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Yamareco

記録ID: 7923615
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

守門岳(強風のため大岳ピストン)

2025年03月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
たこたらこ その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
12.1km
登り
1,081m
下り
1,081m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:08
休憩
0:26
合計
5:34
距離 12.1km 登り 1,081m 下り 1,081m
4:58
3
スタート地点
5:01
5:11
75
6:26
4
6:30
34
7:04
3
7:07
7:08
38
7:46
15
8:01
8:02
11
8:13
8:23
6
8:29
8
8:37
20
8:59
9:00
24
9:24
4
9:28
59
10:27
10:30
2
10:32
ゴール地点
天候 快晴・強風
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【車でのルート】
○国道290号線から石峠第二スノーシェッドすぐ近くから県道407号線(魚沼市側。県道347号線を長岡市栃尾側から入らないように注意。)に入り、小さな集落を抜けながら除雪終了地点まで、ひたすら北上します。
○しばらくはしっかり片側一車線ですが、崖の下など雪崩が懸念されるポイントなどはあえて除雪されず、片側塞がれているので注意が必要です。
○除雪終了地点に近づくと、よほどの早朝組でなければ既に先行者が路駐していると思うので、慎重に進みます。概ね1.5~1.8車線ほどの幅があるので、キープレフトを貫けば問題はないと思いますが、時折見通しの悪いところに車が停まっていることがあるので注意が必要です。
○グーグルマップで検索する場合は「二口登山口 公衆便所」で検索するとよいかと思います。(保久礼登山口で検索すると長岡市側の道を案内されるようです。)
【駐車場周辺の状況】
○除雪終了点が駐車場で概ね4、5台停められそうです。
○下山時点で路駐の列はかなり伸びていましたが、駐車場からせいぜい数百メートル、長くて1kmあるかないかくらいだと思います。
○除雪終了点は車が狭く、圧雪状態になっており、スタックしている車も見受けられました。スタックの危険のほか、転回などにも影響が出そうなので無理な駐車はやめましょう。路駐車が見えた時点で車を停めた方がよいと思われます。そもそも歩きに来ているのだから、道路歩きが数百メートル延びたところで問題ないはず。
○路駐の皆さまは十分に車を端に寄せており、道幅が狭い箇所には駐車しないなど配慮されており、帰りの運転に支障などは一切ありませんでした。
○県道に接続する国道の時点で、山間の小規模集落の趣であり、県道からはどんどん山に入っていくので、商店はもちろん、自販機、公衆トイレも見当たりません。準備は事前に済ませておくのが吉です。
コース状況/
危険箇所等
【概要】
○大岳ピストンであれば危険個所はないと言って問題なく、快適性は別として軽アイゼンでも大丈夫かと思います。
○完全に雪山ですが、多くの方が入っているため、新たな積雪や視界不良などがない限り道迷いの危険性は低いと思います。
○気温が上がると踏み抜きがきついので、早立ちがよいかと思います。
○冬山期間中は、トイレ、小屋は雪の下であるため、可能な限り事前に用足ししておくか、携帯トイレやビニール袋を持参しましょう。(コース上に人糞があり、大変不愉快だった。)
【詳細】
○冬季除雪終了点から保久礼駐車場
・つづら折りの道路を直登するイメージです。
・らくルート上は、基本的に尾根道を歩いていくイメージですが、沢上にトレースがついている部分もありました。いずれにしてもルート復帰するので過度に心配する必要はありません。
・終始なだらかですが、気温が上がると踏み抜き地獄で、帰りは特に大変でした。
○保久礼駐車場から大岳
・駐車場のインフォメーションセンター(着替え場、トイレ)は屋根の一部を残し、雪の中・・・
・しばらくは樹林帯歩きが続き、夏道でいう「第二展望台」手前あたりで、高木はなくなり、前後ともに絶景です(夏は山頂直下まで灌木に囲まれているようですので、冬山の醍醐味です。)。
・樹林帯を抜けて見えてくるピークは偽ピーク。偽ピークから見えるピークは本物です。
・樹林帯まではザラメ上で踏み抜き地獄。
・樹林帯以降も表面はザラメですが、全体的に硬く締まっており、山頂直下の一部ではカチカチに凍っている箇所もあります。
・勾配のピークは偽ピークまで。偽ピークを越えても先は長く見えますが、意外とすぐ到着します。
その他周辺情報 登山口周辺何もなく、県道407号線沿いは住家中心の小規模集落しかないため、一度、国道に出ない限り、温泉や飲食店、買い物の場を見つけるのは難しいと思います。
【温泉】
○登山後は長岡市栃尾の「おいらこの湯」を利用しました。国道290号線沿い、駐車場完備なので入りやすいですし、サウナ、飲食設備備え付きなので使い勝手がいいです。市外在住者は600円。登山口から車で20分程度。
○前泊地として滞在した魚沼市広神地区の「神湯温泉倶楽部」は大規模・綺麗でこちらもサウナや飲食設備が備わっているほか、規模の大きいお土産コーナー、仮眠スペースもあります。日帰りも10:00~22:00までなので、下山が遅れても無問題。
○距離はありますが、魚沼市湯之谷地区の栃尾又温泉は雰囲気も良く、ぬるい・ラジウム泉と特徴がありおすすめです。
【飲食店】
○登山口周辺で食べるならば、国道まで出て、上条か入広瀬まで行く必要があります。
○長岡市栃尾地区や魚沼市小出地区まで出れば、食事に困ることはないのではないでしょうか。
○我々は帰路を急いでいたほか、新潟へぎそばのファンでもあるため、小嶋屋総本店の燕三条店で食事をとりました。
【買い物環境】
○栃尾・小出地区を除いた290号線沿いにはAコープ等の小規模スーパーしかなく、19時過ぎるとどこも閉店している感じです。
○時間を気にせずまとまった買い物をするのであれば、やはり長岡栃尾地区か魚沼市の小出地区でこなすのが無難。原信小出東店は24時まで営業しており、大変助かりました。
前泊した神湯温泉俱楽部
