守門岳(強風のため大岳ピストン)



- GPS
- 05:33
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,081m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:34
天候 | 快晴・強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○国道290号線から石峠第二スノーシェッドすぐ近くから県道407号線(魚沼市側。県道347号線を長岡市栃尾側から入らないように注意。)に入り、小さな集落を抜けながら除雪終了地点まで、ひたすら北上します。 ○しばらくはしっかり片側一車線ですが、崖の下など雪崩が懸念されるポイントなどはあえて除雪されず、片側塞がれているので注意が必要です。 ○除雪終了地点に近づくと、よほどの早朝組でなければ既に先行者が路駐していると思うので、慎重に進みます。概ね1.5~1.8車線ほどの幅があるので、キープレフトを貫けば問題はないと思いますが、時折見通しの悪いところに車が停まっていることがあるので注意が必要です。 ○グーグルマップで検索する場合は「二口登山口 公衆便所」で検索するとよいかと思います。(保久礼登山口で検索すると長岡市側の道を案内されるようです。) 【駐車場周辺の状況】 ○除雪終了点が駐車場で概ね4、5台停められそうです。 ○下山時点で路駐の列はかなり伸びていましたが、駐車場からせいぜい数百メートル、長くて1kmあるかないかくらいだと思います。 ○除雪終了点は車が狭く、圧雪状態になっており、スタックしている車も見受けられました。スタックの危険のほか、転回などにも影響が出そうなので無理な駐車はやめましょう。路駐車が見えた時点で車を停めた方がよいと思われます。そもそも歩きに来ているのだから、道路歩きが数百メートル延びたところで問題ないはず。 ○路駐の皆さまは十分に車を端に寄せており、道幅が狭い箇所には駐車しないなど配慮されており、帰りの運転に支障などは一切ありませんでした。 ○県道に接続する国道の時点で、山間の小規模集落の趣であり、県道からはどんどん山に入っていくので、商店はもちろん、自販機、公衆トイレも見当たりません。準備は事前に済ませておくのが吉です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【概要】 ○大岳ピストンであれば危険個所はないと言って問題なく、快適性は別として軽アイゼンでも大丈夫かと思います。 ○完全に雪山ですが、多くの方が入っているため、新たな積雪や視界不良などがない限り道迷いの危険性は低いと思います。 ○気温が上がると踏み抜きがきついので、早立ちがよいかと思います。 ○冬山期間中は、トイレ、小屋は雪の下であるため、可能な限り事前に用足ししておくか、携帯トイレやビニール袋を持参しましょう。(コース上に人糞があり、大変不愉快だった。) 【詳細】 ○冬季除雪終了点から保久礼駐車場 ・つづら折りの道路を直登するイメージです。 ・らくルート上は、基本的に尾根道を歩いていくイメージですが、沢上にトレースがついている部分もありました。いずれにしてもルート復帰するので過度に心配する必要はありません。 ・終始なだらかですが、気温が上がると踏み抜き地獄で、帰りは特に大変でした。 ○保久礼駐車場から大岳 ・駐車場のインフォメーションセンター(着替え場、トイレ)は屋根の一部を残し、雪の中・・・ ・しばらくは樹林帯歩きが続き、夏道でいう「第二展望台」手前あたりで、高木はなくなり、前後ともに絶景です(夏は山頂直下まで灌木に囲まれているようですので、冬山の醍醐味です。)。 ・樹林帯を抜けて見えてくるピークは偽ピーク。偽ピークから見えるピークは本物です。 ・樹林帯まではザラメ上で踏み抜き地獄。 ・樹林帯以降も表面はザラメですが、全体的に硬く締まっており、山頂直下の一部ではカチカチに凍っている箇所もあります。 ・勾配のピークは偽ピークまで。偽ピークを越えても先は長く見えますが、意外とすぐ到着します。 |
その他周辺情報 | 登山口周辺何もなく、県道407号線沿いは住家中心の小規模集落しかないため、一度、国道に出ない限り、温泉や飲食店、買い物の場を見つけるのは難しいと思います。 【温泉】 ○登山後は長岡市栃尾の「おいらこの湯」を利用しました。国道290号線沿い、駐車場完備なので入りやすいですし、サウナ、飲食設備備え付きなので使い勝手がいいです。市外在住者は600円。登山口から車で20分程度。 ○前泊地として滞在した魚沼市広神地区の「神湯温泉倶楽部」は大規模・綺麗でこちらもサウナや飲食設備が備わっているほか、規模の大きいお土産コーナー、仮眠スペースもあります。日帰りも10:00~22:00までなので、下山が遅れても無問題。 ○距離はありますが、魚沼市湯之谷地区の栃尾又温泉は雰囲気も良く、ぬるい・ラジウム泉と特徴がありおすすめです。 【飲食店】 ○登山口周辺で食べるならば、国道まで出て、上条か入広瀬まで行く必要があります。 ○長岡市栃尾地区や魚沼市小出地区まで出れば、食事に困ることはないのではないでしょうか。 ○我々は帰路を急いでいたほか、新潟へぎそばのファンでもあるため、小嶋屋総本店の燕三条店で食事をとりました。 【買い物環境】 ○栃尾・小出地区を除いた290号線沿いにはAコープ等の小規模スーパーしかなく、19時過ぎるとどこも閉店している感じです。 ○時間を気にせずまとまった買い物をするのであれば、やはり長岡栃尾地区か魚沼市の小出地区でこなすのが無難。原信小出東店は24時まで営業しており、大変助かりました。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン(GRIVEL エアーテックEVO・ニューマチック GV-RAATNME)
ストック
|
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感想
【前置き】
長年あこがれていた守門岳の大雪庇。
実は10年くらい前に、登山口まで行きましたが、雨が土砂降りだったので、リベンジ登山でした。
天気予報はずっと晴れだったため、テンションは爆上がりで、この山行のために360°カメラを購入してしまうほど期待は高まっていました。
余力があれば、編集の上、勇気を振りしぼってyoutubeに公開し、ヤマレコでも公開したい・・・かも?
【ルート選定】
元々は、大雪庇を見ること、広大な雪原歩きを楽しむことを目的としていたので、大岳→袴岳→青雲岳のを周回するコースを考えていました。
ヤマテンでは大荒れ警報(強風)が出ていたため、天気自体は快晴で気温も高そうだったので、まず大岳まで行ってみてダメだったら引き返すこととしました。
樹林帯を抜けても、ほとんど風もなく、暑いくらいでしたが、降りてくる方は皆一様に、すごい強風で周回は断念したと言います。
半信半疑で登り続けると、山頂直下でいきなり強風。
立っていられないほどではありませんでしたが、先行者も誰もおらず、さほど雪山の経験知識もないので、断念することとしました。
【山行の感想】
東北地方在住者とはいえ、日常生活圏では根雪がつくことも珍しい地域で生活しているため、新潟の中でも豪雪地帯である魚沼の雪量には圧倒されました。
登山開始数分で、一面雪だらけの絶景を楽しめました。
帰り道はピストンのため同じ景色であることに加え、気温の上昇に伴い踏み抜きがすごく、消化試合感もありましたが、静寂の早朝登山とは異なり、大変な賑わいで、守門岳の人気を改めて感じることができました。
ちなみに、同行者より明らかに踏み抜いている数が多く、自分の体重を感じる登山で、悲しみもありました(泣)
動けるデブを目指すなどどいっている場合ではない。
【次回は】
次こそは、守門岳を満喫するべく周回コースを踏破し、再リベンジを果たすと誓いました。
でも、ヒメサユリが咲く夏山期も魅力的なので、近々に再訪するかも(笑)
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