か先に行ってしまいました。
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景色が綺麗なので写真ばかり撮っているのでなかなか進みません。
嫁さんは遥か先に行ってしまいました。
また、マユミです。
枯野原にピンク色が際立って目立ってました。
また、マユミです。
枯野原にピンク色が際立って目立ってました。
竜宮のトイレ
尾瀬はトイレが多くて便利
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竜宮のトイレ
尾瀬はトイレが多くて便利
イワナ君、気持ち良さそうに泳いでいました。
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イワナ君、気持ち良さそうに泳いでいました。
湿原に一本の白樺
とても存在感がありました。
湿原に一本の白樺
とても存在感がありました。
本当はもっと綺麗なんですが・・・なかなか綺麗に撮れません。 
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本当はもっと綺麗なんですが・・・なかなか綺麗に撮れません。 
こちらの沢には尺イワナ君が悠然と泳いでいました。
渓流釣りの好きな人は思わず竿を出してしまいたくなる光景です!
こちらの沢には尺イワナ君が悠然と泳いでいました。
渓流釣りの好きな人は思わず竿を出してしまいたくなる光景です!
広〜い!
もうすぐ、見晴
ここには、山小屋がたくさん集まっています。
今週で最後の営業になる山小屋がほとんどのようです。
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もうすぐ、見晴
ここには、山小屋がたくさん集まっています。
今週で最後の営業になる山小屋がほとんどのようです。
見晴に着いたので三条ノ滝を見に行きます。
見晴に着いたので三条ノ滝を見に行きます。
温泉小屋
温泉小屋が三条の滝の中間点です
温泉小屋が三条の滝の中間点です
あれ〜!今日からでした。
ツイテませんね〜
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あれ〜!今日からでした。
ツイテませんね〜
ゴゼンタチバナ
あの白い花が赤い実になって季節の移り変りの早さを感じます。
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ゴゼンタチバナ
あの白い花が赤い実になって季節の移り変りの早さを感じます。
こんな階段をを下りると・・・
こんな階段をを下りると・・・
平滑ノ滝が現れます。
綺麗な滑滝です。
平滑ノ滝が現れます。
綺麗な滑滝です。
平滑ノ滝の下流を見るとこんな景色
平滑ノ滝の下流を見るとこんな景色
こんな沢を渡って・・・
1
こんな沢を渡って・・・
綺麗な景色の登山道を歩きながら・・
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綺麗な景色の登山道を歩きながら・・
黄葉や・・・
紅葉を眺めながら進みます。
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紅葉を眺めながら進みます。
グチョグチョのぬかるみもあるので注意して歩きます。
グチョグチョのぬかるみもあるので注意して歩きます。
このあたりの紅葉が一番綺麗でした
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このあたりの紅葉が一番綺麗でした
これも・・・
これも綺麗
そして、三条の滝に着きました。
先程のお知らせのとおり展望台は立入禁止になっています。
そして、三条の滝に着きました。
先程のお知らせのとおり展望台は立入禁止になっています。
ここからでは全貌は見えませんが、迫力は満点!
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ここからでは全貌は見えませんが、迫力は満点!
少し引いて撮ってみました。
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少し引いて撮ってみました。
(2日目)
晴れて星が出ていたので私だけ至仏山に出かけます。
今日は嫁さんとは別行動になりました。
原の小屋のスタッフさんに見送って頂きました。
お世話になりました!
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(2日目)
晴れて星が出ていたので私だけ至仏山に出かけます。
今日は嫁さんとは別行動になりました。
原の小屋のスタッフさんに見送って頂きました。
お世話になりました!
振り返って
静寂の早朝の尾瀬ヶ原と燧ケ岳
歩き始めて30分、誰もいません!
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振り返って
静寂の早朝の尾瀬ヶ原と燧ケ岳
歩き始めて30分、誰もいません!
靄の漂う早朝の湿原
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靄の漂う早朝の湿原
初めて登る至仏山
今日は山頂まで見えます。
山頂からの景色が楽しみ・・とこの時は期待に胸を膨らませていましたが・・
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初めて登る至仏山
今日は山頂まで見えます。
山頂からの景色が楽しみ・・とこの時は期待に胸を膨らませていましたが・・
逆さ燧
昨日は見られなかった逆さ燧ヶ岳
素晴らしい光景でした!
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逆さ燧
昨日は見られなかった逆さ燧ヶ岳
素晴らしい光景でした!