着いた時も、出発時も真っ暗であったため、外観は分かりにくいが、かなり大規模・綺麗な温泉宿泊施設。
素泊まり8000円なり。
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前泊した神湯温泉俱楽部
着いた時も、出発時も真っ暗であったため、外観は分かりにくいが、かなり大規模・綺麗な温泉宿泊施設。
素泊まり8000円なり。
チェックイン・食事後、小出の街に出て買い出しに。
24時まで営業しているので安心感があります。
2025年03月21日 20:02撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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3/21 20:02
チェックイン・食事後、小出の街に出て買い出しに。
24時まで営業しているので安心感があります。
登山開始。
登山口から100m以内くらいのところに停められました。
2025年03月22日 05:00撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 5:00
登山開始。
登山口から100m以内くらいのところに停められました。
駐車場を過ぎるとすぐ大雪原。
アイゼンを装着します。
2025年03月22日 05:10撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 5:10
駐車場を過ぎるとすぐ大雪原。
アイゼンを装着します。
西川をまたぐ
2025年03月22日 05:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 5:17
西川をまたぐ
2025年03月22日 05:22撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 5:22
2025年03月22日 05:43撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 5:43
2025年03月22日 06:03撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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3/22 6:03
夏山の場合、まだ登山口にすら到着していないが、後ろの景色は既に美しい。
対して標高も高くないのに、この景色。桁違いの積雪量と山深さを思い知る。
2025年03月22日 06:03撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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3/22 6:03
夏山の場合、まだ登山口にすら到着していないが、後ろの景色は既に美しい。
対して標高も高くないのに、この景色。桁違いの積雪量と山深さを思い知る。
長峰の頂上直下。
特に山頂名板等はなく・・・
2025年03月22日 06:10撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 6:10
長峰の頂上直下。
特に山頂名板等はなく・・・
大岳・袴岳が見えてきました。
うーむ遠い・・・
まだ保久礼登山口には到着していない。
2025年03月22日 06:21撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 6:21
大岳・袴岳が見えてきました。
うーむ遠い・・・
まだ保久礼登山口には到着していない。
保久礼登山口を通過し、引き続き尾根登り。
樹林帯に突入します。
2025年03月22日 06:48撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 6:48
保久礼登山口を通過し、引き続き尾根登り。
樹林帯に突入します。
夏道は階段地獄なんだとか。
2025年03月22日 07:15撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 7:15
夏道は階段地獄なんだとか。
樹林帯を抜けると、景色は天国
ピークもすぐそこに見えるが、そこは偽ピーク
2025年03月22日 07:28撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 7:28
樹林帯を抜けると、景色は天国
ピークもすぐそこに見えるが、そこは偽ピーク
2025年03月22日 07:51撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 7:51
振り返ると長岡の山々の絶景。
眼下の山々はさほど標高も高くないはずだが、真っ白。
2025年03月22日 07:51撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 7:51
振り返ると長岡の山々の絶景。
眼下の山々はさほど標高も高くないはずだが、真っ白。
大岳山頂に近づくとシュカブラ(風紋)が目立つ。
2025年03月22日 07:57撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 7:57
大岳山頂に近づくとシュカブラ(風紋)が目立つ。
三時間ほどで登頂。
守門岳本峰が目にはいる。
ものすごい景色
2025年03月22日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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3/22 8:17
三時間ほどで登頂。
守門岳本峰が目にはいる。
ものすごい景色
かすんでいるが、化け物みたいにでかい山が奥に見える。
山座同定できないのが悔しい
2025年03月22日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 8:17
かすんでいるが、化け物みたいにでかい山が奥に見える。
山座同定できないのが悔しい
長岡方面
2025年03月22日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 8:17
長岡方面
中津又岳。
どこが雪庇でどこが山上なのかわからないほどせり出している。

