爺ヶ岳(東尾根ピストン)



- GPS
- 09:31
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,753m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:31
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4時の時点で取付き地点の駐車スペースは満車。 少し先の鹿島公民館横の路肩スペースを利用。こちらは5台程度駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・取付きから雪はタップリ ・1250mまでは壁を直登する ・その後ジャンクションピークまでは平和な雪山ハイク ・JP後はナイフリッジあり、急登アリでなかなか歩き応えがある ・この日は先行者ありでトレースもバッチリ。途中までノーアイゼンでも問題なく歩けた。 ・たまにヒドゥンクラックがあるので落ちないように注意。 |
写真
感想
珍しく北アルプスの天気が良いので冬季未踏の爺ヶ岳を目指すことにした。
前日仕事が終わってから出発することになるので睡眠時間などを考慮するとどうしても超早出は難しい。
結局現地に到着したのは朝4時過ぎ、既に登山口の駐車スペースは満車だったので少し先の路肩を利用。
そこから準備して4時40分のスタートとなった。
このところの寒波で積雪量は申し分ない。ラッセル覚悟でスノーシューも持ってきたが先行者のトレースのおかげで出番なし。結局終始重りとなった。
取付きの激急登をこなしたら平和な尾根歩きとなる。晴れ予報なのに上空には雲がかかっている…ガスガスの実の能力が既に?と頭を過ったが明るくなってJPに到着する頃にはすっかりガスは晴れて青空に覆われていた。
目の前に真っ白な爺ヶ岳、右には同じく鹿島槍がそびえ立つ。厳冬期にこれだけ間近に彼らを見たのは初めてだったのでちょっと感動。
あとは淡々と登っていくだけ。フカフカ雪でグリップも良かったので矢沢の頭までアイゼン未使用。ラスト山頂までの1km区間だけアイゼンを使用した。
スタートから5時間半ほどで中峰に登頂。思ったより長かった。
目の前には立山と剱岳。少し右に目を向けると毛勝三山や僧ヶ岳も見える。北陸にいた頃のホームマウンテンたちを逆から眺めてちょっとセンチメンタルな気分になった。
自分の中では遅めのスタートだったが先行者は少なく山頂にいたのも数名のみ。逆に後から多くの登山者が登ってきていた。
しばらく景色を楽しんだら下山開始。トレースはガタガタになってきたので敢えて外してズボズボ下っていく。こっちの方が歩きやすいし滑りにくい。
途中の樹林帯でMさんがツリーホールにハマって膝をひねってしまった。一瞬下山できない悪夢がよぎったが少し歩いてみると何とかいけそう、ということで一安心。魔物はどこに潜んでいるかわからない。
下山ペースは落ちたものの歩けるだけ儲けもの。最後は春のような陽気でアイゼンが団子になったり重い湿雪で足に負担がかかったが何とか下山。
大事に至らなくてよかった。
それにしても爺ヶ岳も思ったよりスキー向けの斜面や沢が多いことを再認識。今度はスキーで来ようと誓ったのであった。
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