山行記録: 温かさと冷たさの赤岳（撤退）

記録ID: 7919997

全員に公開

積雪期ピークハント／縦走

八ヶ岳・蓼科

温かさと冷たさの赤岳（撤退）

2025年03月21日(金) [日帰り]

山梨県長野県

zve01117

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 08:15
距離: 16.0km
登り: 1,399m
下り: 1,590m

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歩くペース

速い

0.8～0.9

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 6:15
休憩: 1:52
合計: 8:07

距離 16.0km 登り 1,399m 下り 1,590m

5:32

3分

赤岳山荘

5:42

5:43

59分

美濃戸

6:41

62分

中ノ行者小屋跡

7:43

8:14

8分

行者小屋

8:22

48分

赤岳・阿弥陀岳分岐

9:10

9:11

8分

赤岳主稜チョックストーン

9:18

9:19

20分

文三郎尾根分岐

9:40

9:53

4分

キレット分岐

9:57

9:58

4分

文三郎尾根分岐

10:02

10:13

20分

赤岳主稜チョックストーン

10:33

10:36

6分

赤岳・阿弥陀岳分岐

10:42

11:33

45分

行者小屋

12:18

43分

中ノ行者小屋跡

13:01

4分

美濃戸

13:05

8分

やまのこ村

13:14

23分

赤岳山荘

13:37

13:38

10分

河原奥の氷柱

13:47

八ヶ岳山荘

天候	曇り時々晴れ、強風。南沢ルートの樹林帯は風花、文三郎尾根を上がった先の稜線（中岳分岐）に近づくにつれて地吹雪が強まった
過去天気図（気象庁）	2025年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車「道の駅蔦木宿」で車中泊。「道の駅こぶちさわ」のトイレはお尻洗浄機能付きだったので、今度来るときはこちらを利用しようと思いました。 4:45頃に美濃戸口の八ヶ岳山荘駐車場に移動。山荘の自販機前で一人淋しく出発の身支度を整えて居るときに車で美濃戸まで行かれる方が親切に声を掛けてくださり、有り難く同乗させて頂いた。美濃戸口から美濃戸の赤岳山荘駐車場までは、四駆且つチェーン必須で、距離にして2.6㎞、標準コースタイム52分の体力を温存出来ました。感謝申し上げます。ありがとうございました。八ヶ岳山荘駐車場は、800円でコーヒー一杯サービス。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	私が八ヶ岳を訪れた中での最高積雪量でした。赤岳鉱泉2025.3.19のお知らせには「大雪から雪崩発生に注意」との見出しで、南八ヶ岳で今季最大の積雪量、赤岳鉱泉から上はほぼトレース無し、気温上昇で雪崩発生のリスク高まる等の記載あり。文三郎尾根樹林帯の積雪も多くトレースは膝辺りまでの深さでしっかりありました。樹林帯を抜けると次第に風が強くなり、雪が舞い上がる地吹雪状態、トレースも薄くなりました。赤岳山頂直下の岩稜帯（キレット分岐付近）では、あらゆる方向からの地吹雪に襲われます。稜線も雪が締まっておらずアイゼンの効きが悪かった。

写真

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車が少ない！平日だから？時間的に早いから？

2025年03月21日 05:38撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 5:38

車が少ない！平日だから？時間的に早いから？

嬉しいことに雪がたくさん

2025年03月21日 07:03撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 7:03

嬉しいことに雪がたくさん

いい感じ

2025年03月21日 07:13撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 7:13

いい感じ

大同心、小同心

2025年03月21日 07:16撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 7:16

大同心、小同心

行者小屋
今日はお休み

2025年03月21日 07:50撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 7:50

行者小屋
今日はお休み

ガスってるけど、この時点では撤退など考えてもいない

2025年03月21日 07:50撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 7:50

ガスってるけど、この時点では撤退など考えてもいない

皆が赤岳を目指しています

2025年03月21日 08:41撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 8:41

皆が赤岳を目指しています

この辺りが赤岳主稜のトラバース地点ですか？

2025年03月21日 09:09撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 9:09

この辺りが赤岳主稜のトラバース地点ですか？

ガスも少なくなってきて陽も射しだし、行ける行けると意気込んでいる頃

2025年03月21日 09:09撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 9:09

ガスも少なくなってきて陽も射しだし、行ける行けると意気込んでいる頃

風に混じる雪が増えだし、トレースが薄まり始める。
この頃から・・・もしかするとトレース同様に登頂意欲も薄れ始めたのかも。結果的にこの後の1時間は写真を1枚も撮っていない。心的余裕を失っていた模様

2025年03月21日 09:09撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 9:09

撤退後のショット
赤岳から硫黄岳へと続くあの稜線を辿りたかったなぁ。

2025年03月21日 10:08撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 10:08

撤退後のショット
赤岳から硫黄岳へと続くあの稜線を辿りたかったなぁ。

登山あるあるで、下山すると晴れるとか風弱まる・・・なんてことになるのか？

2025年03月21日 10:11撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 10:11

登山あるあるで、下山すると晴れるとか風弱まる・・・なんてことになるのか？

撤退後にすれ違った方達は無事登頂したのかな。凄いなぁ。
自分も今日のような天候でも登頂できるようになりたい。

2025年03月21日 11:30撮影 by F-51B, FCNT

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3/21 11:30

撤退後にすれ違った方達は無事登頂したのかな。凄いなぁ。
自分も今日のような天候でも登頂できるようになりたい。

撮影機器：

F-51B FCNT

感想

zve01117

今回は日帰りで美濃戸口から赤岳→横岳→硫黄岳を縦走する予定でしたが、酷寒な地吹雪で赤岳山頂手前20数メール（キレット分岐の手前）地点で早々に撤退しました。
風というよりも顔への雪対策が疎かだったので今後のために考え活かしたい。
撤退したキレット分岐手前では、顔に雪のシャワーを浴びている状態で濡れるし、露出している地肌は痛く凍傷になるのではと不安になるし、手袋でバラクラバ操作出来ないし、サングラスに付着した雪が凍り付き視界は悪いし、ゴーグルに交換しようにもこの状況下では取り出せないし、キレット分岐手前で登山者の滞留が起きてしまうし・・・
風が強いことは予報で覚悟していましたが、風に雪が加わることへの準備が私には出来ていませんでした。反省！
ある意味で良い経験でした。
行者小屋に着いてウエアのファスナーを下ろそうとしたら凍り付いていたために動きませんでした。冬用のテントにファスナーが使われていない理由を実体験しました。
出発では、人の温かさ。
稜線では、地吹雪の冷たさ（自然の厳しさ）に触れられた雪山山行でした。

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