剣(剱)岳[室堂〜別山尾根]


- GPS
- 47:20
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,957m
- 下り
- 1,953m
コースタイム
8日05:35雷鳥沢ヒュッテ―07:00剱御前小屋―07:40剱沢小屋(台風で停滞)
9日05:00剱沢小屋―05:25剣山荘―06:37前剱―07:25タテバイ突入―07:55剱岳山頂
(休憩)
剱岳山頂08:20―08:43ヨコバイ突入―09:05平蔵の頭―10:30剣山荘―10:50剱沢小屋
(休憩、荷物ピックアップ)
剱沢小屋11:20―12:25剱御前小屋―13:15雷鳥沢―13:55室堂
天候 | 7日どんより時々雨 8日朝から雨→台風9号 9日快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
14:15室堂→16:35信濃大町 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜明け前に剱沢小屋〜剣山荘に向かう方は、雪渓が固くしまっているので注意です。 前剱に出ると風が強いです。 全体的に整っていますが、マークを見落とさないように。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
台風が来るのは、山行最終日のはずでしたが、
ど真ん中に来てしまいました。
初日は、自宅から電車とアルペンルートの様々な乗り物を乗り継ぎ、室堂へ。
剱へは遠いですね。
室堂では、玉殿(たまどの)の湧水で水をくみました。
キャメルバックの1Lのボトルと、500mlのペット1本。
この時点ですでにどんよりとした空で、雄山の上はまったく見えませんでした。
とりあえずは、みくりが池、地獄谷を見ながら雷鳥沢ヒュッテへ。
宿泊客は5人。部屋は個室となり、のびのびでした。
夕食後は天気予報にくぎ付け。
午後に雨が強くなるということ。
早朝、2時間くらいなら歩けるかも。
剱沢小屋で停滞して、3日目の様子をみよう、と。
2日目
朝5時半。まだ雨具のフードは必要ないくらいの弱い雨。
剱沢小屋まで行くことにしました。
途中、本降りになりましたが、そんなにひどい雨でもなかったので、
順調に7時半すぎに到着。
小屋の方に「2日間は停滞覚悟で」と言われました…。
雷鳥沢ヒュッテでいただいたお弁当を食べ、爆睡。
お昼過ぎに一瞬起きましたが、そのまま夕方まで爆睡zzz
シャワーを浴び、夕食を食べ、また爆睡zzzzzz
よくもまあ、こんなに寝られるもんです。
最終日
4時に起きて外に出たら満点の星!
5時に出発し、剣山荘を過ぎたあたりで、日の出。
いやー、きれいでした。
段々まぶしくなってくる日差し。
岩場、鎖をいくつもいくつも越え、遠くの山々、雲海を見て、
本当に楽しくて、いや、ちょっと風が強くなった時は怖かったですけど、
でも、やっぱり楽しかったです!タテバイも無事に通過できました。
小屋出発後、約3時間でついに頂上!
思ったよりちょっと時間かかりましたが、やったー!!です・
来ちゃった、来ちゃいましたー!!
先客は1名様のみ。
その方が「富士山見えますね」と教えてくれました。
頭を隠してましたが、すそ野が広がってました。
八ヶ岳も、先月登った槍も見え、鹿島槍もかっこよかった。
富山湾方面は一面の雲海。こちらも美しかったです。
名残惜しかったですが、下山です。
ヨコバイで1カ所、背の小さな人は足が届きづらい場所があるので、注意です。
下りでの事故が多いと聞いてましたので、慎重に慎重に。
でも、遠くの景色に目を奪われ、すっ転びそうになり、
声に出して「慎重に」と言ってみました(^-^;)
11時ちょっと前、剱沢小屋に戻り、預けていた荷物をピックアップし、出発。
暑くて、剱御前小屋までの登りがちょっとキツかったです。
そこからは快調に。
14:15のトロリーバスに乗りたかったので、ちょい早足加減で。
トロリーバスには余裕をもって間に合う時間に到着。
剣岳山頂についた時と同じくらい、なぜかちょっと感動しちゃいました。
「私、さっき、剱岳に登って来たんですー!」と叫んで、
バンザイしたいような気分になりました。
叫びませんでしたが、何だか、すごく充実感、だったんです。
うるっときそうになりました。何でだろう…。
顔を洗い、Tシャツを着替え、アイスを食べて、山は終了しました。
山頂からはいろんな山が見えて、今度はあの山に…という目標もできました。
台風で停滞したのもいい経験でした。
今回、行くにあたって、いろいろな記録を見て、参考にさせていただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m
windyさん、こんにちは。
最終日の晴天、よかったですね。剱岳は、とても厳しい
山ですよね。←私も先日初めて行ったのですが。
でもその山を登頂できたことは、今後の自信につながるも
のと思います。←これも私の感想です。
それでは、引き続きご安全に
tayukayuさん、こんにちは。
源次郎尾根を行かれたんですね。
レコ拝見いたしました。
…いやはや、すごいです。
「自信につながる」という言葉に説得力ありますね
私はまだまだ初心者なので、変に自信付けない方がいいのかも
tayukayuさんもご安全に!!
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