今時の山小屋事情[ロープウェイ〜白駒池〜天狗岳]或いは一人旅の温泉宿
- GPS
- 11:57
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,117m
- 下り
- 1,661m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:55
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:30
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が非常に少なかった |
その他周辺情報 | 白駒荘:一泊二食8400円(大広間利用、暖房費込) 唐沢鉱泉:一泊14610円 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
今回の正月山行の目的は、「冬の山小屋に泊まろう」と「温泉に入ろう」の二本立て。
そんな訳で、北八ヶ岳は「白駒荘」と「唐沢鉱泉」に泊まって参りました。
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---「白駒荘」---
国道では日本第二位の標高である麦草峠(2120m)を通る国道299号線(通称メルヘン街道)。その国道から歩いて15分ほどの距離にある白駒池、白駒荘はその湖畔に建っております。
ただし、11月下旬から4月下旬まで、国道は冬季閉鎖中。
今回は北八ヶ岳ロープウェイより、徒歩3時間半かけて訪問いたします。
---これが最新の山小屋か!---
その小屋に最初に訪れて最初に目を引くのが、大きな窓。
壁一面がガラス戸で、しかもカーテンが付いていない。
そんなので夜寒くないんですか?結露は大丈夫?
でもご安心を。実はすべての窓は二重窓になっているのです。
断熱性が高く、結露も起きないのでカーテンを取り外したとの事。
そのおかげで、完全凍結した夜の白駒池を散策した際も、小屋の明かりが湖上のどこからでも確認でき、迷子になりません。
ヘッドランプの明かりを消し、安心して星明りの下を歩き回れます。
(調子に乗りすぎて、足元で氷の割れる音を聞いたときは、少々血の気が引きましたが・・・。氷の状態は要確認を。)
ーーー最新の暖房施設でぬくぬくーーー
自分は薪ストーブに憧れます。木の燃える香り大好きです。
背中が多少冷たくったって、燃える炎を見つめていれば、遠赤外線効果で体の芯が温まります。
今回もそんな薪ストーブの魅力を期待して伺ったのですが・・・。
白駒荘には薪ストーブが二つありました。
ひとつは従来から見られる暖炉型の薪ストーブ。
大きな薪を暖炉にくべます。火はやがて薪に燃え移り、時折ぱちりぱちりと爆ぜながら、部屋を暖めていきます。
(木が爆ぜて、飛んでいくのを防ぐため、ストーブの前には金網状のシールドが設置されてます。)
これこれ、こんなストーブが見たかった。
そして、もうひとつのストーブは最新型のイタリア製。
薪ではなく、ペレット状の燃料を使用している模様。電気で風量も調整しているようです。
完全燃焼し、普通のストーブよりエコなんですが・・・。
さらにストーブの前は床暖房が設置されていて・・・。
自然、こちらのストーブの前に人が集まります。風情では体は温まりません。
なんだか眠くなってきました。
気候は北海道並なのですが、ここは僕の家よりあったかい。
---山小屋の夜は煌々と---
ここの食事も豪華です。鍋に煮込みハンバーグに、ご飯はおかわりいっぱいで。
デザートはないのか!とだんだん人間贅沢になって行きます。(デザートはありません)
朝食も正月ということで御節風。
でも、雑煮には焼いたもちを入れるのが私は好きです。
(ほら、贅沢人になってしまった)
ちなみにトイレは水洗ですが冬季は凍っているので、水が流れないときはおよび下さい。水を汲んでまいりますとの事。
夜も一晩中電気がともり(オイルランプなんて時代錯誤!)、コタツやファンヒーターも完備してます。
でも寝室(二階の広間)は寒かった。朝の広間の気温は約1℃でした。
---ヒカリゴケはなぜ光る?---
小屋の主人はコケに詳しく、コケ談義をしておりました。
そういえば小屋にはコケの本ありましたね。コケ丸君グッズもありました。
小屋の周囲にも「丸山の森」「高見の森」「オコジョの森」があり、それぞれ代表的なコケの名前が書かれております。
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一人旅の温泉宿「唐沢鉱泉」編
839 :名無しさん@いい湯だな:2016/01/05(火) 01:40:29.67 ID:yukicchi7.net
【長野県・唐沢鉱泉】一泊二食14,610円
ホームページより予約(http://www.karasawakousen.com/)
茅野駅からの送迎サービスあり
動物の剥製があちこちに、苦手な方は注意
廊下にはドライフラワーや山・花の写真が飾られている
部屋は7畳半の和室+テラスあり(新館「おだまき」の間)
トイレ・洗面は部屋にはなく、共同。ウォシュレットあり
部屋の暖房はファンヒーター。コタツはない
寝具の上げ下ろしはセルフサービスで
オダマキの間らしく、花の「オダマキ」の写真が飾ってある。
テレビはBSは映らない。
部屋からケータイは通じない(ソフトバンク)が、フリーwifiあり(15分×2/一日)1日30分の制限があるが、フレッツスポット契約者は無制限
840 :名無しさん@いい湯だな:2016/01/05(火) 01:43:31.22 ID:yukicchi7.net
夕食・朝食は一階食堂で、午後5:30〜6:00ぐらいより
特別料理に猪鍋・鹿タタキなどあるが、今回は頼まず
(しかし、鹿肉のから揚げが出てきた。肉は固め)
食前酒でむせそうになる。けんちん汁が具沢山
朝食は7:00〜8:30の間で、希望の時間より
やはり味噌汁具沢山
841 :名無しさん@いい湯だな:2016/01/05(火) 01:45:14.78 ID:yukicchi7.net
鉱泉風呂は男女各一つ、露天風呂はない
(熱めの湯、ぬるめの湯、打たせ湯?、サウナ)
サウナのスイッチは普段は切っている模様
打たせ湯はお湯ではなく源泉が落ちてくる。これは無理
(源泉の温度は約10度)
泉質は単純二酸化炭素冷鉱泉(炭酸泉)
pH4.02
溶存物質量(除ガス性)293.0mg/kg
遊離炭酸 1012mg/kg
宿の近くに源泉あり。曰く「空色に輝く神秘の泉」
842:名無しさん@いい湯だな:2016/01/05(火) 01:48:43.99 ID:yukicchi7.net
山好きな方への情報
天狗岳・八ヶ岳開山祭のピンバッジが売っているが一般的なもの
それより、まえじまてつお氏のイラストマップを手に入れるべし
見ていて楽しい周辺の案内図
自分は彼の本を一冊持っている(「山旅の楽しみ・イラストマップ」という本です)が、山歩きの楽しさが伝わってくる。写真で見るよりずっと楽しい
851:名無しさん@いい湯だな:2016/01/05(火) 13:12:02.01 ID:yukicchi7.net
まえじまてつおさん、すでにお亡くなりになられていたのですね。
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---山歩きのレビューは?---
八ヶ岳は入山者が多く、自分が歩いたところはしっかり圧雪されたトレースが付いており、問題なく歩けました。
それにしても雪が少ない。
天狗岳へののぼりでもピッケルの必要を感じない(使わなかった)
軽アイゼンで十分。長靴で歩いている人もいたし・・・。
晴天で眺めもすばらしかったですが、冬らしさを感じられなかったのは残念です。
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