積雪期”春”の唐松岳

2025年03月21日(金) [日帰り]

• GPS: 07:38
• 距離: 9.3km
• 登り: 885m
• 下り: 888m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:32

距離 9.3km 登り 885m 下り 888m

5:20 八方池山荘
5:46 5:51 石神井ケルン
6:09 第二ケルン
6:21 6:22 八方ケルン
6:33 第三ケルン
6:54 6:59 下の樺
7:54 扇雪渓
8:13 8:24 丸山
9:29 9:55 唐松岳頂上山荘
10:43 丸山
10:55 扇雪渓
11:43 下の樺
11:59 八方池
12:07 12:08 八方ケルン
12:18 第二ケルン
12:29 12:33 石神井ケルン
12:49 八方池山荘
12:52 ゴール地点

天候

晴れ、なれど暴風　山頂気温-11℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

前日（20日）13：30　八方第二駐車場

コース状況／危険箇所等

3月後半の雪山としては雪も腐る前で良いコンディションでした。
但し、21日は朝から風速10m越え、昼に向かうにつれ20m前後はあると思われる強風が積もった雪を巻き上げ、耐風姿勢を強いられる時間が長くなりました。
→　21日昼過ぎからゴンドラとリフトも停止しました

その他周辺情報

前泊：八方池山荘・・・暖かい！夕食が地元食材の豊富なビュッフェ形式
　　　　　　　　　　　登山に不要な荷物を扉付きロッカーで預けることができる
　　　　　　　　　　　のが、一番うれしいサービスでした

写真

3/20 15:18

初日、偵察を兼ねて第一ケルンの少し上まで

3/20 15:23

右奥に白馬三山

3/20 15:24

今夕以降に降雪予報はないので、これだけ踏み跡がしっかりあるから…と少し安堵（風で巻き上げた雪が見事に消してしまうとは…）

3/20 15:39

白馬岳と杓子岳

3/20 15:43

鑓ヶ岳と杓子岳

3/20 16:02

シュカブラの造形

3/20 17:25

山荘の夕食前、鹿島槍と五竜も顔を出してくれました。

3/21 5:16

ピンボケですが…
私がもたもたしてたので、15分遅れで出発

3/21 5:19

3/21 5:49

第一ケルン辺りで日の出
上空は晴れなれど…

3/21 6:23

奥にいらっしゃるお三方にトレース付けて頂きました(^^;

3/21 6:39

3/21 6:44

下の樺　幹に何やら

3/21 6:45

定点撮影してる動物観察のカメラのようです
正面から覗いてはおりません（笑）

3/21 6:47

樺尾根を通過して丸山へ

3/21 7:24

ピッケルがずっぽり

3/21 9:24

唐松頂上山荘脇の石垣についたエビのしっぽ

3/21 9:27

100−200ほど頑張って登ったところで、耐風姿勢を崩せない進めない状態になり、撤退！

3/21 9:29

地吹雪怖〜

3/21 10:04

八方尾根最上部で振り返る。別のパーティも小屋から引っ返して下山

3/21 10:11

3/21 10:20

このモニュメントのようなの
一列に繋がっていて面白い

3/21 10:39

この地吹雪でシュカブラの造形ができていく

3/21 10:43

マジの耐風姿勢登行でした

3/21 10:44

3/21 10:55

まだ登ってくる方々

3/21 11:01

3/21 11:26

白馬の平地部が見える

3/21 11:40

踏み跡見失うと膝上から太もも真ん中くらいの積雪帯に

3/21 11:46

3/21 11:57

八方池の上？
昨夜の暴風の中過ごされた強者の天幕、私は無理💦

3/21 12:07

八方池山荘が見えてからもどんどん風が強くなりました

3/21 12:12

地吹雪の中を下山

3/21 12:21

ずっと地吹雪

3/22 7:51

おまけ
翌日は山頂部も雪煙がかかっていませんでした〜！
松本市城山公園より

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark IV Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

PENTAX KF RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー バラクラバ 毛帽子 着替え アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ゴーグル タオル ツェルト ナイフ カメラ 曇り止め 双眼鏡 白金カイロ

感想

tngsn

唐松岳直下のコル付近まで進んだ所で耐風姿勢から殆ど身動きできなくなって登頂を断念、八方池山荘近くまで下山しても風は収まらず前々日の新雪が地吹雪となってトレースを消していく。雪山での天候変化の恐怖を身をもって感じた登山でした。

河内飯盛山

河）tngsnさんとの積雪期登山、4年目。正直、今回の21日本番は、山荘を出てのっけからの地吹雪で「第一ケルンで撤退？」と声に出しかけましたが、「行くよな？」との他に選択肢を与えない確認に背中を押されました（笑）
　ソロでは間違いなく山荘に引き返していたであろうところ、登頂こそできなかったけど、3年前の乗鞍以上の強風の中での山行、師匠（と呼んでます）に引きずっていってもらえたからこその良い経験になりました。