【山ラン】雲取山で春の日差し(鴨沢ルート)と残雪(三峯ルート)をどっちも堪能してきたよ【トレラン】


- GPS
- 08:10
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:11
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
鴨沢バス停→雲取山→芋ノ木ドッケ→白岩山→霧藻ヶ峰→三峯神社⛩(→西武秩父駅前温泉祭の湯♨️) 。SUUNTO計測の距離は24.62km。
春の雲取山は人気の鴨沢&石尾根ルート(南面)と、北側の三峯神社&長沢背稜ルートでは、まったく別の表情を見せる(ということを今回痛感した)。南側は日々太陽に照らされ、雪解けも雪解け後の泥が乾くのも早く、昨日の時点で頂上に若干雪が残ってるほかはほぼ無雪状態。みなさんの活動日記でそれは確認できたので、ハイカットの防水シューズ、ウラガノGTXだけで十分対応できると踏んで、チェーンスパイクを持っていかなかったのだけど、それが正解だったのは山頂に到着するまでで(むしろ山頂まではローカットのトレランシューズでも問題なく行けたくらい)、山頂から反対側の雲取山荘に向かって降り始めてすぐに、その選択が間違いだったことに気づく。
雲取山から雲取山荘まではまだ雪がバリバリ残ってて、チェーンスパイクなしだとツルツル滑ってすってんころりを何度も繰り返すことになった。鴨沢のバス停でいつものおじさんが「雪が60センチくらい残ってるので長靴じゃないと厳しいよ、引き返して七ツ石神社に行っておいで」と言っていたのは、このことだったのだ。途中から耳に入ってきたので、それが雲取山荘から三峯神社へのルートの話だとは気づかなかった。むしろ、山頂までほとんど雪が残ってなかったので、おじさん脅かしすぎ、と思ってたくらいなのだ。
とはいえ、真下に降りるときに転ぶ分には、尻もちをつくだけで、雪もそこまで踏み固められてないこともあって、ほとんどダメージはない。上は薄手のロンTの上にTシャツ、下はウインドシールドパンツという軽装だったけど、そっちに浸水することはなかった。少々難儀したのは、転んだときに手をつくと、グローブがびしょ濡れになってなかなか乾かなかったこと。防水でも吸湿速乾素材でもないただのウインドシールドグローブには荷が重かったみたい。
チェーンスパイクを持ってこなかったのを本気で後悔したのは、芋ノ木ドッケ周辺で「冬季(4月まで)は路面凍結で滑落事故が多発してるから装備に不安がある人は引き返せ」という脅しの看板に挟まれた区間。ここは先ほどとは打って変わって真下に降りるのではなく、斜面をトラバースしていく区間なので、片足を滑らせるとそのまま斜面を滑落する危険がある。またうまい具合に道の崖側だけ地面が露出してるところも多く、無理にそれを避けようとすると崖に向かって傾斜した雪に足を滑らせ、かえって危なかったりして、どうしても慎重にならざるを得ない。だいぶ肩に力が入ってたみたいで、無事に芋ノ木ドッケに着いたときには、ドッと疲れてしまったよ。
雪で思ったように走れなかったこともあり、三峯神社から西武秩父駅まで直通の16:30の最終バスに間に合わないかも、というわけで、三峯神社の奥宮(妙法ヶ岳)には行かずショートカットしたのだけど、霧藻ヶ峰の休憩所から先はなめらかな下りのご褒美トレイルが続き、三峯神社に到着したのは、なんと1本前の15:30の2分前。もしかして奥宮、ギリギリ行けた⁉︎
とはいえ、着いた時点でバス停がどこにあるのかも知らず(下の駐車場の隅っこにあるのだけど、どこにもそれらしき看板がない)、はじめて来た三峯神社⛩にもお参りしたかったので1本見送る。境内をゆっくり見て回り、バス停前のトイレで上だけ着替えてさっぱりし、無事西武秩父駅直通の最終バスに乗ることができた。西武秩父で祭の湯♨️に立ち寄ったのは言うまでもない。
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