鷲ヶ岳スノトレ(鷲ヶ岳スキー場in/out) ※本年11回目

2025年03月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 13.8km
• 登り: 927m
• 下り: 923m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:01

距離 13.8km 登り 927m 下り 923m

4:55 鷲ヶ岳スキー場
5:16 5:21 鷲ヶ岳スキー場 第二駐車場
5:51 スキー場離脱点
6:33 6:34 桑ヶ谷林道終点
7:17 桑ヶ谷林道分岐
7:23 林道出合い
7:31 7:35 一ぷく平
7:50 7:59 林道駐車場
8:34 9:11 鷲ヶ岳
9:37 9:41 林道駐車場
9:54 10:15 一ぷく平
10:21 林道出合い
10:26 桑ヶ谷林道分岐
10:47 桑ヶ谷林道終点
11:24 11:28 スキー場合流点
11:43 鷲ヶ岳スキー場 第二駐車場
11:54 11:55 鷲ヶ岳スキー場
11:56 鷲ヶ岳スキー場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日、猿ヶ馬場山から下山後、道の駅白尾ふれあいパークまで乗りつけ、車中泊

コース状況／危険箇所等

途中までスキー場のゲレンデ端を直登していくが、レインボー第一クワッドリフト上部(標高1145m辺り)からスキー場を外れて林道に合流する必要あり。合流点はナイトハイクだとわかりづらい。
ヤマレコ上の「桑ヶ谷林道終点」なる場所を過ぎても、しばらくずっと林道と違わない景色が延々続き、一ぷく平まで来るとやっと林道が終わる感じ。
一ぷく平から一旦下って再び林道に合流し、ヤマレコ上の「林道駐車場」(夏季の登山口？)からが、本気の雪山登山となる。偽ピークまで急登を登りあげると、あとは平和なビクトリーロードを登れば山頂。

その他周辺情報

下山後は、鷲ヶ岳スキー場に併設された鷲の湯(1000円)で日帰り入浴！

写真

3/22 19:36

前夜、猿ヶ馬場山から下山後、道の駅白尾ふれあいパークへ。マイカーでくつろぐ友！手元には前夜に引き続き晩酌用の焼酎！

3/22 21:12

私は20時にはや就寝。友は夜な夜な晩酌してた模様(笑)。はよ寝ぇや！

3/23 3:36

当日朝、前日同様、道の駅のトイレでカップラ用のお湯作り！

3/23 3:59

本日はワカンを持たず、アイゼン(540g×2)を含め7kgの荷を背負い、スノーシューズ(スポルティバ_ガッシャブルム5｜855g×2)でアタック！

3/23 4:45

鷲ヶ岳スキー場の第一駐車場(下)が出発地点。第二駐車場(上)は冬期は一般車進入禁止と思われる、実際は行けるけど。

3/23 4:46

第一駐車場のちょい上(ゲレンデ下)でシンボリック写真を撮るも、往路はこのゲレンデ端を歩くのではなく、巻くようについている林道沿いに登山開始しました！

3/23 5:21

第一駐車場から林道を歩くこと20分、第二駐車場へ到達！ここから未明のゲレンデ端を歩きます！

3/23 5:25

私は早々にアイゼンを装着！
前日、つぼ足で猿ヶ馬場山を登り下りした友は当然につぼ足のまま！

3/23 5:46

アイゼンの爪は、圧雪車に整備されたゲレンデとの相性が最高で、小気味よく登れます！

3/23 5:51

ゲレンデを外れて林道に下りるポイントを逃し、ヤマレコアプリに道外れアラートを鳴らされ気づきました(汗)。レインボー第一クワッドリフト上部(標高1145m辺り)でスキー場とお別れ！

3/23 6:09

林道は平坦なんだけど、朝6時にして早くも雪が緩くて、そこそこに足が沈み込むので少し歩きづらい！

3/23 6:33

スキー場を離れてから林道歩くこと40分、桑ヶ谷林道終点なる場所を通過、引き続き林道と変わらない光景が続く・・・

3/23 7:01

日の出から1時間程度経ち、やっと太陽が見えた！林道終点手前辺りより、前日のスノーモービルと思しきキャタピラー跡が延々続いてる。前日遭難案件あったのかなー!?

