木曽駒ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 554m
- 下り
- 543m
コースタイム
頂上木曽小屋5:15-5:20木曽駒ヶ岳6:30-7:05乗越浄土-7:20伊那前岳-7:35乗越浄土7:40-8:25千畳敷
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
高速バスは飯田線と駒ヶ根線があり、行きは乗車時間の短い飯田線を使い、 帰りは乗車時間が長いけど、駒ヶ根線の駒ヶ根バスターミナル発にすると、 予約時間より早かったとき前倒しで変更してもらえる |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはありません 中岳を越えるとき道がわかりづらかった |
写真
感想
1日目
予約していた7:00のバスに乗るためバスターミナルには30分前に着きましたが、窓口は大混雑。切符を買うのに15分もかかってしまいました。よかったー早く来て。
平日もあってか道路は渋滞も無く、予定より20分も早くつきました。おかげで路線バスへの乗り継ぎ時間がありすぎて…
しらび平行きのバスはガラガラながら、途中の菅の台では車から乗り換えの人が乗車してきました。でもすぐ臨時バスが出るようで、バス停にはまだ大勢並んでました。
しらび平に着いたらロープウェイの窓口で、新宿のバスの窓口で渡されたロープウェイ用のきっぷを、カールきっぷに交換してもらい、そのままロープウェイへ。休日や夏休みなどは3時間も4時間も待つらしいけど、すんなり乗れました。山の格好してるのは半分もいないかな。
千畳敷に着くとさすがに2千m超え、すずしー!。目の前のカールはガスに覆われたり、さーっとガスが消えたりで写真を撮る暇が無い。高山病の予防もあり、登る前にお昼にしました。おにぎりとお湯を沸かしてカップスープで。観光客のいっぱいいる中でちょっと場違いな感じ。
下からは登ってる人が見えて、あんなに急なのかー、とちょっとビビリましたが、ストックも準備して、ストレッチして、クツヒモ閉めて出ることにしました。
登山道は岩がごろごろして歩きづらいけど、よく整備してあって、その点では注意をすれば危険な道ではありませんでした。3歳くらいの子も登ってたしねー。
最初の目標乗越浄土まで約1時間。途中のオットセイ岩までくればあと一息。ず〜っと階段を登ってるような山道だったなー。
乗越浄土は広くて、宝剣岳に中岳、伊那前岳が目の前に広がっていて、感激〜!
時間に余裕はあるけど早く木曽駒に行きたくて、写真もそこそこに出発。
宝剣岳への道と分かれて中岳へ。相変わらず岩がごろごろしてるのでストックはしまって、両手を空けました。これはよかった。浮石も多く、ストックがあったら、突くところも確認しなきゃならないから余計な気を使っちゃう。
中岳山頂には「きつーっ!」て思う前に着いちゃった。山頂は大岩だらけで乗越浄土からもデコデコしてるのがわかるくらい。山頂の祠まで行ったら、下りの道を見失っちゃって、でも丁度木曽駒側から登ってくる人がいてなんとか発見。ホッとしました。一人だとこういう時ちょっとパニクっちゃうんだよねぇ。中岳の下りもやっぱり岩だらけ。
底には頂上山荘と、木曽駒ヶ岳唯一のテント場が。すでに一張り見えました。
木曽駒まではずっとガスの中。まだかまだかと登って、やっと着きました。でもやっぱりガスの中、残念!。ガスの中、一応写真を撮って、雰囲気を味わって広い山頂をウロウロ。時間も少し早いけどやることも無くなったので、山頂から徒歩5分の木曽小屋へ向かいました。
小屋にはすでに先客のご夫婦が。私もビールを買って話の仲間に入れてもらいました。初対面の人たちと山の話題で大いに盛り上がりました。こういう小屋での雰囲気初めてなので、新鮮でした。夕食を終えて夕日を楽しみにしていましたが、雲が多く、絶景とはいえませんでしたが、この高さでの夕日はやっぱり感激です。8時頃には星の観察に外へ出ましたが寒い!ありったけ着込んだけど寒い!小屋泊は夏用のズボンじゃだめだな。
2日目
朝4時に目が覚め、4時半から朝食。5時半ごろ日の出ということなので、その前までには山頂へ行かなくては。宝剣岳を越えて空木岳へ向かうというグループは5時前に出発、私も荷物をまとめて5時15分出発。山頂へ向かううち空は白々としてきてあせりました。この2日間で一番急いで登ったかも。間に合いました。
東がだんだんオレンジ色に変わり、雲とガスが行き交いながらも見えました。標高2956.3mのご来光。感激感動の嵐です。刻々と変わる空の色と雲に、片時も目が放せません。昨日は見えなかった御岳山もその姿を現してくれ、近くは南アルプスに乗鞍岳、遠くは富士山に北アルプス、上越、秩父。どれがどの山か名前はわからないけど、槍ヶ岳?両神山?と思えるのもありました。
やっと我に返り、コーヒーを入れてまったりして景色を眺めてました。なんと1時間も山頂にいました。同じ小屋に泊まった人に「今日はブロッケン現象が見えるかもしれませんよ」といわれ、その通りに初めて見るブロッケン現象。昨日の夕日も差し引いてもおなかいっぱいの山頂でした。にぎわっていた山頂もいつの間にか数人になり、「またどこかで」を交わしてそれぞれ分かれて出発しました。
乗越浄土まではずっとガスの中でしたが、いつの間にかガスもすっかり消え、青空が広がっていました。伊那前岳まで往復し、絶景をカメラに収め名残は惜しいけど下ることにしました。
乗越浄土から目にしたのは、千畳敷駅から続く人の列。「そういえば連休の初日かー」と思い出しました。ツアーの列も何組かあり、やり過ごすのにずいぶん待ちました。でも「もう下るの?」「あとどれくらい?」「ひとり?」とか色々声をかけてもらって、待たされても腹が立ちませんでした。「まだまだですよ」「がんばってくださいね」などと声をかけながら、まるで知り合いみたいに。こういうふれあいもいいんだよねー。
ロープウェイは下が混雑してるのか9分間隔のフル運転。なので、下りはもちろんガラガラ。途中のこまくさの湯へ立ち寄り、ここでも時間が早いのでガラガラ。帰りに喫茶店ガロでソースカツ丼を食べる予定だったけど、こちらは時間が早すぎて準備中。あきらめて駒ヶ根バスセンターへ直行。
15時予約のバスを12時に変更し、近くのスーパーでソースカツ丼用のソースと、のり巻きとビールを買ってバスを待つ間、撮った写真を眺めてまったりしてました。
都内に入ってから事故渋滞で、新宿にやっと着いたのは16時半ころでした。
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