記録ID: 786069
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ハイキング
奥秩父
年末の乾徳山 期待以上の好展望
2015年12月29日(火) [日帰り]


- GPS
- 05:44
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(ここまで)雪の少ない今年の冬、乾徳山以南は滑り止め不要(1900m超〜残雪もしばしば出てくるものの斜面ではなく、また1〜2cm程度のため慎重に歩けば問題なし)。山頂付近にある2つのほぼ垂直な金属製梯子は共に6〜8段(だったと記憶)の内1〜2段は雪が詰まり足をかけるスペースが非常に狭く、下山時油断すると滑落の危険有り、要注意! 一方、北側の水のタル、黒金山方面は広く残雪を確認。 道満尾根はちょいガレ場の急登部分に落ち葉が積もっていて、特に下山では注意が必要。足元が藪でよく見えない場合と同様な感じで、油断すると簡単に転倒かも! |
写真
4時50分自宅を出発、7時40分過ぎに乾徳山登山口バス停(兼無料駐車場)に到着。
当初の予定では遅くとも7時30分に出発するはずでしたが間に合いませんでした。最近は日の出が遅いので夏頃とは全く感覚が違い、4時台が凄く早い気がしてしまいます。でもそんな事は全くありません・・・。登山口までの距離と経路、時間を冷静に考えれば余裕も持たせて4時に自宅を出発すべきでした。
まあ(主要な山)1座のみ、アクシデントがなければ日没までには余裕で戻れる行程なので帰宅が遅れる事以外は全く問題ないでしょう!
8:01に今日の登山口「乾徳山登山口バス停」を出発、単純標高差1200mの直登登山開始です!
当初の予定では遅くとも7時30分に出発するはずでしたが間に合いませんでした。最近は日の出が遅いので夏頃とは全く感覚が違い、4時台が凄く早い気がしてしまいます。でもそんな事は全くありません・・・。登山口までの距離と経路、時間を冷静に考えれば余裕も持たせて4時に自宅を出発すべきでした。
まあ(主要な山)1座のみ、アクシデントがなければ日没までには余裕で戻れる行程なので帰宅が遅れる事以外は全く問題ないでしょう!
8:01に今日の登山口「乾徳山登山口バス停」を出発、単純標高差1200mの直登登山開始です!
そこそこ斜度のある比較的広めで歩きやすい樹林帯の登山道をひたすら登ります。
(登山靴での)登山開始の40〜50分は結構堪える感じで今日は体調不良か?このまま1日登山を続けられるのだろうかと思うことも多いのですが、そんな時でも1時間位すると体が順応し自然と歩けるようになっているものです、今日もそのパターンでいつの間にか軌道にのった?状態です。
※ノーマルやトレランシューズではそんな事はありません
(登山靴での)登山開始の40〜50分は結構堪える感じで今日は体調不良か?このまま1日登山を続けられるのだろうかと思うことも多いのですが、そんな時でも1時間位すると体が順応し自然と歩けるようになっているものです、今日もそのパターンでいつの間にか軌道にのった?状態です。
※ノーマルやトレランシューズではそんな事はありません
黙々淡々と慌てず急がず(急げずかも?)マイペースで登り続けます。
錦晶水に到着、結構水が出ています。
水の通り道はアイスバーン状態で凍っているため、少し離れた所を歩いてこえます。
錦晶水に到着、結構水が出ています。
水の通り道はアイスバーン状態で凍っているため、少し離れた所を歩いてこえます。
なだらかになった登山道をスタスタと歩いていると「役小角像」が現れます。
どのような意味・由来の像か分かりませんが、ここは謙虚に「登山の安全と皆の幸福」をお祈りします。
(個人的)経験上、利己的で怠惰的?な「宝くじが当たりますように」とか「頭が良くなりますように」といったお願いで心がすっきりする事はありません。
広く大義的なもの「世界が健やかで平和でありますように」や、懺悔的な「愚かな私をお許しください」といった謙虚なお願いだと心が透き通り御祓をしたような感覚になるものです。
よければ謙虚なお願い、実践してみてください、心が洗われるかもしれません!
どのような意味・由来の像か分かりませんが、ここは謙虚に「登山の安全と皆の幸福」をお祈りします。
(個人的)経験上、利己的で怠惰的?な「宝くじが当たりますように」とか「頭が良くなりますように」といったお願いで心がすっきりする事はありません。
広く大義的なもの「世界が健やかで平和でありますように」や、懺悔的な「愚かな私をお許しください」といった謙虚なお願いだと心が透き通り御祓をしたような感覚になるものです。
よければ謙虚なお願い、実践してみてください、心が洗われるかもしれません!
カミナリ岩の岩場に到着。せっかくなので鎖場に挑戦です。
何とか乗り越えたものの、体調不良か軽いハンガーノック状態か、かなり体力を削られてヘトヘトです。
多少の残雪も見られる危険地帯突入中なので、よりいっそうの安全登山を心に誓い気を引き締めます!
