赤岳、硫黄岳（赤岳鉱泉ピストン）

2015年12月29日(火) 〜 2015年12月31日(木)

• GPS: 50:29
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,130m
• 下り: 2,129m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:06

11:22 八ヶ岳山荘
12:19 12:21 やまのこ村
12:23 12:23 赤岳山荘
12:28 12:30 美濃戸山荘
13:21 13:21 堰堤広場
14:28 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:13

8:56 赤岳鉱泉
9:32 9:32 行者小屋
10:40 10:53 地蔵の頭
10:58 11:16 赤岳天望荘
11:49 11:49 赤岳頂上山荘
11:52 12:11 赤岳
12:20 12:21 竜頭峰
12:25 12:25 赤岳
12:31 12:40 文三郎尾根分岐
13:29 13:49 行者小屋
14:09 赤岳鉱泉

3日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 1:51
• 合計: 6:18

7:21 赤岳鉱泉
7:28 7:30 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
7:33 7:35 ジョウゴ沢
8:38 8:45 赤岩の頭
9:05 9:31 硫黄岳
9:46 10:02 赤岩の頭
10:34 10:34 ジョウゴ沢
10:37 10:38 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:44 11:27 赤岳鉱泉
12:17 12:17 堰堤広場
12:44 12:52 美濃戸山荘
12:57 12:57 赤岳山荘
13:32 13:38 八ヶ岳山荘
13:39 ゴール地点

天候

晴れ
山頂のみ若干の風あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

【八ヶ岳山荘〜美濃戸山荘】
ほぼ夏道の林道歩き。夏タイヤでも走れるものの、気温は低いようなので一度降れば凍りそうなので、行ったけど帰れないという可能性あり。

【美濃戸山荘〜北沢〜赤岳鉱泉】
ほとんどが凍結路面。積雪は皆無。沢水が横断している箇所や木道・金属の足場板は結構滑るので油断は禁物。

【赤岳鉱泉（テン場）】
一面浅い雪か凍土で竹ペグは使えず。アイスキャンディーから流れてきた水が凍っている場所は滑ることがあるので、夜間のトイレ時には注意。気温は低くて−10℃くらい。

【赤岳鉱泉〜地蔵尾根〜赤岳山頂】
雪は少なく階段、鎖はほぼ露出。上部のガラ場も露岩しているのでアイゼンが弾かれて歩き難い。危険箇所は特になし。

【赤岳山頂〜文三郎尾根〜赤岳鉱泉】
山頂からの下り始めは岩雪のミックスでやはりアイゼンが弾かれて歩き難い。鎖階段ともに露出。落石には注意。

【赤岳鉱泉〜硫黄山〜赤岳鉱泉】
がっちりついたトレースを歩くだけで危険は無い。山頂直下の岩場もほぼ露出していて普通に歩ける。下りは樹林帯のつづらをショートカットする踏み跡多数。深いところでも20cm程度。