3/23 7:17

太陽の下が鷲ヶ岳！とこの時は思ったが、実際には手前の偽ピークだった！

3/23 7:18

鷲ヶ岳(手前の偽ピーク)をバックに！

3/23 7:21

雪上に落ちてるピンクテープに興奮し、撮影する友(笑)。

3/23 7:21

そこになぜか写り込んでいる私(笑)。

3/23 7:23

小高い丘、一ぷく平が見えてきた。スノーモービル跡はここでUターンしてました。

3/23 7:25

一ぷく平へ登る友！絵になる構図 part1♪

3/23 7:28

振り返ると、鷲ヶ岳スキー場のゲレンデトップが！

3/23 7:29

ゲレンデトップをドーンと！

3/23 7:32

林道終点を過ぎてからも林道らしき樹林帯を歩き続けること55分で一ぷく平へ。藤原頼保の顕彰堂がありました！

3/23 7:34

一ぷく平を過ぎると、再び下り、ほどなく林道に合流します！

3/23 7:45

林道最終盤。ここから右の斜面から雪崩れてくるリスクのある区間に入ります。夏季は車も入れる区間なのかな!?

3/23 7:49

上部の雪庇は一回雪崩れているようだが、再びいつ崩落し、雪崩れてきてもおかしくない状況。足早に通過すべし！

3/23 7:58

林道駐車場(夏季の登山口？)にて。この時は、鷲ヶ岳を指しているつもりだった！

3/23 8:00

スタートから2時間40分、友もアイゼンをつけ、ついにここから本格雪山登山開始！

3/23 8:06

この時は眼の前のピークが鷲ヶ岳かと思ってて、かなりの急登に見え、どう攻めるんだろうと疑心暗鬼で歩いてました！

3/23 8:24

実は見えてるピークは偽ピークでしたが、この偽ピークへの急登こそが今日のハイライト。急登を登ってくる友！

3/23 8:26

偽ピークに登って、ついに鷲ヶ岳のリアルピークを捉える！

3/23 8:29

鷲ヶ岳は目前！平和なビクトリーロード！

3/23 8:34

山頂直下を黙々とハイペースで登る私！

3/23 8:36

鷲ヶ岳スキー場ゲレンデ下から3時間半、夏季登山口からだと50分、三百名山289座目(百名山100座＆二百名山100座含む：残12座)となる鷲ヶ岳へ登頂！

3/23 8:37

少し遅れてヤマトモも登頂！

3/23 8:39

予報では周囲の峰々すべてが全時間帯晴れ予報でしたが、晴れてはいるものの霞んでいて遠望は利きづらい陽気でした。
後方(南側)は名もなきピークで、しばし郡上市と高山市を隔てる市境稜線が続いているようです！

