鳳凰山、修行(甘利山〜大ナジカ峠〜薬師岳)
- GPS
- 11:25
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,994m
- 下り
- 1,985m
コースタイム
7:28下降点7:34-8:13大ナジカ峠8:22-10:00苺平10:02-
10:20南御室小屋10:33-11:35薬師岳山頂11:45-
12:35南御室小屋13:05-13:28苺平13:33-14:38大ナジカ峠14:55
-15:57千頭星山16:03-16:59甘利山-17:10甘利山駐車場
総合時間:11時間25分、歩行時間:9時間39分
天候 | 晴れ、曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝方は、雨が降ったのか、朝露か、植物が濡れており、 足許がかなり濡れました。 甘利山駐車場〜千頭星山 たくさんの人も通う普通の登山道です。 木の根が張り出しているところも多いので下山時注意。 登りは意外の急登りもあります。 千頭星山〜大ナジカ峠 それまでとは登山道が一変。 千頭星山からしばらく行くと、反対側に辻山、鳳凰山塊が対峙する場所に。 そこから大ナジカ峠に一気に下ります。 ガレ、浮き石、トラバース、鎖が欲しいところ、、 慎重に進みます。 大ナジカ峠〜苺平 600m以上も登り返します。 登山道も不明瞭なところも多いのですが、踏み跡、テープ、 昔ながらの登山道のサインなど、ヒントになるものも多く、 きょろきょろしながら進みます。 急登り、少しの平坦、石ごろごろ、崩壊の縁などバラエティーに富みます。 苺平〜薬師岳 もう繰り返すまでもありませんが、 南御室小屋へ下り、そして登り返します。 概ね歩きやすいですね。 |
写真
感想
今週も例外的に、水曜日と木曜日が東京。
本当は月曜日に山に行きたかったのですが、仕事の関係で火曜日になりました。
で、迷いました。どこに登るか、、。
行きたいところはたくさん出てきたのですが、何せ、遠出恐怖症。
おまけに山はコストをできるだけかけずに楽しみたい、、
なんて、御馬鹿さんですから、だんだん絞れます。
そして結局、C-chanが好きな大ナジカ峠からの鳳凰山。
当日朝、おきてから決めました。
今回は優柔不断。
それでもこのコースは、以前からの課題でしたから、
ようやくその課題を達成。
結果、、、。
このコースが大好きなC-chanより時間がかかりました。
C-chanは何度か、このコースを歩いて、6月24日に観音岳まで日帰り。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69015.html
私はそれより長い歩行時間で、薬師岳まで。
大ナジカ峠を好んで何度も歩いているC-chanですから、無理もないこと。
このコース、正直、今回1度で良いかな、、、。なんて思います。
眺望がぱっと開けるのは、長い時間を掛けて登る薬師岳手前の砂払岳から、
稜線で、掛ける時間の割には、眺望が得られず、精神修養を迫られる感じです。
このコースは、あのツツジの甘利山、その先の千頭星山が、
鳳凰三山に連なっていると一種の新たな発見といいますか、
あーそうなのか、という思いが大きいでしょうか。
私なんかは、そのことは前から知っている訳ですが、
大抵の人にとっての鳳凰山は夜叉神峠からであったり、
青木鉱泉からであったり、、、、するわけですから、、、ね。
登山道は、千頭星山から先、大きく大ナジカ峠に下降し、
そして夜叉神峠からの縦走路途中の苺平に大きく登り返す、、
ここがハイライト、そして大きな精神修養を迫られるところです。
無心で歩きました。
やはりきついんです。
下山時は、苺平から大きく大ナジカ峠に下り、
そして登り返すことになりますからね、、、
その間の登山道は、概ね厳しく、馴れた人でないと嫌になるでしょうか、、、。
そんなわけで、たくさんの時間をかけ、到達した薬師岳、
既に観音岳に向う時間の余裕もなく、そして稜線は、
久方ぶりに(おそらく)強風が吹き、瞬間的には立っているのもやっと。
さすがに平日、9月の火曜日、人は少なく、甘利山〜苺平は
当然ですが、誰にも会わず、下山時も会わず、
会ったのは、苺平から薬師岳山頂の間の行きと帰りで、10名ほどでした。
台風の接近もあり、南御室小屋の団体の予約はキャンセルされ、
薬師岳小屋もキャンセルが相次いだようです。
静かな日でした。
朝方の甘利山駐車場は、さすがに1600m以上ある場所で、考えてみれば、
北岳登山口の広河原と同じような標高。
日が出る前、直後は、ちょっと肌寒いくらいでした。
鳳凰お疲れ様です。
C-chanさんのレポを読んで、このコースの一番良い部分は実は大ナジカ峠からの往復の登り返しではないのかと思いました。
もし、すんなり苺平に到達するであれば、達成感も半減な様な気がします。
その大変さ故に夜叉神や青木鉱泉に比べてマイナーとなり、マニアックな歓びも得られるのではないでしょうかねえ。
自宅裏山の裏道感覚でしょうか。
MATSUさん
緻密さには、感心しておりすが、
さすがの分析ですね。
「一番良い部分」
なるほどそうなんですよ。
夜叉神峠からのルートが確立する前は主要なルート。
そんなこともあって、旧い看板なども随所にあるんですよね。
大変な思いを昔の人はしていたものです。
私は、「マニアック」ではありませんが、
達成感はありますね。
まさしく裏山の裏道、、、。
Y-chan
昨日は今の季節にしてはめずらしく富士山が良く見えていましたね。
良い山行でした。
餃子包みのトレーニングはやってますか?
