快晴の甲斐駒ケ岳（北沢峠で前泊。仙水峠側からの周回）

2015年10月23日(金) 〜 2015年10月24日(土)

• GPS: 09:56
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,421m
• 下り: 1,380m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 2:15
• 合計: 9:52

5:36 仙丈ヶ岳二合目登山口
5:40 5:41 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
6:17 6:18 仙水小屋
6:50 6:57 仙水峠
8:21 8:30 駒津峰
9:03 9:04 六方石
10:02 10:54 甲斐駒ヶ岳
11:34 11:44 摩利支天
12:25 12:52 六方石
13:21 13:27 駒津峰
14:00 14:18 双児山
14:31 14:34 双児山南峰
15:28 北沢峠

小屋前でスマホのスタートを押したのに、最初が切れていますね。随分のんびり歩いたので、コースタイムは参考にならないかな？

天候

快晴　風：昼前から強く。特に摩利支天辺りではかなりの強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き：中央道　甲府昭和ICから芦安駐車場へ　マイカー規制の為、バ
　　　スで広河原（協力金含め、￥1130）乗り換えて北沢峠（￥750）
帰り：同じコースで戻る。

前泊なので、12：55発のバスに間に合えば良い為、大変楽でした。

バス停に一番近い第2駐車場でも10数台しか停まっていませんでした。
行きはバスも余裕で座れます。
ただ、帰りの土曜日は広河原から全員座れず、数人立たれていました。
私は運よく座われましたが。

トイレは宿泊した　南アルプスこもれび山荘で済ませます。小屋を過
ぎると、途中にはありません。

コース状況／危険箇所等

登山計画書は、芦安駐車場で提出。用意していたものの他に、A3の
用紙の計画書があり、それにも記入しました。

晴れていた為、道標や目印が見え、あまり迷う所はありません。
といいながら、私たちは山頂直下で、違う方に行ってしまいましたが。

道は岩場やザレ道がありますので、それなりに注意が必要です。

・北沢峠〜仙水峠〜駒津峰：特に問題ありません。

・駒津峰〜甲斐駒ケ岳：六方石過ぎの分岐で直登コースを行きました。
　基本的に岩場の連続ですが、前半で2〜3カ所、足が短い私は足を上
　げるのに苦労する所がありましたが、後はそれ程でもなかった気が
　します。
　振返ったり、横から見るとかなりの痩せ尾根に見えますが。

　山頂直下で間違えて、ザレた斜面に入ってしまった為、ホールドが
　なく、距離は短かったもののそちらの方が大変でした。
　どこで間違えたんだろう。先行者を見て行ったのが間違い。自分で
　マークを確認していかないと駄目です。

・甲斐駒ケ岳〜摩利支天〜駒津峰：ザレた道のトラバースがあったり、
　白砂で滑り易いので、駆け下りない方が良いと思います。
　また、風がとても強くなり、砂埃や突風で体が揺れる時がありまし
　た。稜線の風上側に道が切られているので、落ちる事はありません
　が、バランスを崩して転ばないよう注意です。