3/23 8:40

友が山頂台地の端まで偵察中！

3/23 8:41

気温は4〜5℃、風は4m/秒。まぁ、温かい陽気ですな。

3/23 8:43

前夜、バローで調達したプリンアラモード！ぷちぷちに包んで持参したのに、上下逆さまになってて型崩れしてもうた・・・

3/23 8:46

でも味は何ら変わらず！スイーツ男子サイコー！

3/23 8:50

鷲ヶ岳スキー場を挟んで、二百名山・大日ヶ岳の斜面に大規模に広がる、ダイナランド〜高鷲スノーパーク！

3/23 8:56

いつも上機嫌の友も、いつも以上にご満悦な様子！三百名山狩りの北陸山ツアーに同行してくれてありがとう！

3/23 9:02

白山も肉眼ではうっすら見えるものの、昨日の猿ヶ馬場山に引き続き、遠望はいまいち・・・

3/23 9:06

故郷に帰ってきたオラフも取り出して！さぁ、プリンも食ったし、今日中に東京へ帰るし、とっとと下山するぜ！

3/23 9:12

山頂直下の平和なスノーハイキング♪

3/23 9:13

遠方に霞む白山撮影に夢中！

3/23 9:17

復路(下山)の偽ピーク直下は、往路と違うルートで巻くように下りていきます！右側に転落しないよう要注意！

3/23 9:17

偽ピークをトラバースしながら下る友！絵になる構図 part2♪

3/23 9:22

往路、アイゼンの爪＆ウィペットのピックを利かせながら登った急坂のハイライト区間。帰りは余裕！

3/23 9:24

急坂を下り終え、安全地帯に下り終えた！ワインレッドの心♪と叫んだが、友には気づかれずスルーされた(笑)。

3/23 9:34

白山が浮かび上がりつつあるが、依然いまいち・・・

3/23 9:35

往路も気を遣った雪庇張り出しの危険地帯を望遠！

3/23 9:37

友は夏季登山口で付けたアイゼンを、同じ場所で外しました。私は面倒なのでスキー場ゲレンデ下までアイゼンを履き通します！

3/23 9:43

雪庇張り出しを下から見上げる。近々落ちてくる気がします。人を巻き込みませんように・・・。

3/23 9:59

一ぷく平まで戻ってカップラタイム♪

3/23 10:04

雪山で食べるカップラーメンの旨さったら♪

3/23 10:15

小腹を満たしので、本格的に下山開始！

3/23 10:17

大体私が先行するので友を後ろから撮る機会は少ない、貴重な構図だ(笑)

3/23 10:17

スキー場のTopが二百名山の大日ヶ岳。その左奥に2週間前に同じ友と登った野伏ヶ岳の台形がおぼろげに見えるんだが・・・（肉眼では全く見えない）

3/23 10:17

右に白山、左に別山、時々刻々と見えるようになってきているのかな、これでも。

3/23 10:21

一ぷく平を下りきり、再びスノーモービルのUターン地点を通過！

3/23 10:38

後は退屈で緩やかな林道を延々歩くのみ！

3/23 10:41

時に踏み抜くとこーなります！

3/23 10:47

一ぷく平から30分、桑ヶ谷林道終点を通過し、名実ともに林道区間へ！

3/23 10:53

退屈過ぎる林道歩きも友がいると楽しめます♪

3/23 10:58

長い長い林道歩き！しかもちょいちょい沈み込み、不快！

3/23 11:23

林道終点から37分(往路は42分)、鷲ヶ岳スキー場のゲレンデが見えてきた！

3/23 11:28

ゲレンデへ復帰！ゲレンデ〜鷲ヶ岳〜ゲレンデ間では、復路で一人のハイカーとすれ違ったのみなのに、ここからは大量のスキーヤー＆ボーダーと一緒♪

3/23 11:27

肉眼では全く見えませんが、ズーム撮影すると、2週間前に同じ友と登った野伏ヶ岳が見えました〜♪

3/23 11:27

ボーダー越しに大日ヶ岳！

3/23 11:31

下方にゲレンデ下のホテルレインボーが見えた！

3/23 11:31

ホテルレインボーに至るゲレンデ！

3/23 11:31

ホテルレインボーへズームイン！

3/23 11:32

さぁ、後はゲレンデ端を歩いて下るのみ！

3/23 11:32

左の大日ヶ岳に加えて、右奥には白山も見えてきました！

3/23 11:40

安全なゲレンデを黙々と下ります！

3/23 11:55

鷲ヶ岳から2時間10分、トータル5時間40分で鷲ヶ岳スキー場ゲレンデ下(第一駐車場)まで下山完了！

3/23 11:59

駐車場でアイゼンを外しました〜！

3/23 12:12

駐車場より白山(御前峰)！

3/23 12:12

駐車場より別山！

3/23 12:17

ヤマトモCarのフロントガラス内でアイゼンとスノーシューズを天日干し♪

3/23 12:21

スキー場併設の鷲の湯へ！

3/23 12:29

立ち上がると駐車場の人やホテルレインボー入口前の人と目が合うおおらかな造りの露天風呂(笑)

3/23 13:07

ひと風呂浴びた後はスキーヤー＆ボーダーに混じってゲレ食！岐阜のソウルフード(だと勝手に思っている)、鶏ちゃんのサラダ丼を頂きました〜！

3/23 13:19

登山者は確実にアウェー。ここはスキー場ですから(笑)。

3/23 14:36

金沢駅へ向かう東海北陸自動車道の車窓より！猿ヶ馬場山付近を通る飛騨トンネルなどトンネル区間も多いけど、辺り一帯白銀の峰々ばかりで助手席で眺めている分には最高です♪