kenpapa
実は、私も富士山よく見えているな、、、
と思いながら、歩いていました。
それなら、富士山行けば良かった、、なんて思いましたよ。
周囲は結構雲がかかっていたりしたのですが、
富士山はしっかり、もちろん後半は雲に隠れましたが、、、。
達成感はありますが、観音岳も行きたかったです。
仕方ありません。
無理せず。
餃子、イメージトレーニングしていますが
うまく行きません。
Y-chan
Y-chanさん、こんにちは。
鳳凰山お疲れ様でした。
鳳凰山、夜叉神峠から以外のルートは結構ハードで
ここのやはり南アの一部なんだなぁと。
充実感たっぷり、このルートもハードですね。
高山はお花も終わりすっかり秋の気配ですね。
kankotoさん
雨は大丈夫だったでしょうか、、
雨よ降れ、、と思っていましたが、
思いがけない雨となりましたね。
東京に行くときも相模湖あたりはすごかったです。
でも皇居一周、しっかり走りました。
さすがに少なかったですけど。
それにしても観音岳まで行ったC-chanの
すごさを思わずにいられません。
鳳凰山って、崩壊しているところが多いことに驚きます。
もう秋でしょうね。
最低気温は、5度とか、そんな季節になりますね、山は、、、。
Y-chan
Y-chan
昨日はこの時期には珍しく盆地から周りの山々が綺麗に見えました。
田んぼで金峰からの朝焼けが綺麗で、、、五丈岩も一日中見えていました。
でっ、、、
餃子の練習もちゃんとしとけしー、、、ちゃんとしなんだら、、、ちみくるから。。。
walk
walkさん
稲刈りけ、、、
家の周りでももう終わっているところもあるら、、。
昨日は、ちょっと不思議な天気だったずら、、、
富士山見えているし、よく、、、。
五丈岩も見えていとうけ、、。
珍しいじゃんね。
餃子、練習するも何も、ぶっつけ本番ずら、、。
Y-chan
Y-chanさん、こんにちは。
大ナジカ峠からの富士山、いい感じですね。
また、大ナジカ峠からの登り、厳しいと聞くと
逆に行ってみたくなったりして
このルート、青木鉱泉からの周回コースで利用したいなあと
前から漠然と思っているのですが、次に鳳凰を計画
するのは何時か?