・駒津峰〜双児山：特に問題ありませんが、結構ガレた急坂がありま
　すので、気を抜かないように。私は浮石で1回転びました。

写真

10/23 12:25

芦安駐車場。金曜なので停まっているのは10数台だけでした。

10/23 13:59

広河原。この辺りは紅葉が見頃のようです。

10/23 14:17

広河原からの山梨交通バス。楽々座れました。

10/23 14:37

車窓からの紅葉が綺麗です。停まって撮影タイムをとって欲しい位。

10/23 16:09

北沢峠の看板と今日泊る　こもれび山荘

10/23 16:50

カーテンで仕切られていて、電気も付く。快適。

10/23 16:55

夕食はてっきりカレーだと思っていたら、コロッケ？やサラダ。生ビールにお酒1合。うまかった。

10/24 5:33

朝のお弁当（＋お味噌汁）を食べて、暗い内に出発。時間は5時半ですけど、日の出が遅くなりましたね。そんなに寒くはないです。

10/24 5:37

長衛小屋ではまだ暗いですね。

10/24 5:48

沢沿いの林の中を歩きます。段々明るくなってきました。

10/24 6:14

仙水小屋。入口は閉まっていました。

10/24 6:14

沢の水も綺麗に見えてきました。

10/24 6:27

石？だらけの斜面の脇を通ります。

10/24 6:30

まだ勾配は緩いですが、岩の上です。

10/24 6:33

振返ると仙丈ケ岳方面が明るくなっています。

10/24 6:48

仙水峠に到着。摩利支天と甲斐駒ケ岳が見えています。

10/24 6:58

駒津峰への道。木漏れ日がいいですね。

10/24 7:14

こちらは栗沢山からアサヨ峰。次に仙丈ケ岳と合わせて登ってみようかな。

10/24 7:27

秩父方面に雲海が少し残っています。

10/24 7:44

甲斐駒ケ岳と摩利支天が綺麗に見えてきた。空は快晴。

10/24 7:44

これから向かう駒津峰

10/24 7:48

仙丈ケ岳と手前は下りる時に通る双児山。逆コースが良かったかな。天気が良ければ双児山に登った方が早く展望が開けるとガイドブックに書いたあったんだけど。

10/24 8:09

仙丈ケ岳がどっしりと綺麗

10/24 8:19

駒津峰到着。後ろは鋸岳かな。

10/24 8:28

北岳も見えます。逆光なんで、シルエットぽいですが。

10/24 8:37

甲斐駒ケ岳に向かいます。

10/24 8:40

甲斐駒ケ岳と摩利支天。空の雲もいいな。

10/24 8:55

下りは、ちょっと痩せ尾根

10/24 9:00

六方石の横を通って

10/24 9:03

これから甲斐駒ケ岳へ。ストックと一眼レフをしまいます。

10/24 9:08

直登と巻き道の分岐点。登りなので直登に行きます。

10/24 9:13

最初から岩場。まあ何とか登れるかな？　

10/24 9:23

頂上は大分先だなあ。

10/24 9:28

岩を巻いて行くところも。

10/24 9:33

相棒にポーズをとってもらいました。おっさんだって遊ばなくちゃ。

10/24 9:39

振返った道。意識しなかったけど、痩せて見えますね。途中に人が見えるからここを通って来た筈ですけど。

10/24 9:46

上はまだあるなあ。

10/24 9:46

巻き道が見えます。すれ違た方は、巻き道の方が滑って恐いから岩場を下るんだ　と。技量が違う。

10/24 9:53

あれっ。何でザレ場？　こっちの方が怖かった。間違えたみたい。

10/24 10:04

山頂到着

10/24 10:11

全部見渡せる。こちらは登って来た方向の中央アルプスと御嶽山

10/24 10:14

仙丈ケ岳もすっきりと

10/24 10:14

北岳から連なる南アルプスの山々

10/24 10:15

鳳凰三山の後ろには富士山も

10/24 10:15

富士山と北岳が1枚の写真に入る。雲が花を添えて。

10/24 10:26

仙丈ケ岳をバックに記念撮影。天気最高。

10/24 10:35

駒ケ岳本社があるピークへ行ってみます。

10/24 10:38

大国主命の碑

10/24 10:44

これは黒戸尾根か。登る日は来るんだろうか。

10/24 11:04

甲斐駒ケ岳方面は花崗岩の砂で真っ白

10/24 11:15

摩利支天への分岐。地図には危険マークが書いてあったけど。

10/24 11:15

このザレ場のトラバースかな。

10/24 11:32

特に危険も感じず、摩利支天頂上へ。

10/24 11:42

標高は低くなったけど、気のせいか富士山が近くなったような。

10/24 11:46

六方石の鞍部と登った直登ルートが見えます。

10/24 11:47

本社のあるピークと甲斐駒ケ岳

10/24 11:48

凄い絶壁。誰か登る人がいるんだろうな。

10/24 11:53

八ヶ岳が低く見える。標高は大して変わらないと思うけど。

10/24 12:03

巻き道のザレた道。良く見ると砂埃が立つ程風が強いです。

10/24 12:09

道はこの間を通るんです。通らなくても行けるけど。

10/24 12:13

直登のコースが見えます。

10/24 12:26

六方石の鞍部が見えてきました。

10/24 12:51

六方石辺りから、直登コースを見ていました。ここから見るとそんなに急に見えませんね。若者は軽々と登って行きます。

10/24 13:11

富士山に笠がかかってきた。

10/24 13:23

戻る方を見ると鋸岳。山と高原地図だと破線ルートです。

10/24 13:43

駒津峰を超えて振返った斜面。白い木はダケカンバ？

10/24 13:59

双児山到着

10/24 14:14

ここで初めて2人で撮ってもらいました。

10/24 14:25

最後の甲斐駒ケ岳、摩利支天

10/24 14:39

北沢峠に下ります。こんな道で浮石に足をとられて転んでしまった。ガレ道注意。後はこんな感じで下りるだけ。でも以外と長かった。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

nino33

当初は、北沢峠1泊で仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳の両方を登ろうと思いま
したが、相棒から、年を考えて前泊の1座にしよう　と提案され、変
更しました。

前泊は初めてですが、朝早く起きる必要がなく楽ですね。まあ年を考
えると、こちらが無難。相棒と遠出する時はこのケースが増えそうで
す。

登る当日は、小屋に宿泊した皆さんに合わせ、朝暗い内に出て（とい
っても　5時半。日が短くなりましたね）、帰りは最終の 16時の
バスに間に合えば良い　という事で、かなりゆっくり歩きました。

天気は快晴。北アルプスこそ雲で見えませんでしたが、駒津峰や山頂
は360度の眺望。空が青く、白い甲斐駒ケ岳はとても綺麗です。

登ったのは土曜日なのでそこそこ人がいますが、混雑する程でもなく、
丁度良い位です。いつも平日に行くと同年代の方が多いですが、今回
は若い方が多く、少しエキスをもらえたかな？

下山時に、皆が直登コースをどう登るか、六方石辺りで見ていると、
私が岩と岩の間をどう登るかで1度やり直した所は横のホールドがあま
りなさそうだった岩を難なく登ってしまいました。脱帽。

最近ポーチを着けて歩いていますが、岩場では、ザックに仕舞うべき
ですね。変に当ったり、隙間でじゃまになったりします。当たり前の
事でも、実際に経験すると勉強になります。

今回泊った　こもれび山荘は、1人の区画がカーテンで仕切られ、予
約制で、人を詰め込む事もないので快適でした。

これから急速に寒くなりそうなので、高い山はもう難しいかな。

でも、皆さんの記録を参考にしながら、次の計画を考えるのが楽しみ
です。