爆風のため、周回は断念し、下山
2025年03月22日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 8:17
中津又岳。
どこが雪庇でどこが山上なのかわからないほどせり出している。

爆風のため、周回は断念し、下山
同じ道を帰りますが、行きは遮二無二で気が付かなかった保久礼小屋。
屋根に積もった雪が角煮と呼ばれているらしい。。
2025年03月22日 09:22撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 9:22
同じ道を帰りますが、行きは遮二無二で気が付かなかった保久礼小屋。
屋根に積もった雪が角煮と呼ばれているらしい。。
だいぶ降りてきました。
相変わらず、守門岳はくっきり。
もしかして周回できた??
2025年03月22日 09:47撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 9:47
だいぶ降りてきました。
相変わらず、守門岳はくっきり。
もしかして周回できた??
登山口近くの橋。
こちら側からみると、どんだけ雪が積もっていたのかがよくわかる。
2025年03月22日 10:18撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 10:18
登山口近くの橋。
こちら側からみると、どんだけ雪が積もっていたのかがよくわかる。
おつかれちゃーん。
縦列路駐の列はきたときよりずっと伸びていて1km弱くらいありそうでした。
2025年03月22日 10:31撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3/22 10:31
おつかれちゃーん。
縦列路駐の列はきたときよりずっと伸びていて1km弱くらいありそうでした。
登山後の食事は新潟十日町名物の「へぎそば」
十日町の小嶋屋総本店に行きたい気もしましたが、帰路と真逆のため、燕三条店で。

つるつるののど越しと歯切れの良さが他の追従を許さない・・・気がする。
へぎそば大好きです。
2025年03月22日 13:09撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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3/22 13:09
登山後の食事は新潟十日町名物の「へぎそば」
十日町の小嶋屋総本店に行きたい気もしましたが、帰路と真逆のため、燕三条店で。

つるつるののど越しと歯切れの良さが他の追従を許さない・・・気がする。
へぎそば大好きです。

装備

個人装備
アイゼン(GRIVEL エアーテックEVO・ニューマチック GV-RAATNME) ストック

感想

【前置き】
長年あこがれていた守門岳の大雪庇。
実は10年くらい前に、登山口まで行きましたが、雨が土砂降りだったので、リベンジ登山でした。
天気予報はずっと晴れだったため、テンションは爆上がりで、この山行のために360°カメラを購入してしまうほど期待は高まっていました。
余力があれば、編集の上、勇気を振りしぼってyoutubeに公開し、ヤマレコでも公開したい・・・かも?

【ルート選定】
元々は、大雪庇を見ること、広大な雪原歩きを楽しむことを目的としていたので、大岳→袴岳→青雲岳のを周回するコースを考えていました。
ヤマテンでは大荒れ警報(強風)が出ていたため、天気自体は快晴で気温も高そうだったので、まず大岳まで行ってみてダメだったら引き返すこととしました。
樹林帯を抜けても、ほとんど風もなく、暑いくらいでしたが、降りてくる方は皆一様に、すごい強風で周回は断念したと言います。
半信半疑で登り続けると、山頂直下でいきなり強風。
立っていられないほどではありませんでしたが、先行者も誰もおらず、さほど雪山の経験知識もないので、断念することとしました。

【山行の感想】
東北地方在住者とはいえ、日常生活圏では根雪がつくことも珍しい地域で生活しているため、新潟の中でも豪雪地帯である魚沼の雪量には圧倒されました。
登山開始数分で、一面雪だらけの絶景を楽しめました。
帰り道はピストンのため同じ景色であることに加え、気温の上昇に伴い踏み抜きがすごく、消化試合感もありましたが、静寂の早朝登山とは異なり、大変な賑わいで、守門岳の人気を改めて感じることができました。
ちなみに、同行者より明らかに踏み抜いている数が多く、自分の体重を感じる登山で、悲しみもありました(泣)
動けるデブを目指すなどどいっている場合ではない。

【次回は】
次こそは、守門岳を満喫するべく周回コースを踏破し、再リベンジを果たすと誓いました。
でも、ヒメサユリが咲く夏山期も魅力的なので、近々に再訪するかも(笑)

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