明るくなってきて湿原や周囲の山の色が鮮やかになって来ました。
美しいですね!
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明るくなってきて湿原や周囲の山の色が鮮やかになって来ました。
美しいですね!
これも鮮やか!
至仏山に朝日が当たってとても綺麗
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至仏山に朝日が当たってとても綺麗
たおやかな至仏山
これからすぐ行くよ!
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たおやかな至仏山
これからすぐ行くよ!
至仏山注意書き
登山道が始まります。
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登山道が始まります。
だいぶ登って来ました。
尾瀬ヶ原と燧ケ岳が一望できます。
綺麗ですね!
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だいぶ登って来ました。
尾瀬ヶ原と燧ケ岳が一望できます。
綺麗ですね!
鎖も三カ所ほど設置されています。
見かけと違ってかなりキツイ登りが続きます。ヒーコラしてます。
鎖も三カ所ほど設置されています。
見かけと違ってかなりキツイ登りが続きます。ヒーコラしてます。
景色は良いけれど、雲が出てきました
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景色は良いけれど、雲が出てきました
登山道は蛇紋岩の大きな石と階段がほとんどで石は良く滑ります。
登山道は蛇紋岩の大きな石と階段がほとんどで石は良く滑ります。
この蛇紋岩が良く滑るんです!
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この蛇紋岩が良く滑るんです!
ホシガラス君
登山道横の岩の上でキョロキョロしていました。
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ホシガラス君
登山道横の岩の上でキョロキョロしていました。
階段が多い山です。
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階段が多い山です。
ハイマツを抜けると・・・
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ハイマツを抜けると・・・
初めての至仏山山頂です。
先程から雨で視界は全くありません。
残念ですが、何も見えないので少し休憩して下山します。
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初めての至仏山山頂です。
先程から雨で視界は全くありません。
残念ですが、何も見えないので少し休憩して下山します。
泥まみれの岩と泥濘の登山道
ここを歩くと靴と山ズボンは泥まみれです。
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泥まみれの岩と泥濘の登山道
ここを歩くと靴と山ズボンは泥まみれです。
小至仏山で少し休憩。
相変わらず視界無し!
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小至仏山で少し休憩。
相変わらず視界無し!
相変わらず足元は泥濘と泥まみれの岩、私を転ばそうと手ぐすね引いて待っているようです。
もう、私の靴と山ズボンも泥まみれになってしまいました!
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相変わらず足元は泥濘と泥まみれの岩、私を転ばそうと手ぐすね引いて待っているようです。
もう、私の靴と山ズボンも泥まみれになってしまいました!
笠ヶ岳の分岐
やっと泥濘を脱出しました。
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笠ヶ岳の分岐
やっと泥濘を脱出しました。
オヤマ沢田代
こんな小さな池塘もある湿原で、プチ尾瀬ヶ原というところですね。
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オヤマ沢田代
こんな小さな池塘もある湿原で、プチ尾瀬ヶ原というところですね。
オヤマ沢田代の木道
これも濡れているので良く滑ります。
私はこの木道で大転倒、そういえば注意書きがどこかにありましたよ。イテテ・・・!
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オヤマ沢田代の木道
これも濡れているので良く滑ります。
私はこの木道で大転倒、そういえば注意書きがどこかにありましたよ。イテテ・・・!
今頃になって晴れてきました。
遠くに鳩待峠の建物が見えてきました。
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今頃になって晴れてきました。
遠くに鳩待峠の建物が見えてきました。
尾瀬ヶ原も見えます!
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尾瀬ヶ原も見えます!
爽やかな下山道
爽やかな下山道
至仏山山頂
なんと、山頂も晴れてきました!2時間半遅く行っていれば晴れていたのに残念!
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至仏山山頂
なんと、山頂も晴れてきました!2時間半遅く行っていれば晴れていたのに残念!
なんとか鳩待峠到着
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なんとか鳩待峠到着