【赤岳鉱泉〜八ヶ岳山荘】
来た道を引き返し。新たな降雪が無い限り、状況はほとんど変わらないと思われる。

写真

12/29 11:14

入間IC8時〜小淵沢ICから八ヶ岳山荘下の駐車場着が11時。半分くらい埋まっていました。

12/29 11:23

5月にきたときはあったかなぁ・・・小洒落た登山ベース。入浴もできるようなことが書いてあります。

12/29 11:49

美濃戸へ向かう林道は完全夏道状態で全く雪など見えません。でも土埃に隠れた轍の水溜りは凍結しています。いきなり滑るので注意。

今回は小屋泊テント泊入り混じったメンバーで挑みます。林道のショートカットを駆使して歩きます。

12/29 12:20

やまのこ村、赤岳山荘からは雲の取れた阿弥陀岳が屹立しています。かっこいい！駐車場はほぼ満車、GW後半に来たときよりよっぽど混雑しています。

12/29 12:24

ゲートの橋から見る川が冬を感じさせてくれます。

12/29 12:56

北沢ルートで赤岳鉱泉を真っ直ぐ目指します。林道が凍結してきてようやく冬っぽくなってきました。轍は磨かれていてかなり滑ります。

12/29 13:10

白くなった稜線。雪が少ない！

12/29 14:08

北沢はよく見るとたくさんの雪の花。

12/29 14:09

沢水が横断してテッカテカのスケートリンクもありました。脇から行けます。中央突破はノーアイゼンでは厳しそう。

12/29 14:27

14時半赤岳鉱泉着。結構な数のテントがありました。

12/29 14:30

名物のキャンディー。日に当たって緩んでいるように見えましたが、気温は完全に氷点下。設営が寒い！雪が少なく竹ペグは使えませんでしたが、風が当たらないので問題なし。

12/30 10:53

翌日は一日快晴。地蔵尾根から赤岳を目指します。地蔵の頭の手前と赤岳展望荘の先の急登部分で風に当たる以外はほぼ無風。絶好のアタック日和。

風にさえ当たらなければぽかぽかの小春日和。

12/30 10:55

雪が少なく、露出した岩でかえって歩き難いです。アイゼンが鈍る〜

12/30 10:57

雲海に浮かぶ富士山

12/30 10:59

富士山と世界のヤマザキ

12/30 10:59

横岳〜硫黄岳〜天狗岳〜北横岳、そして蓼科山。きれいに見渡せています。来年は全山縦走してみようかな。

12/30 11:27

赤岳山頂を目指して氷と岩の急登を登ります。この辺りは少し風が吹きました。

12/30 11:29

せっせと登ります。しんど┌(|||´Д｀)ノ

12/30 11:41

バリエーションを登るPTもかなり多かったようです。一般登山道のように人が連なっていました。岩稜の人と遠くの山並みがアツすぎる。

12/30 11:49

阿弥陀岳の先に諏訪湖、彼方に御嶽山と北アルプスの白い稜線。青空によく映えます。絶景。

赤岳山頂は案外風がありませんでした。

12/30 12:03

コーラとゼリーで乾杯。よく冷えて最高！食べてるうちに凍ってくるのであまり味わってもいられないのが難点。

12/30 12:10

「こんなにいい日でいいんでしょうか！？」
「いいんです！！」

12/30 12:13

名残惜しいのですが文三郎尾根で下山を開始。

12/30 12:18

岩と氷のミックス斜面。鎖はほぼ露出しています。

12/30 12:23

阿弥陀が遠くで誘っています。。。

12/30 12:26

これでもかと鎖。途中アイゼン無しで鎖頼りに登ってくる人も見ました。

12/30 12:35

気にはなりますが阿弥陀はスルーで真っ直ぐ下山します。

12/30 12:49

バリエーションの雪渓を上がるPT。

12/30 12:54

その下部で岩に取り付くPT。よく見るときらりと輝く支点。ペツルっぽい。

12/30 13:05

微妙に階段も露出していて非常に歩き難いです。脇の雪斜面を下ったほうが楽。夏なら斜面が傷むので歩けませんが、ルートを外せるのが雪道の利点。

12/30 13:21

行者小屋からの道が一番積雪が多かったように思えます。

12/31 7:29

ジョウゴ沢と大同心。踏み跡もかなりありました。あぁ、行ってみたい・・・

12/31 8:39

三日目、硫黄岳へ。下部は雪の樹林帯歩き。先日よりも風が強くなった気がしますが、ほとんど風がありません。対岸の横岳方面は雪煙が舞っていて見るからに風が強そう。

12/31 8:41

赤岩の頭、稜線に出ても全く風なし。ナニコレ

超快適です。暖かい。

12/31 8:46

硫黄岳へ向かいます。抜けるような青空。

諏訪の市街地や北アルプスを見ながらの登り。雪はやっぱり少ないです。

12/31 9:11

直下の岩稜帯で山頂は風があると聞いたのでアウターを着込んでおきます。

12/31 9:12

えびのしっぽも気色悪いレベル。

12/31 9:14

広い山頂に出ました。山頂は聞いたとおり風があります。

12/31 9:15

とはいっても冬山ではよくある風。ちゃんと着てればなんてことはありません。

12/31 9:16

赤岳、中岳、阿弥陀岳が連なって見える南側。

12/31 9:16

「あれ、赤岳さん？」

12/31 9:17

左「赤岳！」
中「中岳！！」
右「阿弥陀岳！！！」

12/31 9:18

ぽつんと秘密基地を発見。

12/31 9:19

突入！ぎりぎりの狭さ

12/31 9:25

中は雪の樹ががくさん生えていました。こんなの見たこと無い・・

12/31 9:30

最後に爆裂火口から本沢温泉を探して下山。火口の切れ落ちっぷりにびびりまくる。そして温泉は見えず。

12/31 10:16

下部樹林帯の下りはショートカットしまくり。踏み跡なぞるだけの登山じゃ面白くないもんね。

12/31 10:41

テントを回収して北沢ルートを戻ります。氷雪のアート作品で北沢美術館と化しています。

12/31 12:48

美濃戸山荘まで戻りました。午後で少し雲が出てきたものの、十分すぎる青空です。

12/31 12:57

赤岳山荘前の駐車場は相変わらず一杯。出る車も多いのですが同じだけ入ってきます。山ガールの集団すら登ってきました。年越し登山って結構人気あるんだなぁ。

撮影機器：

EOS Kiss X3 CANON

コメント

hy366

絶景ですね
初めまして
絶景ですね。
みなさんの笑顔が印象的。楽しさが伝わりますね。
今後も楽しい山旅を。