長い目で考えます。。。
youtaroさん
この前行かれた、五竜岳も考えましたが、
翌日(水曜日)が東京で、きつすぎると思いました。
それに台風の影響でだめだったでしょうね、、。
大ナジカ峠からは、ひたすら、、、
登山道も明瞭にあるわけでもないので、落ち着いて行きたいところ、、
青木鉱泉からの周回を考えると千頭星山の後、しばらくで、
御所山、青木鉱泉への分岐がありますが、歩いたことありません。
不明瞭と言われています。
でもそのルートをとれば、大きな周回となりますね。。。
Y-chan
Y-chanさん、こんにちわ。
このルートはドンドコ沢ルートに匹敵する
辛さと聞いたことがありますが、やはり
厳しいんですね。
いや
大ナジカ峠からの600メートルの登り返しって
聞いただけで心が折れそうになりますね
belltakuさん
今回のルートのきついところは、いったん大ナジカ峠に
下り、登り返すということ、、。
ドンドコ沢ルートは基本的に登り一辺倒。
その分、体は辛いですが、気遣いはありません。
でも今回のルートは精神的にもきついです。
600メートルといっても永遠に続くわけでもなく、
無心で登りしかありません。
Y-chan
Y-chan、こんばんは。
写真の雰囲気が良い感じなので、
そこまでは、行ってみたい気もしています。
しかし破線のコースなので、どうしようかと。。
(小川山の時には、ちょっと迷ったし…)
土日でも、そこを歩く人はほとんどいないんでしょうねえ。
う〜ん。。。
To-さん
私もC-chanと一度だけ、大ナジカ峠に下ったことあり、
静かなところでびっくり、、、。
その前にもC-chanと一緒に大ナジカ峠を目指したことがあり
ますが、調子が悪く、かなりのガレのところで引き返しました。
今回が2回目の大ナジカ峠、、牧歌的ですよ。
このルートはなかなか歩く人はいないでしょうね、、。
南御室小屋のスタッフが手入れをしてくれていますが、、、。
Y-chan
Y-chanさんこんばんは。
鳳凰山お疲れ様でした。
いよいよ夏山の賑わいも終わりな感じですね。
でも富士山はまだお祭りのようです。
甘利山からのコースは
行きの大ナジカからの登り返しが
きついのは然る事ながら
帰りの疲れているところに
千頭星山までの登り返し・・・
こちらも相当こたえそうですね。
moguyamaさん
>>帰りの疲れているところに
千頭星山までの登り返し・・・
こちらも相当こたえそうですね。
まさにその通り、、でもC-chan曰く、意外に大したことない、、
確かに昨日も何とかなりました。
鳳凰山も夏は一気に終わりで、一気に秋へ。
また紅葉は賑わうでしょうか、、、、。
富士山はまだお祭りですか、、。
下手すると初雪が降るころになりますけどね、、、。
Y-chan
Y-chan、こんばんは。
大ナジカ峠経由で行かれたのですね。
登り返しもあり、少し荒れたコース・・。
「修行」というタイトルに納得です。
私達は鳳凰山、やっとこの夏に登る事が
できましたが、本当に期待どおりの
良い山でしたよ!
これからも裏山情報、宜しくお願いします!
manabu
manabuさん
どうもC-chanは大好きな道のようです。
森の雰囲気、ちらちら見える崩壊地、、
manabuさん、sumikoさんも今夏は鳳凰を駆け抜けました。
天気が良かったことが印象をさらに良くするでしょうか。
やはりあの稜線で、白峰三山が見えないのは、残念ですよね。
今後も、登りますよ、、鳳凰山、、。
Y-chan
Y-chan さん
このコースC-ChanさんとY-chanさんのレポで何度も
見ているので大ナジカ峠を歩いてみたくなってきました。
>餃子、練習するも何も、ぶっつけ本番ずら、、。
今週末、皆さんに餃子を振舞うのけ?だけ?
使い方間違ってるかも。。。
yasuhiroさん
何度も同じところのレポ見ているとそういう気持ちに
なるのでしょうね。
一度体験するのがベスト、
やっぱり来て良かった、
こなければ良かった。
覚悟のほど、その心理、体の具合で、
さまざまな思いがするでしょうか、、、。
昔からの山友を中心として、餃子です。
あれ、yasuhiroさんも甲州弁け、、、。
Y-chan
Y-chanさん
こんばんは。
先週、Y-chanさんのおすすめで鳳凰山にやっと登れました。
それ以来、いろいろ情報を集めているのですが、次はドンドコ沢からを検討していました。
なんだか、ネーミングがかわいらしいですよね・・・
今回、歩かれたルートは精神的にも辛そうですね。
歩行距離も20キロ弱はありますし・・・
それでも仕事の合間を見計らって登りに行くY-chanさんは力強いですね。
来週は、以前Y-chanさんが歩かれたあるルートを行く予定です☆
star
starさん
ドンドコ沢はドンドコ、、、というように沢音が聞こえたらしいですよ、、。
単純な名前、、。
仕事も多忙なので、時間の合い間を見つけるのが、、大変。
来週も月曜夜から木曜日まで東京に行く予定、例外ばかりに
なってきました。
今回の鳳凰山のコースはかつてのメインルート、、
その名残はありますね。
韮崎市の道標がいくつもありますから、、、
その後夜叉神峠が南アルプス林道の開通でメインになりました。
さて、来週は、、、、
私が歩いたルート、、ですか、、、?
八ケ岳、、かな、、、阿弥陀岳から赤岳、硫黄岳とか、、、。
そろそろ夏の疲れが出るころです。
私は出ているように思います。
朝、なかなか、起きれません。
Y-chan
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