笠ヶ岳・双六岳(テント泊)
- GPS
- 54:00
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 2,737m
- 下り
- 2,745m
コースタイム
・0600新穂高温泉→0733笠新道分岐→0900中間地点→1057杓子平→1250抜戸岳→1359笠ヶ岳テント場(泊)
6:00〜15:40到着予定
○参考コースタイム
・新穂高温泉1090m→(1:10)→笠新道分岐→(4:20)【休憩1h】→杓子平→(2:00)→抜戸岳→(1:10)→笠ヶ岳2898m(泊)
※休憩無し歩行時間【8時間40分】
※下山ルートにした場合【6時間15分】
・笠ヶ岳山荘 1泊2食¥9000 テント泊¥500
テント場にはトイレなし、小屋のを使う。徒歩10分。小屋で水がもらえる。
■9/19(日)
・0600笠ヶ岳山荘→0615笠ヶ岳頂上→0800抜戸岳→0907秩父平→1109大ノマ乗越→1152弓折乗越→1208花見平→1300双六小屋2600m 1415→1459双六岳2860m→1620双六小屋(テント泊)
7:00〜15:05到着予定
○参考コースタイム
・笠ヶ岳→(1:00)→抜戸岳→(0:50)→秩父平→(1:10)→大ノマ乗越→(0:25)→弓折乗越→(1:10)→双六小屋2600m【休憩1h】→(1:30)双六岳2860m→(1:00)→双六小屋(泊)
※休憩無し歩行時間【7時間5分】
・双六小屋 1泊2食¥8800 テント泊¥500
・双六小屋の9/13,朝4時の気温は約10℃、朝9時の気温は約11℃。
■9/20(月)
・0600双六小屋→弓折乗越→0740鏡平山荘→0835シシウドガ原→0942秩父沢(水場)→登山口分岐→1044わさび平小屋→(0:20)→1109笠新道分岐→1230新穂高温泉
6:00〜12:25到着予定
○参考コースタイム
・双六小屋→(1:10)→弓折乗越→(0:30)→鏡平山荘→(0:50)→シシウドガ原→(0:50)→水場→(0:40)→登山口分岐→(0:20)わさび平小屋→(0:20)→中崎橋→(0:45)→新穂高温泉
※休憩無し歩行時間【5時間25分】
※初日ルートにした場合【7時間20分】
天候 | 18日:晴れのち曇、ガス 19日:晴れ 20日:雨のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
◇夜行バス7000 毎日アルペン号 竹橋22:30→新穂高温泉5:30 9/20(月) ◇復路バス6500 毎日アルペン号 新穂高温泉14:20→新宿21:30 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▲温泉 ・神宝乃湯 ¥500 ・中崎山荘 ¥800(井上靖の小説『氷壁』の舞台) ・アルペン浴場 無料 (石鹸・シャンプーなし)バス停すぐそば 実際行ったのは中崎山荘。笠ヶ岳山荘にあった割引券使用で700円でした。 改装したばかりでとても綺麗で、露天風呂もありよかった。 ただ、そこで食事も出来るが、1時半とかなのに今は注文受けてないとかで、結局交渉の末、バスの時間に間に合うように食事を出してもらった。 新高穂温泉周辺には、食べるところなどが無いのでその辺は注意が必要かも。 バスで寄った、平湯はお土産施設など結構栄えていた。 |
写真
感想
1日目
笠新道までの道のりで水場は2箇所あるが、どちらも水は出ていなかった。これから笠ヶ岳山荘まで水は無いので、分岐から10分離れたわさび小屋まで水を汲みに行く。
水が無いのが分かっていたら、新穂高温泉バス停で汲んでいったのに。道のりが長いだけに、往復20分のロスは大きく感じた。
笠新道は道も整備されていて、わりと登りやすい。水を2Lプラスしたザックは重くて(13kgくらいか)、瞬く間に大汗出てきた。
笠新道中間地点まで来て、何とか大丈夫だとホッとする。
笠新道終わったところで昼食をとる。大体みんなここで大休憩していた。
朝よりガスってきていて、笠ヶ岳もほとんど見えない。
杓子平を抜け、抜戸岳までの登りが意外ときつく、笠新道よりこたえた。ザックの重さが肩に来る。
抜戸岳から笠ヶ岳までの1時間もアップダウンあり、長く感じた。
テント場到着。ちらほら立っているが、山荘になるべく近い方に場所を確保した。
テントスペースくらいに石が避けられて円く空いているので、場所は見つけやすい。
テント設営後、山荘に申込に行く。ついでに水汲みも。やはり10分くらいかかる。
受付の女子の対応が遅くて、申込客の行列が出来ていた。やはり3連休もあり、山小屋は混んでいたようだ。布団1つに二人らしい。
小屋泊の友達とテント場にてプチ宴会。おじさんがビール奢ってくれ、写真撮ってくれた。
テント前にて夕飯後、最後のトイレにまた山荘まで登る。おじさんと話してたらもう真っ暗に。
テント場まではガスって視界がほとんど無いところを、白い○印をたよりにテント場まで戻る。ホントに見えないから遭難しそうになった。
夜トイレ行きたくなっても、ハイマツの影でするほうがましかも。
早々に寝る。頭がやや下がっていて居心地が悪くてあまり眠れなかった。2,3時間おきに目が覚める(;O;)
2日目
4:30くらいには目が覚める。テントに入ったまま朝食の準備。朝焼けが綺麗だ。テント場は立地的には最高だ。
テントの撤収。適当にやってたら風でポールごと飛ばされそうになった。片付けの順序も大事だ。
