中房温泉と燕山荘に泊まりました


- GPS
- 15:05
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 3,084m
- 下り
- 3,024m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:08
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 4:26
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:12
天候 | 一日目、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
↓ JR特急しなの1号 長野行 自由席2200円 ↓ JR乗車券(名古屋〜穂高)3780円 9:08 松本 着 9:20 松本 発 ↓ JR大糸線 南小谷行 9:49 穂高 着 9:52頃 穂高 発 ↓ タクシー(あずみの第一交通)3800円 10:10頃 有明山神社 着 《帰り》 13:45頃 宮城ゲート 発 ↓ タクシー(南安タクシー)4300円+ 迎車 200円 14:00頃 穂高駅 着 穂高神社 参拝 14:47 穂高 発 ↓ JR大糸線 松本行 ↓ JR乗車券(穂高〜名古屋 3780円) 15:18 松本 着 15:53 松本 発 ↓ JR特急しなの18号 名古屋行 指定席2930円 18:07 名古屋 着 **あずみの第一交通** 0263-88-2026 **南安タクシー** 0263-72-2855 |
その他周辺情報 | ***有明山神社*** ***穂高神社*** |
写真
その昔は「朴ノ木峠」と呼ばれていたそうです。
昭和九年、道作りをしていた一人の男が、馬に蹴られて谷底に落ち亡くなったそうです。
故人の冥福と道を利用する人の安全を祈って、「芳男地蔵尊」が建てられ、のちに「広津厄除地蔵」となり今に至るそうです。
餅つきが始まりました。
外は吹雪なので、土間で行っています。
子どもの頃は、家でも餅をついていたなあ。
(そして、もち米はかまどで蒸す。かまどの火の番が楽しかった)
なお、ここは標高が高い為、もち米を蒸すのに相当の努力をした模様。
感想
「日本秘湯の宿」の会員宿の「中房温泉」と、標高2700mの稜線に建つ「燕山荘」に泊まりに行きました。
穂高駅よりタクシーで有明山神社へ向かいます。
彫刻の見事な神門をくぐると、拝殿前には茅の輪があります。
登山の安全を祈願に来ましたが、茅の輪もくぐって無病息災も願います。
中房温泉まで12kmの道路は冬期は閉鎖。
退屈な道のりかなと思いましたが、道路には歩き始めから雪があり、天気もよかったので、時々見える山並みや、時々現れる野生の猿を眺めながらの歩行。退屈せずにすみました。
中房温泉は冬期特別営業中。
建物は新館(招仙閣)と山小屋風の本館(ロッジ)の二棟建っています。宿泊には登山者向けの最安のお部屋(ロッジ)を選びました。
六畳一間の畳部屋が襖に仕切られ、二間並んだお部屋です。一間に三人づつ、計六人で使用します。
一方の部屋には座卓とファンヒーターがあり、もう一方の部屋の押し入れに布団と毛布がおいてありました。なお、布団は自分で敷くことになっています。
コンセントは各部屋に二口あり、テレビなどはありません。
トイレ・洗面所は共用で、一階にあります。冬期は凍結防止のため常に水が流れていました。
トイレには洋式便座もありますが、暖房もないため、新館のトイレを利用しました。
新館のトイレはシャワー式でとても快適です。
部屋に荷物を置いたら、温泉に向かいます。
中房温泉にはたくさんのお風呂があるのですが、この時期は入れるお風呂は限られています。
新館にある「大浴場」「岩風呂」、本館の「御座の湯」「大湯」です。
「大浴場」は広い内湯。信州カラマツ材を多く使用されてます。
脱衣場にはドライヤーもあった気がします。
「岩風呂」は広い露天風呂です。
「御座の湯」は本館にある内湯。
それほど広い湯船ではありませんが、一人で入るにはここが一番落ち着きます。
松本藩主やかのウェストン卿も好んで入ったそうです。
「大湯」は本館にある半露天風呂。
それほど広くはありません。
食事は一昔前の山小屋風。
夕食は17:00より、朝食は6:00から。
ご飯・味噌汁は温かくおかわりも自由ですが、鍋以外のおかずは冷たい。
また温泉に入り部屋に戻るとまだ17:00ですが、すでに同室の者はみな、布団にくるまってます。
部屋を仕切る襖も閉められてますが、隣の部屋、暖房無くて大丈夫でしょうか?(やっぱり寒かったようです)
これで一泊17000円。
冬期の特別営業とはいえ、温泉もすべての種類入れるわけでも無いし、う〜ん。
翌日、余計な荷物は中房温泉に預けて、燕山荘を目指します。
天気は登るにつれて悪くなる。
燕山荘につく頃には、周囲は軽い風雪、ガスで真っ白。
夕日はもちろん、翌日の日の出も見ること出来ませんでした。
燕山荘はさすがに人気の山小屋です。
宿泊して思ったのは「食事が美味しい」
山荘についてまず昼食をいただきましたが、ビーフシチューにカツカレー、どれも美味しそうなメニューが並びます。
(ビーフシチューを注文しました。ちょっとお肉が固かったかな?)
夕食・朝食とも温かい料理が食卓に並びました。(ご飯・味噌汁はお代わり自由です)
そして、正月イベントの餅つきで振る舞われたつきたてのお餅。ごちそうさまでした。
建物も年期が入っているのですが、おしゃれな彫刻が施してあったりして、逆に落ち着いた雰囲気で寛げます。
そして、山荘の人達の人や自然に対する溢れるほどのホスピタリティー。
人気の山小屋であるのも頷けます。
大好きな山小屋のひとつになりました。
今回、天気は残念でしたが、また来年も来たくなるところでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する