3/23 14:46

左は2日前に登った奥医王山で、鞍部を挟んで蛇尾山(医王山)や白兀山。鞍部から下はイオックスアローザスキー場で、形を見ただけでわかるのは2日前に登った山だから！

3/23 15:28

金沢駅まで送ってもらい、2日間雪山を共にした友とお別れ！車出してくれて、一緒に付き合ってくれて、本当にありがとうね♪

3/23 15:33

さぁ、金沢駅から鉄路で東京へ！

3/23 16:04

飯は東京で食うため、居酒屋新幹線は軽ぅく！

3/23 19:50

最寄り駅の行きつけの店にて、いつもの麻婆豆腐丼！

3/23 20:12

信玄餅が大好きな子供らに、飛騨みやげの”とち餅”を！似たような味でおいしゅう頂きました〜！

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

Canon PowerShot SX740 HS Canon

Pixel 9 Pro Fold Google

A401SH SHARP

感想

happygo

（北陸Day3）
前日、積雪期しか登れない猿ヶ馬場山を踏破した後、北陸最終日は岐阜の郡上市/高山市を分かつ三百名山・鷲ヶ岳へ。北陸じゃないじゃん、と言うなかれ。金沢駅in/outなので、今回の山旅は東京人の私にとっては、あくまで北陸編なのであーる(笑)。

鷲ヶ岳へは、鷲ヶ岳スキー場から登るんですが、最初はゲレンデ歩き、途中に長い長い退屈な林道歩き、最後は夏季登山口からのショートな雪山登山、といった感じの構成です。

最初はゲレンデの端歩きとなりますが、ゲレンデを離れて林道に下りるポイントは、暗いうちはもちろん、明るい時間でも気をつけてないと簡単に通り過ぎてしまう可能性大。実際私は、ヤマレコアプリの道外れトーキのアラートで気付かされましたよ。そのまま歩きやすいゲレンデトップへ向かってしまうと鷲ヶ岳山頂へは行けないので要注意ですね。

それ以降は退屈でダラダラ長い林道歩きです。しかも林道終点なる地点からもそれまでと何ら景色が変わらない林道っぽい道が延々続き、結局ゲレンデを離れてから一ぷく平までの林道相当区間は往路は95分、復路は70分もあります！夏季は車で登山口まで乗りつけられるようですが、それではこの山へ登る喜びがほとんど感じられない気がするので、鷲ヶ岳スキー場下からの冬季登頂を選択して正解だったような気がします♪

夏季登山口手前に一度雪崩れた急斜面横を通過する区間があり、二度目の雪崩がいつ起きてもおかしくない状況につき、細心の注意が必要ですね。夏季登山口から鷲ヶ岳手前の偽ピークへ登りあげる急登が危険を伴う唯一のハイライトで、ヤマレコMapのみんなの足跡(紫)を参考にした当初計画では右側から巻く予定でしたが、現地では巻くルートのトレースがなく、直登ルートにはトレースがあったので、現地判断で直登・直下降を選択しました。こうした現地判断力はやはり実践でしか学び得ないものかもしれませんね。この偽ピークへの直登ルート以外は、なんてことのない初級の雪山ハイキングといったレベルの山でした。

最終的に鷲ヶ岳スキー場ゲレンデ下から3時間半、夏季登山口からだと50分で、三百名山289座目(百名山100座＆二百名山100座含む：残12座)となる鷲ヶ岳へ登頂できました。予報では白山を含め、周辺の山域一帯晴れ予報でしたが、霞がかって遠望は利きづらく、山頂からはお隣の二百名山・大日ヶ岳程度しか山座同定できなかったのが心残りでしたね。条件がよいと、北アルプスや中央アルプス、2週間前に登った同じ郡上市の野伏ヶ岳も見えるはずだったんですが。

三百名山の残12座のうち8座が北陸エリアで、残雪期を含め、天候次第でまだまだ北陸通いが続きそうなので、タイミングが合えば、また地元在住のヤマトモに声をかけて、北陸の三百名山をカウントアップしたいですね♪

山頂ではプリンアラモード、復路の一ぷく平ではカップラーメンを食し、鷲ヶ岳からは2時間10分、トータル5時間40分で鷲ヶ岳スキー場ゲレンデを発着点とする登山をコンプリート。スキー場に温泉が併設されているので、下山即風呂となり、便利な山域ですね。

2025年に入ってから、冠山(2/1)、野伏ヶ岳(3/9)、医王山(3/21)、猿ヶ馬場山(3/22)、鷲ヶ岳(3/23)と積雪期の三百名山を5座踏破しました。北陸山旅はまだまだ続きますよ〜！