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

今回、尾瀬ヶ原と至仏山に行って来ました。

今年は自分一人で山に行っていたので、久しぶりに嫁さんと行くことにしました。
ということで、嫁さんの希望の尾瀬に決まりました。
1日目は尾瀬ヶ原散策と平滑ノ滝、三条ノ滝を見に行くことにします。
尾瀬ヶ原は木道が整備されているのでとても歩きやすく、秋の尾瀬は花こそ咲いていませんが絨毯のような草紅葉の風景は夏とは違う美しさがあります。

景色が綺麗なので、草紅葉と至仏山、燧ケ岳、池塘を対象に同じような写真をたくさん撮りまくってしまいました。
その後、平滑ノ滝、三条ノ滝を見に行きましたが平滑ノ滝は滑滝で美しく、三条ノ滝は水量も豊富な直瀑で大迫力です。
今回、この三条ノ滝へのルートが紅葉の一番綺麗なポイントでした!
嫁さん、綺麗な紅葉が見れて満足したようです。
尾瀬はどの季節も、どこも美しいという話を聞きましたが本当だということを実感しました。

そして、夜は夕食時に千葉からのご夫婦と山のお話で盛上がり、気がつけば食堂は私達だけでした。山小屋のスタッフさんには迷惑をかけてしまったかも!
今日一日中楽しく過ごせてよい日になりました。
来た甲斐がありました。

2日目は天候が良ければ至仏山へ、悪ければ速攻で帰ることにしていました。
朝起きてみると、星が出ているので至仏山に行くことにします。
嫁さんはユッタリ、マッタリと近場を散策してから鳩待峠に戻るということなのでそこで合流としました。

歩き始めて、次第に夜が明けて来ると至仏山が頂上までハッキリと見えています。
登山口に着いて、山頂での絶景を期待して登り始めます。
優しい、たおやかな山容の至仏山は登ってみると岩と階段の多い山で意外な印象を持ちました。
中間地点からは尾瀬ヶ原や燧ケ岳が良く見え、日も差してきて期待が膨らみます。
しかし、山頂付近ではガスの中に入ってしまい雨になってしまいました。
山頂に着いても雨は止まず、展望もないので休憩後下山します。

下山を始めてビックリ!
下山道はぬかるみと泥まみれの岩です!
滑るし、汚れるしで大変な思いをしました。
山頂で靴と山ズボンの汚れた方が多かったのはこのルートを通ってきたからだと納得。
小至仏山を過ぎてからは雨も小降りになり、汚れた岩場も少なくなって来ます。
岩に足を取られることがなくなったので安心していると伏兵がいました。
木道です!
オヤマ沢田代の濡れた木道で滑って大転倒です。すれ違った方に心配をかけてしまいました。
その方には「全然、大丈夫です!」と強がってはみたものの、本当は腰をしこたま打ってかなり痛い思いをしました。
雨の日は岩も木道も要注意です!

そして、暫らくすると晴れ間がてきました。振り返ると、なんと、至仏山の山頂がクッキリと見えています!
私が山頂付近を歩いた時だけ雨だったということです。
ツイテない、ガッカリ!

雨に降られ、靴もズボンも泥まみれになって、その上転んだこともあって鳩待峠に着いた時は、なんだか自分がボロ雑巾になってしまったような気分でした。

今回、至仏山は優しげな見かけとは違う手強い山だということを思い知らされた山歩きになりました。
恐るべし、至仏山!
次回は晴れることを見極めてから登ってみたいと思っています。

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