何とか乗り越えたものの、体調不良か軽いハンガーノック状態か、かなり体力を削られてヘトヘトです。
多少の残雪も見られる危険地帯突入中なので、よりいっそうの安全登山を心に誓い気を引き締めます!
迂回路から梯子を経由して山頂に到着。
これといった休憩をしていないにもかかわらず、登り初めてから約3時間を要しました。
最もコースタイムが速く掲載されていたガイドブックだと3時間10分なのでほぼコースタイムといっていいかもしれません。今日の状況と自分の実力ではこんなところでしょう。順調にここまでこれたので良しとします!
これといった休憩をしていないにもかかわらず、登り初めてから約3時間を要しました。
最もコースタイムが速く掲載されていたガイドブックだと3時間10分なのでほぼコースタイムといっていいかもしれません。今日の状況と自分の実力ではこんなところでしょう。順調にここまでこれたので良しとします!
お賽銭は少ないです・・・。
平らな足元はうっすらと残雪状態(1〜2cm)なので(滑り止めを装着していない)びびりな私?は慎重にゆっくりと歩みを進めます。北側の登山道をのぞき込むと広く残雪が・・・、下山は北側から迂回新道を使い八の字周回で戻る予定でしたが諦めて来た道で扇平へ戻ることにしました・・・。
平らな足元はうっすらと残雪状態(1〜2cm)なので(滑り止めを装着していない)びびりな私?は慎重にゆっくりと歩みを進めます。北側の登山道をのぞき込むと広く残雪が・・・、下山は北側から迂回新道を使い八の字周回で戻る予定でしたが諦めて来た道で扇平へ戻ることにしました・・・。
さあ、ここからは写真撮影会です。(スマホですが)晴れた山頂から冬空の絶景をカメラにおさめていきます。
富士山から時計回りでぐるっと一週、写真を撮ります!
真ん中に富士山、手前に黒岳と節刀ケ岳
富士山から時計回りでぐるっと一週、写真を撮ります!
真ん中に富士山、手前に黒岳と節刀ケ岳
冷え込むので昼食を手早く済ませ、往路とは違う「道満尾根 大平」方面へと月見岩をあとにします。
樹林帯の歩きやすい尾根を下っていきます、たまに低い枝が登山道に伸びており一度「ゴツン」と頭をぶつけてしまいました。足元だけでなく頭上への注意も必要かもしれません。
樹林帯の歩きやすい尾根を下っていきます、たまに低い枝が登山道に伸びており一度「ゴツン」と頭をぶつけてしまいました。足元だけでなく頭上への注意も必要かもしれません。
いつの間にか落ち葉に埋もれたちょいガレの急登へと道が変わっていきます。名づけるならば「ガレ落ちバ」といったところ。
(ちょい)ガレ場で注意しないと危ないにもかかわらず落ち葉で隠れてしまい油断すると滑って、足を引っ掛けて落ちてしまうような場所→つまり「ガレ落ちバ」という訳です。
(ちょい)ガレ場で注意しないと危ないにもかかわらず落ち葉で隠れてしまい油断すると滑って、足を引っ掛けて落ちてしまうような場所→つまり「ガレ落ちバ」という訳です。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
ストック
チェーンスパイク
6本爪軽アイゼン
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---|
感想
車でアクセスし登山靴で登る、久しぶりのノーマル山行!
ここ3回は自転車でアクセスする完全人力エコ登山、かつ、直近2回は飛び道具・トレランシュ−ズによる(機材の軽さに頼った)山行でした。
やっぱり、電車・バス・車でアクセスし、登山靴で地面を噛みしめながら登るのが正統派ハイカーでしょう。どんな具合いになるのか・・・予想通りの地味で着実なもの、でも十分に満足感のある山行となりました。
今回は久しぶりの(1200m)直登タイプの中級登山。アップダウンがほとんどなく比較的同じ箇所・筋肉を酷使し続ける登山です。また使用する登山靴は直近2回の山行で使用していたトレランシューズと比較すると重量があり自分のレベルでは足が上がりにくく、走るのも苦手です。体調との兼ね合いもあり歩きオンリーのひたすらマイペースの登山となりました。
年末の乾徳山、残雪(積雪状況)にびびりながらの山行でしたが冬の大展望を十分に満喫することができました。ただコース的には魅力的な樹林帯、草原、花、岩稜と変化に飛んだオールマイティーで総合力の高い山、完全に乾徳山を体験できた訳ではありません。
今度は、初夏頃に訪れて乾徳山を味わい尽くしたいものです!
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徳和乾徳山登山口(オソバ沢コース)ー国師ヶ原ー月見岩ー扇平ー乾徳山ー下山は月見岩から道満尾根
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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