ザックはテント場に置きっ放しにして、山荘前で友達と待ち合わせ。6時きっかりに出発。笠ヶ岳頂上まで15分。頂上にはもうたくさんの人がいる。
雲海も素晴らしいけど、昨日見えなかった穂高、槍など全部見えた。山も緑の絨毯のようで綺麗で感動した。
山荘まで戻り7時に出発。稜線歩きは風が強くて寒いけど、見える風景全部が素晴らしくて感動の連続だった。
抜戸岳過ぎて、遠くに今日の目的地の双六小屋が小さく見えた。
秩父平はなだらかな丘陵って感じできれいだった。その後、大ノマ岳、弓折岳とアップダウンが続く。昨日の登りで筋肉を使い果たしたのか、上りがつらい。
弓折岳ではヒィヒィだった。
双六小屋到着。写真で見たのと同じ、後ろに鷲羽岳の絶景ポイントに建っていて感動。池とテントと小屋と山がとても絵になる。
とりあえずテント設営。1日目の時より色々思い出して無駄なく張れた。自己満足。
軽く食べてから双六岳ピストン。ハイマツには何羽も雷鳥を見かけた。雷鳥が居るのが分かるような良い雰囲気。
途中平らなだだっ広い場所があり、そこも良い感じだ。
双六岳からは360度見渡せ、昨日の笠ヶ岳、槍、穂高、鷲羽岳、薬師岳、黒部五郎岳など見える。
小屋に戻ったのは16時半。飢えそうなくらいの空腹。すぐに小屋前のベンチで夕食にとりかかる。
丁度その頃、虹が出ていた。もう、絶景に加えて、奇跡だ!って思った。
ぺペロンチーノ素麺は初試みだったが、まぁまぁの出来栄え。ニンニクが効いてるけど気にしなければ悪くない。
後ろのテーブルでカレーを野菜を切るところからスタートしてる怪しいカップルが居て、色んな妄想開始w
夕食終えて、夕焼け待ち。山肌が赤く染まってきたかなーって時に電池切れ。慌ててテントに戻って充電持って来たけど夕焼けタイムは終わってた。ちーん。
しばらくお茶飲んでたけど寒いのでテントに戻る。この日は昨日より寝れた。でも簡易枕をとった方が眠れた。
3日目
雨の音で目が覚める。時計を見ると午前3時。ポツポツくらいだけど、気になって眠れないので3時半から朝食準備開始。
食料全部使い果たしちゃえと、餅入玉子スープ素麺。4時には朝食終わり。片付けながらテント撤収のシミュレーションを立てる。
雨は止む気配無く、どんどん強くなってきた。5時ごろから撤収開始。テント残してザックは山小屋に避難。傘を借りて戻る。
フライだけ張ったままにし、本体とシートを取っていく。何とかできた。フライを外して畳んでる最中に友達が手伝いに来てくれた。
何とか撤収完了。まだテント撤収してる人はそれほど居ない。
小屋玄関で荷物の整理をして6時には小屋出発。予定通りだ。
鏡平山荘に着いた時には雨は止んでいた。贅沢にもCCレモンを買って飲んだ。ウマっ!
山荘からの道は大きい岩がゴロゴロ積み重なってる道が多く、雨に濡れた岩の上はちょっと恐かった。
徐々に晴れてきて合羽も脱いだ。
滝のようなところで水を汲んでいたら後ろから呼ぶ声が。振り返ったら山友達が居て超びっくりした!
薬師、黒部五郎、双六と来て下山だそうだ。山で知り合いに会うなんて、テンションが上がった。
河原?に出たくらいから道が一気に平坦になって、足がなんだか変になる。林道が結構長く感じた。
わさび平小屋でかなり空腹だったけど、新穂高温泉まで一気に行く。12時半には到着。
中崎山荘のお風呂は混みこみだったが、女性二人ならすぐに入れた。男風呂の方が待ち時間あったみたいだ。
綺麗なお風呂で最高でした。その後、レストランスペースでご飯を取るときにちょっとしたハプニングがあったけど、バスの時間までにはご飯にありつけた。
帰りの高速バスは3連休の最終日とあって、高速がすごい渋滞とのことだったが、運転手の機転で、大月で高速を降り、一般道で渋滞回避してどっかからか高速に戻ったので予定通り新宿着21:30に着いた。
バスは3分の1くらいしか乗客が無かったので2シート伸び伸びで帰れた。
2年ぶりのテント泊だったが、笠新道の上りも何とかクリアでき、ちょっとだけ自信のついた山になった。
山小屋代の節約という意味もあるけど。
しかし、笠ヶ岳、双六岳は我ながらいい選択だった。双六岳のさらに向こうにもいつか行きたい。
こんにちは。ちろると申します。
今回はリスト登録ありがとうございました。
笠ヶ岳〜双六岳縦走されたんですね。
しばらくログインしてなかったので遅くなりましたが、テント泊縦走お疲れ様でした。
Flickrの写真も拝見しましたが、とても綺麗な写真にうっとりでした。
双六岳へと向かう道とそこからの槍ヶ岳、そして大迫力の鷲羽岳…本当に素敵ですね。
私もこのエリアは大好きなのでまた行ってみたくなりました。
双六岳のさらに向こうも素敵なエリアなのでいつか是非!
imahicoさんも色々な山に登られてますね。
また今度ゆっくり寄らせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
こんにちは!コメントありがとうございます!
今回の山に行く前に検索でちろるさんのページを見て、すっごーーい詳しく行程とかアクセスとか写真のコメントあったので、参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
フリッカーも見ていただいたのですね。
ほんとは、こちらに載せようと思ったのですが、プレミアムじゃないので制限があって。。。orz
双六岳の向こうもまた縦走してみたいです。
今後も色々参考にさせていただきますね!
よろしくお願いします
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